MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

絵本の読み聞かせの“MAYU CLUB” ~学校司書まゆみの絵本棚~ へようこそ!!

“MAYU CLUB” ~まゆみの絵本棚~ は絵本の読み聞かせにハマったMAYUが、絵本やインテリア、自分の育児などについて思ったことを綴っています。 高3の息子と中1の娘の母で、現在は学校図書館で司書として働いています。

狭い3LDKマンションで、絵本リビングを維持するための工夫

2017年09月25日 | 絵本とインテリア
このところ平日も休日も外に出ることが多かったからか、
疲れ気味で、最低限の掃除だけにとどまっていましたが、
今日は久しぶりに家中を、とことん片付けました。


木×白のインテリアには、子どもを包むような温かさがある。

8月~9月にかけて、絵本リビングにあった、0才~2才のころの絵本を整理し、(1)
キッチンカウンター下の児童書コーナーに入りきらない、
増え続ける児童書を入れるスペースを確保しました。

息子が厚みのない文庫タイプの児童書を、読んでくれると助かるのですが、
文庫タイプだと字が小さすぎて、あまり手に取らないので、
厚みはあるけれど、ハードカバーのタイプを購入しています。

児童書は分厚いので、すぐに本棚がいっぱいになってしまいますが、
リビングにあるほうが手に取る回数が多く、
寝る前の読み聞かせの時も、よくもってくるので、リビングに置いています。

児童書は何度も読まないので、息子が図書館で借りてくれるといいのですが、
いつもその日の気分で本をリクエストしてくる息子は、
貸し出し期限内に読み終えることができません・・・

なので、本の配本サービスで購入したり、書店で購入したりしています。

図書館の本も好きな子なのですが、自分の家の本も大好き!
どちらの本も、我が家には不可欠な存在です。

一方、年長の娘は家に以前からある絵本と、図書館で借りた絵本の両方を好みます。
二人とも図書館の絵本が結構好きなので、以前より購入する本の量が減り、少し助かっています。

来年4月に娘は小学校入学予定。学校アイテムが増えるため、
新しく物を置くスペースが必要になってきます。

息子は小6までには、自分の部屋や机がほしいと言っているので、
部屋に大型家具が入ってきても、なんとか寝る場所を確保できるよう、
スペースを確保するのに必死です。

同性兄弟なら1つあれば済むものも、
子どもが男女だと、男の子用と女の子用の物が必要になったり、
部屋も分けなければ難しかったり、スペースもコストもかかります。

けれど、狭いタイプの3LDKマンションであっても、子供の成長に合わせて、
いろいろな工夫をこらして、住んでいけたらと思っています。

絵本リビングも、狭い3LDKマンションでは難しそうに思えますが、
我が家にはダイニングテーブルやソファを置かないことで、
こだわりのスペースを確保しました。

読まなくなっても、購入してきた絵本をすべて保管するのでなく、
お気に入り以外は手放すことで、少ない収納でも、今のところは、
なんとかやってこれています。

夫が10年以上前に購入し、今は全く読んでいない大量のマンガが、
収納を圧迫しているので、あの漫画を保管するなら、大事な絵本を保管したかった!
と思うことも多々ありますが、価値観は人それぞれなので、ここはグッと我慢です(笑)

大型家具の高さを出せば、本などの物の収納率も上がるのですが、
大きな地震の時に心配なので、できるだけ背の高い家具は置かずに、
背の低い家具で、なんとか乗り切ろうと思います。

大量の収納用品を買うよりも、本や物の見直しや掃除をすれば、
既存の収納で、何とかなることが多いです。

そんなわけで、今後も本や物の見直し、掃除を中心に、
家族が過ごしやすい、絵本リビングの環境を整えていきたいと思います。

にほんブログ村 子育てブログ 子供への読み聞かせへ 
↑ いつも応援ありがとうございます。マイペース更新ですが、少しでも記事に共感できたり、参考になったと思った方は、お好きな方をポチッとお願いします。

