海外で一葉に出会えた! 2003年02月24日 | 大学院修士1年(通学) 先日、地域の図書館を発見しました。(注1) 旅行の場合、こういった場所に長くいることは難しいですが 語学研修などだと、ちょくちょく図書館を利用できたりするので 図書館発見はとても嬉しかったです。 やっぱり一番に日本文学を探してしまいました。 日本の地域の図書館でも、海外の文学史などの本は少ないですが こちらもはやり少なかったです。 (文学部のある大学図書館なら豊富なのかもしれません) けれど、一葉に出会う事ができました! 英文で書かれた近代文学史の本の中に 一葉の事も書かれていました。 ホストファミリーに一葉のことは話していたのですが 表現が難しく、説明に苦戦していただけに この本をコピーして、説明をしました。 ホストファミリーも一葉の事を理解してくれて、嬉しい限りです。 今度5000円札になる人だという事もきちっと伝えましたよ。 もっと歴史や文学を英語で話せるようになりたいです。 その前に日本語でも勉強しておかなくては・・・! (注1)この時期、オーストラリアへホームステイに行っていたため、ここでの「地域の図書館」とは、 オーストラリアの滞在先にある地域の図書館をさします。
オーストラリアより 2003年02月17日 | 大学院修士1年(通学) 2週間前、論文をなんとか仕上げて、海外へやってきました。 あら?ここの管理人さん(注1)なにをしているの? と、思われたかもしれません。 スミマセン、2月いっぱいオーストラリアにきています。 敢えて国文関係をこちらにはもってきませんでした。 もってきたのは以前に一葉記念館で購入した資料くらいでしょうか? ホストファミリー等に一葉を紹介したかったからです。 こちらではまだ一葉はほとんど知られていません。 お札の女性になることもです。 (まぁ私も海外のお札がのちのち変わるという予告を受けても 知らないと思いますし・・・) 一葉の書く字をみて「うわっ!読めない!!」と、先入観を持ってしまう人もいました。 (私はあの曲線が美しいと思うのですが・・・) あの文体は、どうやったら伝えることができるのかなぁ なんて思ってしまいます。 韻とでもいいましょうか? 翻訳では難しいですし、いつかこの文体の素晴らしさを 世界の人に知ってもらいたいなぁって思います。 一葉は就職たとしても、私の中の趣味としても生きるので 今後の課題にしたいと思っています。 それには日本と、日本以外の事も知らないといけません。 まだまだ私の研究(勉強?)は続きそうです。 けれど、やりがいありますね! (注1)当時「まゆみ国文研究室」というサイトの管理の管理人をしており、この記事はそのサイトにアップされていました。 サイトを管理する人を「管理人」と呼ぶので、ここでの管理人とは、私のことを指しています。 海外にいて、日本って?日本文学って?と考えさせられました。