Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

初めて買ってみました

2013-11-24 20:18:58 | 原発
THE BIG ISSUE

表紙がもんじゅくんだったからです。

以前からこの雑誌のことは知っていました。

ホームレスのかたに仕事と収入を得てもらうために発行されている雑誌で、もともとはイギリスが発祥のようです。

日本では雑誌の代金300円のうち、160円が販売者の収入になります。

記事の内容は多岐にわたっている模様です。



販売されている場面にもたびたび遭遇していましたが

販売者のかたの前に一歩進み出て「1冊ください」と言うにはちょっと勇気が必要だったのです。

でも、今回はもんじゅくんが表紙、ということは原発問題が特集されているのでしょう。

だったら買いましょうで買ったわけです。

で、読んでます。

いや、もんじゅくんの訴求力はすごいです。

今日、今年のゆるキャラグランプリが佐野市のゆるキャラに決定したそうです。

もちろん、もんじゅくんはゆるキャラと呼べる生い立ちではありませんが、私のかなではダントツです。

2位はせんとくん(キモかわいいので)



「原発ホワイトアウト」読了しました

2013-10-13 19:27:34 | 原発
原発ホワイトアウト

現役経産官僚が書いた本だということで、興味があった。

ノンフィクションのようなフィクションだけれど、登場人物は実在の人物に限りなく近い。

新潟県知事泉田氏、自民党河野太郎氏、脱原発タレントから参議院議員となった山本太郎氏など

が、名前を少しだけ変えて本の中に登場してくる。


電力会社は特別なのだ。

私企業だけれど、自動車会社とも鉄鋼会社とも、電化製品会社とも違う。

そして、電力会社とそれを管轄する経産省の一心同体ぶりがすさまじい。

この本で語られることは、経産官僚や電力会社の人々がいかに脱原発を骨抜きのものにするか。

いかに国会議員(落選議員も含む)を手玉にとるのか。

いかにマスコミを操っているのか。

いかに警察権力と結託しているのかが描がれている。

この本を読んでいると、東大出官僚の存在自体が悪なんじゃないの?と思ってしまう。

もちろん、古賀茂明氏やこの本の作者のかたのような東大出の官僚のかたもいらっしゃるけれど。


とにかく、脱原発なんて所詮ムリなの?と暗澹たる気持ちになりつつ読み進めていくと

最後は怖い怖い結末になる。


そして、新潟県泉田知事の逮捕なんてまさかないですよね!?と心配になってしまう。

折しも、10月12日BS朝日の番組に生出演されていた知事。

番組内で身の回りに感じる不穏な動きのことを仰っていた。


この本を読み終わって、もう一度「官僚の責任」(古賀茂明著)を本棚から引っ張り出してみた。

一市民の私が、だからといってできることはないけれど、問題意識を持ち続けることぐらいはできる。

だからなに?って言われると、何も言い返せませんが。






2020年問題

2013-09-11 21:03:22 | 原発
昔、1999年にはパソコンの「2000年問題」があった。

その当時、私は神田のカルチャースクールのようなところで、パソコン初心者の方に向けて個人レッスンを行っていた。

神田界隈の中小企業の社長さんたちと「トラブルシューティングしましょう」などと言いながら、マイクロソフトから修正プログラムをダウンロードしてインストールしたことが思い出される。


さて、今日本は2020年問題を抱えている。

オリンピックを成功させるという問題。しかしそのこと以前に重要なこと。

それは福島第一原子力発電所の”トラブルシューティング”だ。

招致プレゼンテーションの安部首相の福島関連発言には、日本人だけでなく世界中の人々も違和感を持ったはず。

そもそも、第一次安倍内閣で「年金は100年安心」などとせいせいと言い放つことができる方の発言ですから

わたし的には信用しろというほうがムリ。

東電だって安倍首相の発言(「汚染水は原発港湾内で完全のコントロールできています」というもの)に関して

経産省に確認を取ったほどだそうだ。

汚染水が外海に出ないように、っていうかすでに出ているのですが、凍土壁だとか地下水が汚染源に触れる前に海に放出するバイパスを設置するとか方策があるようですけど、100%の効果が期待できるものではなさそう。

