MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

絵本の読み聞かせの“MAYU CLUB” ~学校司書まゆみの絵本棚~ へようこそ!!

“MAYU CLUB” ~まゆみの絵本棚~ は絵本の読み聞かせにハマったMAYUが、絵本やインテリア、自分の育児などについて思ったことを綴っています。 高3の息子と中1の娘の母で、現在は学校図書館で司書として働いています。

まずは我が子が興味を示す絵本を選ぶ

2014年04月30日 | 絵本・児童書の読み聞かせ
この1週間くらい、私と小2の息子は児童書から遠ざかっていました。

最近、読み聞かせタイム=児童書を読む という雰囲気になっていたので、
読み聞かせの時間が、お互い苦痛になっていたからです。

息子が絵本タイムの時に児童書を持ってくるので、読んでいたのですが、
まだ児童書の内容と息子の心の成長が、一致していない気がします。

なんだか背伸びをしているような気がしてならないのです。
長い文章についていけず、集中力が切れ、
指先をいじりだしたりする姿を見て、

「やさしい文章であっても、この子の心に寄り添うような絵本の方がいい」

と、思いました。

それから、借りていた児童書を図書館に全部返し、
数日間、息子に読み聞かせをしませんでした。
少し、本と距離を置いてみた方がいいと思ったのです。

すると、数日後、家の絵本を手に取るようになりました。

翌日、「良書にこだわるよりも、その子が興味を示すような本の方がいい」

と思いながら、図書館で息子が好きそうな本を選び、
家に置いておいたところ、早速本を手に取っていました。(1)

最近は、学校や図書館がすすめている本や、
読み聞かせボラに向いていそうな絵本ばかりを借りていたので、
息子はつまらなかったのだと思います。

もちろん、それらは興味深い本ではありますが、
今の息子が関心を示す内容かと言ったら、そうではない気がしました。

以前は息子が興味のありそうな絵本等を借りてきた私が、
なんだか学校で薦めているような本ばかりを借りてくるので、
面白くないと感じのかもしれません。

ボラでよさそうな絵本を借り、息子にも読んでもらおうとするのでなく、
ボラはボラで、息子の好きそうな絵本は、別途借りようと思いました。

食事もそうですが、いかにも体にいい食事ばかりよりも、
子どもが好きな料理をベースにし、そこに栄養なども考えて作る方が、
夕食の時間が楽しい雰囲気になるのです。

息子はきっと、私が読み聞かせボラや良書の事ばかり考えていたことを、
感じ取っていたのだと思います。

そんなことよりも、自分のことを考えてほしいと、
思っていたのかもしれません。

最近は「もう2年生になったし、この子の成長を考えて・・・」
という気持ちが強かった気がします。

家庭での読み聞かせで、何よりも大切なことは、
親子で楽しい時間を過ごすことなのに・・・

今一度、原点に戻って、子どもとの楽しい時間を過ごすことに、
重点ををおこうとおもいました。

読み聞かせボラや、絵本の勉強も大事だけれど、
我が子に読み聞かせをする時期は、限られているので、
今、このときを大切にしたいと思います。

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【注】

(1)その時のことは、過去ログ 「楽しい!!と感じることを大切にしたい」 参照。

【今日読んだ本】

「だんなも、だんなも、大だんなさま」 石井桃子編・訳 J・D・バトン 画 『イギリスとアイルランドの昔話』 福音館書店、1981年 所収。
「短いけれどインパクトがあり面白い。おはなしならではの楽しさがある。」(23/40 おはなし)

おはなしを覚える練習をする

2014年04月29日 | ストーリーテリング(おはなし)
7月に子ども達の前でおはなしを語ることになったので、
最近は語る予定のおはなしを、少しずつ覚えています。(1)

平日の子ども達が家にいない時間帯に、簡単な発声練習をした後、
おはなしを語る練習にとりかかるのですが、
まだ語る段階というよりは、おはなしを覚えている最中といったほうがいいかもしれません。

おはなしを覚える作業は、何かを覚えることが苦手な私には、
苦痛以外の何物でもないのですが、おはなしの世界を描くことは好きなので、
お話のテキストを読み、世界をイメージしながら、言葉を自分の中に取り入れていきます。

そのとき、おはなしの世界を想像しながら、テキストの言葉を繰り返し口にするのですが、
舌が回っていない個所や、重々しい感じで語っていることなど、いろいろな点に気が付きます。

人に言われるのでなく、自分で気づくことができるのは、
小さな快感かもしれません。(2)
そして大きな快感は、本番で子ども達とお話を楽しめた時だと思います。
子ども達の前では、まだ語ったことがありませんが。

おはなしの練習は大変ですが、絵本の読み聞かせにも応用できるところがあるので、
自分の中で言葉を消化して、自分の言葉で語れるようになりたいです。

ちなみに、極力けコンスタントな練習を心がけているのですが、
明日から夫がGW休みに入るため、練習がやりにくくなります・・・

1週間やらないと、練習の再開がしにくくなるので、
2,3日に1回でもいいので、夫に少し外に出てもらい、
1時間くらい一人になる時間を作って、覚える練習をするつもりです。

GWを挟むため、来月のストーリーテリングの会のときに、
全部覚えて語れるか怪しいところですが、
おはなしのイメージはしっかり自分の中に取り込んでおきたいです。

そして何よりも、おはなしを想像することを楽しみたいと思います♪

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【注】

(1)過去ログ 「ストーリーテリングの会に参加して――発見の連続」 参照。

(2)快感については、過去ログ 「林真理子 特別講演 「小説を書く時間」」 参照。

【今日読んだ本】

★ 安野光雅 作・絵 『はじめてであう すうがくの絵本3』 福音館書店、1982年。
「1と2はゲーム感覚。3は難しいと思うが、息子は気に入っている。」(85/100 絵本)

「おスだんなと、おスおくさん」 石井桃子編・訳 J・D・バトン 画 『イギリスとアイルランドの昔話』 福音館書店、1981年 所収。
「男の人って昔から変わらないのかも?と思った。大人も楽しめる夫婦のおはなし。」(22/40 おはなし)

楽しい!!と感じることを大切にしたい

2014年04月28日 | 我が子の読書
昨日は、子ども達と過ごす時間を重視したので、ブログと絵本の勉強をお休みしました。
コメントの返信が遅れています。今しばらくお待ちくださいm(__)m

以前もブログに書いたことがあるのですが、我が家の子ども達は
家事が丁寧に行き届いていると、とても機嫌がよくなります。(1)

