Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

10月に観る映画

2015-09-21 00:27:57 | 映画
先生と迷い猫

http://www.sensei-neko.com/

アクトレス

http://actress-movie.com/


です。

「先生と迷い猫」のほうは、もう理由などありません。猫がストーリーの中心となっている映画を観ずにいてよいのですか?

いやよくない、だからです。


「アクトレス」は主演がフランスの女優さんだからです。

でも、予告編を観る限りではセリフは英語のようです。

舞台がスイスだからでしょうね。

主演女優のジュリエット・ビノシュ

最初の出会いは「ポン・ヌフの恋人」でした。

ホームレスの決してきれいとは言えない役で

さらに、ストーリー的にも良く分からなかった映画でした。

あれから20年近く。

同年代なんですけど。

彼女も年相応に肩が痛くなったり、細かい字が見えづらくなったりしているのでしょうか?





Une nouvelle amieとUne femme avec toi

2015-09-19 00:34:36 | 映画
観てきましたよ。
「彼女は秘密の女友達」
原題は「Une nouvelle amie」(新しい女友達)です。

若くして亡くなった妻の死出の旅支度を夫がしてるシーンから始まりました。
ウェディングドレスを着せ、ティアラも被せ、もちろんメイクもし
完全な花嫁の姿になって白い棺に収まりました。
その白い棺のふたに被さりました、映画のタイトルである「Une nouvelle amie」が。

亡くなった女性は、この映画の主人公クレールの小さいときからの大親友ローラです。
クレールはローラの葬儀で誓うのでした。
「あなたの生まれたばかりの娘と夫は私が守る」と。

しかし、故ローラの夫デイヴィッド(ロマン・デュリス)は、異性の装いをすることに喜びを見出す人だったのです。
偶然にそれを知ってしまったクレールは、当初は否定しつつも
だんだんとそれを受け入れ、やがて”彼女”との関係に、遠い日の自分と亡くなってしまった友人ローラとの
日々を重ね合わせるようになっていきます。

グッと胸に迫ったシーンは、クレールとデイヴィッドがこの曲を聴くシーンです。

Nicole Croisille Une femme avec toi

なんとなく雰囲気ですが、「あなたといて、初めて女としての幸せを感じたの」的な歌詞ですわ。

2人がこの曲を聴いたバーは同性愛者やトランスジェーンダーの方々が集う場所でした。
デイヴィッドとクレールが同性の友人として週末を過ごしている間に訪れた場所です。
この曲を聴いてデイヴィッドは涙を流しました。
その涙の説得力がありすぎて、こちらまでウルっとしてしまいました。
うまい具合には表現できませんが、幸福感・自己肯定感がとても伝わってきたのでした。
女性として生きる自分への。
いやいや、ロマン・デュリス、素晴らしい役者さんですわ。
とともに、フランソワ・オゾン監督もやはりいいなぁと改めて思いました。

よい映画でした。
観る前と観た後の評価が(って、偉そうですが)大きく変わった映画です。








今度観る映画、そして自由研究

2015-08-09 15:35:46 | 映画
なんだかんだと観てしまう、フランソワ・オゾン監督の作品です。

「Une nouvelle amie」

邦題は「彼は秘密の女友達」

ロマン・デュリスが女装するらしい。

毛深い印象あります。

うまく、女装できるのか。

前評判とかあまりネットで検索しないで白紙の状態で観に行きたいです。


今日はゆったりしております。

午前中に明後日までにやるべきことを済ませました。

あとのやるべきことは、まだ締め切りが先なので今はやりません。



なので、次に観る映画とか甥っ子の理科自由研究の題材を検索などしています。

理科自由研究、何をさせましょう?

