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まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

災害時はまだ携帯ラジオが有効らしい

2018年09月09日 | ラジオな日々
北海道で大きな震災が発生したが、この災害の特異点は、北海道全土で停電になったということだと思う。
 
房総半島に住んでいて大きな地震、風水害をいくつか体験してきたが、千葉県全体が停電になるということはなかった。
 
あの広い北海道がブラックアウトしてしまうと本当にまっくらな世界なんだろうなと思うし、これが冬期でなかったのは、不幸中の幸いというべきか。
 
現代人の生活基盤のほとんどを支える電力が、早期に復旧ができ本当に良かった思う。
 
Webの技術を使った現レベルでの情報の送受信の弱さも実証された。
電波の中継施設もエリアのWi-Fiも停電ではほぼ役に立たない。

パソコンやスマホの電池はそうもつものではないし、テレビは本体の通電もできない。
 
NHK R1をここ数日きいていたが、放送局側がスマホ等の活用を呼びかけている半面で、リスナーからは携帯ラジオからの情報が有難かったというおたよりなどが多く印象に残った。
 
今どきダイヤル回して、雑音の多いラジオなんて、という傾向はその通りだと思う。
 
でも、古い作り(アナログタイプ)のラジオは、”無限じゃないの!”ってくらい電池が持つ。
 
25年以上使っているSonyのICF-EX5というポータブルラジオは、単2×4本で動くが、朝夕ちょくちょくきくだけだと、1年から1年半に一回の電池交換で足りる。
この機種は、評価が高かったようで、ICF-EX5 MK2という後継機ができ、根強いファンがついているらしい。
 
最近では、 東芝 ラジオ TY-HR1 がうけている。
ゴツイ筐体、シンプルなアナログチューナー=安い。
AC100Vでも使えるし、単1形乾電池×3(百均アルカリ電池で約300円)でもOK。しかも、電池長寿命 最大400時間。
朝夕のBGMがわりに1時間くらいきいても、1年くらいには電池がもちそうだ。
 
Webの技術を使った便利な環境もいい。
 
でも、一家に一台。
ラジオのような古い技術のしっかりした製品を置き、使いこむ習慣があることが、災害の際には有効かと思った。
 
防災用ラジオを買って、電池を買って、何年も防災袋に入れっぱなしでは、いざって時には、ラジオはともかく、電池は液漏れなどで使えない。ラジオに電池を入れっぱなしだと、ラジオも(;´д`)トホホとなる。
 
非常用の食糧などと同じで、消費するから意味があるものばかりだ。
 
放送局の施設の復旧が進み、補助電源などの電力があれば、圧倒的多数に正しい現状を伝えられるのは、手持のラジオで流れてくるNHK-R1あたりの報道だと思う。
 
被災地のリスナーさんからの投稿は、なるほどなと思った。
 
わが家は、マイブームのラジオで電池を回し始めたので、現状はストックしてある電池もみな新しいものになった。
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<今日は何の日>
今日は、救急の日(厚生省、消防庁)です。
有難い制度ですが、病院までのタクシーかわり使われたりと、大変な状況のようですね。
コメント (2)
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