MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

絵本の読み聞かせの“MAYU CLUB” ~学校司書まゆみの絵本棚~ へようこそ!!

“MAYU CLUB” ~まゆみの絵本棚~ は絵本の読み聞かせにハマったMAYUが、絵本やインテリア、自分の育児などについて思ったことを綴っています。 高3の息子と中1の娘の母で、現在は学校図書館で司書として働いています。

リビングに絵本があると・・・ 1

2014年01月30日 | 絵本とインテリア
ここ数日、子ども達がコンコン咳をしていたのが私にもうつったようで
今日の夕方ごろから急に咳が出始めました。

家の中でも予防マスクをしていたのですが(空気清浄機もつけて)
疲れていると、もらってしまうことも多いです。
声を出すのが辛くて、今日は読み聞かせをする絵本も少なめでした。

少し熱があったので、食後に少しだけ横になっていたのですが
起きたらリビングに絵本が散乱していてビックリ!!
「またやった~!!読まない絵本は出さないよ~!!」
と、本棚から絵本を出して遊ぶ娘に注意したものの
「エヘッ♪」と、嬉しそうな態度でごまかされました。

そういえば、1年くらい前も(1)読み聞かせに飢え始めると絵本を本棚からバサバサ出して
このように絵本をおもちゃにして遊んでいたような・・・

我が家の(かなり狭い)リビングには子供の手が届く本棚に
絵本がずらりと並んでいるからか、少し私が休んでいると
あっという間に部屋中が絵本で散らかります。

リビングは収納でばっちり片付いている家が多い中
我が家の散らかりようときたら・・・

いつもみんなが過ごしやすいリビングを心がけたいのですが
こう散らかりやすいと、片付けるのにうんざりします。

きっと見せる収納(本棚)でなく、扉がついている本棚などにしたら
視界もスッキリして、きれいなリビングになるのでしょうが
下の子なんかは、気軽に絵本が取り出せるのが嬉しいようです。

息子が読んで出しっぱなしにしたままの絵本を見ていると
「最近読んでいない絵本なのに、思い出したかのように読んでいるんだなぁ」
と、気づかされたりもします。

なので、見た目はイマイチな時もありますが
リビングに絵本がある環境というのは、なかなかなのです!

これも1年くらい前でしたが、娘がやっと絵本をかじらなくなったと思ったら(2)
それは一時期だけで、結局は1才7ケ月くらいまで絵本をかじっていました。

今となっては娘も絵本がどんなものかわかるようになりましたが
ここ数ヶ月、見返し(表紙の裏の部分)をはがしたりするようになったので
我が家の絵本は見返しをはがした後でいっぱいになっています。
(絵本が痛がっていてかわいそうだよ~と言っても通用しません、ハイ・・・)

そうした絵本は、破かれたところに私が手書きで矢印を書き

「下の子1才11か月 下の子が見返しをはがしてしまった!いたずらがすごい!」

などとコメントを書いたりするようにしています。
こうしておくと、絵本の傷も思い出の1ページになるので。

破かれたりいたずらされるのはストレスになりますが
時が経つと、そんな絵本が愛おしくてたまらなくなると思うのです。

「こんないらずらしていたんだよ~~!!」

と、話す頃には、子ども達はどのくらいになっているのか
きっとあっという間にそんな未来がやってくるのでしょうね。

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【注】

(1)当時の記事は 過去ログ 「えほんよんで!のサイン」 参照

(2)当時の記事は 過去ログ 「赤ちゃんが気軽に絵本へ触れることができる環境を」 参照

読み聞かせボラの一人反省会

2014年01月29日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
今日は久々に小学校の読み聞かせボラへ行ってきました。

昨日読み聞かせの練習をしたというのに(1)
本番で「やってしまった・・・」ということをしてしまい、少し落ち込んでいます。

私は面白いタイプの絵本を読むと
演じるような読み方をしてしまう癖があり
日頃からこの癖が出ないよう、気を付けてきました。

最初の一冊目、物語風な科学絵本は、間の取り方もよく、とても落ち着いて読め、
子ども達もぐいぐいと絵本の世界に引き込まれているのがわかり
我ながらよく読めたと思ったのですが
二冊目を読み始めると、私の演じるような読みが出てしまったのです。