にほんブログ村 (バナーをクリックすると、安全なサイトのランキングにとびます)

【注】

(1) 過去ログ 「読まなくなった絵本を寄付」 『半年に一度、書庫スペースの整理』 参照。

【今日(昨日)読んだ絵本】

★ ビバリー・ドノフリオ 文 /バーバラ・マクリントック 絵 /福本由美子 訳 『ないしょのおともだち』 ほるぷ出版、2009年。
「娘が大好きな絵本。絵が丁寧なので、親子で楽しみたい。幼稚園年中~小学校低学年の女の子におすすめ。」(絵本)

半年に一度、書庫スペースの整理

2017年09月21日 | 絵本とシンプルライフ
9月中、自宅の書庫スペースの整理をしていました。

書庫スペースと言っても、小さなウォークローゼットの棚の一角を、
私がそう呼んでいるだけです。

最近は、子どもが読まなくなった絵本だけれど、とっておいてほしい絵本を保管しています。

↓ちなみに今年の2月の書庫の状態はこんな感じでしたが・・・(1)



↓今はこんな感じになりました。


書庫の絵本も私の好きな、背の順で並べています。

今年の6月に15年近く所属していた、樋口一葉研究会を退会したので、
初めての原稿料で買った、定本の『樋口一葉全集』を手放しました。

今は子どもの本や学校図書館の勉強にウエイトを置いているので、
しばらく一葉研究はしないと思います。

ここ数年、定本の全集より、新日本古典文学大系 明治編の『樋口一葉集』を読むことが多かったので、
そちらは残しました。

息子が「コロコロは手元に今月号あれば十分。もう先月号はいらない」と言ってきたので、
書庫で先月号を保管するのをやめました。

あとはリビングの絵本棚から引っ越してきた絵本が何冊かあります。

娘は時々「書庫の絵本を見せて!」と言ってくるので、見せてあげると、
書庫の絵本の何冊かをリクエストしてきます。

久しぶりに見かけると、新鮮なようで、読みたくなるようです。

子どものこうした姿を見ていると、
絵本を置くスペースがあるなら、保管してあげるほうが、
絵本と再会しやすく、子供にとってはいいと思います。

私も絵本は手放さずに全部保管するつもりでいたのですが、
東日本大震災を経験してから、本棚や本棚の本に
つぶされるのが怖くなり、本を高い位置に置かなくなりました。
(書庫はドア付きのウォークインクローゼットなので、高い位置に置いていますが)

東日本大震災がきたとき、私はブックオフにいて、
今にも倒れそうな、グラグラ揺れる本棚を見ていたので、
あの本棚にぶつされたら怖い!と思うようになってしまったのです・・・

今となっては、背の高い家具は食器棚くらいで(いずれ低いものに変更予定)、
寝室は部屋に時計すらかかっていません。

寝ているときに、ピクチャーレールに引っ掛けている時計が落ちてきたら怖いので、
寝室の時計は床置きに変えました。

以前、書庫の中は私の研究関係の本でいっぱいだったのですが、
今は子供たちの思い出の絵本置き場になっています。

絵本リビングは、絵本が少し減って寂しいですが、
児童書置き場が増えたので、それはそれでにぎやかです。

今後も子供の成長に合わせて、リビングの絵本棚や、書庫の整理を
進めていきたいと思います。

にほんブログ村 子育てブログ 子供への読み聞かせへ 
↑ いつも応援ありがとうございます。マイペース更新ですが、少しでも記事に共感できたり、参考になったと思った方は、お好きな方をポチッとお願いします。

にほんブログ村 (バナーをクリックすると、安全なサイトのランキングにとびます)