今週は押入れの下のおもちゃコーナーを整理し、(2)
息子だけでなく、娘が一人でおもちゃをみつけられるようにしたところ、
おもちゃの稼働率が高くなりました。

絵本コーナーもそうですが、大人がちょっと手を加えると、
手に取ってくれるようになります。

そういえば、息子が好きそうな工作の本を図書館で借りたので、
その本の表紙が見えるように、さりげなく本棚の前に立てかけておいたところ、
早速見つけて工作を始めたので、子どもの目に入りやすい工夫は大事だと思いました。

家族が一緒に食事をすることができる週末は、
できるだけ子ども達が好きな料理を作るよう心がけると、食事の時間がにぎわいます。

今日は夕食のときに、息子と一緒に餃子を作り、夫に焼いてもらい、娘が味見をするなど、
ワイワイガヤガヤしながら作っていたので、いつもより料理に時間がかかり、
絵本タイムがとれなかったのですが、楽しい時間が過ごせました。

絵本の読み聞かせもいいけれど、それに代わる、もしくはそれ以上
楽しい時間が過ごせていれば、読み聞かせにこだわらなくてもいいのかなと思います。

本も、絵本や読み物だけにこだわらず、図鑑や工作などの本も、
積極的に取り入れていきたいと思いました。

個人的には、もっと文学に出合ってほしいと思うのですが、
ここはあせらず、本との出合いを楽しめたらと思います。

「楽しい!!」

こう感じることを、大切にしたいと思いました。

楽しいことをするきっかけづくりを、これからもさりげなくしていきたいです。

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【注】

(1)過去ログ 「家事育児が丁寧だと家族がご機嫌に」 参照。

(2)過去ログ 「家の中の無駄そうなスペースが、実は大事だったりする」 参照。

【今日読んだ本】

いしかわこうじ 作・絵 『はなのさくえほん』 童心社、2010年。
「しかけ絵本。何のお花かあてるのが楽しい。幼稚園児~のおはなし会におすすめ。」(84/100 絵本)

たばたせいいち 作・絵 『ひ・み・つ』 童心社、2004年。
「文のリズムがいい。手紙のページがお気に入り。心を揺さぶられる絵本。大人にも。」(20/100 再読)

「ミアッカどん」石井桃子編・訳 J・D・バトン 画 『イギリスとアイルランドの昔話』 福音館書店、1981年 所収。
「いたずらっ子な男の子におすすめ。「ヨボレンボ」という名前も面白く、おはなしならではの楽しさがある」(20/40 おはなし)

「浦島太郎」 稲田和子・筒井悦子 著 『子どもに語る 日本の昔話2』 こぐま社、1995年 所収。
「お姫様が方言を話しているのが新鮮だった。実際このおはなしを耳から聞いてみたい。」(21/40 おはなし)

クレヨンハウスで洋書の絵本探し

2014年04月25日 | 絵本・児童書関係
今日は娘と息子が一緒に楽しめそうな洋書の絵本(1)を探しに
クレヨンハウスへ行ってきました。

絵本で子どもに英語を教えているの?!

と、聞かれそうですが、子どもに英語の勉強をさせたいとかではないです。

私自身、英語はずっとやっていないので、はずかしながら
すっかり忘れているのですが、英語の響きは大好き!

時々、翻訳絵本を読んでいると、「原書を読んでみたいな~」と思うことがあるので
図書館で借りたり、書店で買い求めたりしています。

いきなり英語では読めなくても、日本語訳の絵本を読んでいると、
洋書の絵本を読んでも、だいたい何が書いてあるかが、想像できるので、
英語がすっかり抜けている私でも、絵本の雰囲気を楽しむことができるのです。

子ども達も、我が家にある数少ない洋書の絵本が好きで、
時々読んでくれとリクエストしてきます。

日本語版と英語版の、両方がある絵本でも、
その時の気分によって、英語版とかを持ってきたりするので、
子どもは感覚で絵本を楽しんでいるんだなと思いました。
ちなみに私も洋書の絵本は感覚で楽しんでいます。

なので、娘と息子が一緒に、感覚で楽しめそうな洋書の絵本を
児童書専門店のクレヨンハウスで探したところ、
案の定、規模の大きい図書館より、洋書の絵本が充実しており大満足!

ペーパーバック(2)だと、紙質がかなり悪いものがありますが、
表紙が簡単な防水になっているタイプのものが多く、
耐久性がそこそこあっていいなと思いました。

しかし、あれもこれも気になって決められなかったため、
今の娘にピッタリだと思った、日本語の絵本を買って帰宅。
洋書の絵本より、そちらの方が気に入ったので。

候補の絵本が何冊かみつかったので、じっくり購入を検討したいと思います。

ちなみに、我が家で一番人気のある洋書の絵本は
マーガレット・ワイズ・ブラウンの、"GOODNIGHT MOON"(3)で、
子ども達は韻を踏んだ絵本がお気に入りなので、
今日も韻を踏んだものを探していました。

洋書の絵本は日本のものと、デザインが少し異なったり、ペーパーブックと、
ハードカバー、サイズ違いなどで、同じ洋書の絵本でも、印象が異なったりするので、
私は極力実物を見るようにしています。
大きな図書館だと、洋書の絵本が置いてあることが多いので、そちらもチェック。

日本語版がよかったからといって、原書がいいわけでもないので(逆も然り)、
購入までかなり慎重ですが、「これだ!」と思う一冊を選ぶのは楽しい作業なので、
そこにたどり着くプロセスを楽しみたいと思います。

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【注】

(1)この記事では英語圏で出版された、英語で書かれてある絵本のことを指す。

(2)ハードカバーでなく、月刊「こどものとも」のような、薄い絵本のこと。ハードカバーの絵本よりも安めだが、紙質がよくないものもある。

(3)マーガレット・ワイズ・ブラウン作/クレメント・ハード 絵/瀬田貞二 訳『おやすみなさい おつきさま』(評論社、1979年)の原書のこと。

【今日読んだ本】

甲斐信枝 作・絵 『たんぽぽ』 金の星社、1984年。
「綿毛が飛ぶタイミングで読むならこちら。絵が大きいので教室でもOK.(80/100 絵本)

★ 森谷憲 文・寺島龍一 絵 『たべられるしょくぶつ』 福音館書店、1972年(かがくのとも傑作集)。
「文も絵もわかりやすい。種とと野菜の比較がわかりやすい。普遍性あり。」(81/100 絵本)

★ 川田健 文・薮内正幸 絵・今泉吉典 監修 『しっぽのはたらき』 福音館書店、1972年(かがくのとも傑作集)。
「絵が美しい。参加型の科学絵本なので幅広い年齢の読み聞かせに。」(82/100 絵本)

