まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

民意と地位と動脈硬化

2018年09月21日 | 日記
共同通信社が20、21両日、自民党総裁選で安倍首相が三選をした結果について実施した全国緊急電話世論調査によると、『首相が政治や行政の意思決定で大きな力を持つ「安倍1強」を「問題だ」と答えた人が57.4%』だったそうだ。
 
安倍首相がダメだとは思わないけれど、どうもすっきりしない。
実は、私もそう思う一人である。
 
かの星条旗の国でも、どうもそんな雰囲気の方がトップになっている。
 
決められた手続き、選挙によったのだから、「民主的で、公平な結果」であるんだけれど、どうもすっきりしない。
 
日本についていえば、太平洋戦争によっていったんフラットになった社会から、また、新しい階級社会ができ始めている兆しでは?とよぎる。
 
少し前の時代のように、人による密告社会をつくらなくても、インターネットでの通信網、交通取り締まり、防犯という名目で公的に道路上に設置された監視カメラ網などを使えば、人の監視もできるけれど、権力側が信憑性をもった冤罪を作り出すことも容易になった。
平穏に過ぎているけれど、怖い社会である。
 
今思うと夢のような、私の生きてきた戦後民主主義の時代は、そろそろ動脈硬化が出始めているのかもしれない。
だって、庶民の民意が制度として、国の運営に反映されないのだから。
 
権力を持った側から、自分に納得のできない暴力(圧力)を受けて、なぜ抵抗しないのか?
今の年になって振り返れば、よくわかる。

でも、うちのワンコ先生のように、ちぎれるんじゃないかと思うほど尻尾を振ったって、そうそう権力側には行けない。
 
個々が、政治家が、自分の思いをはっきり言って、行動する!
これが、動脈硬化の特効薬化も、と思う。
 
石破さん、小泉さんの行動力に「いいね!」である。
 
小泉さん、近々に千葉県に講演に来るらしい。ハマコーさんのご子息も語るらしい。
ハマコーさんの肉声はなんども聞いてきたが、ご子息は電波越しだけである。

聞きに行ってみようかな。
 
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<今日は何の日>
今日は、国際平和デー,世界の停戦と非暴力の日(International Day of Peace)です。
 
コスタリカの発案により1981(昭和56)年の国連総会によって制定されました。
 
この日は「世界の停戦と非暴力の日」として実施され、この日一日は敵対行為を停止するよう全ての国、全ての人々に呼び掛けているんだそうです。
頭痛にバッファリンって感じですね。
根を絶たなければだめですね。
 
近頃思うんですが、生きている人にとっての暴力って、血を流すより、言葉・行動から受けた心の傷の方が深いって思いません?
 
これまで自分が生きるためにたくさんの人を傷つけてきたけれど、いまだ、子供の頃のトラウマは消えていません。
傷つけた人、ごめんなさい。
コメント
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