まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

田舎の酒盛り

2018年11月10日 | 日記
古くからの催事を毎月寄り集まって取り仕切っている集まりがある。
今月も定例行事を行なった後いつもの乾杯になった。
 
宴たけなわになった頃某先輩に入電。
何やら持ってくるとか持ってこないとかいらないとかいるとか大騒ぎである。
 
周りの酔っぱらいもなんだなんだと参戦。
どうやら「イノシシ肉が手に入ったのだけれども持ってきていいか」と言う電話だと判明した。
 
誰が調理をするのかというような話題でちょっと盛り上がったけれどもそこは酔っぱらい。そのち別の話になってしまい時が過ぎた。
 
すると一台の軽トラが入ってきた。
取れたばかりのイノシシの肉を白菜を漬ける桶にいっぱい入れて持ってきている。
 
それからが大変である。

鍋を取りに行くもの、自分の畑にネギや野菜を取りに行くもの。味噌や調味料を取りに行くもの。

あっという間にイノシシ鍋の準備ができて、宴会が二度目の盛り上がりを見せた。
 
たいしてお金はかかっていないけれど、それなりのお店でこれだけやったら、「目の玉がびよよ~~ん」って来るくらいの金額を請求されるに違いない。
 
かなり贅沢な豊かな時間を感じた宴だった。
 
一升瓶でコップにつぎあって、ワナにかかったばかりのイノシシを肴にしてしまう。
田舎の人間関係、酒盛りのパワーはすごいなぁ。
 
============
<今日は何の日>
1988(昭和63)年の今日、自民党が消費税関連法案を強行採決しました。
 
社会全体の生活レベルを維持していくために、お金が必要なのはわかるし、お金の使われ方を納得できれば、少々の増税は我慢もできる。
でも増税になっても、個々の生活は苦しくなり、国の借金は増えるばかりでは、将来不安ばかり募る。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする