MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

絵本の読み聞かせの“MAYU CLUB” ~学校司書まゆみの絵本棚~ へようこそ!!

“MAYU CLUB” ~まゆみの絵本棚~ は絵本の読み聞かせにハマったMAYUが、絵本やインテリア、自分の育児などについて思ったことを綴っています。 高3の息子と中1の娘の母で、現在は学校図書館で司書として働いています。

パパも絵本の読み聞かせを♪ ―気軽に気ままにでOK―

2020年05月30日 | 私の子育て
絵本リビングの丸テーブルのメンテナンスから始まり、(1)
数日間、ヒノキの家具のメンテナンスを行ってきました。

今日やっと息子の机と椅子のメンテナンスにとりかかれたので、明日には終わりそうです。
梅雨に入る前に終わりそうで、ホッとしています。


高さを抑えた息子の机。今は夫がテレワーク中のため、リビングから和室に移動し、夫が使用中。

今日はこのところ、テレワークで息子の机を使い続けている、
夫(以下パパ)の読み聞かせことを書きたいと思います。

我が家は私が文学好きだということもあり、息子が赤ちゃんの時に
絵本の読み聞かせにハマり、絵本の読み聞かせを始めました。

夫は文学に全く興味のない人ですが、子どもの頃、親に絵本を読んでもらったり、
移動図書館で本を借りたりしていたからか、絵本には興味があるようです。

『ふしぎなえ』の安野光雅さんや、『11ぴきのねこ』の馬場のぼるさんが好きで、
この二人の絵本は積極的に買いたいようですが、他の絵本に関してはあまり関心がありません。

けれど、子供が絵本をパパのところにも持ってくるので、絵本の読み聞かせはパパもしています。

長いものは読むのが面倒だと思うようで「その絵本はママに読んでもらって」と言ったりもしますが、
可愛い息子や娘が読んでと言ってくるなら、読んでもいいなと思うようです。

なので、毎日私が読んでいるわけではなく、娘などは「今日はパパに読んでもらおう」
と思うようで、私でなくパパに読んでと言うこともあります。

昨日パパが、私にこんなことを言ってきました。

「夕方娘とケンカして『もう許さない!』とさっきまで言っていたのに、『エルマーのぼうけん』を寝る前に読んだら
 機嫌がよくなって、読み終わったころには、もう許してくれている感じだった」

「絵本を読むと、子ども達はケンカしたことも忘れちゃうものね」

そう、パパも子供との仲直りのきっかけに、読み聞かせをうまく利用しているのです!

別に仲直りのためにしているわけではないのですが、日頃から絵本などを読み聞かせしていると、
子供のことを叱りすぎたりしたときなども、読み聞かせを通じて仲直りがしやすいので、
親にとっても子にとっても、メリットが大きいです。(2)

パパは本の内容など、興味があまりありませんが、とりあえず読んでくれるので、
娘も満足しています。

我が家のように、親が本好きでなくてもいいので、子供に本を読んでと言われたら、
「面倒くさいなぁ~」と思いながらも、読んであげれば、
子どもは嬉しいでしょうし、私自身もそれで十分だと思っています。

公共図書館でのおはなし会や、学校の図書の時間に絵本を読む人が、
これではまずいですが、家庭での読み聞かせは、そんなに難しく考えなくて大丈夫です。

我が家の夫も面倒くさがり屋ですが、絵本の読み聞かせのことを、
全く深く考えておらず、頼まれたからただ読んでいるだけですが、子ども達とうまくいっています。

なので、世の中のお父さんやお母さんには、深く考えずに、
「とりあえず読んでと言われたから読むか」ぐらいのノリで、子供に本を読んであげてほしいです。

自分が本を読んだことで、子どもが喜んでくれたら、まんざらでもないですし。

子どもが大きくなった時は、親にも子にも、絵本を楽しんだ思い出が心に残りますし、
子どもが反抗期の時は、一緒に絵本を楽しんだ時の楽しい思い出が、心の支えになってくれます。

