MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

絵本の読み聞かせの“MAYU CLUB” ~学校司書まゆみの絵本棚~ へようこそ!!

“MAYU CLUB” ~まゆみの絵本棚~ は絵本の読み聞かせにハマったMAYUが、絵本やインテリア、自分の育児などについて思ったことを綴っています。 高3の息子と中1の娘の母で、現在は学校図書館で司書として働いています。

子どもの本の学校 みなと校 ―この1年の絵本から

2014年06月29日 | 日本子どもの本研究会
まだ病み上がりなので、手短に・・・(1)

昨日まだ体調が万全でない中、日本子どもの本研究会が共催する、
子どもの本の学校(みなと校)へ行ってきました。(2)

5月~6月の間に5回あるので、3回くらいは行く予定だったのですが、
息子の学校行事や研究会などと重なることが多く、
出席できたのは最終日の絵本の講義のみでした。

内容は2013年に出た絵本の紹介だったのですが、
毎月図書館でやっている、児童書の新刊紹介(3)に参加していたからか、
知っている絵本が、そこそこあったのでビックリ!

以前は『こどもの本棚』(4)の新刊紹介や選定図書を読んでも、
知らない本ばかりだったのが、最近は少しずつ知っている本が増えてきたので、
毎月参加している新刊紹介の力は、かなり大きいと思いました。

ただ、本の内容は出てきても、正確な本の名前が出てこないことが多かったので、
本のタイトルを書いたり、声に出して読んだりする癖をつけるよう、心がけたいです。

書いたり記録したりしないと、忘れてしまう率が高くなるので。

感想として・・・

日本では毎年たくさんの絵本が出版されているというのに、
良質な新刊が極端に少ないのはとても気になりました。

図書館の新刊紹介でも、良質な絵本や、面白い!と思うものは
翻訳絵本の方が多いなと感じたりも。
特に高学年向けの絵本となると、海外のものがほとんど。

先日、アーサー・ビナードの『ここが家だ』(5)という絵本を読んだのだが、
政治家全員にこの絵本を読んでもらいたいです。
日本人のだと、ここまでズシーン!とくるものが少ない気がします。それとも私が勉強不足なだけかしら?

書きたいことは山ほどありますが、まだ病み上がりなのでこの辺で・・・

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【注】

(1)過去ログ 「【管理】少しだけブログ更新をお休みします」 参照。

(2)過去ログ 「子どもの本の学校 多摩校」 参照。

(3)月に1回、図書館が主催する、子どもの本の新刊紹介に参加している。
過去ログ 「久し振り!児童書の新刊紹介に参加」 参照。

(4)日本子どもの本研究会が発行している、子どもの本の月刊書評誌。

(5)ベン・シャーン 絵/ アーサー・ビナード 構成・文 『ここが家だ ――ベン・シャーンの第五福竜丸』 集英社、2006年。
アメリカの原爆実験で被害を受けた日本人のことを綴った絵本。かなりヘビーだが、心にグッとくる。

【今日読んだ本】

★ 渡辺茂男 作・山本忠敬 絵 『パトカー ぱとくん』 福音館書店、1998年(こどものともコレクション2009)。
「息子からのリクエスト。じぷたとストーリーが似ている。違うところを探すと面白い。」(57/100 再読)

オリヴァー・ジェファーズ 作&絵/ 青山南 訳 『あっ、ひっかかった』 徳間書店、2014年。
「面白い!読み聞かせボラで読んだら、子ども達がい大笑いしそう。ユーモア―たっぷりの絵本」(140/200 絵本)

【管理】少しだけブログ更新をお休みします

2014年06月26日 | 管理人からのお知らせ
いつも"MAYU CLUB"を訪問いただき、ありがとうございます。

娘と私の熱がなかなかひかないため、熱が下がって落ち着くまで、ブログをお休みします。
来週は読み聞かせイベントもあるので、なんとか体調を戻すつもりです。

少しの間、更新をお待ちくださいm(__)m

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【今日読んだ本】

ポール・フライシュマン 文/ バグラム・イバトゥーリン 絵/ 島式子&島玲子 訳 『マッチ箱日記』 BL出版、2013年。
「ひいおじいちゃんがひ孫に、昔あった出来事を語る。胸を打たれる絵本。今年度の課題図書。」(139/200 絵本)

病気の時も絵本があれば・・・

2014年06月25日 | 絵本・児童書の読み聞かせ
昨日に引き続き、今日も娘と家で一緒に過ごしました。(1)
なので、子どものことを少しだけ・・・

2歳の娘は体調を崩しており、外で遊べないものの、
絵本を読んでもらえるので、とても嬉しいようです。

いつもだと、一日3,4冊ぐらいしか読まないのですが、
体調を崩してからは、一日20冊くらいは持ってきます。
といっても、読む絵本は1才~3才向けくらいの、短いものが多いので、すぐに読めてしまうのですが。

このくらいの子は、たくさん絵本があるよりも、
数は少なくてもいいので、同じ絵本を何度も読むほうがいいと私は思うのですが、
沢山の絵本の中から、今自分が読んでほしい絵本を持ってきます。

もちろんまだ字は読めませんが、だいたいどの絵本がどこに置いてあり、
背表紙でなんとなく判断ができるようなので、ひょいっと本棚から持ってきて、
嬉しそうに私に差し出します。

この間読んだ時は、全然関心がない態度をとっていたのに、
今日は寝る前にリクエストをしてきたり、子どもの心の中で、
どんな風に絵本がひっかかっているのかは、短期間ではわからないなと思いました。

そして、娘が寝る前に絵本を読んでいたら、息子が横に来て、
「オレの好きなページだ!」と言ってきたり、息子も楽しそうで、
5歳の年齢差を感じさせません。

今日、じぷた(2)を寝る前にリクエストしてきた息子を見て、
息子が小さい頃に図書館でよく借りた絵本を、少しずつ手元に置くというのも、
いいなぁと思いました。

娘も一緒にじぷたを楽しんでいたので、こどものともの傑作集あたりなら、
二人で楽しめそうです。
といっても、娘はじぷたの絵を楽しんでいる感じでしたが。

二人で同じ絵本を楽しんでいるというのが、なんだかいいなぁと思うのです。
別々の絵本を読むことが多いですが、同じ絵本を一緒に楽しめる相手がいるのも、
なかなかいいと思うので。

風邪で家にいっぱなしの娘ですが、
今日も一日、楽しそうに過ごしていました。

絵本に感謝です!