今日の東京新聞のコラムにも「原子力災害対策本部が発表した『汚染水問題に関する基本方針』でも、内容が希望的観測に基づく願望でしかない」とのこと。「勝てる見込みのない甘い見通しで兵士を戦地に送りだすようなものだ」とあった。


未曾有の事故なのだから対処法も未曾有なんでしょう。

未曾有=想定外=不確定

なのに、「絶対大丈夫」って言ってしまった安倍総理。

高円宮妃久子さまのスピーチは素晴らしかったし、東京オリンピックは嬉しいけれど

2020年問題、オリンピックを受け入れることばかり考えていてはダメよね。




期日前投票完了

2013-07-19 23:13:59 | 原発
マスメディアが一生懸命、低投票率に持っていこうとプロパガンダしている気がしている。

「今回の投票率も低いことが予想されます」とか「争点があいまいで」などと

盛んに語られています。

そんなことない!まず大きいのは憲法改正問題、原発問題、そしてTPP問題や消費税、福祉に関する問題とうとう。

争点有りすぎです。

なのにメディアは、「低投票率」「自民圧勝」などなどと、無党派層の投票意欲をそぐ報道ばかりしているような気がするのです。

そんなことにはひるまず、負けず、へこたれず、惑わされずに行ってきました、期日前投票。

自民党が勝つことはわかっているけれど、自分の支持する政党が手ごたえを感じることができればと

しっかり投票してきました。

ブログ読んでくださっているみなさん。

とにかく投票にはいきましょう。




脱原発教育!?

2013-02-22 00:22:57 | 原発
別にことさらに言ってきたわけでもないのです。

この本を「見てみれば?」と買って渡しただけです。それももう半年以上前に。

でも中2と小6の甥っ子たちは、「日本に原発はNG」という内容の文言を学校のプリントやテストの答案に書くようなことをしているようです。

小6甥っ子の社会のテストの設問で「これからの日本に必要なことはなんですか?」というものがあり、彼は「地震の多い日本では原発を続けるのは危険です」と書いて三重丸をもらいました。

そのテスト用紙を見て私は言いました。

「アタシが先生だったら、花丸付けて茎も葉っぱも描いて、植木鉢まで描いちゃうね」と。

中2甥っ子は学校の社会の授業の中で、福島から神奈川県内に避難されている方の体験談が掲載されている新聞記事を読み、原発について勉強したようです。
先生から配布されたプリントの中に「日本に原発は必要ですか、不要ですか?」との設問がありました。
それに対して、彼は「必要ではないと思う。原発が事故をおこしたら大変だし、電気が減って不便な生活をするのはいやだけど事故のことを考えたら我慢しなきゃならない」というような、「おいおい、おまえ、本当に中2か?」と言いたくなるようなつたない文を書いていました。


それぞれの書いた文章を読んで「アンタたち、偉いね」とほめてやったら「このぐらい書けば○もらえると思った」などと言い放ちやがる!甥っ子ども!

でも少しでも、原発に対して”ひっかかり”を持ってくれたらそれでよしと、叔母はしたいと思います。


叔母としての次にたくらみは、彼らに「さようなら、もんじゅ君」を読ませることです。

この本は良書です。

高速増殖炉と一般の原子炉の説明。

他国での高速増殖炉の現状。

核廃棄物処理の問題。

日本において核開発が中止できない理由などなどが平易が語り口で綴られています。

大人にも中学生にもよい本だと思います。






新政権

2012-12-26 21:36:39 | 原発
今日は安倍第二次内閣の発足日で、閣僚の発表もありました。

わざわざテレビの前に座ってニュースをフォローする気にはなれず、それよりも仕事しなきゃ!モードで机に向かっておりました。

19時のニュースもスルー、21時ものニュースもスルーして、「報道ステーション」もスルー。

潔いアタシ(笑)