そんなに頻繁でなくてもいいので、読み聞かせのハードルを下げて、
親子で絵本を楽しんでくれたら嬉しいです。

ママは読み聞かせに熱心だけれど、パパはイマイチ・・・というおうちも、
「頼まれたらとりあえず読んであげて」とでも伝えておきましょう。

子どもが読んでほしいと思っているときに、親が読んであげれば、子どもは満足してくれることが多いです♪

【注】

(1)過去ログ「絵本リビングの丸テーブル」参照。

(2)過去ログ「休校中、不安定な娘が笑顔になった理由は・・・」参照。

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休息は力なり?! ――細く長く絵本育児を楽しむために

2017年07月18日 | 私の子育て
3ヶ月ぶりのブログ更新です。

ついこの間、新年度になったと思ったのですが、
気がつけば夏休みはすぐそこまで来ています。

今年度はPTA活動などが忙しかったのですが、隙をみつけて、
ブログを更新しようと思っていたものの、GWに体調を崩したため、
子供や家庭関係で、私がやらなければいけないことだけを、着実にこなしていきました。

そのため、ブログ更新はしばらくお休みしていましたが、
おかげさまで、なんとか一学期を乗り切ることができました。


ほとんど模様替えしない絵本リビング。いつも同じだからホッとする。

ここ3ヶ月ほど、花粉の時期が終わってからは、ほぼ毎日部屋の掃除はしていたものの、
絵本の背表紙をそろえる余裕がなかったり(1)、絵本棚の掃除まで気が回らなかったり(2)、
部屋の細かいところを整理する、気持ちの余裕がありませんでした。

しかし、背表紙がきれいにそろっていなくても、絵本棚の掃除があまりできなくても、
子ども達は絵本棚から絵本をとりだして読んでいたので、
見た目のきれいさは、掃除する側の自己満足だと言うことが分かりました(笑)

ようは子供たちからしたら、家の本棚に本があればいいので、
絵本の管理を頑張らなくても大丈夫なのです。

(日々の掃除が行き届かない分は、大掃除の時にやればいい)

お母さんのやることが増えたら、ほかのことで手抜きをしないと、体がもちません。

全部やろう!と思わないで、忙しい時は何かを諦めて、
一日にやることの量を10超えないようにする方がいいと思いました。

他のお母さんが12やれていても、自分は無理して12しようとせず、
10でいいと割り切ります。

PTA活動が忙しく、疲れ切っていた時は、
娘といつも行っていた図書館のおはなし会を、思い切ってお休みしました。

娘には申し訳なかったのですが、おかげで体を休めることができ、
子どもたちへのイライラやガミガミが減りました。

読み聞かせボランティアの活動などは、最低限しかできませんでしたが、
この3ヶ月は子供ともじっくり関われたのでよかったです。

こんなマイペースブログですが、今後も細く長く続けたいと思っているので、
今後ともどうぞよろしくお願い致します。

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【注】

(1) 過去ログ 「絵本棚の絵本がきれいに見えるコツ」 参照。

(2) 過去ログ 「やっている?絵本棚の掃除」

【今日(昨日)読んだ絵本】

マージェリー・クラーク 作 /モードとミスカ・ピーターシャム 絵 /渡辺茂男 訳 『けしつぶクッキー』 ペンギン社、1981年。
「短いお話が8つ入った短編集。訳がとてもわかりやすいので、ママが園児~小1に読むのにおすすめ。」(児童書)

よいお母さんでなく、明るいお母さんに・・・

2017年03月14日 | 私の子育て
花粉の飛散量が多いため、部屋の換気をしながら掃除機をかけることが、できなくなりました。

しかし、プレイマットや畳の部屋は、ほうき、コロコロ、クイックルワイパーハンディ(はたき)を使い、
フローリングの部屋は、クイックルワイパー、拭き掃除で、なんとか乗り切っています。(1)

明日は久しぶりの花粉の飛散量が少ないようなので、換気をしながら掃除機をかけるチャンスです。
空気清浄機のフィルターも、やっと掃除できます!

