人は「教育と教養」が必要だというけれど、以前ある方のブログで「会社などの組織を抜けて、年とってきたときほど『今日行く』と『今日用』が大切になる」という記事を読んで、なるほどと膝を打ち、それ以来日々の用事を作って動いてきた。
意識をしてみると、案外やらなくてはならない家事なども多く、今日現在も結構忙しく過ごしている。
少し前、シルバーバイトの移動中にカーラジオで2つ目の年とったら名言にであった。(笑)
「年とってきたら、『貯金』より『貯筋』」
解説によると、成人における筋肉の重量は、体重のおよそ40%。 20歳ころの筋肉量を基準に考えると、70歳くらいでは男女ともに30%の低下がみられることから、10年間でおよそ6%ずつ、低下しているとのこと。
そう言われてわが身体を思うと、胸の筋肉は落ち、腹筋はいつしか脂肪のぽっこりお腹にかわり、腕、足はぐっと細くなった。
20歳ころの筋肉量から筋肉は1/4も減り、体重は15Kgも増えている。
ちょっと動くと動悸息切れなどするのも、さもありなんである。
若いうちにしっかり『貯金』もし、シルバー世代になってからは『貯筋』に励めればよいのだけれど、ふかくにも『貯金』を怠り、もうシルバー世代になってしまった今、老後は二千万円貯金がいると言われ、ここで焦って最賃で長時間働いても、時すでに遅しである。
身体が元気に動ければ、アルバイトもできるし、『貯金』の心もとなさは補っていける。
身体が元気に動ければ、なにより気持ちが前向きで過ごせる。
物はなくても心豊かに暮らしていけるだろう。
動くことを心がけ、しっかり『貯筋』していこうと思いを新たにした。
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