★ アンドリュー・ダッド 文/エマ・クェイ 絵/落合恵子 訳 『おやすみ、ぼく』 クレヨンハウス、2009年。
「寝る前に、子どもの体をさすりながら読んであげたい絵本。愛を感じる文と訳。」(83/100 絵本)

林真理子 特別講演 「小説を書く時間」

2014年04月23日 | 講演会や勉強会
今日は子どもの読書活動推進フォーラムで、
作家の林真理子さんの講演があったので、行ってきました。

林真理子さんの娘さんが本を読まない話題で盛り上がり、
作家の娘で、小さいころから読み聞かせをしていても、
子どもが本好きになるわけではない現実を知り、なんだか肩の荷が下りました。

「子どもに読み聞かせをしましょう!」といったことを語られるより、
悩んでいることを語られる方が、「有名な作家さんでも育児に悩んでいるんだな~」
と思うと、林真理子さんも作家でありながら、母親なんだと再認識させられ、
勝手に「わかります~!」といった、仲間意識を持ってしまいます。

私だけじゃないんだと思うと、すごく気持ちが楽になるのです。

けれど、育児でクヨクヨするので終わらせずに、
悩みを小説のネタにしてしまうのだから、さすがです。

長続きする仕事は、快感がないと続かないとおっしゃっており、
読み聞かせボラで言うなら、子どもが絵本とつながった時など、
快感だよなぁと思いながら、講演を聞いていました。

では、毎日のように更新しているブログを書くことで、
どんな快感が得られるかを考えてみました。

やっぱり読者の方から「私も読み聞かせしています!」「いつも読んでいます!」
「いい刺激を受けています!」などといった意見をもらったときでしょう。

自分が書いたものが、人の原動力や楽しみになっていたら、嬉しくありませんか?

私は神様ではないので、やっぱりそうした声は励みになります。
コメントがなくても、ランキングで応援してもらったりすると、
こんなマニアックなブログを応援したいと思ってくれる人がいるなんてと思うと、
嬉しくなるんです。

コメントやランキングを上げることが、ブログを書く目的じゃないのですが、
周囲の応援や心の支えになっています。

子どもへの読み聞かせだって、コンスタントにやったところで、
目に見えた効果が出てくるかといったら、かなり疑問ですが、
もともと効果のようなものを求めていないですが
読み聞かせを通じて、子どもと通じ合えた瞬間は最高です!!

あの瞬間が忘れられなくて、読み聞かせをしているといってもいいくらいで、
親が楽しいから絵本を読んでいるぐらいが、ちょうどいいと思いました。(1)

最近は息子の読書について、悩むことが多かったのですが、
今日の林真理子さんの講演から、いいヒントを得ることができたので、
参加してよかったです。

自分が心の底から「楽しい!!」「やりがいを感じる!!」
と思うことは、今後も気長に続けていこうと思いました。

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【注】

(1)過去ログ 「今は親子で本を楽しめたら、それで十分」 参照。

【今日読んだ本】

★ 得田之久 文・織茂恭子 絵 『かくかくしかく』 童心社、2009年。
「四角が何かに変身する。1月や5月の幼児向けのおはなし会に。シリーズ本。」(78/100 絵本)

中川洋典 作・絵 『きいてるかいオルタ』 童心社、2013年。
「絵がとてもいい。これを読むと自分を変えることができる気持ちになる。」(79/100 絵本)

得田之久 文・織茂恭子 絵 『まるまるころころ』 童心社、2007年。
「まるが何かに変身する。春の幼児向けのおはなし会に。おそらくシリーズの中で一番人気かと。」(18/100 再読)

中川ひろたか 文・奥田高文 写真 『てんとうむし ぱっ』 ブロンズ新社、2009年。
「しゃくとりむしの手遊びの前に読むことの多い写真絵本。赤ちゃんもOK!」(19/100 再読)

【管理】カテゴリーに「はじめまして」を追加しました

2014年04月22日 | 管理人からのお知らせ
いつもMAYU CLUBに足を運んでくださり、ありがとうございます。
今日は三つのことをお伝えしたいと思います。

まずは一つ目・・・

昨日、初めて当ブログを訪問した人でも、
私がどんな人で、どんな考えをもってブログを書いているかを、
すぐわかるようにしたいと思い、カテゴリーに「はじめまして」という項目を追加しました。

よく足を運ぶブログで、「はじめまして」というカテゴリーがあり、
とてもわかりやすかったので、こちらでも使わせていただくことにしたのです。

以前書いた自己紹介の記事が、だいぶ古くなってしまったので・・・(1)

「MAYU CLUBへようこそ!!」という記事の日時を変えた方が、
他の絵本の記事を読むときに、目障りでなくていいなと思ったのですが。
いつごろ書いた記事なのか、わかるようにしておきたかったので、
敢えて日時の変更はしませんでした。

そして二つ目・・・

今月中くらいは、ブログにアクセスすると、過去ログと一緒にこの時期が出てきますが、
記事が古くなれば、目につかなくなると思うので、ご理解の程、宜しくお願い致します。

最近は、趣味のインテリアの記事などが増えました。

本当はこうした記事はあまり書かないつもりでいたのですが、
ここ数日、絵本の勉強をする夢を見ることが増えたので、
これはまずいと思い、少し気分転換ネタも取り入れることにしたのです。

けれど、家事をしていると、体を動かすからか、気分転換になり、
いいアイデアが浮かぶこともあったりするので、
そうしたことも、伝えられたらと思っています。

そして最後に・・・

ブログ記事の最後に載せている【今日読んだ本】は
これらは子どもに読んだ本ではなく、「私自身が読んだ本」です。
このことはブログのどこかにわかりやすく書こうと思っています。

本当は子どもと一緒に絵本を読みたいのですが、
二人とも自分の好きな本以外は、なかなか読ませてくれないので、
気になる絵本は一人で読んでいるのです。

時々、子どもと一緒に読んだ本が混じることがありますが、
そういった本は★印を付けるなどして、わかるようにする予定です。
(何かの参考になるかもしれないので・・・)

自分のモチベーションのために記録していただけなのですが、
「こんな本を読んでいるんだぁ」と思われる方もいるみたいで、
最後の最後まで目を通してもらっていることを、ありがたく思っています。

「その本読んだよ!」といった本の名前が出てきましたら、
コメント等で報告をしていただけると嬉しいです♪

地味なブログにもかかわらず、リピートして読んでくださっている方たちがいることを、
心の支えにして、これからも更新していきたいと思います。

今後ともMAYU CLUBを、どうぞよろしくお願い致します。

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【注】

(1)自己紹介の記事は、過去ログ 「まゆみの自己紹介1」 「まゆみの自己紹介2」 参照。

【今日読んだ本】

いとうみく 作・佐藤真紀子 絵 『かあちゃん取扱説明書』 童心社、2013年。
「母親が読み聞かせるのにはやや複雑。漢字にすべて振り仮名あり。本嫌いな子も読めそうな内容。」(19/50 児童書)