働いているママさんは、きっと仕事が休みの日を、こんな風に心待ちにしながら、
掃除をしているのかな~と思いました。


プレイマットの上は掃除しにくいが、できる範囲の掃除で乗り切る。

それにしても、年度末が近づき、日々の家事、学校&幼稚園関係の活動、
絵本関係のボランティア、子ども関係の雑務をするだけで、精一杯な日が続いています。

年度初めも忙しいので、花粉が落ち着くGW頃に、
やっと解放される感じでしょうか。

夫の仕事もそのくらいまで忙しいようなので、
家事を少し妥協するなどして、うまく乗り切ろうと思います。

先日、人生の先輩に偶然お会いすることができ、こんな言葉をいただきました。

「よいお母さんにならないでいいから、明るいお母さんになってくださいね」

と・・・

私もこれを、強く思います。

母親が頑張りすぎて、子供の前でカリカリしてしまうくらいなら、
いっそのこと、家事や子どものしつけなどはひとまず置いといて、
ゴロゴロしながら、笑っているほうがいいんじゃないかと。

最近の私は花粉の症状と、年度末の忙しさから、カリカリしていることが多いので、
私も子どもたちもしんどいと思います。

明日は花粉の飛散量が久しぶりに少ないので、やっと換気をしながら掃除ができますが、
午前中は予定が入っているので、そういう状況の中で、洗濯も!掃除も!食器も!と
休まず頑張りすぎるのは、よくなさそうです。

専業主婦なので、お金を使って手を抜くことに抵抗がありますが、
自分がやれば0円で済むと思わないで、疲れているときは、
敢えて休んだり、お金に代わりにやってもらうことを、許してあげようと思います。

そうすることで、気持ちに余裕が出て、
子どもたちにもやさしくなれたりすると思うので。

人に認めてもらえなくても、自分は自分の頑張りを認めてあげたいです。

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【注】

(1) 過去ログ 「掃除機がかけられなくなり、無印のほうきとコロコロを使ってみた」 参照。 

【今日(昨日)読んだ絵本】

★ サン=テグジュペリ 作 /内藤あろう 訳 『星の王子さま』 岩波書店、2000年(オリジナル版)。
「以前、気が変わって読むのを辞めた『星の王子さま』の続きをリクエストしてきた息子。大切なメッセージが詰まっている本。」(児童書)

★ あきやまただし 作・絵 『やっぱりたまごねえちゃん』 すずき出版、2007年。
「たまごにいちゃんシリーズにハマっている娘。ママに甘えたい気持ちが、選書に出ている気がする。」(絵本)

期間限定!子どもとイベントを思いきり楽しめる時期

2017年02月04日 | 私の子育て
今日は立春、関東はとても日差しが暖かいです。

昨日は節分だったこともあり、子どもたちと恵方巻づくりを楽しみ、
リビングで豆まきもやりました。

小4の息子が鬼役をやりたいというので、やってもらったところ、
いくら豆を投げても家から出ていかない不死身(?)の鬼だったからか、
追い払うまでに20分もかかり、こちらはクタクタに(笑)

テトラパックの袋に入っていた福豆を投げていたのに、
あまりに長時間投げていたからか、袋が何袋も破れ、
リビングはつぶれた服豆だらけで、掃除が大変でした。


掃除後のリビングからは、前日にそんな激しい豆まきがあったとは、想像できません(笑)

私はこうした日本の行事や、家族イベントをわりと大事にするタイプで、
できるだけ料理などは、手作りを心掛けるようにしています。

料理はどちらかというと苦手なのですが、あまり上手でなくても、
子どもたちは好きなものを作ってもらうのが嬉しいようです。

恵方巻は市販のタイプは好きでない具材が入っているので
買っても食べてくれないため、毎回子どもたちと作っているのですが、
この作る作業が、子どもたちにとっては楽しいみたいです。

巻き簾(す)が家にないのでラップで代用し、
各々が好きな具材を好きな量だけ入れて、楽しそうに巻いていました。

みんな黙って北北西を向きながら、恵方巻を黙って食べていたので面白かったです。


子どもたちと一緒に作った、帰宅の遅いパパの恵方巻。

夫が帰宅した後、恵方巻を作っている様子の写真を夫見せ、
節分イベントの子どもの様子を話しました。

昨年は鬼を見て泣いていた娘が、今年は20分間も
お兄ちゃん鬼に向かって、豆を投げていたこと。

いつもは恵方巻を食べている途中でしゃべってしまう娘が、
今年は黙って2本とも食べることができたこと。

子どもたちが恵方巻づくりも豆まきも、
とても楽しんでくれたことなどを、夫婦で話しました。

我が家はイベントとなると、いつも私が料理などを手作りをするので、
私の負担が少し大きいのですが、子どもたちが中学生になったら、
私に作ってくれと言ってこなくなると思います。

親にベタベタして絵本をねだってくるのは今だけ、
イベント料理を作ってとねだってくるのも、今だけ、
この子どものおねだりは、期間限定なのです。

いずれはねだってくるのが、絵本や料理でなく、外の物やお金になっていくでしょう。
(悲しいけれど、それも成長の証)

イベントは子どもたちと楽しい思い出を作るチャンスなので、
スルーするのはもったいない!