二冊目に読んだのは、かこさとしさんの『どろぼうがっこう』(偕成社)でした。
どろぼうを育てる学校の、先生と生徒のユニークな会話が特徴の絵本で
続編が学校の図書室に入ったことを知り、続編の紹介も兼ねて、この絵本を読むことにしたのです。

しかし、ノリのいい会話の多い絵本は、読んでいるとテンションが高くなりがちで
読み手の私はすっかり、くまさか先生になっていました。

自分の自然なキャラクターの範囲内くらいだったら
多少なら、演技っぽい読み方が入ってもありだとは思いますが
もう少しセーブして読んだ方が、子ども達も聞きやすく
自分たちのイメージの中でお話を楽しめたと反省しっぱなしです。
私の絵本へのイメージを、押し付けてしまう読み方になってしまったので・・・

しかも、読んだクラスが今日は息子のクラスだったので
なじみの子供たちを前に、面白い絵本を一緒に楽しみたい!という気持ちが強くなり
一人で勝手にテンションが上がってしまっていたのだと思います。
子ども達の表情も、一冊目に絵本の時の方がよかったです。

そのことを読み聞かせサークルの先輩ママさんに話すと

「リアクションがイマイチでも、心に届いていることってあるよ」

と、励ましの言葉をかけてもらい、少し救われました。

確かに、面白い絵本があるんだなとか
続編も読んでみたいなとか、思ってもらえたかもしれません。

今日の反省を次につなげていきたいです。
次はもっといい読み聞かせができるようになっていたい!

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【注】

(1)過去ログ 「読み聞かせボラの練習に励む」 参照。

読み聞かせボラの練習に励む

2014年01月28日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
昨日、私の息子への対応がいかがなものかと反省をしていたのですが(1)
今日は昨日のことがきいていたのか
時間前に寝る準備をばっちり済ませることができていました。

よって、リクエストされた、中川李枝子の『たんたのぼうけん』(学研)の続きを読むこことに・・・

昨日のことは、今となっては結果オーライかな?!


さて、明日は小学校での読み聞かせボラがあるので
朝から何冊か絵本を声に出して読んでいました。

絵本を読める時間は10分。
冬の絵本や鬼が出てくる絵本など、いくつか読んでみたものの
1冊読むのに13分くらいかかったので却下。

30人くらいいるので、絵の見やすさも重視。
図書館でいいと思って借りてきた絵本があったものの
少し色が淡く、見えにくかったので却下。

朝の会が長引いていたりすると
実質読める時間が8分、5分と短くなることもあるので
絵本はいつも何冊か持っていくようにしています。

読もうと思っている絵本は、下記のような感じです。

A)季節の科学絵本(3~4分)★前菜のような絵本
B)物語(7分)★残り時間が多かったらこっち
C)季節の写真絵本(5~6分)★残り時間が少なかったらこっち


AとCは似ているのでどうかなと悩んだものの
物語で5分くらいのいいものがなかったので、Cの写真絵本をチョイス。
クラスの子供たちをイメージしたら、好奇心をそそる絵本に。

写真絵本は時間がないときなど、内容によっては部分的にカットできるので
時間を5分くらいの調整することも可能。
時間がない場合、どこをカットするかなどもあらかじめ決めておく。

頭の中で、下記のようなことをイメージしています。

持ち時間 11分以上 A)季節の科学絵本+B)物語絵本
持ち時間 9~10分くらい A)季節の科学絵本+C)季節の写真絵本
持ち時間 7分以下 C)季節の写真絵本

※時間が余った時は、絵本の解説や読めなかった絵本のブックトークなどを入れる。

場数を踏んでいけば、余裕も出てくると思うのですが
まだ小学校の読み聞かせボラを始めて1年も経っていないので
いろいろなケースを想定して、当日何かがあってもスムーズに対応できようにしておきます。

すべては当日の子供たちの笑顔のために・・・あの笑顔が私の原動力!

先週は下の子の体調不良で休んだので
久々の読み聞かせボラが今からとても楽しみです!(2)

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【注】

(1)過去ログ 「反省――寝る前の絵本タイムをナシにしたこと」 参照。

(2)このブログ記事の続きは、過去ログ 「読み聞かせボラの一人反省会」 参照。

反省――寝る前の絵本タイムをナシにしたこと

2014年01月27日 | 絵本・児童書の読み聞かせ
ここ数日寝る前に、フィリパ・ピアスの『トムは真夜中の庭で』(岩波書店)と
松岡享子さんの『お話を語る』(日本エディタースクール出版部)を読んでいます。

特に、『トムは真夜中の庭で』は面白く、続きを読むのが楽しみです。
私はファンタジーはうその内容なので、読むのが苦痛になるのでは?と思っていたのですが
この物語は展開がとても面白く、ひきつけられます。良質なファンタジーってすごい!!