しかし、なんだか安倍内閣になって「脱・『脱・原発』」の方に大きく進んでいくようで、いやですね。

もんじゅくんにも新たに予算をつけるそう、ですだよ(←もんじゅくん風言葉づかい)

原子力規制委員会の田中委員長は東通原発の敷地内に活断層の存在を認め、再稼働にブレーキをかけました。

今となっては「田中委員長頑張れ!」と言いたい気持ちです。

(しかし、大飯原発の敷地内活断層についての結論は出ていませんので、早く出して頂きたいものです。)

でも、野田内閣でむりやりに発足した規制委員会。

国会の同意を得ていないこの委員会の委員たちに、自民党政権がいちゃもんつける可能性もなきにしもあらず。

来年の、毎週金曜日のデモで「再稼働反対!田中を守れ!」みたいなことになるのか・・・どうか。

さらに、環境省の大臣が石原伸晃氏。

彼は「脱原発はヒステリックなたわごとにすぎない」みたいなことを仰り、そのお父様の慎太郎氏は原発継続論者。

自民党のエネルギー政策には関心もっていかなきゃね。

知らされないから知らない、ではだめですよね。

ご参考までに田中委員長インタビュー


「報道するラジオ」

2012-12-09 18:51:23 | 原発
9月一杯で終了したMBSラジオの番組「たね蒔きジャーナル」の”後継ぎ”番組として

報道するラジオ」という番組が始まっていたことをすっかり忘れていて

今日、Youtube経由で初めて番組を聴いてみた。

パーソナリティは「たね蒔きジャーナル」と同様、水野”クリスタル”晶子さん。

ゲストのお話に対する相槌が、少しオーバー気味な大阪のおばちゃんオーラを出していらっしゃいますが、

それゆえにゲストのお話がより引き出されるというかなんというか。

「たね蒔きジャーナル」同様に、原発問題をはじめとする様々な社会問題を扱っているこの番組。

ダイレクトには聴けないけれど、Youtube経由でフォローしていきたいと思います。

皆さんもぜひ!






『「原発報道」東京新聞はこう伝えた』買いました

2012-11-16 23:22:02 | 原発
2回続けて、東京新聞ネタですが、別に私は東京新聞関係者では、ありません。(^_^;)
我が家は新聞を取っていないので、必要があればネットで検索するか、もしくは母のところへ行って朝日新聞を読む、でした。
駅売りの東京新聞を買って読むようになったのは、今年に入ってからだと思います。
なので、2011年3月11日の東日本大震災に続く福島第一原発事故について、事故直後に東京新聞がなにをどう報道していたのかをリアルタイムで知ることはできていませんでした。
別に、知らなければならない!ということもないのかもしれませんが、原発に対しては他の新聞とは一線を画している新聞が
どのようなことをどのように報道していたのかを知りたくてこの本を買いました。

更に、特報部デスクの田原牧さんのキャラクターに魅かれた部分もあるかもしれませんが・・・。

買った本、ぱらぱらとめくってみると、原子力ムラに関する記事、核燃料リサイクルの矛盾を突く記事、放射線の影響に関する記事、政府のリスク管理能力不備の記事、東電のいい加減さに関する記事などがまとめられているようです。
コラム的な扱いですが、原発で作業されている方たちの証言なども収められています。
時間を見つけて少しずつ読み進めたい本だと思います。


12月16日の衆議院議員選挙。
どの党を支持するのか。
景気対策、TPP参加問題(TPPに関しては、要勉強です)、社会保障制度など、重要な課題が山積ですが、エネルギー問題も非常に重要です。
自民党が政権を取ったら、今よりも再稼働はしやすくなってしまうでしょう。

金曜日のデモも、自民党本部に向かって行われているとか・・・

じっくり考えて、1票を大切に使う人が増えたら、世の中変わるかな?





