(食べログ)
東京メトロ日比谷線・丸ノ内線・銀座線「銀座駅」より徒歩5分
東京メトロ有楽町線「銀座一丁目」より徒歩3分
JR山手線「有楽町駅」より徒歩10分
銀座一丁目駅から128m
http://barnyard.jp/
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11月30日 キャッチ!
12億を超える人口を抱え高い経済成長を続けるインドは
中国、アメリカに次ぐ3番目の二酸化炭素排出国であり
新たな枠組みでは排出量を積極的に削減することを求められている。
その一方で国民は深刻な電力不足に悩まされている。
農村部を中心に国民の約30%は
いまだに電力供給さえ受けられない生活を強いられている。
電力の供給不足のため工場でも停電が頻発。
外国企業が進出をためらう大きな原因にもなっている。
(市民)
「電力不足の解消なしに経済発展はありません。
政府には電力供給の問題を解決してほしいです。」
電力が十分いきわたっていないインド。
国民1人あたりの二酸化炭素排出量は世界平均の3分の1に過ぎない。
しかし人口が多いため
1国としての排出量は世界3位。
国際社会から排出量の削減を求められている。
そこでインド政府は新たな温暖化対策を発表した。
2030年までに2005年と比べGDP当たりの排出量を33~35%削減するというものである。
非化石燃料による発電容量の割合は約40%に引き上げる計画。
太陽光などによる再生可能エネルギーによる発電を拡大する予定だが
費用は100兆円を超えると予想され
先進国からの支援が不可欠となっている。
(インド ジャワデカル環境森林気候変動相)
「資金を投じていろいろやっていますがそれだけでは対処できません。
先進国は資金・技術両面で途上国を支援するべきです。」
さらにインドでは温暖化による被害の対策も必要になっている。
温暖化により干ばつや洪水、熱波などの深刻化が懸念され
それらの対策に少なくとも25兆円が必要になるとしている。
特に近年 大きな問題になっているのが海面の上昇である。
東部の沿岸部では毎年8mmのペースで海面が上昇。
満潮になると海水が勢いよく流れ込むため
堤防が壊れ
浸食に歯止めがかからなくなっている。
最も被害が深刻なモウスニ島に住む農家のジュリアス・カーンさん。
2年前 海水が押し寄せ海沿いにあった自宅が倒壊した。
(ジュリアス・カーンさん)
「壊れた家を見ると泣きたくなりますよ。」
現在は州政府の補助で内陸部に建てた家で暮らしている。
所有する畑も海水に浸かったため農業が続けられず収入が大幅に減った。
自分たちの食料も買わなければいけなくなり家計は厳しくなるばかりである。
カーンさんのように移住を迫られた人はこの島だけで1,500人にのぼる。
(ジュリアス・カーンさん)
「気候変動の原因は先進国です。
腹立たしくて悲しい。」
海水の侵入は今では内陸にまで及んでいるため
島の農地の3分の1が耕作不可能となり
地域の産業に大きな打撃を与えている。
専門家は
近い将来沿岸部の130万人の住民を安全な場所に移住させることが必要になると指摘している。
(世界自然保護基金 ダンダ・アヌラグ博士)
「海面上昇による被害は温暖化問題の深刻さを現しています。
対策には多額の資金が必要です。
国際社会が解決策を見つけなければいけません。」