明日続きを読むのが楽しみになってから
きっと子ども達も長い絵本の続きを読んでもらうのを
こんな風に楽しみにしているのではないか?と思いました。


いつも上の子(息子)は寝る前の読み聞かせを楽しみにしているのですが
今日は下の子(娘)がなかなか寝付寝ず、何度も起きてしまったため
40分くらい娘と添い寝していました。

やっと布団から出て、息子に明日の支度は出来たかなど確認してから、
寝る前の絵本を読もうと思いましたが
丁度9時を過ぎてしまったので、絵本タイムはナシだと伝えました。

「なんで?!頑張ったのに!!1分過ぎだだけじゃん?!」

と何度も泣きじゃくって読みたいと息子は言ってきたのですが

「頑張ったのは認めるけれど、時間が過ぎたら読めないよ」

と言葉を返し、明日は絵本を一緒に読もうねと伝えました。

しかし、息子は気分がすっきりしないまま、布団に入りました。

そのあと、私は少し反省しました。

1分という時間も大事にしてほしい。

という親の気持ちがあり、厳しいことを言ってしまいましたが
ずっと私が寝かしつけ~戻ってくるのを待っていた息子の気持ちを考えると

あんなに時間に厳密にならなくてもよかったんじゃないか?
娘がくずってなかなか寝なかったのは息子のせいではないのだから
短時間でいいので絵本を読んであげればよかったんじゃないか?


と思えてきたからです。

『エルマーのぼうけん』や『たんたのたんけん』など
読み途中の絵本がたくさんあっただけに
楽しみにしていた続きを少しでも読んで、気持ちを落ち着けてから

「明日はたくさん読めるように、早く準備をして寝ようね」

と伝えて気持ちをリセットしてから、オヤスミを言った方がずっとよかった。
私が本の続きを楽しみにしているように、息子も続きを楽しみにしているのだから・・・

明日寝る前に、頑張って支度を済ませることができていたら
「よく頑張ったね!」と伝えて、リクエストされた絵本を読んであげたいと思います。


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親子で楽しむ読書の旅

2014年01月27日 | 絵本・児童書の読み聞かせ
昨夜、子ども達が寝た後にフィリパ・ピアスの『トムは真夜中の庭で』(1)を読んでいました。
やっと1/3くらい読み終えたので、この調子なら次の公開講座(1)までに
全部読み終えることができそうです。

この手のファンタジーは、昔は苦手でしたが、今こうして読み進めることができているのは
おそらく『エルマーのぼうけん』などのファンタジーを息子に読んでいたおかげかと思いました。

つまり、岩波少年文庫に入っているようなファンタジー作品を読むためには
ファンタジーを読む土台が必要なのだと思います。

私は小さい頃、ファンタジーを全く読んできませんでしたし
「サンタクロースはいない」「クリスマスプレゼントは親が買うもの」
といった環境の中で幼少期を過ごしてきました。

小1の息子を見ていると、リアルなものが好きなのにもかかわらず
ファンタジーの絵本も楽しんで聞いています。

この子はファンタジーの世界を楽しめていいなぁ。
私はこの子くらいの頃、そうした世界を冷めた目で見ていたなぁ。
小さい頃、夢の世界を信じてみたかったなぁ。


そんな風に思うことがありますが
今、子どもとこうしてファンタジーの世界を楽しむことができているので、
幼少期に味わえなかったワクワク感を子どもと共感し合っています。

小1の子に絵本を読み聞かせていたら
自分で本を読まなくなるんじゃない?


と心配をする方もいると思いますが
子どもが小1くらいの頃、親が宿題をサポートしてあげるのと似ており
読書も親のサポートが必要だと思います。

読みたいけれど、自分一人ではまだ読むのが難しい・・・

子どもにはそうした本がたくさんあります。
そうした絵本等を親が読んであげることで、子どもが本の楽しさや魅力に気が付きます。

私たちだって、こんな料理はとても作れない!と思っても
子どもや夫に食べたいと言われると、頑張って作ったりしませんか?