【注】

(1) 過去ログ 「書庫の絵本を一部手放す―自宅の書庫スペースを整理」 参照。

読まなくなった絵本を寄付

2017年09月08日 | 絵本とシンプルライフ
二学期が始まり、一週間が経ちました。

まだ小5の息子は学校の忙しさになれない様子で、
夏休みが終わったことを毎日のように残念がっています。

夏休みは上の子と下の子と一緒に、図書館主催の、夜のおはなし会に参加し、
楽しい思い出が作れました。

まさか小5の息子とお話し会を一緒に楽しめるなんて、思ってもいなかったです。
(自分から「俺もいく!」と言いだしました。)

上の子は、活字の多い本は苦手ですが、絵本や本の読み聞かせは大好きなんだなと思いました。

さて、先月ブログを更新した後(1)、下の子(娘)と絵本の整理をしていたところ

「もうこの絵本読まないから、幼稚園にあげて」

と言われてしまいました。(2)


娘が小さい時に買った、まだきれいな本ばかり。

その冊数の多いこと!

「本当に言いの?!」とこちらが戸惑ってしまうほど・・・

「幼稚園にあげて」と言われたので、幼稚園に確認したところ、
定番絵本より、ちょっと珍しい絵本がほしいと言われたので、
幼稚園になさそうな絵本をセレクトして、寄付してきました。

娘は時々「今日ママがあげた絵本を、先生が読んでくれたよ~」
と嬉しそうに報告してくれます。

絵本の読み聞かせ活動をする者としては、
子供たちに絵本が読まれることが一番うれしいので、
幼稚園に絵本を寄付してよかったです。

また、子どもが通院している病院に絵本の寄付をしたいが大丈夫か確認したところ、
是非受け取りたいとの返事をもらい、娘と寄付をしに行きました。

そこの病院のプレイルームの絵本はボロボロで、
定番絵本もほとんどなかったので、定番絵本をセレクト。

「プレイルームに置いてもらえるといいな。
 そうしたら病院へ行ったとき、いつも読めるもん」

と娘が言ってきたので、どうやら娘も、自分が昔読んでいた絵本は、
納得の行く場所に寄付してほしいようです。

そういえば息子も、おもちゃをお下がりでまわすときも、
「○○にだったらあげてもいいよ」と言ってきたり・・・

子ども達は、顔の見える親しい人たちに、
大切にしてきたものを贈りたいのかもしれません。

それでも二人とも、小さいころからのお気に入り絵本に関しては譲らず、
リビングや書庫にしっかり確保しています。

狭い3LDKのマンション住まいなので、
もう読まなくなった絵本を、全部保管することはできませんが、
子供たちにとって大切な絵本は、大事に保管していきたいです。

ちなみに、絵本を寄付し、本棚にスペースが空いたので、
そこに最近増えつつある、息子の児童書を入れました。

以前から確保したかった、配本サービスから送られてくる、
児童書を入れる場所ができて一安心です。

今日、児童書をあまり手に取らない息子が、
まだ読んでいない児童書を手に取って目を通していたので、
本棚の空いたスペースに、児童書を移したのは大成功でした。

今後も子供たちがくつろいで過ごせる、絵本のリビングを目指したいです。

にほんブログ村 子育てブログ 子供への読み聞かせへ 
↑ いつも応援ありがとうございます。マイペース更新ですが、少しでも記事に共感できたり、参考になりましたら、お好きな方をポチッとお願いします。

にほんブログ村 (バナーをクリックすると、安全なサイトのランキングにとびます)

【注】

(1) 過去ログ 「夏休み、子どもと一緒に絵本リビングを片付ける」 参照。

(2) 関連記事 「書庫の絵本を一部手放す―自宅の書庫スペースを整理」 

【今日(昨日)読んだ絵本】

★ ヨシタケシンスケ 著 『つまんないつまんない』 白泉社、2017年。
「ヨシタケシンスケ」さんらしい、面白くも考えさせられる絵本。息子も娘も大好き。」(絵本)

★ ヘルガー=ガルラー 作 /やがわすみこ 訳 『まっくろネリノ』 偕成社、1973年。
「とても内容が深い絵本で、絵がしっかりと物語っている。幼稚園児も小学生も楽しめる。」(絵本)