V/ベレストフ 原案/阪田寛夫 文/長新太 絵 『だくちる だくちる―はじめてのうた―』福音館書店、1993年。
「恐竜時代の絵本。イグアノドンの気持ちになって読むと素敵。絵が大きく教室でもOK。」(77/100 絵本)

ごんもつなつこ 作・絵 『なのはなみつけた』 福音館書店、2009年(かがくのとも傑作集)。
「菜の花をじっと見たくなる、良質な科学絵本。ボラで読むなら小2くらいから。」(16/100 再読)

★ 五味太郎 作・絵 『きいろいのはちょうちょ』 偕成社、1983年。
「楽しい型抜きのしかけ絵本。春、子どもと一緒にページを行き来しながら読みたい。」(17/100 再読)

MAYU CLUBへようこそ!!

2014年04月21日 | はじめまして
数あるブログの中から“MAYU CLUB”を訪問してくださって、ありがとうございます!

このブログは、絵本の読み聞かせが大好きな二児の母であるMAYUが、
絵本の読み聞かせなどで、学んだことや感じたことを綴っています。

最初に、私の自己紹介を少し・・・

学生時代、国文科出身だった一児の母が、上の子(息子)が1歳のときに
絵本の読み聞かせに出合い、それから絵本の虜になりました。

我が子に絵本を読むだけでなく、絵本の読み聞かせを通じて
何かできないかと思うようになり、上の子が2歳のときに、
NPO法人「絵本で子育て」センター主催の「絵本講師養成講座」を受講し、
八洲学園大学(通信制大学)で図書館司書の勉強を始めました。(2010年資格取得済み)

しかし、絵本のことを知れば知るほど、子どもが小さいうちに、
親子一緒に図書館の読み聞かせに参加をしたり、ふれあい遊びを大切にしたいという
気持ちが強くなり、下の子(娘)の妊娠をきっかけに、家庭での読み聞かせに専念します。

それから2年後、娘が1才を過ぎ、息子が小学校に入学したことをきっかけに、
小学校で読み聞かせボランティアを始め、絵本に関する勉強を再開しました。

しかし、自分一人ではモチベーションがなかなか上がりません・・・

そこで、ブログに絵本関係で勉強をしたことを記録することで、
モチベーションを維持していこう!ということになり、
日々の学びや反省を、ブログに記録をするようになりました。
といっても、ブログ自体は絵本の勉強をする前から、気ままに書いています。詳細は過去ログをご覧ください。

下の子が生まれてからは、興味の対象が絵本だけではなく、
ストーリーテリング(お話を語ること)や、わらべうた、児童書など、
子どもの文学全般になっていき、いろいろな本を読むようになりました。
(けれど今は子供に手がかかるため、おはなしの練習はお休み中。)

子どもの本が好きですが、それ以外の本にも興味があり、
JPICの読書アドバイザー養成講座で、本についての勉強もしました。(2015年資格取得済)

子どもの手が離れてきたら、絵本などの文学を通じて、
人と本との出会いをサポートする活動をするのが夢です。


ちなみに、私の勉強のモットーは「知識は使って活かす」「五感を大切にする」
ブログのモットーは、「読みやすい」「わかりやすい」「見た目が美しい」で、
書くことで、自身やブログを、みつめなおす機会を作るよう心がけています。

まだまだ未熟者ですが、成長する可能性が大いにあることだと前向きにとらえ、
自分が感じたことを、できるだけ本音で綴っていきたいです。

同じように、子どもの文学に関心があり、
読み聞かせボランティア等の活動のために、スキルを上げたいと思っている方や、
読み聞かせの魅力を、多くの大人たちに伝えていきたい方と、
切磋琢磨していけたら、これほど嬉しいことはありません!

未熟者ではありますが、どうぞよろしくお願い致しますm(__)m

【追記】 2024年5月19日

2018年に学校司書として働き始め、人と本との出会いをサポートしています!
小学校での読み聞かせボランティアも参加は減りましたが、OGとして継続しています。


※より詳しい自己紹介は、「まゆみの自己紹介1」「まゆみの自己紹介2」をご覧ください。

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【今日読んだ本】

ブログの最後に、私が読んだ本を一部を記載しており、表記は下記のとおりで、
子どもと一緒に読んだ本には、著者名の前に★印をつけています。

著者名 『書名』 出版社、出版年(シリーズ本等の詳細)
「その本に関する感想」 (全部で本を何冊読んだか記載) 

家の中の無駄そうなスペースが、実は大事だったりする

2014年04月20日 | 絵本とインテリア
春になってから、子供服や収納に入っている荷物を整理する機会が増えました。

収納の少ない、狭いマンション住まいなので、
おもちゃや絵本、服や学校で使う物の収納に、いつも頭を抱えています。

収納スペースのほとんどが、子ども達の遊び場になっているからです。

子ども達は押入れが大好きで、押入れの下段は
子ども達のウォークインクローゼットのようになっています。

押入れに入り、遊びたいおもちゃを取り出すのですが、
いつの間にか押入れで、かくれんぼをして遊んでいたり、
積み木の上に乗り「いすにすわる♪」と言って座ったりします。
よって、押入れの下段に収納ダンスを入れることができません・・・

キッチンの横に、0.5畳ほどの納戸があるのですが、ここを壁面収納のようにしたら、
使い勝手がいいのですが、納戸として使っていません。
ドアをとっぱらっい、今では息子の部屋になっています。

0.5畳?!と驚くかもしれませんが、ランドセルや教科書、
図書館で借りた本が置いてあり、そこに高さ30センチくらいの小さな机があり、
時々そこで読書を楽しんでいます。
机には電気スタンドも置いてあります。

リビングのテーブルで読めばいいのにと思うのですが、
図書館で借りた本置き場のすぐ横にあるからか、
この場所で読むのが好きなようです。
リビングのテーブルでも読むのですが、その時の気分で読む場所が変わります。

子どもって、狭いところが好きなようで、すぐそういったところに隠れたがります。
そして、家の中の狭い場所の大半は、貴重な収納スペースであることが多いです。

そうした場所を収納として使えていないので、物の保管には苦労していますが、
隠れ家で楽しそうに遊んでいるのを見ると、
一見無駄なように見える場所が、実は大事なのではという気がしてきます。

