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2014-03-02 22:32:08 | グルメ

 

 

  

 





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密輸されるサイの角

2014-03-02 08:00:00 | 海外ネットワーク
2月23日 NHK海外ネットワーク


野生動物の宝庫 南アフリカ。
世界の約70%にあたる約2万頭余の野生のサイが生息している。
そのサイがいま密漁によって絶滅の危機に瀕している。
密漁で殺されたサイの数は2007年には13頭だったが
2013年には1年間で1000頭を超え過去最悪となった。
密漁の狙いはサイの角である。
中国やベトナムといった国々では角に薬としての効能があると信じられていて高値で売り買いされている。
サイの角は象牙と同じくワシントン条約で取引が禁止されているが国際的な犯罪組織の手によって闇ルートで出回っているのが実態である。
1月 バンコクの空港で大量のサイの角が押収された。
(税関の係官)
「サイの角を9本押収した。
 タイでは1キロ約3万ドルで売られている。
 最終目的地のベトナムや中国に届いていたらもっと高く取引されただろう。」
このサイの角はアフリカからタイを経由してベトナムや中国などに密猟される途中だったとみられる。
なぜ急にサイの密猟が増えたのか。
ベトナムや中国ではサイの角を煎じて飲めば癌などに効くといううわさがここ数年で一気に広がった。
このため価格が高騰し最終的には1キロ数百万円で取引されているという。
国際自然保護連合はベトナムや中国での大量消費がサイの密猟を増やしていると指摘している。
サイの角の一大消費地とされるベトナム。
首都ハノイで漢方薬の店が集まる通りの店には“角を削る皿”と書かれた商品があるが
取材に対してサイの角を売っていると答えた店はない。
ベトナムの環境保護団体はホームページでサイの角の薬としての効果を否定するPR活動を行っている。
サイの角の成分は人の爪と同じ成分で病気を治す効果がないと強調している。
密漁が相次ぐ現場でも対策の強化を図っている。
南アフリカ北部の動物保護区。
この2年間で30頭のサイが密漁の犠牲になった。
(保護区の管理責任者 デクラン・ホフメアさん)
「サイが顔を切り取られ死んでいる姿を見つけると身を切られるようなつらく悲しい気持ちになる。」
密漁の被害をくい止めたいとホフメアさんはイラクなどで活動したイギリスの特殊部隊の元隊員を講師に招いた。
保護区の監視委員たちに密猟対策を指導してもらうためである。
訓練に使ったのは射程距離500mの高性能のライフル。
密漁者に気づかれずに接近するコツも学んだ。
訓練の仕上げは密猟者を見つけたという想定で行われた。
密漁者役の2人組を獣で威嚇してとらえる。
監視員たちは密猟者を銃撃したり逮捕したりはできない。
それでも強い姿勢をとることが密漁者への対抗策になるとホフメアさんは考えている。
(動物保護区の管理責任者 デクラン・ホフメアさん)
「サイを絶滅の危機から救うためにより積極的に行動しなければならない。」
一方 一風変わった対策に乗り出したところもある。
東部のクワズル・ナタール州のある動物保護区。
2月 保護区の関係者やサイの保護活動をしているメンバーなど約30人が集まった。
まずヘリコプターで上空からサイを捜し麻酔銃を撃って眠らせる。
麻酔によって眠らされたサイに毒を注入する作業が行われる。
毒というのは寄生虫を除去する成分が含まれた薬剤でサイにとっては無害だが人間には有毒である。
サイの角を飲めなくしてしまおうという作戦である。
この日1日で3頭の角に薬剤を注入した。
サイの角に薬剤が注入されていることを知らせる看板も用意した。
(サイの保護団体のメンバー)
「私たちの活動は小さな一歩かもしれないが
 密漁者との戦いに勝てると信じている。」
監視員らが見守るなかサイは目を覚まし走り去っていった。
あの手この手で密漁に立ち向かう南アフリカ。
サイを守るための地道な戦いが続く。

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昔とは父母のいませし頃を云い

2014-03-01 08:00:00 | 編集手帳
2月25日 編集手帳

川柳作家の故・麻生路郎にしみじみとした一句がある。
〈昔とは父母のいませし頃を云い〉。
長命の両親に恵まれ、
いつまでも“昔”を顧みずにいられる人は幸せである。

母親を病気で亡くし、
小学3年生の少女は漁師の父親と二人暮らしをしていた。
1年前の記事をご記憶の方もあろう。
北海道湧別町で激しい吹雪のなか、
父親は娘をかばい、
覆いかぶさるように抱いて一夜を過ごした。
娘は助かり、
父親は死亡した。

『応援してくれた全国の皆さまへ』と宛名にある。
4年生になった岡田夏音(なつね)さん(10)が本紙に託したお礼の手紙を読んだ。

いまは同じ町内の親戚の家で暮らしている。
〈わたしは今とても元気です〉。
連れていってもらう温泉が好き。
理科と図工が好き。
漢字の練習が好き。
10歳の胸に抱く“昔”は、
それでもやはり重たいのだろう。
夜のベッドで、
父親・幹男さん(当時53歳)の優しい顔が浮かんできて涙が出ることもあるという。

手紙は結ばれている。
〈お父さんが遠くから安心して見守ってくれるよう、
 人を想おもえる大人になれるようがんばります〉。
天国のお父さんが目を細めて泣いている。
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