甥っ子の両親、そういうことに無頓着でいままで来て、

自分の息子が中3になっても何するわけでもないです。

なので叔母が心配しています。

おまけに祖母も心配しています。

塾とか、夏休みの読書感想文とか理科の自由研究とか。




「サンドラの週末」

2015-06-13 21:47:31 | 映画



うつ病から立ち上がりかけて復職しようとした矢先に、解雇の連絡を受けてしまうサンドラ。
彼女を除く16人の従業員がボーナスをあきらめるなら、彼女は復職できるのです。
なので、彼女は週末、土曜日と日曜日(2日と1晩)を使って同僚16人の自宅をたずね歩き
週明けに行われる投票(ボーナスを諦めて彼女の職を確保するのか、ボーナスを取るのかを決める)で
彼女を支持する投票をと頼むのです。

原題は「Deux Jours et Une Nuit(2日と1晩)」
彼女が家族に友人に支えられながら、自分を信じるようになるのにかけた時間です。

1000ユーロのボーナス、皆がそれを当てにしていたのです。
子供の学費に、滞納している家賃に、生活費の足しに・・・・。
行き先が決まっているお金なのでした。
なので、ボーナスを諦めて彼女の復職を支持する投票を断る同僚を彼女は責めることはできません。
しかしもちろん彼女だって、職をあきらめるわけにはいかないのでした。
夫の収入だけでは生活を維持することはできません。

同僚を1軒1軒訪ね歩きます。
留守なら行き先を家人に尋ねそこへ行きます。
そして、職場にいては決して見ることのできない、家人としての同僚の側面を知ります。

勤務中は友人だと思っていた人に居留守を使われて傷つき自分がみじめになっても
「もういいわ」と諦めそうになるところを配偶者に鼓舞されつつ
説得の訪問を続けます。

訪問する同僚の中には、彼女に謝罪や感謝を述べる人もいました。
移民で短期契約なので、上の意志に反するような言動は怖くてできないと謝罪されます。
以前自分がした失敗をかばってくれたことに感謝されます。

そんな中で月曜日の投票を迎え・・・・。
なんですけど、最後の最後に彼女は強かった。
凛としていました。
最後すがすがしかったです。



さて、映画の前のランチで食べた物が、この写真です。
「慶楽」の牛肉牡蠣油炒め焼きそば。
いや~~~10年ぶりぐらいでした。
記憶通りの味でした。

有楽町や日比谷へお越しの際は是非もの、ですわよ。






ちょっとおでかけ

2015-04-26 21:01:45 | 映画
最近全然観ていないのです、映画。

劇場で、などさることながら、WowowでもDVDでも。

映画だとか、お芝居だとか、講演会だとか行きたい行きたいと思いつつも

日々のことに追われております。

それに、それらの開催場所となる都心から遠く離れているもので

時間が空いたからヒョイっと・・・ってわけにもいかず。

そんななか、5月6月はぜひとも行くぞという目的ができました。

それは、鳥獣戯画展とフランス映画祭ですわ。

鳥獣戯画、ええ、日本史の教科書に出てきましたよね。

ウサギとかカエルとかが描かれているアレです。

たまには上野の方へ、のんびり行くのも良いし、関連グッズを買うのも楽しみの一つ。


フランス映画祭ではオープニング作品ではないものの、フランソワ・オゾン監督の作品が上映されるのです。

好きな監督なので是非観たいものです。

フランス血中濃度を上げなければ!ですわ。

オープニング作品を観ると、フランス語の手話のサインを知ることができるかもね。

ところで、最新号の「婦人公論」たまたま書店でパラパラと。

だって特集が「始めよう!脳を活性化させる生活」だったんだもの。

チェックリストの中に「ここ1カ月映画を観ていない」というものがあり、

映画って脳を刺激することの一翼を担っているのだ・・・と

すぐに影響された次第で・・・。

フランス映画を観たあとは、フランス語の先生とそれについて話す機会を持つことができるので

わたしにとっては一石二鳥のフランス映画観賞なのですわ。










『ハンナ・アーレント』観てきた

2014-01-24 22:00:59 | 映画
いわゆる、ユダヤ人迫害を題材をした映画を、今まで何本か観てきました。

愛と哀しみのボレロ
ショア
シンドラーのリスト
戦場のピアニスト
黄色い星の子供たち


「ショア」はユダヤ人迫害の加害者被害者傍観者たちの証言をドキュメンタリーの手法で綴っていてとても長い映画だった。
そして歴史的背景も十分理解しないまま、「強制収容所」で行われたことの一部をスクリーンを通して知って
怖い、むごい、悲惨、理不尽などという感想を抱き、そして自分の無知をその時は感じて映画館を後にした。
でもそれでおしまい。作品を観たことで満足してしまっていた。