一人だとなかなかできないことも、仲間がいると頑張れます。
それが信頼関係の強い家族となら、読書の旅の楽しさもひとしおです!

いずれは一人旅に出るようになるでしょう。
その時がくるまで、親子ともに読書の旅の思い出づくりをしていけたら・・・と思います。

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【注】

(1)フィリパ・ピアス 作・高杉一郎 訳 『トムは真夜中の庭で』 岩波書店、1975年。

(2)過去ログ 「八洲学園大学公開講座「子どもの本の深みに迫る」」 参照。

八洲学園大学公開講座「子どもの本の深みに迫る」1

2014年01月25日 | 司書資格の勉強(八洲学園大学)
今日は私が図書館司書の勉強をしていた時に
在籍していた八洲学園大学(通信)(1)の公開講座に出席しました。

ここの大学はインターネットを利用して
授業(講座)を受けることができるので、夫が急に出勤になっても
子どもが急に熱を出しても、自宅で講座を受けることができます。

専業主婦の私には受講料は痛い出費なのですが
文学研究と児童文学が一緒になっている講座は魅力的なので
今回思い切って申し込むことにしました。

結果、高鷲志子先生の授業を3,4年ぶりに受けることができ
非常に刺激的な時間を過ごすことができ満足しています。(2)

当時より絵本などに詳しくなっていたからか
先生がおっしゃることが、いろいろなことと繋がり
整理立てて聞くことができたものの
岩波少年文庫などの海外の作品については疎いままでした。

絵本ばかりでなく、こうした本もどんどん読んでいかないとなと反省。
昔からファンタジーが苦手で、読んでこなかったのですが
これをきかっけに読もうと思い、早速次回の講座のテーマになっている
フィリパ・ピアスの『トムは真夜中の庭で』(岩波書店)を買い、読み始めました。

こんなに分厚い海外のファンタジーなんて、とても読めない・・・

と思ったのですが、次回授業を受けた時に
少しでも多くのことを吸収したいのと
こういう機会でもないと読まないと思ったので、読むことにしたのです。

絵本を子ども達に手渡していきたいと思っている人が
こうした作品をほとんど読んできていないなんて、なんだか情けないですが
自分に足りない部分を強化するいい機会だなと思いました。

小1の息子も、いずれは絵本から離れていきます。

その時、私はどんな本を手渡すことができるか?

絵本の勉強だけに限定せず、関連する様々なことを
これからも学んでいきたいと思います。


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【注】

(1)過去ログ 「八洲学園大学に編入」又はカテゴリー 「図書館司書の勉強」 参照。

(2)過去ログ 「「児童サービス論」レポート2通目提出」参照。

子どもの目を見て歌えるわらべうた

2014年01月24日 | わらべうた&手遊び
昨日絵本の読み聞かせの弱点(?!)として
相手の目を見てコミュニケーションをとることが難しいことを書きました。

その辺がモヤモヤしていた私は
今日、絵本を読む前に娘と向き合い

「さよならあんころもちまたきなこ~♪」と
「これくらいの♪おべんとうばこに♪」の

わらべうたを一緒に歌って遊んでいました。

ぞうさんやありさんの分、そして
小1のお兄ちゃんの分も作ったところ
嬉しそうに上の子がやってきて、ぱくっと食べてくれました。

上の子(息子)は「あんころもちなんてないじゃん!」
と言いそうなタイプなのですが
わらべうたをこちらが歌っていると楽しい気持ちになるようで
一緒に遊びの中に入ってきてくれます。

息子が娘の作ったあんころもちを美味しそうに食べてくれた時の
娘の嬉しそうな顔と言ったら・・・!!

