セレモニーの登壇者は、今まで原発やエネルギー問題で読んできた本の著者の方々で、半分ミーハー気分でオープニングセレモニーに臨みました。
「内部被曝の脅威」の著者の肥田舜太郎先生からは「放射線被曝に負けないように、自分が持っている免疫力を強くするほかはない、睡眠、栄養、運動・・・・をバランスよく」とのサジェッションがあり、福島県の前知事佐藤栄佐久氏は「原発というのは、世代をまたいでかかわることはできない(=親の世代では恩恵を受けられても、子供の世代ではそうではない)」との指摘が。そして環境エネルギー政策研究所の飯田哲也氏は「福島原発事故は、日本にとっていろいろな意味での”第三の”である。広島長崎に続いての第三。スリーマイル、チェルノブイリに続いての第三、そして、明治維新、太平洋戦争に続いての第三。」と示唆に富むコメント。
さらに、印象的だったのは、オーストラリアの原住民でオーストラリア非核連合共同代表であるピータ・ワッツ氏の「Leave uranium in the ground」というメッセージでした。
そうですよね。ウランがなければ、原発は動かないんですからね。