MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

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“MAYU CLUB” ~まゆみの絵本棚~ は絵本の読み聞かせにハマったMAYUが、絵本やインテリア、自分の育児などについて思ったことを綴っています。 高3の息子と中1の娘の母で、現在は学校図書館で司書として働いています。

最悪な演習発表*

2002年05月31日 | 大学院修士1年(通学)
昨日演習発表がありました。

データーも集めて、これは発表したら達成感があるぞ!!
と思っていたのですが、ばたばたしていたのと、
まわりと納得させる要素が少なかったことが
失敗だったと思いました・・・

当日、メモした反省点です。

<今日の反省>

・誤字脱字が多い
・~はじめに~が砕けすぎている。
 (それなら先行論文のことを書いた方がどんな研究がされているかがわかる)
・皇室祭祀令がいつ発布されたかなどもはっきりしておく
・地図などの提示をする。
・物価などは労働者の日当や米の値段などを提示
・住所の記載をする(どこにあるかわからない)
・西洋剃刀を使っていることの根拠が弱い
・「モロッコのケイス」のモロッコって?
・中途半端で疑問が残る

<指摘点>

まわりをいかに説得させることができるか?→これが一番大切!!
やりたいことに統一性をもつ(テーマをはっきりさせる)
自分だけでなく、まわりが「こういうのもありだなぁ」「なるほど」と思うような発表を!!
「自分はこう考える」ことをプッシュ。
研究史の整理をしながら、自分の賛同する論文をもってくる。
明治時代の文献をひっぱってくること。今回のでは時代にずれがある。
もっと文学理論を!!

私は発表のあとに必ずその日の反省をメモします。
また、まわりの人に聞きます。
そうしないと、また同じことを繰り返すからです。
ダメだしもまとめてHPにアップ予定。
今度の研究発表会では今回みたいなことがないようにしたいです。

やっていたことは画期的だったようです(パワーポイントを使うなど)
今度はちゃんと中身がついていくように頑張ります!!

演習発表の準備

2002年05月28日 | 大学院修士1年(通学)
今週は演習発表です。

まだレジュメができていない・・・こういったことは前もってすべきことなのですが、どうもいつも直前になってしまいます。
買いてもまた書き直してしまうからです。
もう何度も今回のレジュメを書き直しています。
たいしたレジュメではないのですが・・・

コピーなんかも気になります。
字がみえるサイズで拡大、縮小をしたり、
絵はキレイにコピーされているかなどもチェックします。
発表内容以外も厳重にチェックです。
当日使う器具、あたふたしないように前もって使えるかをチェックしておきました。

実は前回パワーポイントをを使ったとき
2000でつくり、XPのノートにフロッピーを入れて
発表をしたらアニメーションがへんてこりんになっていたのです!
これにこりて、パワーポイントのXPを購入したわけです・・・

「こんなの国文じゃ使わないよ?」

今までは国語学とかでは使われてきたようですが
私はどんどん新しいものを国文の中に取り入れていきたいので
便利なものはどんどん使います。
そして使い方なども覚えます。
(HPつくりもまったく知らないところからのスタートでした)

おっちょこちょいな私のことだから
当日ノートPCや、焼いたパワーポイントを忘れてしまいそうでやや不安ですが、前日はしっかり荷物もチェックします。
それくらい、発表には力を入れるのです。

もちろんどうすればより効果的な発表になるかもチェックします。
そういったことを含めると、まだまだやり足りないこともたくさんあるのですが、とりあえず発表してみます。

自分が「これだ!!」と思ったことには、とことんこだわってみたい――
それが私にとっては国文学なのです。

初めての学会

2002年05月27日 | 大学院修士1年(通学)
今日は、といってももう昨日になってしまいました(^^;
生まれて初めて学会に顔を出しました。
前々から存在は知っていたのですが、具体的にはどういった雰囲気で
どんな感じなのかとかがわからなかったので、
今回行ってみて、雰囲気等がつかめました。

私から見て、不思議だったのは
普段大学の教授のような人が、研究発表をしていること。
やっぱり研究者なんだと思いました。
そして院生の研究発表よりやっぱりすごい…
調べている量が半端じゃなかったり、知識がどこまでもあるような
そんな印象を受けました。