夕方にわらべうたを一緒に歌ってとても楽しい気持ちになり
絵本もいいけれど、わらべうたもいいなぁと思いました。


そんないいところがたくさんあるわらべうたですが
意外と知る機会がありません。

息子が2歳くらいになるまでは私もほとんど知らなかったのですが
図書館の乳幼児向けのおはなし会でやっているのを見て
少しずつ歌えるようになってきました。

といっても、私の場合、わらべうたを聞いてもすぐ忘れてしまうので
その場でわらべうたに出てくるキーワードをメモし、
家のパソコンでキーワードを検索し、載っていた歌詞を口ずさんで覚え
その日のうちに子供とそのわらべうたで何度も遊んだりしました。

そうやって何度も遊んでいくと、わらべうたが自分のものになるので
レシピを見なくても作れる料理のように
わらべうたをいつでもどこでも歌うことができるようになります。

子どもとの生活の中にわらべうたが浸透していくと
育児がとても楽になります。

絵本の読み聞かせでは難しい、目を見ながらのコミュニケーションを
是非わらべうたを通じてやってみて下さい。

レパートリーがそんなになくても

「これくらいの♪おべんとうばこに♪」

などメジャーなものを繰り返したりしてもいいですしね。

「いたいのいたいのとんでいけ~」

もわらべうたです。

お子さんが転んだ時など、怪我をしていなかったとしても
手を当てていってあげてみてくださいね。

言ってもらうだけで、泣き顔が笑顔になるでしょう!

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絵本の読み聞かせの弱点?!

2014年01月23日 | 絵本・児童書の読み聞かせ
今日はおはなしの練習をする予定だったものの
子どもの誕生日プレゼントの準備でバタバタしており
お話の練習ができませんでした。

毎日練習したいところですが
子どもは誕生日をとても楽しみにしているので
誕生日当日までは、イベント準備を優先させたいです。

さて、今日も二人の子供たちは私の膝にやってきて
絵本を読んでくれとせがんできたのですが
読みながら、少し寂しさを感じました。

それは、絵本を読んでいると
子ども達の目を見ることができないからです。

食事の時など、目を見ながら話したりしますが
一番ふれあっているときに、目を見れないというのは残念でなりません。

大勢に読むときのように、絵本をもって子どもの前で読む
というスタイルもありますが、これはマンツーマンで読むのには
ちょっと向いていないと感じます。

理由は、読み手と聞き手の距離がお膝に抱っこの時よりあることや
きちんとした姿勢で読んでいるからか、少し緊張感があり
リラックスして甘えを受け止める雰囲気に若干欠けるからです。

なので、読み聞かせの後に体を使ったわらべうたをしたところ
やっと子どもの目や嬉しそうな表情を見ることができ
少しホッとすることができました。

0才1才くらいなら、絵本だけにこだわらず
親子が目を見て遊ぶわらべうたなどのコミュニケーションの方が
大事なのではないかなと感じることも多いです。

図書館のおはなし会などでは、絵本だけでは飽きてしまうということで
手遊びやわらべうたを織り交ぜたプログラムでおはなし会をやっていますが
あれは実は飽き防止だけでなく、目を見ながらのスキンシップも大事だということを
伝えるために組み込まれているのかも?と思いました。

お膝に抱っこをして絵本を読んだら
子どもを持ち上げて顔が見えるように向き合って座って
わらべうたなどの手遊びをする・・・

読み聞かせのあとだと、いい雰囲気になっているので
手遊びもいつも以上に楽しいことでしょう。

私も読み聞かせのあとに、目と目を見て楽しむ
わらべうたをもっと取り入れてみようと思います。


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絵本に興味のなさそうな態度をとっていても・・・

2014年01月22日 | 絵本・児童書の読み聞かせ
今日も午前中の家事が一段落したあとに
「鳥のみじい」のおはなしを覚える練習を始めました。

一行覚えたら、パントマイムをしながら
自分の中にお話のイメージを作ってく・・・

きりのいいところで練習を終え、娘を園に迎えに行き
病院(検診)と図書館へ行ってきました。

病院の待合室に神沢利子さんの『はけたよはけたよ』(1)があったので
娘に読んでみたものの、食いつかなかったので
「この話は娘にはちょっと長かったかな?」と思いました。

しかし、家に帰宅したあと、図書館で借りたこぐまちゃんの絵本を読んでいたら

「ぱんつはけたよは?」

と聞かれてビックリ!
病院で読んだ『はけたよはけたよ』を借りてきたと思い込んでいたようです。

病院で読んでいた時は、興味がなさそうな態度をとっていたのに・・・

子供は時々絵本に関心がなさそうな態度をとったりしますが
興味がなさそうな態度をとっていても
実は関心を持っていることが、ちょこちょこあるなぁと改めて感じました。

今度図書館へ行ったときに『はけたよはけたよ』を借りてこようと思います。

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【注】

(1)かんざわとしこ 作、にしまきかやこ 絵 『はけたよはけたよ』 偕成社、1970年。

おはなしを新たに覚え始める

2014年01月21日 | ストーリーテリング(おはなし)
昨年末から月2回通っている
短期間のストーリーテリングの講座で
「鳥呑爺」というおはなしを語ろうと決めた私。

