MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

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“MAYU CLUB” ~まゆみの絵本棚~ は絵本の読み聞かせにハマったMAYUが、絵本やインテリア、自分の育児などについて思ったことを綴っています。 高3の息子と中1の娘の母で、現在は学校図書館で司書として働いています。

夏期講習開始

2003年07月26日 | 大学院修士2年(通学)
夏期講習初日、初めての授業にしては
落ち着いて生徒の前で振舞えました。

じゃあそれで満足かといったら、そうではなくて
自分のクセや、時間内に伝えるべきことが伝えられているかなど
課題はさまざまです。

授業が終わった後、何度も開いている教室で
次の日の授業の予行練習をしていました。

たった1コマの授業のために、
こんなにも予習が必要だなんて・・・
明らかに割に合わない仕事だと思いながらも
今ぶち当たっている壁を乗り越えたい気持ちの方が強く
そして生徒に満足のく授業を提供していきたいので
弱点強化を頑張りたいと思いました。

論文も似ています。
たった1つのことを論じるのにも
多くの資料を必要とします。

うまく論文としてかけない。
そんなときは人の論文を書いたり
何度も自分の論を書き直したりしました。

指導教授が「学問に王道なし」とよくおっしゃりますが
これらは多くのことに当てはまるとつくづく感じる今日この頃です。

人よりできないならば、人の何十倍も努力をする。
どうしてできないかを考える。

できないことも、個性です。
けれど、乗り越えたい壁ですね。

夏期講習

2003年07月23日 | 大学院修士2年(通学)
この夏は塾で夏期講習を担当することになり
教育実習以来、教えることに携わっていなかっただけに
慣れない作業を何度も繰り返して覚えています。

今まで私は、論文を書くときなどは論理的な作業を行っていましたが
口頭発表など、活字が目の前にないと、頭の中で言うことなどが処理しきれず、よく混乱をしていました。

けれど、なぜ混乱が生じるのかを、
夏期講習の研修を通じて発見することができました。

修論提出は12月なのに、貴重な夏休みを夏期講習に費やしてしまって大丈夫か?
とも思いましたが、これをやりぬいたら、自分にもっと自信が付き
修論に関しても、違った見解などをみつけることができるような気がしました。

そう、すべては繋がっているので
1つのことだけをやっていても、見えてはこないんですよね。
メリハリをつけて、論にもそれを取り入れていけたらと思います。

しばらくはあまり研究に力を入れられませんが
慣れない作業を繰り返しながらも
できるようになった自分をイメージして
乗り越えていこうと思います。

充実した夏がすごせそうな予感です。

どうして『われから』なのか?

2003年07月21日 | 大学院修士2年(通学)
修論が12月と、徐々に迫ってきました。

しかし、自分の中では、これといってテーマがみつからず
どうしてこんな状態なんだろう?と不安を抱えていました。
修論が書けるのかすら、不安になってきたのです。

けれど、その不安はある言葉をきっかけに一瞬にして吹き飛びました。
指導教授に挨拶へ行ったとき、修論に手がつかないことを話しました。
すると

「どうして『われから』なの?」

と聞かれ

「女性の自我の解放をテーマとした
 一葉晩年の作品だからです。
 『裏紫』にはない魅力があり、
 作品が完結しており、研究もまだまだだからです」

と伝えました。

しかし、ふっと思ったのです。
なんであんなに『裏紫』で書いたときは頑張れたんだろう?
(書いたもののレベルは別として)

追っていくと、『裏紫』は、お律の情熱的な部分が前面に出ていて、私的には気持ちいいくらい好感の持てる論文でした。
しかし、『われから』は、どこか情熱めいた女の部分があまり出てこない感じなのです。
かけない原因はここでした。

すると、見えてきました。

『われから』の情熱的な「これを伝えたい」
はどこにあるのか?
また、そこに何を感じ、私は何を解き明かしたいのか?

さぁ、一歩前進です。
指導教授に感謝です。
初心に戻ることの大切さを改めて実感しました。

予定

2003年07月11日 | 大学院修士2年(通学)
私は悲しいくらい要領が悪いです。
人が10分でこなすことを、1時間かけてしまうタイプなのです。
しかも使う労力もかなりのもので
けっこう終わったときにバタンキュウ・・・といった感じです。

なぜこんなに要領が悪いのかなぁと思いながら
最近のスケジュールを組んでいました。

夏は夏期講習で国語を教えます。
そうなると、9月に投稿する論文の準備がまともにできません。
しかも後期の演習発表はトップバッター。
本当に12月に修論を提出できるのか
心配になってきました。

また、要領悪く悪循環になってしまうのかな?
と思いましたが、つい最近まで自覚症状がなかったので
自覚しただけでもよかったのかも?と思いました。

そう、院に入ってから、人より遅いけれど
いろいろなことに自覚症状が出てきたのです(笑)

人より遅くてもいいんです。
そこで気づけたなら・・・

じゃあ次は、それを気をつけることや
治すことに目を向けたいと、
欲張りな私は思うわけです。

真っ白な紙に今後の予定を書いていました。
要領が悪くても、修論までの計画を立てていくことで
このあたりは忙しそうだとか
**をしなければいけないとか
少しずつみえてきます。

少しはマシになりそうな予感がします。
それにしても、やることが多いなぁと思う今日この頃です(^^;

研究発表会終了

2003年07月02日 | 大学院修士2年(通学)
先週の土曜日に、研究発表会があり、参加させていただきました。
あまり緊張せずに話せましたが、しゃべるときにつっかかるつっかかる・・・
口頭発表のときは、事前に話して発表する練習がもっと必要だなと思いました。

発表し終わって、自分がどれだけできていないかを痛感しました。
こんな状態で発表をしていたなんて・・・と思うと恥ずかしくて仕方ありません。
けれど「われから」の先行研究に目を通すいいきっかけになったことと、次回の論文提出までに、いい課題ができそうだと思いました。
(そう、修論の前に学術雑誌に論文を書くのです)

それが完璧にできなくてもいいんだ。
そこから何かを学ぶことができたら
それは前進だと思う。

勝手にこう思いました。