4月になり、入学式シーズンを迎えました。
能登半島の地震で、とくに大きな被害のあった輪島市、穴水町、能登町、珠州市の学校も入学・進級の時期です。
シーズンを迎えていますが、児童生徒数は減っています。
地震の前の数と比較すると、4分の3になりました。
校舎が損傷したり、避難所として使われていたりする学校もあり、地元以外への転校を決めた人が多いのでしょう。
なかでも、輪島市がいちばん減りが大きくなっています。
輪島中学校は今も避難所になっていますし、グランドも大きなひび割れが何箇所もあります。
学校の教育活動をどう確保するかが課題です。
輪島中学校にかぎらず、被災地では、校庭には仮設住宅がならび、体育館には支援の物資が置かれたりして、通常の学校生活が送れないことでしょう。
しかし、被災者といっしょにふるさとで過ごした学校生活は、その子の人生で無駄ではないでしょう。
また、一時的には、他の自治体の学校へ通っ子どもたちも、自分が生まれ育ったふるさとへいずれは帰ってほしいと思います。
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