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【注】

(1)過去ログ 「ストーリーテリングの最終練習に参加できず」 参照。

(2)息子が小さいころから好きだった乗り物絵本の呼び名。過去ログ 「家族それぞれの絵本コーナー」 参照。

【今日読んだ本】

★ 渡辺茂男 作・山本忠敬 絵 『しょうぼうじどうしゃ じぷた』 福音館書店、1966年(こどものとも傑作集)。
「良質な幼稚園児向けの絵本と思われそうだが、小2の息子の心をわしづかみにしている。」(54/100 再読)

★ エリック・カール 作・絵 もりひさし 訳 『英語でも読める はらぺこあおむし』 偕成社、2006年。
「娘のお気に入り。「英語でも読める」は、果物のページになると文字がゴチャゴチャしすぎなのが難点。」(55/100 再読)

エズラ=ジャック=キーツ 作・絵/ 木島始 訳 『ゆきのひ』 偕成社、1969年。
「幼い子そのものを描いた作品。ピーターシリーズの中で一番お勧め。3才頃から。」(56/100 再読)


ストーリーテリングの最終練習に参加できず

2014年06月23日 | ストーリーテリング(おはなし)
娘のお昼寝の隙を狙って書いているので、手短に・・・

今日は来月図書館でやる、ストーリーテリングメインのおはなし会の
最終練習の日だったのですが、娘の熱がここ数日ひかず、
今日も熱が出たままだったので、欠席する連絡を会に入れました。

前回の会の集まりの時、最後までお話を語れなかったことが、
自分の中で悔しくて、(1)その後、何度も練習をしました。

そのおかげか、自分なりにテキストのことばを咀嚼し、
自分の中に描いているおはなしの世界を見ながら、
おはなしを語ることができるようになってきました。

練習当日、子どもが体調を崩さないか、気にしすぎていると、
体調を崩すと聞いていたので、できるだけ気にしないようにしていたのですが、
4日くらい前から怪しくなり、3日前に病院へ行ったものの、
プール熱ではなさそうだったので、特に薬も出ず、
週末は夫と息子が出かける中、娘と二人でゴロゴロ休んでいたのですが、
まだ熱が下がらず・・・

やっぱり気にしなくても、子どもは体調を崩す時は崩すのだなとわかりました。

今日おはなしの練習を一緒にする方に連絡をしたところ、
気持ちよく受け入れてくださったので、とてもありがたかったです。

「お子さんの体調が悪いときは、代理を立てるから安心して」

と言われ、安心して引き受けることができた、図書館のおはなし会。(2)

こういうことが今後もあると想定して、
もっと早めにおはなしの練習に取り掛かり、
余裕をもって語れるようにしておこうと思いました。

娘が起きたら病院へ行ってきます。

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【注】

(1)過去ログ 「ストーリーテリングの会、当日 ――ボロボロ」 参照。

(2)過去ログ 「ストーリーテリングの会に参加して――発見の連続」 参照。

【今日(昨日)読んだ本】

J・ロッシュ=マゾン 著/ 堀内誠一 画/ 山口智子 訳 『おそうじをおぼえたがらないリスのゲルランデ』 福音館書店、1973年。
「ゲルランデの言動が子ども(読者)と重なる!親が読んであげても。」(23/50 児童書)

東京こども図書館編 『絵本の庭へ』 を読んで

2014年06月21日 | 絵本・児童書関係
ここ2,3日、東京子ども図書館が出している、
『絵本の庭へ』(1)というブックリストにどっぷり浸かっています。

以前友人に紹介され、図書館で借りてみたものの、その時はゆっくり読めなかったため、
今回は掲載されている1157冊の絵本の絵本がどんな絵本なのか、
ゆっくり紹介文を読んでみました。

選書へのこだわりを感じます。

あまり知られていない絵本でも、質の高いものは載っており、
有名な絵本でも、この本に載っていないものも多く、
なぜ選ばれていないのか、考える機会ができ、面白かったです。

絵本は絶版になると、出版社や訳者が変わって発刊されることがあるのですが、
このブックリストでは、新しいふるいに関係なく、オススメの方を載せているので、
絵本の訳を重視している点が伝わってきました。

海外の作家の名前の表記が、苗字+名前になっていたり、
作家、画家、訳者などが並んで書いていないので、パッと見た感じでは、
少しわかりにくいのですが、絵本ガイド感覚で楽しむ分には支障ありません。

この作家さん、こんな絵本も描いているのかぁ・・・

など、なかなか書店ではお目にかかれない絵本や、
図書館の書庫で眠っていそうな絵本もたくさん載っており、
古典好きな私には、たまらないガイドでした。
2000年以降に発刊された絵本も、おすすめのものは載っています。

私は先日絵本を買ったばかりなので、(2)すぐには買えませんが、
このブックリストは手元に置きたいと思いました。

最近出た絵本を知りたい人には、物足りないと思いますが、
あまりメジャーでない古典絵本を知りたい人にはたまりません!
文庫や児童図書館では、メジャーな絵本なのかもしれませんが。