稼働率の悪い絵本でも、ふとしたときに手に取って読んでいるので、
無駄なようなものを大切にしたいと思いました。

といっても、家のスペースは限られているので、
私にできることは、DMやプリントをまめに処分(リサイクル)したり、
日用品や食料品など、ストックを買いすぎないようにしたりして、
遊ぶスペースや絵本スペースを確保しています。

家の中で家族がくつろぐ姿や、楽しそうにしている姿を見ると、
専業主婦がメインの私は、自分の仕事にやりがいを感じます。(1)

子ども達の体が大きくなり、学校で使うものも増えていき、
更に物を置くスペースのことで悩まされるでしょうが、
その時また、どうすれば家族が過ごしやすいかを考えて、
部屋の中の空間づくりをしていきたいと思います。

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【注】

(1)過去ログ 「絵本スペースを広くとるために・・・」 でも同じようなことを言っている。

【今日(昨日)読んだ本】

かたやまれいこ 作・かたやまけん 絵 『おつきさまこっちむいて』 2010年(幼児絵本ふしぎなタネシリーズ)。
「主人公の言葉がとってもいい。寝る前に読みたい絵本。2歳ごろから。」(75/100 絵本)

ジェイン=ヨーレン 詩/ ジョン=ショーエンヘール 絵/ 工藤直子 訳 『月夜のみみずく』 偕成社、1989年。
「どうやら原書は詩らしい。森の空気や女の子の気持ちが伝わってくる訳。」(76/100 絵本)

★ とよたかずひこ 作・絵 『どんどこももんちゃん』 童心社、2001年。
「リズミカルな擬態語が楽しい。ボラで読むときはかなり練習が必要。」(13/100 再読)

いちかわくみこ 作・ひろのたかこ 絵 『ねんねのうた』 佼成出版社、2011年。
「久し振りに読んだら懐かしい気持ちに。お母さんが癒される絵本。乳児向けののおはなし会でも。」(14/100 再読)

エドワード・アーディゾーニ 作・せたていじ 訳 『チムとゆうかんなせんちょうさん』 福音館書店、1963年。
「読むと自分がトムになった気分になる。訳もいい。年長~小3くらいまでOK。」(15/100 再読)

手持ち絵本のリスト化により見えてきたこと

2014年04月19日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
今月に入ってから、読み聞かせボラの時にスムーズに絵本を読めるように、
家にある絵本を少しずつリスト化しています。(1)

昨日は、4月と5月向けの絵本を、乳幼児向けの図書館での読み聞かせと、
小学校低学年向けの小学校での読み聞かせ学校向けに分けて書いてみました。

すると、4月向けのは多いのに、5月は少ないことがわかりました。

そう、春になると花が咲いたりするので、春向けの絵本は多いのです。
しかし、小学校での読み聞かせボラは、息子の通う学校の場合、
4月よりも5月の方が多いので、5月向けの絵本があると助かります。

私は読み聞かせボラの時、季節の科学絵本を導入に使うことが多いので、
5月向けの絵本は、図書館で借りておいた方がいいとわかりました。

4月だと、花や虫、5月だと若葉、6月は雨などを意識した絵本や、
遠足や運動会など、学校の行事を意識して絵本を選んだりもします。

ただ、その季節にならないとピンとこないものもあるので、
これは今年一年かけて、どんなものがピンとくるか、書き記していきたいです。

4月上旬と下旬だと、読む絵本が違うこともありますし、
4月下旬向けの絵本でも、5月に読んでもいい絵本もありますしね。

季節がすべてではないけれど、旬の絵本はやっぱりいいです。(2)
子ども達にとって、自然は身近なものだと思うので。

とりあえず、5月にある学校での読み聞かせボラで読む絵本を探すつもりで、
家にある4月5月向けの絵本を、継続してリスト化してみようと思います。
ない場合は図書館で探すことも視野に入れて・・・

改めて再読するのが楽しくて、思いのほかハマってしまいました♪

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【注】

(1)過去ログ 「手持ち絵本のリスト化計画」 「手持ち絵本のリスト化計画スタート!」 参照。

(2)過去ログ 「読み聞かせボラでは季節の絵本があるといい」 参照。

【今日(昨日)読んだ本】

まつおかたつひで 作・絵 『くさはらどん』 福音館書店、2010年(幼児絵本ふしぎなタネシリーズ)。
「bofore→afterを絵で楽しめる。細かいところまで親子で探して読みたい。」(72/100 絵本)

しんぐうすすむ 作・絵 『じゃぐちをあけると』 福音館書店、2009年(幼児絵本ふしぎなタネシリーズ)。
「2歳ぐらいから楽しめる水に関する科学絵本。幼児向けのおはなし会でおすすめ。」(73/100 絵本)

ローラ・ユングヴィスト 作・絵 ふしみみさを 訳 『せんをたどって せかいいっしゅう』 講談社、2008年。
「子どもに線をたどってもらい、親が読むスタイルがオススメ。へぇ~と思う話が多く、面白い。」(74/100 絵本)

小学生向けのおはなし会を見学して

2014年04月18日 | 絵本中心のおはなし会
今日は娘を保育園へ迎えに行く前に、図書館で行われている、
小学生向けのおはなし会を見学してみました。

息子が幼稚園年長さんの時に、何度か見学をしたことがあったのですが、
あの時とはだいぶ見方が変わり、小学校での読み聞かせの時間と、
図書館のおはなし会は、だいぶ違うことがよくわかりました。

まず一つ目は、持ち時間です。

朝の読み聞かせは10分~15分くらいなのに対し、
図書館でのおはなし会は、30分も持ち時間があるので、
かなり長い絵本を楽しむことができます。

時間帯も朝に学校で読むよりも、放課後のおやつの時間の方が、
子ども達がくつろいでいる印象を受けました。

二つ目は、場所です。

朝の読み聞かせは教室なので広く、横に長く子ども達が並ぶのに対し、
図書館は若干狭いので、読み手と聞き手との距離も近いです。

教室だと、30名以上の子供が見ることを想定して選びますが、
図書館だと10人くらいの子を想定して選べるので、
遠目がかなりきく絵本でないものも選べるので、読む絵本の選択肢が広がります。

最後は、聞き手です。

朝の読み聞かせは学校のある学年のクラスの子と決まっているので、
聞き手の学年を参考に選書できますが、
図書館だと始まるまで誰が来るかわからないので、
幼稚園年長~小2くらいまでの聞き手を想定し、みんなが楽しめるものを選びます。

まだまだ違う点はあるかもしれませんが、
場所や時間帯、聞き手でこんなにもおはなし会の雰囲気が変わるなんて・・・・
と驚きました。

読み手の方は、私が以前から気になっていた、
子ども達の顔を見ながら絵本を読むのでなく、
絵本を見ながら子ども達に読むことも実践されていました。(1)

子ども達の落ち着きがなく、絵本に集中していないときも多く、
最後まで持つか、心配しながら見ていたのですが、
聞き手が集中していなくても、読み手は動じることなく、
絵本を見ながら読んでいました。

すると、落ち着きのなかった子ども達の気持ちが、
また絵本に戻っていくじゃありませんか!