しんどいけれど毎日何冊も絵本を読むとか、すべて料理は手作りするとか、
自分に大きく負担になることはしなくていいのです。

どんなに小さなことでもいいので、自分にとって無理のない範囲で、
子どもたちと楽しいことを考えて、ささやかでも何かしてみると、
心に残る思い出を、作ることができます。

私も子どもたちにしてあげることは、素朴で質素なものばかりですが、
子どもたちが親にベタベタ(?)してくる貴重な時期に、親子でイベントを楽しみたいです。

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【今日(&昨日)読んだ本】

★ サン=テグジュペリ 作 /内藤 あろう 訳 『星の王子さま』 (オリジナル版) 岩波書店、2000年。
「大人にも読んでほしい本。挿絵が多いので、親子での読み聞かせにも向いている。」(児童書)

★ イ ヨンギョン 文・絵 /かみやにじ 訳 『あかてぬぐいのおくさんと7にんのなかま』 福音館書店、1999年。
「娘にリクエストされた韓国の絵本。とても内容のいい絵本。読み聞かせボラでもおすすめ。」(絵本)

絵本の読み聞かせは何歳まで? ―我が家の場合

2016年05月07日 | 私の子育て
またまた久しぶりのブログです。

子どもたち関係のことで、バタバタする日々が続いていましたが、
今日は夫が子どもたちと外出してくれているので、
「よし、今のうちにブログを書こう!」という気になれました。

コメントのお返事などが遅れていますが、今しばらくお待ちください。


端午の節句は終わりましたが、自宅のリビングでは、まだ気持ちよさそうに
こいのぼりが泳いでいます。(本当は90°向きが違い、物干しにぶら下がっている状態です)

3月4月と忙しく、気持ちに余裕がなかったことから、
家庭での読み聞かせは毎日していたものの、
絵本に関する勉強はあまりできませんでした。

小学校での絵本の読み聞かせは、わりと自分のペースでできたのですが、
今年度から始めた、図書館でのおはなし会は、
他の方と組んでプログラムを作るため、ペース配分に気を付けなければいけません。

早速手帳とカレンダーに、締め切りとなる日を計算して、
忘れないうちに書きこんでおこうと思います。

そうそう、読み聞かせに関することで、GWにこんな出来事がありました。

私の実家へ、子どもたちと泊りに行ったときのことです。

寝る前に絵本を息子に読んでいたら、母に

「もう4年生なんだから、読み聞かせはやめなさい」

と、言われました。

痛い言葉です・・・

「上の子はいずれ『もう読まなくていい』と言っうてくるから時期が来るから、
 本人が読んでと言っているうちは、読んであげたいの。下の子にも読んでいるし、甘えの一つでもあるしね」

と伝えたものの、母は腑に落ちないようでした。

息子や娘が1才になったころ「早く断乳しなさい」と言ってくるなど、
親の世代は、早くやめることが自立につながるといった意識が強いようです。

私は「やめる時期は本人が決める」という考えなので、
あまりこちらから「そろそろやめなさい」と言うことはありませんでした。

はたから見たら、小学4年生になっても寝る前に、
本の読み聞かせをしているなんて、変かもしれません。

私が息子くらいの年齢のころは、本への苦手意識が強く、
マンガばかり読んでいたので、我が子には本を身近に感じてほしく、
小さいころから絵本の読み聞かせを続けていました。

息子が小学3年生くらいになってからは、寝る前の読み聞かせは
毎日ではなく、「読んで」という日は読み
「今日はいい」と言う日は読まないなど、その時々に応じて対応してきました。

読まなくなる時期は、息子が決めると思うので、
それまでは寝る前の読み聞かせを、親子共に気ままに楽しみたいです。

最近は学習漫画以外のマンガ(コロコロなど)も読むようになり、
親としては複雑ですが、本とは細く長くつながっているので、
そういう時期なのだと思い、見守っています。

