最近は、都内、県内はウォーキングなどで出歩いているものの、ちょっと遠くへ出かける機会はめっきりへりました。
自由人生活3年目に入り、ようやく県外へ出かけることができました。
頑張って働いたのだからと、退職金でバーンと海外旅行に行けるほど退職金もないし、言葉も文化も歴史もわからない地へいって、風景をみても、あたしゃたぶんないも感じない。
人が生きるところ、その営みは、日本でも外国でも、そんなに変わらないと思うんです。
とてもみみっちいですが、”旅計画”が資金面もあり、ぜんぜん具体的にならないので、使ったつもりで、お正月から3000円を目安に引当金を始めました。
そんな資金が2万程になったので、南会津を走ってみることにしました。
司馬遼太郎 さんの小説『峠』の主人公、河井継之助が
八十里腰抜け武士の越す峠
とよんでなくなった、只見の空気を吸いにいきます。
房総の地に、大原幽学という農村指導者がありましたが、河井継之助も同じ”におい”がして、関心を持ち続けている史上の人物です。
ものすごくヒトのためを思って生きたのに、時代に受け入れられず、活きられなかった!でも、誰もできなかったピンチの状況を指導したからこそ、今があるのは間違いありません。
そんなワンポイント登板を評価し今でも、多額の税金を使い、記念館を建て、たたえている、今の人たちがいる。
”実”のある行動というのは、後から解るのかもしれませんね。
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