絵本を読んでいて、子ども達の顔は見えないけれど、
聞き手が聞いてくれていることを信じて、読んでいる感じがしました。

しかも、余裕がなくて字を追っている感じが全くありません。
それどころか、かなり読み込んでおり、読み方がかなり安定しています。

絵本を見ながら読んでいても、しっかり読み込んでいると、
こういう風に伝わるのかぁと思いました。

小学校でも自分がボラの当番でないときは、
他の人が絵本を読んでいるのを見学をしたりしてきましたが、
私の住んでいる自治体の、図書館の読み聞かせボラの方は、
かなり研修を積んでいるので、見ごたえも聞きごたえもありました。

改めて、人が読んでいるのを見るのは大事だと思いました。(2)

自分の未熟さを痛感し、辛く感じることも多かったのですが、
未熟だからこそ、吸収し、改善できるものがあると思うと、
発展途上も悪くない気がします。

やり方次第で、よくなる可能性が十分あるということですから!

今日は、来月の読み聞かせボラに向けての課題ができました。
動じずに、子ども達と自分を信じて、物語を届けるために、
しっかり絵本を読みこむことです。

今年度最初の読み聞かせボラは、来月からになりますが、
しっかり絵本を読み込むためにも、少し早めに準備に取り掛かろうと思いました。

【注】

(1)「子どもの顔を見ながら絵本を読むのはよくない」というアドバイスを受け、最近読み方を気を付けるようにしていた。
過去ログ 「今日の読み聞かせボラを振り返る」 参照。

(2)先日のおはなし会でも同じようなことを感じた。過去ログ 「語り中心のおはなし会へ」 参照。

【今日読んだ本】

★ とよたかずひこ 作・絵 『ももんちゃん ぎゅっ!』 童心社、2011年。
「親子でほっぺをくっつけたくなる絵本。『くっついた』に似ている。絵が大きいので、おはなし会もOK。」(70/100 絵本)

ジェニー・スー・コステキ=ショー 作/宮坂宏美 訳 『おんなじ、おんなじ!でもちょっとちがう!』 光村教育図書、2011年。
「ちょっと違うところが楽しい!インターナショナルな絵本。ボラでもOK。」(71/100 絵本)

★ 長谷川摂子 作・ふりやなな 画 『めっきらもっきら どおんどん』 福音館書店、1985年。
「ダイナミックな絵に、面白い文。夏にオススメ。絵が大きく教室でもOK。」(12/100 再読)

親子で楽しむおはなし会 2 ――手遊びやわらべうたを中心に

2014年04月17日 | わらべうた&手遊び
※この記事は、「親子で楽しむおはなし会 1」 の続きです。

乳幼児向けのおはなし会で、私が一番楽しみにしているのは、
なんといっても絵本と絵本の間にする手遊びやわらべうたです。

もちろん絵本も楽しみにしているのですが、
手遊びやわらべうたをやると、子育てのイライラが抜けていき、

「最近娘のイヤイヤ期にイライラしがちだったけれど、やっぱりかわいいなぁ♪」

と、なんとも言えない幸福感で満たされます。

おはなし会でやった手遊びやわらべうたは、やらないと忘れるので、
家に帰ったらメモ帳に歌詞(?)を書くなどして、
すぐに思い出して遊べるようにしておきます。
時々忘れてしまい、思い出せないものもありますが。

今回やったのは

はるかぜ ふーっ さくらのはなびら ひーらひら

というわらべうたで、両手で桜の花びらを救うようにして、
それをふーっ!と、口でふく真似をして遊ぶものです。

おはなし会でもとても気持ちよさそうにしていたので、
これは覚えて日頃からやってあげたいと思いました。

あとは、この季節、おはなし会などでも有名な

たんたんたんぽぽ たんたんたんぽぽ
たんぽぽ たんぽぽ たんたんたん


の手遊びもやりました。
「ぽぽ」の時に、ほっぺを2回たたく手遊びです。

今の季節、タンポポがたくさん咲いているので、
タンポポを見ながら口ずさむだけでも、楽しいと思います。

何度か歌って遊んでいると覚えますし、
次回のおはなし会でも継続してやったり、
別の機会のおはなし会でやったりもするので、
1年もやっていると、定番のわらべうたは覚えてしまいます。

あと、今回のおはなし会ではやりませんでしたが、

たけのこめだした
はなさきゃひらいた
はさみでちょんぎるぞ
えっさ えっさ えっさっさ!!(「えっさっさ」の「さ」を言うのと同意にじゃんけん)


なんかは、もうちょっと子どもが大きくなると楽しめます。(1)

このわらべうたは、先週あった語りがメインのおはなし会(2)で、
教えてもらいました。

わらべうたや手遊びは一気に覚えようとしなくても、
何度かおはなし会に出ていると、繰り返し出てきたりするので、
そういったものは「これ前にもやったことあるな~」
という感じで思い出すので、だんだん定着していきます。

おはなし会で1回きりしかやらなかったものも、
そのとき、子どもと一緒に楽しめたのだから、
それだけでも十分と思うようにしています。

なので、忘れてしまっても、あまり神経質にならずに、
「またどっかで出会えるだろうな~」くらいに思う方が気楽です。

わらべうたや手遊びの話でもちきりになってしまいましたが、
読んでもらった絵本も楽しかったです。

今日は家にある絵本が出てきましたが、最近娘が手に取ってくれなかったので、
再度読むいいきっかけになりました。

内心

「なるほど~この時期に読むのか!」と、ちょっと勉強になったりも(笑)

おはなし会は勉強にもなりますが、とにかく親子で参加すると、
理屈抜きに楽しいのです。

今日、おはなし会が終わった後に、娘と家でわらべうたをやっていたら、
わらべうたの本を持ってきて、やってくれとせがんできました。

幸福感を感じるのは、私だけでなく、娘も同じようです。
そして、娘とわらべうたで遊んでいると、息子も絡んできて大喜び!

