早いもので、読み聞かせボラのイベントが終わり、10日以上が経ちました。
このままだと記録を残しそびれてしまいそうなので、活字にしたいと思います。
年に1回やる、学校の読み聞かせボランティアのイベント時期が、
今年は夏休み前に決まり、1ヶ月ほど毎週練習を積んでいました。(1)
今回やったパネルシアターは、私達にとって初の試みで、
わからないところも多かったのですが、役割分担をし、(2)
息を合わせながら練習をしていきました。
おはなしを読む私と、紙人形を出してくれる人との呼吸を合わせることを、
とても大切にしました。
バタバタするのでなく、丁寧に作業することを心がけていたように思います。
本番前日にパネルシアターのセッティングをしたかったのですが、
学校側が前日にその会場(特別教室)を使うため、前日にセッティングができず、
当日の朝、朝早く会場に足を運び、みんなでセッティングをしました。
最初は当日の朝のセッティングの時間が、そんなに早い時間ではなかったのですが、
この時期、私が朝に体調を崩すことが多かったので、
メンバーに場合によっては朝早く行けないかもしれないことを話しました。
すると、それなら少し早めに集まろうということになり、
早めに集まってセッティングしたことが、余裕に繋がり、
本番前に少し練習をする余裕もできたので、バタバタしないですみました。
下の子が小さかったり、朝早すぎると我が子もまだ家にいたりと、
壁はいろいろあったのですが、当日の朝、早めに行けて本当に良かったです。
バタバタした状態で本番に入ると、うっかりが多くなる傾向にあるので・・・
本番は少しミスがありましたが、致命的なミスではなかったので、
「大丈夫。みんなうまくできたね!無事で来てよかったね!」
と、声を掛け合いました。
忙しい中、練習の時間を作り、準備をしてきたということだけでも、
メンバーにとっては大変なことだったのは、私もよくわかっていました。
下の子が小さい、働いている、病院に通院しているなど、
みんなそれぞれ忙しい中、時間を作って練習していたのです。
携帯電話のメールでも、CCでみんなにメールをし、
意見を出し合ってどうするかを決めてきました。
私は中心になって意見を言ったり、企画をするタイプですが、
いくらそれをしても、メンバーがついてきてくれなかったら、
読み聞かせボラのイベントはできません。
しかし、メンバーは前向きに参加し、意見もしてくれたので、とても助けられ、
「自分ばかりやっている」といった孤独感を、全く感じませんでした。
いい感じで役割分担ができており、メンバーひとりひとりのことを、
みんなが尊重していたので、本番もいい流れでやることができたと思います。
子ども達のリアクションは、その時はあまりよくわかりませんでしたが、
その日の放課後など、道を歩いている私に、子ども達が
「ありがとうございました!!」
と、声をかけてくれたり、私の顔を見ると嬉しそうにしてくれる子ども達がいたり、
他のメンバーからも、子ども達からお礼を言われたなどと連絡があったので、
子ども達も楽しい時間を過ごせたことがわかりました。
練習をしていて、わからないことなどが多かったので、注意点を書いた台本や
今回使ったお手製のポスターなどは処分せず、パネルシアターのアイテムの中に入れ、
次にやる人の何らかの参考になるようにしてみました。
今回よかったなぁと思った点は、
みんながいいものを作り上げたい!!
という気持ちが強かったことです。
最初はこの気持ちがそんなに強くなかったのですが、
練習を重ねていったら、だんだんきちんとやりたいと思う気持ちが強くなってきたので、
前向きな言葉をかけ、励まし合いながら練習をすることができました。
読み聞かせのイベント関係は、学校などでやる場合は
一人でやることが少ないので、チームワークが大切になってきます。
メンバーによっては考え方の温度差もあると思いますが、
自分の希望ばかりを通すのでなく、
みんなと話し合って、メンバーでうまくやることを目指した方が、
いい結果に繋がりやすいです。
注意点などがある場合は、言い方に気を付けて伝えると、
相手を否定するような伝え方になりません。
何かを押し付けたりすることは、絶対しないようにします。
一人で頑張ろうとするのでなく、みんなに声をかけながら、
一緒に決めていくのが、やっぱりいいなと思いました。
体調崩したりしてしまったりして、迷惑をかけてしまったけれど、
いろいろ助けてくれて、ありがとう!!
私の至らない部分をカバーしてくれた、ボラのメンバーに感謝です。
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【注】
(1) 練習に関しては、過去ログ
「読み聞かせボラのイベント練習開始!」 「気持ちが一つに!読み聞かせボラのイベント練習」 「明日はいよいよ読み聞かせイベント本番」 参照。
(2) パネルシアターは一人でやることが多いが、学校の読み聞かせボラなどでは、何人かですることがある。
【今日(昨日)読んだ本】
★ 森枝卓士 文・写真 『手で食べる?』 福音館書店、2005年(たくさんのふしぎ傑作集)。
「食事を未だに手で食べる癖がある息子に。導入のページが面白く、子どもの共感をそそる。」(148/200 絵本)
★ 森枝卓士 文・写真 『カレーライスがやってきた』 福音館書店、1992年(たくさんのふしぎ傑作集)。
「日本の子供はカレーライス好き。子どもの心をつかむ、カレーの歴史!自宅での読み聞かせにも。」(149/200 絵本)
M.H.エッツ 文&絵/ 石井桃子 訳 『森のおばけ オーリー』、岩波書店、1974年。
「『もりのなか』のようなタッチの絵で、漫画の様なコマ割り。白黒の世界がなんともいえません!」(150/200 絵本)