今回の映画。
実在の政治哲学者であり、「全体主義の起源」という名著と言われる本を執筆したハンナ・アーレント。
彼女の生涯の一部が描かれている。
どんな一部か。
哲学者としてニューヨークの大学で教鞭を取っていたときのこと。
ナチスドイツでユダヤ人を強制収容所の輸送する任務を遂行し、戦後アルゼンチンに亡命していた
ルドルフ・アイヒマンの裁判を傍聴し(「アイヒマン裁判」というのは1960年代初頭、有名な出来事だったそうだ)、
裁判傍聴記事がニューヨークの新聞に掲載される。
その傍聴記事の内容に、一般大衆はアーレントに非難に非難を重ねる。

彼女自身もドイツ系ユダヤ人で、収容所から逃亡しアメリカに亡命した過去を持つ。

どうして、一介の役人に過ぎないアイヒマンが、大勢のユダヤ人を収容所に送ることができたのか、
大虐殺の一端を担ったのか。
自分のしていることに葛藤はなかったのか。

彼女は真剣に冷徹に明晰に考えに考え抜き、非難を浴びようとも揺るがず
曲がらず折れずに主張し通した。
その強さ。
そして家族友人に対する寛容さや愛情。
大人の女性としてのユーモア。

自分の人生の中で素晴らしい女性に出会えたというのがこの映画の感想。


ところで、この映画、実際のアイヒマン裁判のフィルム(1961年62年当時のものなので当然白黒)と
カラーの映画部分が結びつけられている。何も違和感なく観ることができる。
とても新鮮だった。

公開劇場の情報はこちら
お時間があったら是非!



映画を観に行くための算段

2014-01-12 21:31:23 | 映画
観たい映画は「ハンナ・アーレント

ハンナ・アーレント(1906-1975)ドイツ系ユダヤ人の哲学者です。アメリカで活動されていました。
第二次大戦中にユダヤ人強制収容所かたら脱出した経験を持っていらっしゃるかたです。
その方が、ナチスドイツ時代のヒトラーの側近の一人アドルフ・アイヒマンの裁判を傍聴し、書き上げたレポートによって世界中から非難されたにもかかわらず、自説を曲げることなく、考えることの重要性、逆を言えば思考停止の恐ろしさを訴えた方だそうです。

さてこの映画を横浜の「シネマ・ジャック&ベティ」に観に行く算段をしています。
24日の金曜日の午前中の回です。
映画はお昼前に終わるので、横浜から、西早稲田に移動して、穴八幡で一陽来復のお札をいただき
その後、銀座でフランス語レッスンという、めくるめく1日を過ごしたいので
お仕事の調整をしなければなりませぬ。

良い映画を観ることのできるチャンスをみすみす逃してはなりませぬ。

算段算段・・・


算段(算段する)

1 苦心してよい方法や手段を考え出すこと。「居候を追い出す―をする」
2 あれこれと工夫して、金銭の都合をつけること。工面(くめん)。「引っ越しの費用を―する」「やりくり―」