このブックリストがすべてではないですが、
今まで出合ってきたブックリストに、このブックリストも加えると、
かなりリストの幅が出てくると思います。

分厚い本なので、パラパラ見るのには向いていませんが、
ぜひ、図書館で「はじめに」だけでも読んでみて下さい。
とても大切なことが書いてあります。

私の住んでいる地域の分館(3)でも、このブックリストの絵本が
基本絵本として置いてあったら・・・と思わずにはいられません。

このリストに載っている絵本を、どんどん読んでいきたいです。

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【注】

(1)東京子ども図書館 編 『絵本の庭へ (児童図書館 基本蔵書目録1)』 東京子ども図書館、2012年。 ブックリスト

(2)過去ログ 「お気に入りの絵本がやっと手元に!」 参照。

(3)家から近い、小さな図書館のこと。分館に対して、大きな図書館のことを中央館と呼ぶことがある。

【今日読んだ本】

黒柳徹子 作・武井武雄 絵 『木にとまりたかった木のはなし』 河出書房新社、2014年。
「過去に岩崎書店から刊行されていた絵本。絵と文が一致しないところがあるが、製作秘話を読んだらありだと思った。武井さんの絵が美しすぎ。(138/200 絵本)

古田足日 作・堀内誠一 絵 『ロボット・カミイ』 福音館書店、1970年。
「絵が多い児童書。カミイが息子と重なる!子どもの心をよく捉えている本。親が読んであげててもいい。」(22/50 児童書)

お気に入りの絵本がやっと手元に!

2014年06月20日 | 絵本とインテリア
昨日は体調不良の中、朝から夕方まで外出で、疲れてきっていたので、
今日は家で体を休ませながら、家事をこなしていますが、
風邪らしきものがまだ治らず、少ししんどいです。

先日注文した絵本(1)が、一冊を除いて書店に入荷したので取りに行き、
子ども達が寝た後、さりげなく絵本棚に置いておいておきました。
すると、朝起きたときには、新しい絵本の存在に気が付いたようで、
床には新しい絵本を読んだ後がありました。
私は体調を崩しているので、今朝は少し遅くまで寝ていたんです。

どれも図書館で何度も借りた絵本で、子ども達はとても気に入っていました。
なので、そうした絵本が、絵本棚に並んであったので、すぐにわかったのかもしれません。

きっと今日は帰宅したら絵本を持って「読んで!」と言ってくるでしょう。

買った本の一部を紹介します。

<息子に買った絵本> バートンの『せいめいのれきし』(2)
<娘に買った絵本> 写真絵本『イエペはぼうしがだいすき』(3)
<息子と娘に買った絵本> ハッチンスの『ベーコンわすれちゃだめよ!』(4)
<自分に買った絵本> ロバート・マックロスキーの『サリーのこけももつみ』(5)
キーツの『ゆきのひ』(6)はまだ取り寄せ中。早く入荷しないかなぁ。

一気に4冊(5冊)購入するなんて、ちょっと頑張ってしまった感ありますが、
何年も前から気になっていた絵本だったので、今回思い切りました。

これらの絵本をゆったりと入れるために、絵本棚の配置を少し変更。
相変らず、家具を動かすだけの、お手軽な模様替え(7)ですが、
二つある面だし絵本棚を、一つにしてみたところ、一つの面だし絵本棚が主役に!
空いたスペースに、普通の絵本棚を和室からリビングに移動してみました。
絵本棚は和室もリビングも同じものを使っているので、移動しても違和感がありません。

図書館で借りれば、家に絵本スペースをたくさんとらないですむのですが、
スペースを使ってでも、お気に入りは手元に置いて、
育児で煮詰まってしまった日の夜などに、一人で読みたいのです。

おそらく息子も、私のような感覚で、何気なく絵本を手に取って
絵本を読むことで、心を調整しているような気がします。

なので、お気に入りや心に寄り添う絵本、大きくなって読んでも、
心に訴えかけてくる絵本は、手元に置いているのです。

本当は家がもっと広かったら、もっといろいろな絵本を置いてみたいのですが、
私の場合、一歩間違えるとコレクター気分で集めてしまう癖があるので、
今は無理せず、身の丈に合わせて、絵本を少しずつ買っていこうと思います。

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【注】

(1)過去ログ 「家族それぞれの絵本コーナー」 参照。

(2)バージニアリー・バートン 文・絵/ 石井桃子 訳 『せめいのれきし』1964年、岩波書店。
バートンが8年もかけて作った絵本。すべてが芸術的。ちなみにバートンは息子の好きな絵本作家。

(3)石亀泰郎 写真・文化出版局編集部 文 『イエペはぼうしがだいすき』 1978年、文化出版局。
30年以上前に出版された写真絵本。海外の絵本かと思いきや、日本の写真家の方が外国の子をモデルにして作ている。

(4)『パット=ハッチンス 作・わたなべしげお 訳 『ベーコンわすれちゃだめよ!』 偕成社、1977年。
原書、DON'T FORGET THE BACON を買ったが、子ども達は図書館で借りた日本語訳の方を気に入っていたので購入。ちなみに洋書絵本の下見については 過去ログ 「クレヨンハウスで洋書の絵本探し」 参照。

(5)ロバート・マックロスキー 文&絵/ 石井桃子 訳 『サリーのこけももつみ』 岩波書店、1986年。
絵も文も最高です。見返しの絵も美しい。『かもさんおとおり』や『すばらしいとき』の作者。
昨年の 「絵本の読み聞かせボラのサポート講座<実技>」 で、この絵本を読んでいる。

