MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

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“MAYU CLUB” ~まゆみの絵本棚~ は絵本の読み聞かせにハマったMAYUが、絵本やインテリア、自分の育児などについて思ったことを綴っています。 高3の息子と中1の娘の母で、現在は学校図書館で司書として働いています。

夏休みの宿題をつきあう

2014年08月23日 | 我が子のこと
息子の夏休みも残すところあと1週間となりました。

まだ学校の宿題が大量に残っているので、
宿題をやる環境づくりに親は必死です・・・

嫌がってズルズル伸ばした結果、
読書記録、自由研究、調べ学習、日記など、苦手なものが終わっていません。

集中すればすぐに終わりそうな量なのですが、
集中力がないため、エンジンがかかるのに時間がかかり、
やっていても途中ですぐ休憩するので、やるのに一苦労です。

だからあれだけ早めにやっておこうと言ってきたのに・・・

けれど、実際そういった状況になってみないとわからないタイプので、
これはこれでありかなと思っています。

先週はストーリーテリングンの集まりがありましたが、
息子の宿題が終わらないためお休みする羽目に。

横で声をかけたりしないと、宿題が進まないのです・・・

面倒くさいことにぶつかると、一人で乗り切ることができないので、
横から声をかけ、エールを送りながらすすめています。

なんだか吸血鬼のように親の愛情を吸って生きているような感じなので、
こちらは貧血になりそうでフラフラなのですが、
息子も頑張っているので、あと一週間、なんとか乗り切りたいです。

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【今日(昨日)読んだ本】

★ 山下美樹 文・的川泰宣 監修 『「はやぶさ」がとどけたタイムカプセル ~7年、60億キロの旅~』 文渓堂、2011年。
「一人称で書いてあるのでわかりやすい。寝る前に毎日少しずつ読んでいる宇宙関係の本。」(75/100 再読)

★ 福田豊文 写真・なかのひろみ 著 松本嘉子 ブックデザイン 『どうぶつえんのみんなの1日』 アリス館、2014年年。
「動物園好きの娘のお気に入り。動物園に行ったことを思い出す、楽しい写真絵本。」(76/100 再読)

いとうひろし 作・絵 『だいじょうぶ だいじょうぶ』 、講談社、2006年。
「主人公と息子と重なる・・・育児に疲れた大人に読んでもらいたい絵本」(77/100 再読)

夏休みは子どもにとって、休息期間でした

2014年08月19日 | 我が子のこと
久し振りのブログ更新です。

夏休みに入ってもうすぐ一ヶ月。
子ども達はのびのび楽しそうに遊んでいますが、親の私は大忙し!

毎日のように子ども関係の割り込みの用事が入り、
それらに合わせて生活をする日々でした。

けれど、家族で過ごす時間も多く、楽しい思い出もたくさんできたので、
夏休みらしい日々が送れたように思います。

小2の息子はワガママがすごかったですが、甘えを受け入れてもらいたい表れで、
しばらく抱きしめたりすると、落ち着きを取すことも多かったです。(1)

昨夜夫と、子どもが手がかかる子に育っているのは、
親のしつけがなっていないからと思う祖父母が多いという話になり

「息子も娘も手のかかる子だけれど、とてもかわいい。やさしいところもある。
 あの子たちの持ち味をどうして悪く言うんだろう?」

「親の言うとおりにする子がいい子で、そうでないこはいい子じゃないって、
 なんだかおかしくない?」

と、意見を交し合っていました。

素直じゃない、意地っ張り、かわいげがない・・・

そういった子どもだって、素直で優しい心を持っているのに、
大人がそれを見抜けないだけなんじゃないかなって思ってしまいます。(2)

うちの子達は手がかるタイプですが、その分親として学ぶことも多いです。
息子も娘も、甘えたかったんだな~~と強く感じます。

やりたいことはいろいろありますが、まずは家族を優先させて、
状況が落ち着いてから、絵本関係の事をやっていく予定です。

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【注】

(1)過去ログ 「甘えが増えたが笑顔も増えた ――息子と娘のこと」 参照。

(2) 過去ログ 「大人が好む、いい子でなくてもいい」 参照。

【今日(昨日)読んだ本】

★ てらむらてるお 作・むらかみつとむ 絵 『まいごになったぞう』 偕成社、1989年。
「古い絵本だけれど、子どもの心のストンとくる。子どもの共感をそそり、聞いていて安心できる絵本。」 (71/100 再読)