恩師が質問をしていて驚きました。
しかも学部の頃のようなやさしい口調ではなく
まさに研究者という感じの発言でした。
どこか厳しく、そして真剣な、そんな雰囲気が伝わってきました。
今までもこういった場で発言をしてきたんだと…
院生になってから教授を見る目が変わりました。

質問したいこともあったのですが、
さすがに学会の雰囲気を今回はつかもうと、ちょっと控えました。
次回は質問したいです。
そして私もいつかああいった場所で発表をしたい!!
そう思いました。

恩師にも挨拶ができましたし、そういった意味ではうれしい一日でした。
ああいった外部からの刺激もいいなと…
明日からまた頑張れそうです。

疲労蓄積*

2002年05月25日 | 大学院修士1年(通学)
この一週間とてもハードでした。
学校を休んだりもしてしまい、院で演習を休むなんて・・・
ととんでもない状態だったけれど、なんとか取り返そうと思っています。

私の中で今一番大きいのは、来週の発表です。
来週の発表が終わると、少し気持ちが楽になるのですが
それまではちょっとつらい感じです。

どう発表すれば効率的か?より効果的か?
など考えながらレジュメを作っていると
人前で何かを発表するコツがつかめてくるような気がします。

実際私は人前は大丈夫なのですが、発表となると
頭の中がこんがらがってしまい、同じことを何度も言ってしまうのです。
なので毎回内容はもちろん、発表の仕方もどんどん覚えていこうと思います。

けれど毎回そんなことが続いていたせいか、さすがに疲れてしまいました。
やることがいろいろあったのに、バタンキュウでした*
健康面もきちんとしないといけませんね。

けれど発表は絶対成功させてみせます。
それが学校内の小さな演習だとしても
一回一回を大事にしていきたいと思うからです。
そんな積み重ねが大事だと思う今日この頃です。

論に行き詰る

2002年05月22日 | 大学院修士1年(通学)
来週志賀直哉の『剃刀』の発表があります。
いろいろ四苦八苦し、ある程度のところまできたのですが、
びしっと論をきめる部分がどうもうまくいきません。

確かに今までたくさんの方々が研究をされて、その中には恩師の論文もあり、そんなすごい人たちも苦戦していたのだから、私が苦戦するのは当然かな??という気も少しします。

けれど辛いですね。
卒論のときも苦戦しました。
論に行き詰って、書けなくて・・・

そんなとき、短大時代の恩師が
「それはみんな経験しているんだよ」
と言ってくれたのを思い出しました。

尊敬する恩師が論文で行き詰っているなんて
正直想像がつかなかったのです。

私にとっては「先生」
「研究者」というより「先生」だからです。

論に行き詰ったときは少し違うことをします。
そうすると頭の中のモヤモヤがどこかへいって、
ちょっとしたことをひらめいたりすることが多かったので
明日の準備など無関係なことをして、少し論文から離れます。
そして再び、論文執筆に向かいます。

いくら論から離れても、どこかでその存在を忘れられないのが
論文を書いているときの状態だと思います。
総てを忘れて出かけていても、どこかで気にかけているのです。
そして何かとリンクしたとき、ふっと思いつくのです。
霧がパァッと晴れていくような感覚はたまりません。

こういったことを恩師が経験していると思うと
「先生」から「研究者」というちょこっとだけ先生と
同じ領域にいれる気がして、うれしくなるのは私だけでしょうか?

全体からみるためには

2002年05月20日 | 大学院修士1年(通学)
やっと院生の個人研究室からインターネットを繋げられるようになりました。
高い学費をはらっているのだから、これくらいできないと(笑)

私は近代の作品を中心にして、いろいろとかじっていますが、
それでもまだまだ読んでいない作品や論文がたくさんあります。

ということは、それだけ近代の流れがつかめていないということで
論にふくらみがなっくなってしまいます。

全体をみて、その作品を位置づけ、論証することができない・・・

そこが最近感じる私の弱点です。

けれど、すべての作品を一気に読むことはできません。
じゃあどうしようか・・・?!