です。


「大統領の料理人」Les saveurs du palais

2013-10-30 20:19:01 | 映画
大統領の料理人」よい映画でした。

フランスのミッテラン大統領時代、大統領のプライベートな食事を担当した実在の女性料理人をモデルにした映画です。

トリュフやフォアグラの産地であるフランスべりゴール地方出身の彼女が幼いときから祖母や母から学んだ、本当の家庭料理。

それを、エリゼ宮で次々と再現していくのです。

彼女がエリゼ宮に入るまでは、大勢の男性シェフやパティシエによって作られていた”立派な”食事。

でも大統領は子供のころに味わった素朴な家庭の味に飢えていたのです。

それを大統領に届けたのがオルタンス(映画の中での女性料理人の名前)です。

オルタンスは大統領に本当に“美味しくて懐かしい”食事を提供するために自分の目に叶った食材を自分のルートで仕入れて

エリゼ宮の食材仕入部長を怒らせてしまいます。

「大統領にしあわせになる食事を届けるのだ」の決意の元、オルタンスはエリゼ宮スタッフとの軋轢も気にせずに




元々いたシェフたちの嫉妬を歯牙にもかけずによい仕事をしていきます。

圧巻は、大統領が家族や友人を招いて開く食事会のメニュー作りから調理までの場面です。

オルタンスと彼女の助手、大統領執務室との連絡担当者やソムリエと、大統領の出身地ロワール地方の料理を中心にメニューを決め、

それぞれの料理に併せるワインを決め、材料や調理道具を揃えてからも試行錯誤を重ねて、大統領にとってのしあわせな食事を

作り上げます。


とにかく、観ていて楽しくなる映画です。

込み入った筋もなく、「あ、あのときのセリフは、この場面につながるのね」的な仕込みも何もないのですが

オルタンスのパワフルな妥協なしの自信あふれる振る舞いは、観ていて気持ちよかったです。

ええ、積極的に行動することの大きな価値を感じることができます。


劇場でご覧になれる方は是非。

レンタルになったら、是非。

衛星放送などで放映されるなら、是非。

ご覧ください。

「世界が食べられなくなる日」をとうとう観ました

2013-09-29 22:02:43 | 映画
世界が食べられなくなる日
原題は「Tous Cobayes?」(「みんなモルモットなの?」)です。


2009年、フランスのカーン大学の分子生物学者セラリーニ教授がある実験を秘密裏に行いました。
その内容はラットの餌に遺伝子組み換えトウモロコシ、農薬(ラウンドアップ)を数通りの組み合わせで混ぜて、2年間与え続けるというものです。
その結果をまとめた本が「Tous Cobayes!」(「みんなモルモットだよ!」)です。


りんごを切ってみたら、骸骨が浮き上がってくるなんて・・・

この映画はこの本を元にして、遺伝子組み換え作物や農薬の人体に対する悪影響への警鐘を鳴らし、また放射性物質の危険性も併せて訴えているドキュメンタリー映画です。

映画の舞台は主にセラリーニ教授の実験ラボ、フランスの農場、そして日本の福島県や反原発のデモ行進です。

遺伝子組み換え作物の種子や殺虫剤を世界的に販売している会社も、もちろんラットによる動物実験は行っています。
ただしたったの3カ月。
たった3カ月の実験ではラット悪い影響は出ないそうで、それをもって「安全宣言」をしていたのですね。
企業の利益を邪魔しないような実験結果が出るような実験しかしない。
ネガティブな結果が出る前に実験を終了していての安全宣言です。

遺伝子組み換え作物も農薬も放射能も長い時間にわたって人間にどのような影響がでるのか、だれも確かなことは言えない、今どうなっているのか、これからどうなるのか、みながモルモットとなってこの結果を導き出すのでしょう。


農薬に負けない農作物があれば、除草剤だって殺虫剤だって多量に散布することができます。
作業と収穫の効率化には大いに改善されます。
遺伝子組み換えされた種子から育った農作物、除草剤と殺虫剤の噴霧を軽くクリアして収穫された農作物は、虫食いもなく、形よく味もよいのでしょう。
しかし体にゼロ影響なわけはないのです。

今、放射性物質が大気中に海洋中に出ています。見えないし匂わないに聞こえないし、熱くも冷たくもありません。でも、放射性物質による影響は長い時間にわたって人間に害を与えます。

みんながモルモットなのです。



ところで、仏検の勉強をしているときに、さまざまな略語を覚えました。
今は忘れているものも多いですが(汗)

例えばONUはOrganisation des Nations Uniesは国連だったり、FMIはFonds Monétaire International(=IMF国際通貨基金)だったり。
そんな略語の中にOGMというものがありました。オージェーエムと読みます。Organisme Génétiquement Modifié(遺伝子組み換え作物)です。
なんか、異色でした。国連とか世界保健機関とか、紀元前紀元後とかこれは英語でも覚えた記憶があります。
でも遺伝子組み換え作物って?いくらフランスが農業国で食料自給率が高い(資料にもよりますが110%~140%)からと言っても、何か唐突な感じがしていました。だから印象深く残っています
オージェエム、不定冠詞がついて発音すると、デゾージェーエム(笑?)