★ マーガレット=マーヒー 作・ジェニー=ウィリアムズ 絵 はましまよしこ 訳 『はらっぱにライオンがいるよ!』 偕成社、1991年。
「娘のお気に入り。内容の深い部分はわかっていなくても、それに触れているだけで十分かもと思わせる絵本。」(72/100 再読)

★ 北山葉子 作・絵 『あかたろうの1・2・3の3・4・5』 偕成社、1977年。
「2歳くらいから楽しめるあかたろうシリーズ。色使いがキレイ。電話に興味が出てきたら是非。」(73/100 再読)

甘えが増えたが笑顔も増えた ――息子と娘のこと

2014年08月04日 | 我が子のこと
夏休みに入ってから、子どものことでいろいろ大変なことが多かったですが、
週末やっと休みをもらうことができ、日本子どもの本研究会の研究集会に、
8月1日2日と二日連続、参加してきました。

しかし、C.W.ニコル氏の記念講演以外は図書館寄りの実践報告が多く、
文庫での活動報告も少しありましたが、全体的に教員や司書向けの内容だったように思います。
なので、読み聞かせボラをしている人の参加は、かなり少ない気がしました。

初日は私の住んでいる地域で働く司書さんや教員の方がチラホラおり、
声をかけてもらえました。

昨年は知らない人だらけだったというのに、今年は顔見知りの人が何人かいたので、
私の子どもの本の活動は、この1年間で少し変化が出てきたようです。

やっぱりこうした集まりに顔を出していると

「あの方、名前はわからないけれど、前にも見たことがある・・・」

というところから始まり、何かのきかっけで話をするようになるので、
こうした場所に顔を出すということは、大切なことだと思いました。


さて、勉強っぽい話はここまでで、最近の息子の状況についてを書きます。


精神的に不安定な状況の息子の心のケアを始めてもうすぐ2週間。(1)
子どもをしかる時は、いけなかった行為だけを注意し、
人格を否定するような表現は避けるよう心がけました。

一人でやろうとしないときは「一緒にやろう」といい、助け舟を出すことで、
苦手なことをやりやすくなったように思います。

息子は一見、楽をしているようにも見えますが、親に甘えやすい環境になり、
抱っこをしてもらったり、辛い持ちを受け入れてもらったり、
だいぶ気持ちが落ち着いてきたようです。

感情が爆発することもありますが、娘と同じ2歳児だと思えば、
「子どもならよくあること」と、受け止められます。

子どもが自立と甘えをいったりきたりして成長するとよく言いますが、
息子も娘も、今まさにその時期なのだと思いました。

世の中大変なことや辛いことも多いけれど、
親は自分を理解してくれ、心の支えになっているとわかると、
子どもは安心できる気がするのです。

息子に絵本を読む機会もスキンシップも増え、
娘も息子も今まで以上に明るくなりました。

しつけももちろん大切なのですが、この笑い声も大切にしたいと思います。

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【注】

(1)過去ログ 「息子との絵本タイムを復活させたい」 「息子との絵本タイムを確保!」  参照。

【今日(昨日)読んだ本】

★瀬田貞二 訳・太田大八 絵 『世界のむかしばなし』 のら書店、2000年。
「いろいろな国の昔話が入っている。親が読んでも、子どもが読んでも。息子のお気に入り」(70/100 再読)

★ミシェル・ヌードセン 作/ ケビン・ホークス 絵/ 福本友美子 訳 『としょかんライオン』 岩崎書店 2007年。
「絵本に込められたメッセージがなんともいえない。完成度の高い絵本。オススメ!」(156/200 絵本)

レイモンド・ブリッグズ 作/ さくまゆみこ 訳 『風が吹くとき』 あすなろ書房、1998年。
「ほのぼのとした夫婦を通じて、核兵器の恐ろしさを伝えるマンガのような絵本。この時期、大人にも読んでほしい。」(157/200 絵本)