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見えているもの × VR 驚きの活用法

2017-08-04 06:15:00 | 経済フロントライン

7月8日 経済フロントライン


未来の歯科治療のデモンストレーション。
目指すのはこれまでになく正確で痛みの少ない治療。
端末をつけると
患者の歯にX線撮影で得た画像を重ね合わせることができる。
医師が見る角度を変えても
歯と画像がずれることはない。
たとえば神経の位置を見ながら正確に治療することができるようになるという。
数年後の実用化を目標としている。
(ソフトバンクグループ 勝本淳之さん)
「今まで出来なかった安全性の向上というのが
 可能性かなと思っている。」
実際に見えているものとVRを融合させる技術は建物のメンテナンス作業でも活用できる。
8月発売の最新のシステム。
天井を見ると
3Dの設計図が現れ
内部の設備が確認できる。
エアコンなどには
写真や型番
点検日などの情報を表示することで
どの設備をいつ点検すべきか一目で把握できるようになる。
さらに建設中の現場で使用することも可能である。
「壁の位置は合ってます。
 ドアの情報がしっかり見えます。」
柱やドアなどを設置する際
設計図を重ね合わせてみることで
より正確に工事を進めることができるという。
(東急建設 建築本部 部長 林征弥さん)
「便利ですね。
 実際の建築作業をしている時でも非常に利用勝手は高いと思う。」
これまで視覚や聴覚だけで体験していたVRに
触覚など他の感覚を加え
究極のリアリティーを生み出そうという研究も進んでいる。
VRに触角を融合するシステムを開発したベンチャー企業。
3D蝕力覚技術
特殊な振動によって脳を錯覚させ
さまざまなものの硬さや肌触りを感じてもらうことができる。
触れるのは指先だけだが
手のひら全体で触っているように感じるという。
この技術を使えば
ネットを通じて物を買うときに手触りを確認できるようになるなど
幅広い応用が期待できるという。
(ミライセンス 代表取締役 香田夏雄さん)
「VRに感触という次元が加わると
 コンテンツが爆発的に広い世界になる。
 可能性は無限大だと思っている。」


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