しかし、農業国であるからこそ、農薬や遺伝子組み換え種子に対して関心が高いのでしょう、だからきっとOGMは日常的に新聞や雑誌に出てくる略語なのかもしれません。だから仏検対策でも「覚えておくべき」リスト入りしたのでしょう。









Ken Watanabe

2013-09-18 23:29:39 | 映画
渡辺謙主演の映画「許されざる者」を観てきた。

1992年アメリカ公開で、クリント・イーストウッド主演の同名の映画を

明治初めの北海道に舞台を移してのリメイク版だ。

私は、元映画を観ていないので、元映画と今回の映画を比較することはできないけれど

やっぱり「映画っていいですね、それでは、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ」という日曜洋画劇場の

解説者・淀川長治氏の面影が浮かんできた。

毎回、映画を観終わった後に「映画ってやっぱりいい」と思うけれど

今回のように、ロケハンして、セットを組んで、衣装もメイクも作り上げて

役者さんたちが、過酷な撮影環境の中で演技し切っていた作品を観ると

映画は総合芸術だ、(オペラもだけど)と思う。

Ken Watanabe は、やはり魅かれる役者さんだなと。

彼の作品は「硫黄島からの手紙」と「はやぶさ」を観た。

(「ラストサムライ」は観ていません。)

この映画、フランスでも公開されるのかな?

されないなら、DVDが出たら、フランスのお友達(Ken Watanabeファン)に送ってあげたいわ。

ところで、この映画に出ていた、柳楽優弥よかった。

世界最年少でカンヌ映画祭主演男優賞取っちゃって、ちょっとそのあとの期待にこたえ切れてない感じが

していたのですが。

監督のキャスティングの妙なのでしょうか。




ピエール瀧!

2013-09-14 14:31:10 | 映画
「あまちゃん」では上野のお寿司屋の大将役で、ちょっと前は「龍馬伝」にも出演されてて、「おひさま」(井上真央が安曇野を舞台に学校の先生を演じた朝ドラ)では、軍国主義の代用教員の役で、電気グルーブというテクノバンドのメンバーでもあるらしい、ピエール氏。TBSラジオの午後番組のパーソナリティもされてて、まぁ八面六臂な感じの方です。

さて、このピエール氏、「凶悪」という映画に出演されて、死刑囚を演じていらっしゃいます。
R15指定のこのノンフィクション映画、暴力シーンもたくさんだそうで、観るのハードかな?と思うのですが、でも役者ピエール瀧を知るには観とく?なんですわ。

昨日リストアップしたのと合わせると6本になります。
全部観られたらすごい。

やっと横浜でやるよ「世界が食べられなくなる日」

2013-09-13 19:15:53 | 映画
以前も記事に書きました(ココ、クリックシルヴプレ)

9月14日から27日まで横浜の黄金町の「シネマ・ジャック&ベティ」で上映されると、たったいまTwitterで知りました。
秋には映画をたくさん観たいと思っています。
この映画の他には
大統領の料理人
クロワッサンで朝食を
そして父になる
許されざる者(リメイク版)

ここ数カ月、さまざまあってカルチャー分野が停滞しているのです。
なので、”現実逃避”も兼ねて、知識もエモーションもチャージしないと、脳みそスッカスカな女になってしまいますわ。
オ~ホホホッ!

それからもうひとつ、日本公開はまだ先みたいですが、私の好きな監督フランソワ・オゾンの新作「Dans la maison」もよさそうです。主演がFabrice Luchini
「高校の国語教師をしている彼が、生徒たちに作文を書かせる。みんな日記のような、朝起きて、これ食べて、何して、こうしたみたいなものしか書いてこない中、たった一人、素晴らしい文章を書いてくる生徒がいた。そしてその生徒に続きをどんどんと書かせ、それを読み進めていくうちに、その話の世界の中に引き込まれ教師は自制心を無くしていく。生徒が書いてくる小説はある一家をモデルにしたものだった。」みたいな筋らしいです。
う~ん、オゾン監督らしい作品っぽいです。
「まぼろし」や「スイミングプール」的で、「8人の女たち」や「幸せの雨傘」的ではない、オゾン作品の予感。


チャージの秋になりますように。