昨日、語るお話を『日本昔話百選』(1)がベースになっている「鳥呑爺」から
こぐま社の「鳥のみじい」(2)のテクストに変更したので
今日は何度も新しい「鳥のみじい」を声に出して読みました。

ただ文章を覚えるのでなく
おはなしをイメージしながら覚えるようにしています。

数年前に語った時は、絵本のテクストを引っ張ってきたので
絵本の絵を手掛かりに文章をを思い出していたのですが
今回は文章をベースにしうて自分の中で絵を描きます。

百選をベースにしていた時は、出てくる鳥はひょうきんな感じだったのが
こぐま社のだと、声のきれいな鳥に
おじいさんも面白いおじいさんでなく、やさしそうなおじいさんに変わりました。

確かに、こぐま社のテクストの方がお話の流れが自然なので
おはなしに身を任せて語れる感じがします。

おはなしを語ることは初心者ですが
何度か大人向けのおはなし会で、おはなしを聞いていたので
どんな風に語ると、聞き手が聞きやすいかはイメージできます。

おはなしを聞く経験をしてきてよかったと思える瞬間です。

とはいっても、おはなしを覚える作業は非常に孤独な作業なので
松岡享子さんの『お話を語る』(3)を読んで
子ども達の前で語れるようになろう!と、モチベーションを上げたりしています。

こんな風に、自分を励ましながらおはなしの練習をしているなんて
他の人からしたら「そんなことをしているの?!」
と笑われてしまいそうですが、私の場合、こうでもしないと覚えられないのです。

なので、ひたすら努力をする・・・これにつきます。

「学問に王道なし」

学生時代の恩師の言葉を思い出したのでした。

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【注】

(1)稲田浩二・稲田和子 編著 『日本昔話百選 改訂新版』 三省堂、2003年(改訂新版)。

(2)稲田和子・筒井悦子 著 「子どもに語る 日本の昔話2」 こぐま社、1995年。

(3)松岡享子 著『たのしいお話 お話を語る』 日本エディタースクール出版部、1994年。

思い切って語るテクストを変えようか?

2014年01月20日 | ストーリーテリング(おはなし)
ストーリーテリング練習再開!の続きです。


今日は私が尊敬するストーリーテラーの方とお会いすることができたので
自分が選んだ「鳥呑爺」のテクストをどう思うか相談に乗ってもらいました。

すると、

プリントの「鳥呑爺」は『日本昔話百選』(三省堂)のテクストがベースになっていること。
こぐま社の「鳥のみじい」の方が新しく、イメージがしやすく改良されている。

という情報をいただきました。


それでも私はプリントの「鳥呑爺」が、シンプルで覚えやすかったので
プリントの方を覚えようと思ったのですが、二つを再度読み比べてみたところ
少し疑問が生じてきたのです。

プリントの「鳥呑爺」は好きだけれど、余計な力が入りすぎてしまう。
こんなに力が入っていると、聞き手が聞きにくいのではないか?

3,4年前、初めてストーリーテリングの講座でおはなしを語ってみた時
力が入りすぎて、聞き手に聞きづらい思いをさせてしまったので
もっと力を抜いて語れないか?


当時、松居直さんが文を書いている『ももたろう』(福音館出版)のテクスト(文章)を覚えて
語ってみたのですが、力強い絵があることを前提とした文章だったため
非常に力の入った語りになってしまいました。

テクスト選びがどれだけ大事かを、痛感しているのだから
今回は変に力の入らないテクストを選んで
リラックスして語れるようにした方が、前回の二の枚を踏まないのではないか?


前回の語りは、私にとって必要な失敗だったと思っています。
あの失敗を通じて、私は絵本の読み聞かせとおはなしは大きく違うことを知りました。

今回こそ、テクストを慎重に選び、繰り返し練習し
子ども達の前で語れるようになりたいのです。

プリントの「鳥呑爺」は何度も繰り返し読み、少しずつ覚えてきたところでしたが、
息継ぎが少ししにくい点なども気になっていました。

ここは思い切ってこぐま社の「鳥のみじい」に変えて、1から練習をし直そうか・・・

確かに、こぐま社の「鳥のみじい」の方がこどもがお話の全体像を想像しやすいです。
区切りも多いので、その都度その都度頭の中で、内容が整理されるので
聞きやすいと思います。

私が覚えやすいテクストよりも、子ども達が想像しやすいテクストの方がいい。
どうせするなら、前回と違うことをしようじゃないか!