「だるまさん、だるまさん、にらめっこしましょ」

と歌いながら、あっぷっぷをして変な顔をして競い合ったり、
親であることを忘れて楽しんでいます。

最近は子どもの宿題やイヤイヤ期に、イライラすることが多い私ですが、
そうしたことを忘れて、楽しむことができた一日でした。

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【注】

(1)小林衛己子 編 /大島妙子 絵 『子どもとお母さんのあそびうたえほん』 のら書房、2000年。にやり方が載っている。
『子どもとお母さんのあそびうた』 キングレコード(CD) にある冊子には、さらに詳しくやり方が載っている。

(2)過去ログ 「語り中心のおはなし会へ」 参照。

【今日読んだ本】

★ イリーナ・コノシュノフ 文/伊藤寛 絵/酒寄進一 訳 『ちびドラゴンのおくりもの』 国土社、1989年。
「弱虫な男の子の前にドラゴンが現れて・・・読んでいると前向きになれる。『ラチとらいおん』と少し似ている気がする。」(18/50 児童書)

親子で楽しむおはなし会 1

2014年04月16日 | 絵本・児童書の読み聞かせ
今日は娘と一緒に図書館のおはなし会に行ってきました。

乳児クラスのおはなし会は一人で見学し、終わる少し前に娘を保育園へ迎えに行き、
幼児クラスのおはなし会に娘と参加しています。

絵本を読んでくださるボラの方は、毎週違いますが、
毎月第一○曜がAさん、第二がBさんと、月に1回は同じ人が担当をするので、
読む方の読みも安定しています。

しかし、4月ということもあるからか、幼児クラスの聞き手が、
2歳前後の子が多く、まだ絵本をじっと聞く習慣のない子達は、
あっちをフラフラ、こっちをフラフラ・・・
娘も最後の方は少し飽き、遊びだしてしまいました。

これが半年もすると、最後までじっくり聞けるようになるのですが、
年度始めは聞き手がどうも落ち着きません。

何度も見学をしているので、頭でわかっているものの、
自分が実際読み手になったら、動揺してしまいそうな気がしました。
きっと現場を経験して慣れていくのでしょう。

4年ほど前、まだ絵本を読むのに慣れていなかったボラの方が、
最近は子ども達を惹きつけるような、安定した読みをしているので、
きっと何度も場数を踏んで、おはなし会の雰囲気をつかめるようになったのだろうなと思いました。

今日はうまくいった!という時もあれば、
今日はイマイチだったという時もあります。

読み聞かせボラも、なんだか子育てみたいで、
読み手も聞き手も、一緒に成長していくんだなと思いました。

そう思うと、

読み手は読むのが上手じゃないと!

と、強いプレッシャーを自分にかけるよりは、少し肩の力を抜いて、
一緒に子ども達と絵本を楽しむくらいの方が、いい気がします。

今日は前半のおはなし会は見学をしていたので、
ちょっと分析っぽい記事内容になってしまいましたが、
親子で参加してよかったことは、後日ゆっくり書きたいと思います。

※この記事の続きは 「親子で楽しむおはなし会 2 ――手遊びやわらべうたを中心に」 参照。

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【今日(昨日)読んだ本】

森比佐志・わだよしおみ・若山憲 著 『てんじつき さわるえほん しろくまちゃんのほっとけーき』 こぐま社、2009年。
「点字だけでなく、しろくまちゃんやホットケーキに凹凸があり、指で絵を読むことができる。作り手の熱意を感じる。」(67/100 絵本)

佐藤さとる 文・村上勉 絵 『おおきなきがほしい』 偕成社、1971年。
「縦書きの絵本。絵を90ひっくり返して読むところがオススメ。読んでほしい絵本。」(68/100 絵本)

まつおかたつひで 作・絵 『いけのおと』 福音館書店、2013年(幼児絵本ふしぎなたねシリーズ)。
「池で聞こえる音(擬声語)がたくさん綴られている。2歳くらいから楽しめそう。」(69/100 絵本)

アリソン・アトリー 作/いしいももこ 訳/中川宗弥 画 『チム・ラビットのぼうけん』 童心社、1967年。
「お母さんに読み聞かせしてもらいたい本。『ピーターラビット』に似ている。普遍性あり。」(17/50 児童書)

★ 関根榮一 文・横溝英一 絵 『でんしゃでしりとり はこねにいった』 小峰書店、1992年。
「関根榮一×横溝英一コンビの乗り物絵本。小田急線が好きな男の子におすすめ。年長~小学生。」(11/100 再読)

絵本のページをめくる作業の大切さ

2014年04月15日 | 絵本・児童書の読み聞かせ
昨日の昼間、おはなしを語る練習をしていました。(1)
まずは覚えるのでなく、おはなしを何度か声に出して読み、
そのおはなしの全体像と流れを知るようにします。

そんな作業をしていたからでしょうか、
昨夜娘に絵本を読んでいたとき、絵本の文章に違和感を感じました。

「そして」や「すると」などの、接続詞が入っていないのです。

絵やページをめくる作業が、言葉を補ってくれるといいますが、
まさにそうだなぁと思いました。

もともと絵本でなく、創作童話だったものが絵本化したものなどは、
絵がなくてもストーリーをイメージできますが、
絵本として作られた作品の文章は、文章だけ読むと、
言葉が足りないなと感じることが多いです。

そして、めくることにおいても、同じことが言えそうです。

読み手が絵本を読み込んでいないと、
ストーリーに合っていないめくり方をしてしまい、聞き手が混乱をします。

2歳の娘に絵本を読んでいると、言葉を聞いて、絵をじっくり見るからか、
私のページのめくり方もゆっくりになります。

めくるのが少し早いと、娘に「ダメッ!」と言われ、
ページを戻され、絵を確認し、そこでやっとめくらせてもらえます。

娘もそうですが、息子もとても厳しく、私に遠慮せず、
おかしいところはバンバン言ってくるので大変です・・・

きっと彼らは、私に読んでもらいながらも、
自分のペースで、絵本の絵を見たり、読んでもらったりしたいのでしょう。
普段私に叱られることが多いので、絵本の読み聞かせの時は、
ここぞとばかりに指摘してくるのかもしれません・・・

家庭だと読むペースや、めくるペースは個々によって調整が可能ですが、
集団だとそうもいかないので、できるだけゆっくり読み、めくりも丁寧にします。

昔はそんなに気にならなかったことを、最近は気になるようになりました。

自分はまだまだだと思う反面、いろいろ気づけるようになったのだから、
少しずつ成長しているんだと、自分に言い聞かせます。

絵本はシンプルだけれど、奥が深いです。
けれど、奥が深いからこそ、面白いのです。

今後も容赦なく厳しい子ども達に、鍛えてもらおうと思います(笑)

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【注】

(1)おはなしを語る練習をしている。過去ログ 「語り中心のおはなし会へ 参照。

【今日読んだ絵本】

「ヘンゼルとグレーテル」 佐々梨代子・野村ひろし 訳 『子どもに語るグリムの昔話3』 こぐま社、1991年。
「少し長めのお話。子ども達が救われホッとした。絵がない方が楽しめる。」(19/40 おはなし)