(6)E=ジャック=キーツ 作・絵/ 木島始 訳 『ゆきのひ』 偕成社、****年。(後日記載予定)

(7)過去ログ 「絵本のオープン収納と掃除のしやすさについて」 参照。

【今日(昨日)読んだ本】

★ セドリック・ラマディエ 文/ ヴァンサン・ブルジョ 絵 谷川俊太郎 訳 『おおかみだあ!』 ポプラ社、2014年。
「最近子ども達によくリクエストされる。この絵本を読むとみんなが笑いだす!ナンセンスっぽい。」(53/100 再読)

古田足日・田畑精一 作・絵 『ダンブえんちょうやっつけた』 童心社、1978年。
「少し長め。文学性の高い絵本。読み進めながらワクワク!後味もよい。」」(137/200 絵本)

気持ちが一つに!読み聞かせボラのイベント練習

2014年06月18日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
今日は読み聞かせボラのイベント練習の日でした。

来月のパネルシアターに向けて、前回に引き続き(1)
今回も通しで練習をしながら、所々でカットを入れ、
直した方がいいところなどを調整していきます。

この間はメンバーの間に「大変そう・・・」という空気が流れており、
少し心配していたのですが、今日は丁寧にする部分に関しても、
「そこまでやるの?!」といったような雰囲気はなく、
「いいものに仕上げたい!」という気持ちになって、練習に励んでいました。

直した方がいいところなどを言う時は、
相手を否定するように言わず、

「○○のほうがわかりやすいと思ったけれど、できそう??
大変だったら無理しなくていいよ」

「みんなはどう思う?今回の場合、どっちがいいかな??」

といった感じで、みんなで話し合って決めるようにしています。

今から4,5年前、小さなおはなし会をママさん仲間とボラでやっていたのですが、
その時に、メンバーに配慮のない発言をしてしまい、相手を傷つけてしまったことがあったので、
それ以降、ボラのメンバーへの言動には気を付けるようになりました。
といっても、切磋琢磨する関係の仲間とは、ボラでも厳しい意見交換をし合いますが。

「前回より丁寧な感じが伝わってきて、おはなしの世界にピッタリだよ!」

など、よかったと思ったことは、どんどん言葉にしたり、

「もし間違えちゃってもなんとかなる!。大丈夫だよ♪」

と、プレッシャーをかけない雰囲気を作りながらも、
適当ではなく、完成度の高いものに仕上げていきます。

後半、メンバーが手ごたえを感じ、自信を持てるようになったのが伝わってきたので、
とても嬉しい気持ちになりました。

このところ調子が悪かったので、(2)今日は行くのがしんどかったのですが、
マスクをしながら参加してよかったです。

こういった喜びは、一人で読み聞かせの練習をしている時には味わえないので、
読み聞かせは個人で楽しむ印象が強かったものの、
こうしたお祭り的なイベントは、時々やると新鮮なので、
聞き手にも読み手にもいいなと思いました。

来週の練習のためにも、体調を整えたいと思います!

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【注】

(1)過去ログ 「読み聞かせボラのイベント練習開始!」 参照。

(2)過去ログ 「家族それぞれの絵本コーナー」 冒頭参照。

【今日(昨日)読んだ本】

古田足日 著・中山正美 画 『大きい1年生と小さな2年生』 偕成社、1970年。
「不変性のある作品で、完成度の高い。これぞ文学!2年生くらいから。」(21/50 児童書)

家族それぞれの絵本コーナー

2014年06月17日 | 絵本とインテリア
ここ2,3日風邪をひいてしまい、横になったり起きたりの繰り返しでした。

地面にひっくり返り、ヤダヤダヤダ!!と大泣きする娘を、
抱っこで抱えて帰ります。

朝着る服も、これがいい!と言うので用意したところ、
着た後に「ヤダ!!」と言って抜き出したり、言動が支離滅裂!

息子は息子で、毎日のように「つまらない」「面白くない」を連呼。(1)
言うのは勝手だけれど、何も体調の悪い時に、何度も言ってほしくないのですが、
そういう時期なのだと思い、気長に見守ります。

さて、今日の朝、子どもがとても気に入っている絵本を、書店で注文してきました。

我が家は絵本を置くスペースの関係上、(2)
一度は図書館で借り、家の絵本になってほしいと思ったものは、、
自宅用として家に迎え入れます。

昨日は思い切って、息子が幼稚園児の時に何度も児童館で読んだ、
『しょうぼうじどうしゃ じぷた』(3)を我が家に迎え入れました。

もうずっと読んでいない絵本だったので、興味を持たないかな?
と思ったものの、「じぷただ!!」叫び、
「『パトカー ぱとくん』(4)と同じ人だね!」と言いながら、
嬉しそう絵本をめくっていました。

もうじぷたは卒業だと思っていたのですが、思い出の絵本だからか、
手元に置いておきたかったのかもしれません。

私も以前から、どうしても手元に置きたいと思っていた、
キーツの『ゆきのひ』(5)を買うことにしました。
ちなみに、4年くらい前からずっとほしかったのですが、子どもがあまり興味を持たなかったので、買わないでいました。

先日キーツの俳句絵本(6)を読んでいたら、キーツの絵本の中で一番好きな、
『ゆきのひ』を手元に置いて、ちょこちょこ読みたい気持ちになって・・・

贅沢ですが、自分のための絵本です。
子供用の絵本は家計で買いますが、自分のための絵本はお小遣いで購入。

「お母さんのお気に入り」と書いてある小さな絵本棚(10冊程度のスペース)に、
私の好きな絵本が入っているのですが、時々息子が勝手に取り出して読んでいることも。

そう、我が家はそれぞれ自分専用の絵本コーナーを持っており、
お気に入りの絵本は、自分のコーナーに入れて管理してます。
夫は絵本だけでなく、科学雑誌なども入れていたり・・・

こうしたコーナーがあると、お気に入りの絵本ばかり読んでしまい、
他の絵本を読まなくなりそうですが、そうでもないです。

自分の絵本コーナーがあると、自分の部屋があるみたいでワクワクしますし、
スッと手を伸ばして、ボーっとしながら絵本を読む時間は最高!