ということで、こぐま社の「鳥のみじい」への変更を前向きに検討し始めました。

絵本の読み聞かせでも、ボラでこれを読もうと決めていた絵本が
練習しているうちにイマイチだと感じるようになってくると
思い切ってやめることがあるのですが、それと似ています。

今日、尊敬するストーリーテラーの先輩と話せてよかったです。

語り手の語りやすさよりも、聞き手の聞きやすさに目を向けてみたところ
聞き手も語り手もリラックスできるテクストで読みたいと思えるようになりました。

その方は、自分が選んだテクストを自信をもって語りなさいとおっしゃっており
私が選んだテクストを否定したりはしていませんでしたが
話をしていたら、気づくことが出てきたのです。

こうやって勉強している方と話をすることは
多くの気づきを得るきっかけになるのだなと・・・

もしかしたら、娘の看病を頑張ったご褒美かも?!

などと勝手に思ってしまいました(笑)

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ストーリーテリングの練習再開!

2014年01月20日 | ストーリーテリング(おはなし)
先週頭に体調を崩した娘が元気になり
今日から保育園に通いだしました。

よって、1週間ばかり休んでいたストーリーテリング(おはなし)の勉強を
今日から再開することにし、早速「鳥呑爺(とりのみじい)」
というお話を二つ、声に出して読み比べていました。

ひとつはこぐま社から出ている『日本の昔話2』にはいっているもの。
もうひとつはストーリーテリングの講座でいただいたプリントに載っていたテクスト(文章)です。

こぐま社の「鳥のみじい」はとても読みやすくてよかったのですが
春のイメージが強く、語る季節が限定されてしまうかも?
と思い、講座で紹介していただいたテクストを選ぶことにしました。

以前にも、ほぼ標準語に直された「鳥呑じさ」のテクストと
プリントの「鳥呑爺」を比較をしたことがあったのですが
プリントのテクストの方がすっきりしており、プリントを選びました。

私の勘が正しいかはわかりません。
しかし、実際に声に出して読んで、こっちの方が子ども達と楽しめそうだな
と思ったのはプリントのテクストだったのです。

有名なテクスト(こぐま社の「鳥のみじい」)の方が素人が覚えるのには
いいのかもしれませんが、ここはあえて語る側の直感を大事にしてみようと思います。

このプリントの「鳥呑爺」は、ストーリーテラーの方が
語った時の印象が強く、その時の「鳥呑爺」のイメージから抜け出せるか?
私の「鳥呑爺」が語れるか?という意味ではかなりハードルが高いのですが
覚えながら、目の前に様子をイメージして、語る練習をしていきたいです。

我が子や学校の子供たちの目を見ながら
このお話を語って一緒に楽しみたい!


その気持ちだけがお話を覚える原動力です。
その夢がかなうよう、今はコツコツ練習をしていきたいと思います。

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【管理】ブログランキングに登録してみました

2014年01月19日 | 管理人からのお知らせ
今日はMAYU CLUB(当ブログ)に関することです。

今までこじんまりと絵本関係の勉強ブログを続けたいと思い
ランキング登録はしないできました。

しかし、同じような境遇の方に
ブログを知ってもらったり、励まし合ったり
ブログを書くモチベーションを保ちたい気持ちが強くなり
ブログランキングの登録をすることにしました。

今後はブログ記事の最後に

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といったバナーや一文が入りますが
「読んだよ!頑張れ!」という応援の意味を込めて
バナーをクリックしていただけると嬉しいです!

gooブログを頻繁に更新するようになって3ヶ月弱になりますが
gooブログは無料バージョンだと、Amazonや楽天から画像をもってこれなかったり
ブログの複数の下書きを保存できなかったり
たまに更新していた時にはあまり気づかなかった点が気になるようになってきました。

そんなことから、fc2やアメブロへなどへの引っ越しを何度か考えましたが
絵本の読み聞かせ関係の事を、絵がない状態で
どこまで伝えることができるか、もう少し試してみようと思います。