まずはできることからです。

せめて今度扱う作品の前後だけでも読んでおく。
または、過去数年を読んでおけば、だいたいは把握することができます。
全く知らないよりはずっといいですし、それが積み重なれば気づいたときにはたくさんの作品や論文を読んでいることになります。

焦ってはいけませんね。
少しずつやっていこうと思います。

他専攻科目効果

2002年05月16日 | 大学院修士1年(通学)
今日は他専攻科目、心理学専攻の授業でプレゼンがありました。
私は今までやってきたことと、今後やりたいことを
パワーポイントにまとめて発表をしました。

そこで発見したこと。。。
それは、自分がやりたいことは、心理学より社会学側に傾いていることです。

心理学と社会学の違いがわかりました。

今回、プレゼンをすることで自分がこれからやりたいことをとりあえず形にしましたが、これによって自分がやりたいことが、まだ揺れ動いている・・・
つまりはっきりしていないことがわかりました。
どこか迷いがあったり、ほかの事をやってみたかったり
厳密にこれだ!!と断定できない自分がいることに気づきました。

他専攻の授業はもしかしたら、直接的には今やっていることと
絡んでこないかもしれません。
けれどいつもと違うメンバー、そして異なる角度からの考え方、一貫性、プレゼン等からの間接的なことが今後に役立っていくような気がしました。

他専攻は大変ですが、一年間頑張っていこうと思います。
国文学に欠落している何かを、他専攻からひっぱってきたいです。

プレゼンテーション

2002年05月14日 | 大学院修士1年(通学)
今週はプレゼンテーション(プレゼン)があります。

私は国文以外の授業もとっていて、その中に心理学専攻の科目があります。
そこで、自分の今までやってきたことと、今後やることをプレゼンするのです。
正直「心理学専攻」という名のつく授業で自分がどうやってプレゼンしていいか不安だったりもします。

国文では発表というと、レジュメを作成して配布し、それに沿った説明を補足していったりします。

しかし心理は少し異なりました。

今回はパワーポイント(プレゼン用ソフト)を使ってプレゼンをするのですが、このソフトの名前を、この授業に出るまで知らなかったのです!!

私にあんなことができるんだろうか・・・

と不安になりましたが、院で貸してくれるノートPCに入っているとのことで、早速借りて使ってみました。
いろいろといじってみたらなんとか使えました!!

たまにはこういったソフトを使っての発表もいいなぁと思いましたが
肝心の内容が微妙に心配だったりします。

まぁせっかく作ったのだから、たくさんダメ出しをしてもらおうと思います。
それが絶対今後につながると思うので・・・(^^)

卒論を読み返す

2002年05月11日 | 大学院修士1年(通学)
もう絶対読み返したくない…
ずっとそう思っていた卒論を読み返さなければならなくなりました。
理由はふたつ。
ひとつは今度の心理学専攻の授業で、今までの研究を心理学を交えて発表しなければいけないから。
もうひとつは、6月にある研究発表会で、卒論を題材にして発表をすることになるからです。

卒論を書き上げたのは今から半年前でした。

書き上げたときは、よくここまで頑張った!!

と達成感でいっぱいだったものの、読み直してみるとなんとも恥ずかしい・・・!!
これが論文なんだろうか?!先生はよく平気な顔をして、こんな論文を読んでくれたなぁと申し訳なくて仕方がありません。

こんな論文を題材に、どうやって発表をしていったらいいのだろう・・・

そんな気持ちでいっぱいです。

書き直しは当然。ほとんどの内容が変わりそうですが、
当時諮問で言われたことを、今回の発表で生かすことができると思うと、それは少し嬉しくもあります。

眠っていた卒論が息を吹き返したのだから・・・
また、私の手によって形をかえて論じられていく。。
ふつうだったら卒論はそのまま眠り、よき思い出化してしまうけれど、納得のいかない部分を修正できる、つきつめることができるのです。

学部を振り返り、今の私はあの頃より前進している!!