今後増え続ける絵本を、どう収納していくか悩みますが、
好きな絵本に囲まれた暮らしを続けたいので、
引き続き工夫をしていきたいと思います。

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【注】

(1)過去ログ 「息子と絵本を楽しめるのもあと少し?」 「大人が好む、いい子でなくてもいい」 参照。

(2)過去ログ 「絵本棚の位置を移動」 参照。

(3)渡辺茂男 作・山本忠敬 絵 『しょうぼうじどうしゃ じぷた』 福音館書店、1966年(こどものとも傑作集)。

(4)渡辺茂男 作・山本忠敬 絵 『パトカー ぱとくん』 福音館書店、1998年(特製版)。

(5)E=ジャック=キーツ 作・絵/ 木島始 訳 『ゆきのひ』 偕成社、1969年。

(6)過去ログ 「海外の作家が描いた俳句の絵本」 参照。

【今日(昨日)読んだ本】

★ ロバート・ブライト 作・絵/ 清水真砂子 訳 『あかいかさ』 ほるぷ出版、1975年。
「女の子が傘をさしていると、動物たちがどんどん入ってきて・・・2歳くらいの女の子におすすめ!」。(136/200 絵本)

渡辺茂男 作・山本忠敬 絵 『しょうぼうじどうしゃ じぷた』 福音館書店、1966年(こどものとも傑作集)。
「息子が3歳の頃から読み続けてきたが、ここにきてやっと購入!絵も文も最高です。」(52/100 再読)

【管理】ブログ名の一部を試験的に変更します

2014年06月15日 | 管理人からのお知らせ
いつも"MAYU CLUB"に足を運んでくださって、ありがとうございます。

今回は、ブログ名の一部を試験的に変更するというお知らせです。

このブログ名の名前は"MAYU CLUB"で、副題が「~絵本の読み聞かせに夢中~」なのですが、
ブログ名を口頭で伝える時に、"CLUB"のスペルや,間のスペースなどが伝わりにくいため、
わかりやすいブログ名をつけようかと、以前から検討していました。

そこで「まゆみの絵本棚」というブログ名が、覚えやすくていいなと思っているのですが、
"MAYU CLUB"というブログ名をつけて、かれこれ10年経っているので、
この名前を完全に消すのは、できたら避けたいと思っています。

「どうして"MAYU'S CLUB"じゃないの?!」と突っ込まれそうですが、そうしなかった理由は、別の機会に書くつもりです。

そこで、ブログ名は"MAYU CLUB"のままで、副題を「~まゆみの絵本棚~」にし、
「MAYU CLUB ~まゆみの絵本棚~」というブログ名を、試験的に使ってみます。

ブログ名と副題に名前が二つ入るので、どうかな~と思ったり、
「読み聞かせ」というキーワードが一時的に外れたりするので、
どうするか悩んでいますが、まずは試験的ということで。

「まゆみの絵本棚 ~読み聞かせに夢中~」というタイトルだと、
とてもわかりやすいのですが、絵本以外のこともブログ記事に書いているので、
多目的に使える"MAYU CLUB"というブログ名は、とても便利なのです(笑)
このブログは、その時々で変化するブログなので。

「まゆみの読み聞かせ日記」なども候補に上がりましたが、
わかりやすいけれど、家庭での読み聞かせのカラーが強いので、
もう少し幅の利く、「まゆみの絵本棚」という言葉を選びました。

もっとしっくりくるネーミングが見つかったら、再度試験的に変更をするかもしれませんが、
そのときは「いろいろ試しているんだな」と思っていただけると助かります。

今後とも"MAYU CLUB"をよろしくお願い致しますm(__)m

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【今日読んだ本】

★ 荒川薫 作・長新太 絵 『あしたてんきになあれ』 福音館書店、2014年(こどものとも700号記念コレクション20)。
「絵の色使いがいい。内容は少し女の子向けで、ほのぼのしている。」(134/200 絵本)

★ セドリック・ラマディエ 文/ ヴァンサン・ブルジョ 絵 谷川俊太郎 訳 『おおかみだあ!』 ポプラ社、2014年。(135/200 絵本)
「読み手(聞き手)参加型の絵本。絵本を動かして読み進めるところが面白い!ボラでもOK。」

樋口一葉研究会 第二十七回例会へ

2014年06月14日 | 樋口一葉
今日は樋口一葉研究会(以下一葉研究会)の、第二十七回例会(1)に出席するため、
会場の駒澤大学まで行ってきました。

一葉研究会は、今から十年以上前、私は大学院で樋口一葉の作品について、
勉強をしていた時から、ずっと参加している研究会です。(2)

毎年6月に例会があり、11月に大会があるのですが、できるだけ都合をつけて出席をします。
特に11月の大会は、一葉の命日の11月23日に行われることが多いので、予定が入らないよう、早くから手帳に書き込んでいます。
こうした研究会は敷居が高い印象がありますが、大規模な学会に比べるとアットホームで、
先生方との交流もしやすいので、院生などにもおすすめです。

今回は昭和文学会という、国文学研究の中で規模の大きい学会と重なってしまったため、
いつもより参加者が少し少なめでした。
しかし、徳永夏子氏は、一葉日記がどのように受け止められてきたかを丁寧に発表され、
関礼子氏(以下関先生)は、一葉の後期小説にある<悪>についてをご講演をされ、
多くのことを得ることができました。

特に、今回の関先生のご講演内容は、「講演」のよさが活かされた内容だったので、
私は一葉作品の<悪>の部分を、「ぶるっ」と体で感じずにはいられませんでした。

例会終了後、懇親会がいつもあるのですが、私は子どもが生まれてからは、
なかなか参加していなかったのですが、今回久しぶりに参加することができ、
例会とは違った、自由にいろいろな意見を交わす機会に恵まれました。

こうした場所に参加すると、雲の上のような存在の先生も、
普通の人間であることに気が付きます。(?!)