絵本の画像を紹介できるように
別館ブログを立ち上げましたが、二つを更新するのは難しく
やっぱり1本に絞った方がいいのか、その辺は考えている最中です。

私は「何事もやってみないとわからない!」というタイプなので
いろいろやってみて、自分に合ったスタイルを選択していこうと思います。

今後ともどうぞよろしくお願い致しますm(__)m


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絵本の楽しさを共感できる仲間

2014年01月17日 | 絵本・児童書の読み聞かせ
今日は息子が友達とうまく遊べなかったようで
帰宅してからひどく落ち込んでいました。

「そういう時もあるよ」

と励ますものの、スッキリしない様だったので

「ぎっこんばっこんよいしょぶね~~
  お~~きはな~~みがた~~かいぞ~~」

と、体を使ったわらべうたを娘と息子に一緒にやったところ

「もっとやって~~!!」

と、大喜び!!

解決策を一緒に考えるのもいいけれど
こうやってスキンシップを通じて
嫌だったことを忘れるのもいいなと思いました。

学校で嫌なことがあっても
家に帰れば自分をわかってくれる人がいる・・・

いじめてもいじめても、自分のことを大好きでいてくれる妹は
かなり心強い存在のようです。

二人はいつもママのお膝の取り合いをするのですが
今日はママの膝の上に妹が座れるようにと
息子が私の左膝に座り、妹が右膝に座れるよう
わざわざ右膝をあけているのをみて、驚きました。

きっと、一人でママの膝に座るよりも
二人で片方ずつの膝に座って絵本を楽しむほうが
楽しいと思ったのでしょう。

息子がリクエストしてくる絵本は
娘にはちょっと難しいので、内容がよくわからないと思うのですが
娘は絵本の絵を見て楽しんでいます。

きっとお兄ちゃんに読んでいる絵本を
自分も楽しみたいのでしょうね。

二人は何か話し合ったわけでもないのに
どうすると楽しくなるかをよくわかっています。

6歳も年が離れていると、友達のようにはなれないかな?

と心配になったこともあったのですが
そんなことはなく、気心の知れた友達といった感じです。

そして、私も気心の知れた友達のような感じで、子ども達と接しています。

つまり、私たち3人は絵本仲間なのです(笑)

大人が子どもと同レベルで絵本を楽しんでどうする?!

と突っ込まれそうですが、子ども目線で絵本を楽しんでいるからこそ
絵本を手に取った時に「○○が好きそう!」
と、子どもの喜ぶ顔が目に浮かぶのです。

そういった感覚を、これからも大切にしていきたいと思います。

子どもが病気になった時、絵本が助けてくれた

2014年01月17日 | 絵本・児童書の読み聞かせ
一昨日、昨日、今日と娘が胃腸炎のため園を休んでいます。

今はとても元気なのですが、おなかの調子がまだイマイチなため
今週末は安静に過ごす予定です。

病気になった時、子どもは心細いのか、いつも以上に母親に甘えてきます。
例えば、絵本を何冊も持ってきたり、寝ている時もベッタリ私の上に乗っかってきたり・・・

感染予防はかなり強化したのですが、こんなにべったりだと
もらっている可能性が、かなり高そうです。
今日はまた娘の病院へ行くので、私が胃腸炎をもらってしまった場合
何の薬を飲んだらいいかを先生に相談してみようと思います。
きっと発症した場合は、病院がお休みの土日だと思われるので。

看病は疲れますが、絵本を読んでいるときは楽しいです。
子どもと文学の世界を旅することができるので!

そういえば、小1の息子は小さい頃から体が弱く、よく入院をしたのですが
狭い病室のベッドの上で、何度も何度も絵本を読んでいたのを思い出します。

子どもが病気の時、いつも親子を支えてくれたのは絵本でした。
看病疲れでぐったりしている私も、絵本からパワーをもらえましたし
子どもも、絵本を読んでもらうことで、寂しさを感じずに過ごすことができました。

振り返ると、絵本と一緒に子育てをしてきた思い出がたくさんあります。
しんどいと思った時期も、絵本に助けてもらいながら
なんとか乗り切ってきた・・・私の子育てはそんな感じです。

これから娘の病院です。
頑張って安静にしてくれていたので
ご褒美に絵本を1冊買ってあげようと思います。