タブレットゲームなども、宿題を終えた後ならやってもいいことになっているので、
最近は嫌なことを先に終えて、決められた時間内でゲームを楽しんでいます。

本当はやらせたくなかったというのが本音ですが、
ゲーム好きな夫からの反対や、友達との交流にゲームがかなり絡むようになったことなどもあり、
本人の楽しみや、全体のバランスをとる意味でOKにしました。

ゲームに関することは、後日まとまった記事にしたいので、
そこで現在に至るようになったプロセスを、丁寧に書きたいと思います。

一方、年中さんの娘は、相変わらず絵本好きで、
絵本棚から絵本を引っ張りだしては、一人で眺めていたり、
読んでくれともってきたり、相変わらずです。

絵本棚から今まで読んだことのない、少し大きい子向けの絵本を見つけて
「これよんで~」と言ってきたり、何度も読んでいる定番絵本をもってきたり、
この年齢ならではの絵本との関わり方だなぁと思いながら、見守っています。

下の子とはまだまだ絵本が楽しめそうですが、
上の子はいよいよカウントダウンといった感じがしてきました。

口数も少し減り、一人で黙ってこども新聞などを読んでいる姿は、
高学年の男の子のような雰囲気があり、
こうやってだんだん無口になっていくんだなぁと寂しさを感じていますが、
まだ子供っぽいところもあるので、家族で楽しい思い出を作りたいと思います。

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【今日(昨日)読んだ本】

得田之久 文 たかはしきよし 絵 『ぼく、だんごむし』 福音館書店、2005年(かがくのとも傑作集)。
「GWにダンゴムシを見たからか、娘がこの絵本を持ってきた。幼稚園時にもおすすめの科学絵本。」(絵本)

難しい!テレビとの付き合い方

2015年11月14日 | 私の子育て
我が家にテレビがやってきて、2週間近くが経とうとしています。(1)

日中はテレビを見ることはなく、夕食後の午後6時半から8時くらいのくつろぎタイムに、
家族で見ることが多いのですが、時間帯がよくないのか、
バラエティ番組が多く、個人的には面白く感じません。

自分の好みに合わせてテレビを見ているというよりも。
テレビに合わせて見ているような感じがし、違和感があります。

家族団らんと割り切って、笑いながらテレビを見ていますが、
内心、こんなことに時間を割くなんてもったいない!
という気持ちが強いです。

下の子はバラエティ番組の意味が分からないけれど、
テレビがついているので見ているという感じで、
これでいいのだろうか??と疑問を感じずにはいられません。

テレビを見終わった後は、息子が勉強をするので、
娘に絵本を読んだりすることもできず、テレビの余韻が残る息子は、
なかなか勉強に気持ちが切り替わらず、叱ってばかりです・・・

食後の読み聞かせタイムもなくなってしまい、
テレビとうまく付き合えない日々が続いています。

テレビもきっと、面白い本のように、魅力的な番組もあると思うので、
そういうものを探したり、録画してみたりすることは、
いいと思うのですが、まだテレビ番組のこともよくわかりません。

夜遅くにやっているNHKの特集などは、子どもが興味を持ちませんし、
ニュースを見るくらいなら、バラエティを見たいようです。

これでいて、テレビを見て満足しているならまだしも、
見終わって「見て損した!」などと言うことも多く、
気分転換どころか、ストレスにつながっているのでは?と思うことすらあります。

なんだか子供のゲームにイライラする母親の気分です。

図書館で借りてきた本が、絵本ラックで泣いているので、
明日の午前は、絵本をゆっくり読もうと思います。

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【注】

(1)テレビを導入した理由については、過去ログ 「とうとうテレビなし育児を卒業」 参照。

子ども達と過ごす時間を大切にしたい

2015年04月07日 | 私の子育て
またまた久し振りのブログ更新です。

年度末は娘の保育園卒園(?)の準備で、
新年度は娘の幼稚園入園準備でバタバタした日々を過ごしていました。

春休みは子供が家にいるので、あまりパソコンを開きたくないのです。
私がパソコンをしているのは、子どもが寝静まった夜中が多いのですが、
今日は久々に午前中に開いています。

この間書いた原稿が本に掲載されたので(1)、
献本された本をお世話になった方に送ろうと思っていたのに、
手紙を書く気持ちの余裕がなく、まだ手つかずのままです。

春のお便りも何人かに送りたかったものの、
春休みは花粉症に悩まされながら、子ども達とのイベントをこなしていたので、
勉強らしい勉強はほとんどしない毎日でした。

いろいろやってみたいことはあるのですが、
上の子が小3、下の子が幼稚園入園となり、家族で出かけたりするのも
あと少しなんじゃないかと思うと、子どもとの時間を優先してしまいます。