2ヶ月前に林真理子さんの講演を聞いた時も、同じようなことを感じたのですが、(3)
これらは私にとって、とても大きなヒントとなりました。

帰宅後、関礼子先生の一葉文学についての講演録(4)を読み返したくなり、
再度読み返したところ、今回のご講演と繋がるところがあり、
近年の論文をもっと読んでみたい気持ちがわいてきました。

私の中で、文学研究の快感がよみがえってきたのです。

そして、今までは文学研究は論文を書かなければ意味がないと思っていましたが、
研究会に出席し続けてきたことや、絵本という文学を読み続けてきたことは、
できる範囲で小さな文学研究を続けてきたと、言えるのではないかと思えてきました。
研究者にとって論文を書くことが、何よりも重要であることは百も承知ですが。

できていないと嘆くのでなく、できていることを喜びたい。

世の中の物差しで見たら、できていないと言われるかもしれませんが、
今は私の物差しを、できることを大切にしたいと思います。

「継続は力なり」

院生時代、お世話になった、恩師の言葉を思い出したのでした。

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【注】

(1)研究発表 「明治末期から大正期の女性の日記と樋口一葉」 徳永夏子(日本大学他非常勤講師)
講演 一葉における<悪>という表象 ――後期小説の転回―― 関礼子(中央大学文学部教授)

(2)樋口一葉研究会の詳細については、過去ログ 「樋口一葉研究会」 参照。

(3)過去ログ 「林真理子 特別講演 「小説を書く時間」」 参照。

(4)関礼子 「講演録 リアルとロマン――樋口一葉の文学――」 『中央大学国文』第55号、平成24年3月。


【今日読んだ本】

★ 平山暉彦 作・絵 『今日はハロウィン』福音館書店、2013年(月刊予約絵本 こどものとも 通巻691号)。
「娘のお気に入り。読むとハロウィンが待ち遠しくなる!」(51/100 再読)

久し振り!児童書の新刊紹介に参加

2014年06月13日 | 講演会や勉強会
今日は3ヶ月ぶりに、児童書の新刊紹介の集まり(1)へ行ってきました。

絵本の表紙を見た時と、中身を読んでもらったときとでは、印象が大きく変わるので、
できるだけその場で読んでもらうよう、お願いしています。

その場で黙読すると、どうしてもパラパラ見るだけになってしまい、
絵本を読んでもらったときの、あの面白さを味わうことができません。

なので、気になる絵本は、借りて家でじっくり読み、
読み聞かせボラの時に子ども達の前で読むなどして、
その絵本の存在を、子ども達に知ってもらうよう、心がけています。

今回は、こどものとも700号記念コレクション(3)が多かったので、
古典的な絵本がかなり出揃っていました。

あとは、海外の翻訳絵本などもおすすめです。
日本の絵本は出尽くした感が強いですが、
海外の作品は、翻訳するという時点でかなり厳選されるので、
わりと良質なものが多いです。

海外の絵本は、高学年の子が読むのにふさわしい作品も多いので、
日本でも、そうした絵本が多く出版されるといいのになと思います。
日本だと、絵本は小学校低学年くらいまでのイメージが強すぎるので、あまり出版されないのかも。

こうした集まりに出るようになってから、図書館員の方と仲良くなり、
気軽に新刊絵本について、意見交換をするようになりました。

以前は図書館員と利用者という関係だったというのに、
最近は地域の子ども達に、どんな本を届けたらいいかを、一緒に考える仲間のようです。

図書館に、こんな読書活動をしてもらえないかという要望も伝えやすく、
要望が実現したこともいくつかあります。
やっぱり思っているだけでなく、声に出して伝えることは大事です!

地域の図書館へ行くと、いろいろな図書館員の方に声をかけてもらえるようになり、
自分の顔が意外と知られていることに、最近気が付きました。

絵本と関わっていたら、いつの間にか、力になってくれる人が集まってきた・・・

そんな感じすらします。

子どもの本と関わる活動を、これからもしていこう!

そう、強く思ったのでした。

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【注】

(1)月に1回、図書館に入った絵本等を司書の方が図書館利用者に紹介してくれる集まりに参加している。 
過去ログ 「児童書の新刊紹介で意見交換」 「児童書の新刊紹介での楽しみ」 等参照。

(2)絵本の表紙が見えるように飾っておくこと。

(3)福音館書店が出している月刊予約絵本が、2014年7月号に700号を迎えたことを記念し、一部の過去の作品が、ハードカバーで出版された。

【今日読んだ本】

★ ほりうちせいいち 作・絵 『おおきくなるの』 福音館書店、2004年(こどものとも700号記念コレクション20)。
「シンプルで色使いが美しい絵。絵を読むのが好きな2~3歳児におすすめ。ボラでもOK!」(132/200 絵本)

★ 福田幸広 写真・ゆうきえつこ 文 『ねむいんだもん』 そうえん社、2014年。
「動物の寝顔の写真はとてもいいが、文章が若干物足りない。動物好きな子におすすめ。」(133/200 絵本)

