本日のシルバーバイトは、かなり遠方の大網白里市某所の通行止めに伴う、車両、自転車、歩行者等へのご案内&誘導だった。
作業のシルバーメンバーは、何度か一緒に作業し、悪い印象のない人たちだったが、さすが、街!(笑)
昨日までの山間の、ほとんど自転車、歩行者等の通行のない場所と違い、田舎誘導員の私には、結構厳しかった。
工事でいつも通っているところを通行できなくしているのだから、ご不便は十分わかるけれど、制止も聞かず、誘導も無視して自分勝手の判断で、工事の中に入り込む!
これって、なんなんだろう。
工事は混乱し、誘導に従ってくれている通行の皆さんにも余計な待ち時間が生じ、何もいいことないのに、「はい、はい。わかりました」といいながら、誘導に従わずに進んでしまう。
警察権があれば公務執行妨害で逮捕してやりたいけれど、交通誘導のシルバー警備員は、所詮、道路に立つただのじいさま。
安全を考え声をかけても、前に立ちふさがって止めたり、まして、首根っこを押さえて止めることはできない。
小さな工事会社の皆さんはそんなことも要求するけれど、あたしらは何の権限もない。
数百円の赤い誘導棒は持っているけれど、朝晩小学生の見守りをしているボランティアのみなさんと変わらない。
公安委員会から免許を交付されている車のドライバーや自転車、歩行者等、また工事関係者の『補助者』でしかない。
でも、そんな『補助者』の行動にももっと関心をもってほしい、そう思った。
山間の片交でも、常識なく飛ばしてきて問題を起こすのは、都市部のナンバーを付けた立派なみなさんだ。
軽トラのおっちゃん、おばちゃんは、工事帯前にはゆっくり走ってくれ、対向車があれば、軽くクラクションを鳴らしてくれたり、しっかりアイコンタクトをとってくれる。
ずべてにおいて、ゆっくり確認しながら進めば、ちっとは良い社会になるとおもうのだけれど。
先日ブログに書いた『真民さんの詩集 (2021年02月07日 | 読経の日々)』で、書いた「生きてゆく力がなくなるときがある」とはこんなときが続くときである。
本日の最悪事例:
本日は歩道を通行止めしていた。
遠くにシニアカーが歩道を走ってくるのが見えたので、現場立ち位置を離れ、工事場所から100mほど離れた迂回路前まで移動。
更に前に出て走っっているシニアカーの方に「この先、歩道は通れません。この先で迂回してください」と語りかけるも、まっすぐ向いたまま無視。
迂回路の交差部分で、前に立ち塞がって、「進めません!」と制止。
それも、無視。
工事真っ最中の交差点に侵入し、まっすぐ向いたまま、なんの言葉も発せず。
大混乱!である。
自分もいずれは使うのかもしれないけれど、シニアカーは免許制とか許可制にすべきだと思う。
シニアカーも、時と場所だろう。
今日のようなおっちゃんは、ひとりで街の交通社会にでちゃいかん!
そう思う。