今朝NHKラジオで聞いた、老後破綻は借金があるからではなく、自由になるお金が手元に無くなるからだという話が頭に残っている。
定年とか早期退職でまとまった退職金等が入った場合は、住宅ローン等を一括返済し目先の支払いを楽にしたいと考えがちだが、現在は金利も安い。一時金の額にもよるが、すべてを返済に使ってしまえば毎日の流れがとまってしまう。
老後は年金が柱で収入は限られてくる。その中で、目先の支払い負担を減らすのも大切だが、後10年、15年の長期のお金のフローをきちんと考えないと先々借金はなくても、自由になる資金がなく、支払いで破綻するということで、とても参考になった。
分かっているつもりでも、私の場合は払ってしまいたくなる。
確かに、支出を長期のフローの中でとらえ、多少のアルバイトなどで収入をえながら、収支を確認する、自分経営をしていくのが上手い生き方かなと思った。