大人が好む、いい子でなくてもいい

2014年06月13日 | 私の子育て
明日は朝から勉強会があるので手短に・・・

今日は息子の個人面談があったので、小学校へ行ってきました。

幼稚園までは面談で、いつもいいことを言われていたのですが、
小学生になってから、よくないところばかり言われるようになり、
自分の子育てについて、考えさせらえます。

親の良くないところを、息子が真似しているところがあるので、
具体的にどんな言動に気を付けるか、夫と話し合いました。

よくないところばかり言われるので、正直言って落ち込みますが、
私が見ている感じだと、そんなに問題があると思えないのです。

確かに、息子は大人の言うことをよくきく、
俗にいう「いい子」ではないのですが、
息子なりに、頑張っているなと思うことは多々あります。

ブツブツ言いながらも、お手伝いをしてくれますし、
妹に文句を言いながらも、かわいがってくれています。

ご飯を食べるのを嫌がりますが、
イヤイヤ言いながらも、毎日完食していますし、
勉強は嫌いですが、宿題だけは嫌がりながらもやります。

言葉遣いが汚いのは、(1)いつも注意をしているのですが、
汚い言葉を使うと、相手を傷つけることがあるので。
まぁ、男の子なら小2くらいだと、そういう言葉を使いたい時期なのかもしれません。

周囲の友達は、勉強もばっちり先取りしてやっており、
沢山の習い事を楽しそうにこなし、大人への挨拶などもきちんとしている姿を見ると、
息子はいったい・・・と思うこともありますが、長い目で見守っていきたいです。

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【注】

(1)過去ログ 「息子と絵本を楽しめるのもあと少し?」 参照。

【今日読んだ本】

中川ひろたか 作・長新太 絵 『ないた』 金の星社、2004年。
「子どもはよく泣くけれど、大人はほとんど泣かない。少し重い内容だが、文も絵もお気に入り。」(49/100 再読)

★ ことばあそびの会 文・金川禎子 絵 『きっときってかってきて』 さ・え・ら書房、1978年。
「息子のお気に入りに。クイズ感覚で親子で声に出して読みたい絵本。谷川俊太郎さんのあとがき(?)もいい。」(50/100 再読)

読み聞かせボラのイベント練習開始!

2014年06月11日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
今日は、読み聞かせイベントの練習に参加しました。

半年前、100人近い子ども達の前で、初めて読み聞かせイベントを手がけ、(1)
クラスでの読み聞かせとは違った楽しさを体験。

ボラのメンバーと、練習を重ねていただけに、
イベントが終わった後の達成感は、とても大きいものでした。

今回はパネルシアターに挑戦。
今日は脚本を読みながら、どんなところで間を入れるかを、
実践しながら話し合いました。

通しでやってみたところ、雰囲気がよく分かったので、
これを子ども達の前でやったら・・・と思うと気持ちがワクワク!

学校での読み聞かせボラは、人によって温度差があるので、
完成度にこだわりすぎるのでなく、やる側の楽しい気持ちを大切にしながら活動します。

昨日は緊張感でいっぱいの勉強会でしたが、(2)
今日はおしゃべりを楽しみながら練習ができたので、
楽しむことの大切さを再確認しました。

子ども達が寝た後、脚本を読み返しながら、
どうやったら短い時間で、ポイントを押さえながら練習ができるかを考えます。

このイベントでも、私はおはなしを覚えないといけないので、
ちょっと大変なのですが、子供たちの笑顔を想像しながら、
地道にこなしていこうと思います。

やっぱり知っている子達が聞き手だと、その子たちの笑顔が想像できるので、
覚える気力もわいてきて、非常にやりやすいです。

最近は常連さん相手に絵本を読むことが多かったので、
常連さんに気持ちが行きがちでしたが、
初めて会う子ども達と、絵本やおはなしを通じて、
楽しい時間を過ごす楽しさも、大切にしたいと思いました。

昨日からおはなしの練習のことで、いろいろ悩んでいましたが、(3)
子ども達の前で語るのだから、「子ども好きな私ならきっと大丈夫!!」
と、自分に言い聞かせる気持ちで練習したいです。

今日も隙間時間は、一語一句間違えないでおはなしを語ろうとしないで、
少し肩の力を抜いて、自分の中にあるおはなしの世界を頼りにして、
語る練習をしていました。

相変らず覚えは悪かったですが、気持ちは少し軽くなったので、
明日も地道に覚えようと思います。

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【注】

(1)過去ログ 「読み聞かせメンバーとクリスマスおはなし会を開催」 参照。

(2)過去ログ 「ストーリーテリングの会、当日 ――ボロボロ」 参照。

(3)過去ログ 「ストーリーテリングの会、当日 ――ボロボロ」 参照。

【今日読んだ本】

いけがみしゅんいち 文・せきぐちよしみ 絵 『カエサルくんとカレンダー ―2月はどうしてみじかいの?―』 福音館書店、2012年。
「福音館っぽくない雰囲気の知識絵本。わかりやすいけれど、見出しの筆文字はイマイチ。」(131/200 絵本)

ストーリーテリングの会、当日 ――ボロボロ

2014年06月11日 | ストーリーテリング(おはなし)
今日はストーリーテリングの会の集まり(1)があり、
私は来月発表予定のおはなしを、途中までしか覚えていないことを話し、(2)
メンバーの前で語りました。