ジュリエット・ケペシュ 文・絵/いしいももこ 訳 『ゆかいなかえる』 福音館書店、1964年。
「力のある絵本。蛙たちの遊ぶ姿が聞き手と重なる。科学絵本のような要素もある。」(9/100 再読)

アン・ジョナス 作・絵 内海まお 訳 『光の旅 かげの旅』 評論社、1984年。
「逆さにして戻って読むことができる絵本。すごい作り。絵も文章もいい。」(10/100 再読)

春風いっぱいの絵本リビングでゴロン♪

2014年04月14日 | 絵本とインテリア
4月に入ってから、毎日眺めていた桜の花が散ってしまったものの、
暖すごしやすい季節になったので、私の家事に、衣替えや模様替えが加わりました。

花粉症だけれど、マスクをしながら部屋を換気し、
気持ちのいい空気が流れるようにします。

部屋中の絵本達の背表紙を見ていると
「風が気持ちいい!」と、喜んでくれているように見えるから不思議。

一般的な間取りのマンションで、家族と絵本が主役の縦長リビングと、
プレイスペースになっている隣の和室を、
子どもたちは行ったり来たりして、毎日楽しそうに遊んでいます。
そう、よくある田の字(1)のマンションです。

我が家が古い図書館だとすると、私は司書。
ありきたりな間取りでありながらも、子どもの導線を考えながら、
子ども達が気軽に本を手に取るような工夫を、リビングや和室に仕掛けます。(2)

縦長リビングは、ダイニングやキッチンエリアが暗くなることが多いので、
ダイニングエリアにダイニングテーブルは置かず、
窓際に、ご飯を食べたり本を読んだりするローテーブルを置き、
縦長リビングでも、食卓の明るさを確保します。

絵本棚をリビングの壁にズラ~~ッと並べているからか
よく子ども部屋と勘違いされますが、
私は大人っぽいインテリアでまとめたリビングよりも、
家族みんなが居心地のいいリビングが好きなのです。

子ども達は座布団を並べてゴロン。

夫が帰宅すると、和室でゴロン。

人形たちも、気持ちよさそうにゴロン。

実家の父が時々遊びに来ると、座布団を枕にしてゴロン。

みんなくつろいでくれます。
くつろいでくれると、とても嬉しいのです。

私もゴロンとしたいところですが、子どもが帰宅する前に、
お話を語る練習に取り掛かりたいと思います。

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【注】

(1)マンションによくある間取りで、玄関を入ると左右に廊下に面した部屋が二部屋あり、奥へ進むとリビングダイニング、そして和室(または洋室)がある。
リビングの横に和室は、ふすま等を開けて、リビングの延長として利用することも多い。

(2)関連記事は、過去ログ 「おうち絵本のいいところ」 「リビングでゴロンとなりながら本を楽しむ」 「リビングに絵本があると・・・ 1」 参照。

【今日読んだ本】

谷川俊太郎 文・元永定正 絵 『いろ いきてる!』 福音館書店、2008年(こどものとも絵本)。
「元永定正の世界。大胆に描かれた色は、やんちゃな子どものよう!」(66/100 絵本)

語り中心のおはなし会へ

2014年04月12日 | ストーリーテリング(おはなし)
今日は、少し離れた図書館でやっているおはなし会の見学に行ってきました。

今度、その図書館でお話を語ることになったので、(1)
語る場所の雰囲気を確認したく、足を運んだのです。

ストーリーテリングがメインのおはなし会で、
いつもそこそこ人数がいるのですが、
今日は天気がよかったこともあり、聞き手がものすごく少ない日でした。

けれど、語る方は動揺せずにおはなしを語ってくれたので、
私はすっかりおはなしの世界の中へ・・・

語る場所の雰囲気確認はどこへやら、
何度も聞いたことのあるお話なのに、気づけば泣いていたり、
ドキドキしたり、笑ったり、楽しいおはなし会でした。

おはなしが終わった後、語り手さんに

「いい聞き手ですよ~~!!」

と冗談交じりで言われたのですが、この1年くらい、
そう言われることが多かったので、ちょっと嬉しかったです。

語る側はまだ初心者マークですが、聞く側は回数を重ねているからか、
おはなしの楽しさが、わかってきた気がします。

語り手さんは、とても上手に語る方だったので、どのくらい語っているか聞いてみました。
すると、まだ10年くらいだと恥ずかしそうに答えました。

10年で「まだ」の世界です・・・

数ヶ月後、素人の私が子ども達を前に、おはなしを語ることができるのか、
とても不安になりましたが、なんとか練習を積むしかありません。

この図書館には、利き手として何度か足を運んでいるからか、
場所に対する不安はなかったので、あとはおはなしを語る練習を重ね、
自分を信じて語ろうと思います。

「鉄は熱いうちに打て」ということで、早速来週から練習を開始予定です。

今日、おはなし会を見学してよかったです。やる気も出てきましたしね。
やっぱりおはなしを聞くことも大事だと、改めて感じた一日でした。

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【注】

(1)数ヶ月後に、過去ログ 「ストーリーテリングの会に参加して――発見の連続」 参照。

【今日読んだ本】

村山桂子 作・堀内誠一 絵 『たろうのともだち』 福音館書店、1977年(こどものとも傑作集)。
「たろうシリーズで、ややまじめな内容。学校や幼稚園向け。ボラでもOK。」(62/100 絵本)

寺村輝夫 作・長新太 画 『おしゃべりなたまごやき』 福音館書店、1972年。
「絵と文のバランスよし。聞き手の共感を誘う内容。絵も大きくボラ向き。」(63/100 絵本)

東君平 作・絵 『くろねこかあさん』 福音館書店、1990年(幼児絵本)。
「白黒のかわいい切り絵。シンプルなのに凝っている。文のリズムもよい。」(64/100 絵本)

いわむらかずお 作・絵 『かんがえるカエルくん』 福音館書店、2005年年。
「4コマ漫画みたいな絵本。興味深い内容。絵本が苦手な子や、漫画に関心がある子に。」(65/100 絵本)

中川李枝子 作・大村百合子 絵 『てんじつき さわるえほん ぐりとぐら』 2013年、福音館書店。
「目をつぶり、誰かに読んでもらいながら絵を触ると感動!服の模様でぐりとぐらが判断できるようになっている。」(7/100 再読)

★ 柴田晋吾 作・野坂勇作 絵 『うたえ ブルートレイン』 1999年、金の星社。
「主人公をを応援したくなる。聞き手の共感を誘う絵本。乗り物好きな幼稚園児と低学年の子に。」(8/100 再読)