読み聞かせをしている先輩ママさんたちに、よく言われるのです。

「自分の子供を育てているときは、日々追われていて、
 読み聞かせの素晴らしさなんて知らなかった。
 自分の子供に読んであげたかった。」

と・・・

もちろん、自分のお子さんに読んできた先輩ママさんもいますが、
学校での読み聞かせボラ等で、絵本の読み聞かせの楽しさを知り、
絵本の勉強を始めたという人も少なからずいるのです。

だからこそ、絵本の読み聞かせの素晴らしさを今すぐにでも伝えたいのですが、
そうすることで、我が子の気持ちが不安定になってしまったら本末転倒なので、
昨年夏の出来事(2)をきかっけに、子供優先の生活を送るよう心がけています。

勉強をしない日が多いことに、不安を感じることもありますが、
きっと未来の私が今の私を見たら

「子どもが絵本を持ってきてくれるうちは、喜んで読んであげな!
 今の優先順位で間違っていないよ!」

と声をかけてくれるんじゃないかなと・・・

幼稚園は保育園より親子イベントが多く、
クリスマス会やお誕生会などで、私が園児たちに絵本を読む機会が出てくると思うので、
そうしたことも楽しみたいと思います。

そして、絵本の読み聞かせの良さを保護者の方にPRできたら、
これほど嬉しいことはありません。

今年度も楽しい一年となりますように・・・!

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【注】

(1) 過去ログ 「原稿、峠を越える」参照。

(2) 過去ログ 「息子との絵本タイムを復活させたい」 参照。

【今日(昨日)読んだ絵本】

★ ピーター・ゴセージ 作 / 浜島誉志子 訳 『マウイたいようをつかまえる』 偕成社、1989年。
「娘と息子のお気に入り絵本。地味な絵本だが、子どもを惹きつける何かがある。」(91/100 再読)

★ アーノルド・ローベル 作 / 三木卓 訳 『ふたりはいつも』 文化出版局 1977年。
「がまくんにすっかり共感しっぱなしは息子。このシリーズはその日の気分に合わせて持ってくる。」(92/100 再読)

モノづくりをする姿を見せたい

2015年03月01日 | 私の子育て
あと1ヶ月もすると、娘が幼稚園に入園します。
年度末は何かとバタバタするので、袋物などを少しずつ作り始めました。

裁縫はわりと好きなのですが、神経を集中させるので疲れます・・・
手間を考えると、売っているのを買う方が安いのですが、
娘の喜ぶ顔を考えると、ついつい作ってしまうのです。

母親が作ったものを喜んでくれるのは、小さいうちだけだと思うので、
今のうちに手作りを楽しんでおこうと思います。

カバンを作っている私を見て、息子がこんなことを言ってきました。

「ママ、これ面白い!」

「あぁ、これはルレットだよ。布に印をつける道具だよ」

「この紙は?」

「これはチャコペーパー。チョークがついている紙みたいなもので、
 これを敷くと、ルレットでつけた印が布につくんだ」

「へぇ~~っ」

裁縫は女の子は興味がありそうだけれど、男の子は興味がないかと思いきや、
息子は興味津々です。

特にミシンはメカというイメージが強いようで、
ボビンに糸がまかれていくのを見て「すげぇ!」と感動していました。

娘も毎日少しずつ布の形が変わっていくのを、
ワクワクしながら見ています。

できるだけ、物ができあがるまでのプロセスを見せてあげたいので、
子ども達のいる前に作ることも多いです。
失敗も多いのですが、子ども達は笑って流してくれます。

モノづくりをする母の姿を見て、何か感じてくれたら嬉しいですが、
何も感じないかもしれません(笑)

喜ぶ顔を想像しながら、少しずつ作っていきたいと思います。

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【今日(昨日)読んだ絵本】

★ 瀬尾七重 作・岡本順 絵 『ひなまつりにおひなさまをかざるわけ』 教育画版、2001年(行事の由来えほん)。
「娘のお気に入り。これを小学校の読み聞かせボラで読めばよかったな~と少し後悔。へぇ~と思う内容。」(163/200 絵本)