最後までおはなしを覚えられなかったことに引け目を感じ、
緊張でいっぱいな上に、萎縮してしまい、
語っていても、おはなしの世界が全く見えてきませんでした。

少し言葉を間違えても、開き直って語り続ければいいものの、
間違ったままでは駄目だと思ってしまい、何度も戻っては言い直してばかりいたのです。

メンバーからの感想も散々で、頭ではわかっていたものの、
ピシリと言われた言葉が突き刺さり、涙がこぼれてしまいました。

帰り道、おはなしを覚えながら帰りましたが、
2,3行覚えるのに、30分くらいかかってしまい、
数時間後にはほとんど忘れてしまい、再度覚えなおす有様です。

いくら毎日繰り返し練習しても、覚えるペースがとても遅いので、
なかなかおはなしの最後まで到達しません。
何度も練習をするからか、煮詰まることも多々あります。

私なりに毎日頑張っているのに・・・という気持ちと、
いくら頑張っていても、結果的に覚えていないのだから、
厳しく言われて当然だという気持ちが、私の中をグルグル取り巻き、
すっかり自信をなくしてしまいました。

おはなし全体は、だいたい描けているのですが、
テキストに忠実でなければ・・・という気持ちが、
私の心と体を鈍らせている感じがします。

超初心者がこんなにガチガチでいいのか・・・

覚えが悪くても、とにかく自分を信じて、ひたすらコツコツ練習するしかないのですが、
今は語ることへの恐怖心の方が強いので、この呪縛からなんとか解放されないと、
今度も恐怖心が蘇ってきそうな気がしてなりません。

これが「乗り越えるべき壁」(3)なのか、よくわかりません。

とりあえず、明日のボラの集団練習の後に、また練習してみようと思います。

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【注】

(1)本を見ないでおはなしを人前で語る人の集まり。ここでは毎月行われている勉強会のことを指す。

(2)過去ログ 「ストーリーテリングの会、前日」 参照。

(3)過去ログ 「ストーリーテリング講座に参加」 参照。

【今日読んだ本】

ルース・バンダー・ジー 文/ ロベルト・インノチェンティ 絵/ 柳田邦男 訳 『エリカ 奇跡のいのち』 講談社、2004年。
「戦争や命について考えさせられる絵本。とても深い内容。中高生に読んでほしい。」(130/200 絵本)

ストーリーテリングの会、前日

2014年06月09日 | ストーリーテリング(おはなし)
明日はストーリーテリングの会(1)の集まりがあります。

私は来月発表をするので、明日にはおはなしをスムーズに語れるように
なっていなければいけないのですが、まだ最後までお話を覚えていません・・・

来月、図書館で語る予定のおはなしは、イギリスの昔話(2)です。

昔話だし、繰り返しも多いから簡単じゃないか!と思われるかもしれませんが、
後半の地の文が思いの外長いため、素人の私には覚えにくく、苦戦しているのです。

もとサクッと覚えられるといいのですが、覚えるのが苦手で、
忘れたところを何度もイメージしながら口にしていると、
あっという間に30分くらいたってしまいます。

もう少しやりたいと思っても、集中力が続かなかったり、
他にやらなければいけない家事などを優先させてしまうと、
なかなか集中して覚える時間がとれません。

子ども達が寝た後に覚えると、頭が回転しすぎてしまい、
夜に眠れなくなってしまうので、日中覚えるようにしています。

来月には子ども達の前で語ることを考えると、
明日の会では全部語れるようになっており、アドバイスをいただいて、
細かいところの微調整をこの1ヶ月でするのが理想なのですが・・・

この1ヶ月、週末以外は隙間時間を利用して、ほぼ毎日練習をしていましたが、(3)
疲れているときは体を休めることを優先していたので、
まとまった時間を使っての練習は、後回しになりがちでした。
気分転換に、ついついブログを書いてしまったり。

けれど、休むことも大事だと思うので、無理をせず、休むようにしていたのですが、
私の覚えるペースだと、どうやら間に合わないようです。

現段階でおはなしの4/5は覚えたので、あとは残りの1/5を覚え、
通しでスムーズに語れるようにして、おはなしの世界をイメージしながら、
微調整ができるといいのですが、ギリギリ感が否めません。

疲れている時は、おはなしを覚えたくない気持ちが強かったり、
疲れていて、覚えたことがすぐ抜けてしまったりすることも多いので、
どうやっておはなしを覚えることと、うまくつきあっていくか、
明日相談してみようと思います。

今週に残りの1/5を覚えて、毎日隙間時間に通しで繰り返し練習していたら、
だいぶいい感じになると思うのです、今週末までに全部覚えることを目標にしたいです。

3ヶ月前に覚えたおはなし(4)よりも、長いおはなしですし、
私にしては成長していると感じているので、
自分のペースを大切にしながらも、来月の発表の日までに、
余裕を持って語れるようになっていたいと思います。

おはなしを4/5覚えたのだから、残りの1/5も覚えられる!
ここまでこれたのだから、あと少し!!

明日は覚えたところまで、自信を持って語りたいと思います。

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【注】

(1)月に1回、地域のストーリーテリング(おはなし)の会に参加している。 過去ログ 「ストーリーテリングの集まりへ ――人前で語る習慣を」 参照。

(2)石井桃子 編・訳/ J・D・バトン 画 『イギリスとアイルランドの昔話』 福音館書店、1981年。

(3)過去ログ 「おはなしを隙間時間に練習する」 参照。

(4)過去ログ 「おはなしを語る当日――ステップアップできた」 参照。

【今日読んだ本】

★ ことばあそびの会 文・金川禎子 絵 『ことばあそびえほん きっときってかってきて』 さ・え・ら書房、1978年。
「『ことばあそびうた』より砕けた雰囲気。早口言葉として楽しめ、絵を見て文を想像できるところも面白い。」(128/200 絵本)

★ 石津ちひろ 文・藤枝リュウジ 絵 『ぞうからかうぞう』 BL出版、2003年。
「上から読んでも下から読んでも同じ!親子で読んで楽しみたい。ダジャレ好きな低学年の子におすすめ。」(129/200 絵本)