まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

これでいいのかなぁ

2018年11月21日 | 日記
今朝の新聞に財務省の諮問機関がまとめた平成の総括という記事が載っていた。
 
「負担 後世に押し付け 財政審の平成総括 借金5倍以上に」(読売新聞朝刊より)という見出しを複雑な思いで眺めた。
 
もうずっと以前から国の借金問題は認識され、これを後世に付け回さない社会創りを目指してきたはずなのに、現実は自分たちの現在の利益を求め、ますます借金大国になってしまった。

特にここ数年、経済は良いといわれているが、どうもわが貧乏世帯では実感がない。
ただ悪いという感じもない。ぼやっとした感じである。
これ、実体のない国の借金の、自転車操業的な政策の恩恵なのかもと思うと、これでいいのかなぁと複雑である。
 
少子高齢化で、これからの人たちは社会保障等の負担はどんどん増えていくだろう。
 
今後の日本の経済に昭和の頃のような伸びしろがあるとも思えない。
 
増税しても、政治家がいい顔をするためにばらまいてしまう。
 
たくさんのお金をかけて施行した、たとえばマイナンバーカードシステムなど、今こそ有効な施策なのに中途半端なままで活用しようという方向性は見えず。
お金を使っても効果の見えない施策が多い。
 
いったい誰が、いつ返すんだろう。
こんな思いが過る。
 
「お金は稼ぎ方より、使い方だ。使わなければ確実に溜まる」
明治の後半に生まれ、大正、昭和後半まで生きた祖母の口癖だ。

もののない時代、現金収入のある仕事の少ない時代の貧乏人の意固地な言葉だけれど、これには実がある。
「無いものねだりをするより、今あるものでいかに生きていくかを考えなさい。それが幸せなんだ」、そんな意味で使っていたのではないかと思っている。
 
返済が不可能なほどの借金をしてまで今の利を追い求めてもきりがない。
ここまでというきりがあるからこそ、我慢しながらも、あと一歩前にでようという実のある生活ができるのではないのかなぁ。
 
新聞一面には、どんなに優秀な、素晴らしい人格者のリーダーであっても、組織の長期政権は良くない。そんな話題も大きく載っている。
 
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<今日は何の日>
今日は、『世界ハロー・デー(World Hello Day)』
1973年の第四次中東戦争をきっかけに、世界の指導者たちに「紛争よりも対話を」とのメッセージを伝える日という趣旨で制定されたんだそうです。
 
田舎人は、大人も子供も、知らない人でも、合えば挨拶をします。特に、夕方や夜間など顔がはっきりしないときは、ほぼ100%応答があります。
応答があれば、まず敵意はないと判断('◇')ゞ。
実はこれ、お互いの確認行動、怖いからなんですよね(笑)。
 
街の子たちは、知らない人と口をきいてはいけないといわれているようで、ウォーキングに出た時などに、小学生に「こんにちは」と声をかけても冷たい視線だけかえってくることも。
 
これってどうなんでしょうね。
 口をきかないほうがずっと怖い(笑)。
コメント
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