★ ラッセル・E・エリクソン 作/ ローレンス・ディ・フィオリ 絵 佐藤涼子 訳 『ウォートンのとんだクリスマス・イブ』 評論社、2008年。
「毎日息子に少しずつ読んでいる児童書。ワクワクドキドキ面白い!」(29/50 児童書)

大人が好む、いい子でなくてもいい

2014年06月13日 | 私の子育て
明日は朝から勉強会があるので手短に・・・

今日は息子の個人面談があったので、小学校へ行ってきました。

幼稚園までは面談で、いつもいいことを言われていたのですが、
小学生になってから、よくないところばかり言われるようになり、
自分の子育てについて、考えさせらえます。

親の良くないところを、息子が真似しているところがあるので、
具体的にどんな言動に気を付けるか、夫と話し合いました。

よくないところばかり言われるので、正直言って落ち込みますが、
私が見ている感じだと、そんなに問題があると思えないのです。

確かに、息子は大人の言うことをよくきく、
俗にいう「いい子」ではないのですが、
息子なりに、頑張っているなと思うことは多々あります。

ブツブツ言いながらも、お手伝いをしてくれますし、
妹に文句を言いながらも、かわいがってくれています。

ご飯を食べるのを嫌がりますが、
イヤイヤ言いながらも、毎日完食していますし、
勉強は嫌いですが、宿題だけは嫌がりながらもやります。

言葉遣いが汚いのは、(1)いつも注意をしているのですが、
汚い言葉を使うと、相手を傷つけることがあるので。
まぁ、男の子なら小2くらいだと、そういう言葉を使いたい時期なのかもしれません。

周囲の友達は、勉強もばっちり先取りしてやっており、
沢山の習い事を楽しそうにこなし、大人への挨拶などもきちんとしている姿を見ると、
息子はいったい・・・と思うこともありますが、長い目で見守っていきたいです。

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【注】

(1)過去ログ 「息子と絵本を楽しめるのもあと少し?」 参照。

【今日読んだ本】

中川ひろたか 作・長新太 絵 『ないた』 金の星社、2004年。
「子どもはよく泣くけれど、大人はほとんど泣かない。少し重い内容だが、文も絵もお気に入り。」(49/100 再読)

★ ことばあそびの会 文・金川禎子 絵 『きっときってかってきて』 さ・え・ら書房、1978年。
「息子のお気に入りに。クイズ感覚で親子で声に出して読みたい絵本。谷川俊太郎さんのあとがき(?)もいい。」(50/100 再読)

テレビやゲームがなくっても・・・

2014年02月05日 | 私の子育て
インフルエンザにかかって6日経ちましたがまだ微熱が続いています。
かかって3日目くらいにはよくなると思っていたのですが
思いの外長引いているのは、『こころ』を一気に読んだせいでしょうか・・・(1)