といった納得のいくものが書けたらなぁと思っています。

まずは振り返る内容を形にして、来週プレゼンテーションです。

心理をひっかけてのプレゼンなので、今までとは異なりますが、
別の角度から読み返すことで、新しい発見があるような気がしてならないです。

卒論に目を通すのは正直辛いけれど、ここから新しい発見をしてみせる!!と強気でいこうと思う今日この頃です。

環境

2002年05月11日 | 大学院修士1年(通学)
私は一日の半分は大学で過ごしているような気がします。
長くいようと思っているわけではないのです。
やることをやっていると、いつの間にかあっという間に
時間が経ってしまう…というのが現実です。

けれどこれも環境に恵まれているからです。
研究室は夜の9時半、図書館は10時に閉まります。
もしこれが、6時に閉まってしまったら、調べたいことがあっても
タイムアップとなってしまうのです。
家から大学までかなり時間をかけて通っている私には
大学にせっかくいったのだから、あれもこれも欲張ってやりたいのです。
それをかなえてくれる環境・・・

そして今日も気づくと図書館の閉館のアナウンスが流れていました。
私にとって、院は自分の存在を実感させてくれくれる、
そんな空間になっています。
頑張った後の心地よい疲れ、達成感や満足感。
これらが最近の私にとってのエネルギー源です。

とにかく質問!!

2002年05月09日 | 大学院修士1年(通学)
演習、つまりゼミを短大時代に初めて経験しました。
発表が終わり、何も質問がないと、よく先生が
「質問をしなくちゃダメですよ」
と言っていたのを覚えています。

当時の私は、じゃあ質問を何かしないと!!
と、まずは勇気を出して質問をしてみることに・・・
それが定着すると、今度は
「意味のある質問をするように。次につながるような質問を心がけてください」
と、言われるようになりました。

質問をするときにいつも思うことは
「こんなバカな質問をしてバカにされないか・・・」
といった事が心のどこかにいつもありました。
なので質問をすることは、とても勇気のいることで
自信をもって質問することはほとんどありませんでした。
それでも学部時代はコツがつかめ、質問を多くしていたのですが
今は自分が一番下っ端で、何年も院で研究を続けている人に
質問があることの方がおかしいのでは?!
と思ってしまうほどでした。

しかし、それでもやっぱり質問することは大切です。
傷つくことなどを恐れていては、永遠に心の中のモヤモヤは晴れないですし、
人の意見を聞いているだけでは「わかったつもり」になってしまい、いざ行動するときにできなくなってしまったりします。
なのでバカだと言われても、今の自分なりに努力して、どんどん質問し、発表をしていくことが、院でまずやるべきことなのでは?
と私は思いました。

どれだけ恥をかくか・・・
大学院ではいっぱい恥をかこうと思います。
そしてその分成長してやる!!
と心に誓ったのでありました。

ほかの作家の作品も・・・

2002年05月07日 | 大学院修士1年(通学)
もう作品をこんなに読むなんてやってられないわ~!
と弱音をはいていた数日前。
しかし普段読まない作品を読んでみたらおもしろく、
横光利一ってすごい文章上手じゃん!!
と感動して読み入ってしまいました。

一葉とは時代も作品傾向も異なるけれど
その異なる作品を読むことで、一葉がまた私の中で大きな存在になります。
一葉作品は明治27年~29年あたりに集中していますが、日本文学が短期間でこんなにも成長するとは・・・
一葉が横光利一の作品を読んだらびっくりするだろうなと思うくらい。。

はじめはすごく大変だという印象ばかりだったけれど
他の作家の作品を読む機会はあまりないので
そういった意味では演習に感謝です。
「井の中の蛙」にならないように、いろいろな作品の中から自分が何を研究したいのかをより明確にしたいです。

演習を聞く人も・・・

2002年05月05日 | 大学院修士1年(通学)
GW明けに自分の演習発表と他の人の演習発表があります。
今までは同じ作品を扱った演習が多かったけれど、
今回近代の演習は各自の扱いたい作品を扱うので
毎回新しい作品を読まなければいけないのです…

ちょっとした作品ならまだしも、今回苦戦したのが
横光利一の『旅愁』です。
とにかく多い!!多い!!
けれど読まなければいけない・・・
自分の演習準備もしなければいけないのに
他のもしなければいけない・・・

プリントアウトをしていたら、作品が長すぎてインクがなくなる始末…
200枚以上は印刷できたので、なんとか読んでみます。
読まなきゃ結局自分のためにもならないし、参加している意味がない。
血となり肉となるには、自主性が必要なんだと・・・
けれどちょこっと大変だなぁと思う今日この頃でした。

これにもいつか慣れるのかしら・・・
頑張ります*