昨日今日と、本を読まずに布団に入ってとことん寝たところ
体が汗をたくさんかき、熱が出ていくような感じがしました。
あと少し!と思いながら体を休めることにします。

そんなわけで、あまり頭を使わない(?)子育ての記事を少し。


私がインフルエンザで寝込んでいる間
子ども達は何をしていたのか、時々リビングを通る時に見ていたのですが
息子は科学の実験遊びばかりしていました。

えぇ、宿題の指導など全くできなかったので
遊んでばっかりだったようです・・・

今、息子のクラスはインフルエンザ流行のため
学級閉鎖になっているのですが
午前中の自宅学習をちっともせず・・・

私が元気だったら横に座って宿題を見たりするのですが
今はそうもいかなくて。

「はぁ~っ」とため息が出てしまいますが
家でテレビやゲーム三昧とかよりは、まだいいかもしれないです。

ちなみに、我が家にはテレビもゲームもありません。

「えっ?!テレビも?!」

と聞かれそうですが、そうです。ないんです。

テレビは特に見ないので、今まで置いていなかったのですが
息子が小学生になってからは「うちはどうしてテレビがないの?」
と聞かれるようになったので

「小さい子にテレビはよくないから置いていないのよ。
○○ちゃん(下の子)が大きくなったら置くことも考えようね」


と伝えています。

テレビは見る時間などを守れれば、便利なツールだと思いますし
最近は冬季五輪なんかのスポーツを見たくなります。

あまり極端だと、子供も困るんじゃないかと思うのですが
たまに外で番組を見ることがあると、番組の質の悪さにげんなりするのです。

私が小さい頃は、テレビはもっと面白かった気がするのですが
最近は面白く見せようとしているだけで、面白くない気がして・・・

そんな理由も含めて、我が家にはテレビがないのですが
なければないで、子ども達は何かしら遊びをみつけて遊びだします。

ゲームに関しても、周囲のお友達でまだ持っていない子もまだいるので
みんなで何をして遊ぼうか考えるようです。

もしかしたら、陰でコソッと友達とゲームで遊んでいるかもしれませんが
家にないと、ゲームをする時間が圧倒的に短くなるので
外でやっていたら嫌だけれど、かろうじて共用範囲内かな・・・

ちなみにゲームに関しては

「1年生にはまだ早すぎる。もう少し大きくなってから」

と伝えています。

・・・こんな話を聞くと、すべてがうまくっているように思われますが
そんなことはありません。

この間なんかは夫が自分のゲームをこっそり子供にやらせていて
大喧嘩になったりもしました。

だいたい母親が厳しくて、父親が甘いというのは我が家でも同じで
息子もテレビやゲームに関心のある、よくいる小1の男の子。
良くも悪くも子供らしいです。

実際はゲームを持っていても、習い事とか勉強とかを
きっちりやっている子の方が、学校の成績が良かったりすることも多く
内心焦る気持ちもありますが、だからってなんでもかんでもやらせればいい
というわけではないと思うんです。

無駄のように見える時間も、子どもにとってはとても大切な時間なのですから。

学級閉鎖の期間に何も勉強をしないで、もったいないことをしたなぁと思う反面
息子なりに好きな実験を楽しんだり、興味のある本を読んだり
それはそれでいい時間を過ごせたんじゃないかなと思いました。

本人は外でいっぱい遊びたかったものの
一応学級閉鎖中なので、やむなく家にこもっていましたが。

とはいっても、それなりに勉強もしてほしいのが親心なのでした(笑)

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【注】

(1)過去ログ 「良質な本の持つ底力」 参照。

絵本の読み聞かせ

2008年04月10日 | 私の子育て
勉強の話ばかりで
子供のことをあまり書かない私ですが
今日は久々に、子育てママな一面を書いてみたいと思います。

妊娠出産に関しては
いろいろと難題があったのですが
幸福にも乗り越えることができました。

そんな息子だからか
結構タフで、甘えん坊です(笑)

私は母親に、絵本の読み聞かせとかを
してもらった記憶がなくて
本が大嫌いでした。

小学校の頃も嫌いでしたし
中学や高校に進んでも
本は大嫌いで
周囲が小説などを読んでいると

どうしてあんなに難しい本を
読む気になれるのか??

と不思議に思ったほどでした(笑)


短大に入ったときも

「とりあえず国文」

ということで、深く考えずに決めてしまい
文学を勉強したいなどとは
これっぽっちも思っていませんでした。

けれど、短大にいるときに
本が好きな友達と
自分との間に、大きな差があることを感じました。

なんというか、本を読むための
基礎がきっちり整っている感じで
自分はそうした基礎が全くなかったのです。

それはショックでしたが
短大に入って2年ほどして
初めて文学というものに興味を持ち始めて
そして勉強し始めました。

なので、私が本に親しみをもつようになったのは
ごくごく最近で、日大通教に入ったときに
テキスト学習が難しすぎて、内容がよくわからなくて
何度となく苦戦し、スクーリングでっとたことも(笑)

そんな自分が、まさか大学院まで進学して
修了後もこうして文学をかじりつつ
息子に絵本の読み聞かせをしているというのは
とても不思議な光景なのです。

読み聞かせは、私から息子への
プレゼントです。

いつか、本をすんなり受け入れられるように
本を読むことが楽しいということを
知ってもらえたら…

と思っています。

とはいっても、私自身
絵本を読んでいて
いろいろ気づかされることも多いので
息子にとっても、私にとっても
とても大切な時間をいえます。

文学に出会わなかったら
「読み聞かせ」にそこまで興味を示さなかったことでしょう。

そういう意味では
学生時代、文学を勉強してきて
本当によかったです。

そして、これからも
現役で勉強していきたいです。

まだ、研究という領域ではありませんが
子育てと両立していけたら…と思う今日この頃です。