東京新聞

2012-11-11 19:13:19 | 原発
今月から有料視聴し始めた「ビデオニュースドットコム」

11月10日のゲストは東京新聞特報部デスクの田原牧さん。

タイトルは「東京新聞が脱原発を突っ走れる理由」だ。

やっぱり、有料会員になっておいてよかった~~と思える内容だった。


この田原牧さんという人物。

とても興味深い。

私は、東京新聞を取っているわけではなく、駅のコンビニで買って読んでいる程度。

東京新聞は、いろいろと弊害も言われている「記者クラブ」にもちゃんと所属している。

いわゆる、”まとも”な新聞社なのだ。

ただ、在京の他の新聞社と違い、東京新聞の親会社は中日新聞だ。

「中日新聞東京本社」というのが東京新聞の”本名”なんだそう。

ということで、東京では「野党」のスタンスが取れるのだという。

批判精神を込めて記事を書くことが許されているのだそうだ。


余談だけれど、今年のプロ野球セリーグのクライマックスシリーズでジャイアンツが勝利を決めた翌日も

中日ドラゴンズの記事を詳しく載せていた。


田原牧さん曰く、東京新聞は2011年3月11日以前から脱(反)原発の記事を載せていたとのこと。

さらに、「原発事故発生後、大手新聞は原発事故に関する報道を抑えていると言われているけれど、

本当は抑えているのではなく、報道するべき事実を取材しきれなかったのだ」と。

別に隠蔽したわけでも、自粛したわけでもないのだろうということだった。

でも、東京新聞はそこから十歩も二十歩も進んで掘り下げて記事を書いていると思う。

そこが今の時代、東京新聞のレゾンデートルなんでしょう。

これからも、駅で買って電車の中で紙面を折りたたみながら読ませてもらいましょう、東京新聞。

私、スマホ使ってないので・・・・・(汗)







11月から

2012-10-28 21:37:28 | 原発
ビデオニュースドットコムに登録します。

ビデオニュースドットコムはフリージャーナリストの神保哲生さんが主宰している、インターネットのニュースメディアです。

スポンサーの影響力を排除するために、独立系のメディアとして頑張っていらっしゃるのです。

2011年3月11日以降、Youtubeを通して、ビデオニュースドットコムが配信するニュースコメント番組を視聴していましたが

無料で視聴できる番組は少なく、有料会員にならなければ多くの視聴したい番組は視聴できないのです。

例えばつい最近配信された「電通支配はこうして原発報道を歪めてきた」も興味があります。

月の途中から入会しても1ヶ月分(500円)の会員料が発生するということで、ここは11月月初めからの視聴開始を決めました。

仕事しながらパソコンで視聴するんだ!!






脱原発はどうなるの?

2012-10-03 21:03:04 | 原発
新たに発足した原子力規制庁。
今日のニュースによりますと、原子力規制庁は、原発事故に備えて、避難計画などを策定する自治体を、原発から半径10キロ圏内から30キロ圏内に拡大するとしたそうだ。
それによって、該当する市町村数は45から135と3倍になる。
さらに、原発事故時に必要な安定ヨウ素剤を、原発から半径50キロ圏内の各家庭に配布するそうだ。
(福島原発の事故を教訓とするならば、地図上にコンパスで円を描いて、対象地域を決定するのは、本当なら無意味だ。
事故発生当時の風向きによっては、半径50キロを超えたところでも、安定ヨウ素剤の服用が必要な個所がでてくるかもしれない。)

さて、今までは原発事故に備えて対策を決定しなくてもよかった自治体も、避難訓練などしていなかったそして「安定ヨウ素剤ってなにさ?」とその存在さえ知らなくてもよかった方々も、避難訓練をし、自宅に安定ヨウ素剤を備蓄することになるのだ。


2011年3月11日の震災に続く原発事故の前までは、原子力発電所の危険性などこれっぽっちも考えていなかった原発立地地域以外の人々(自分も含む)に、原発が存在することによる負の側面がその姿をあらわにした。

原発はクリーンでも安全でもなく、一度事故が起これば収束するまでに大きな犠牲を長年にわたって払い続けなければならない代物なのだ。

そのことを私たちは知ったので、パブリックコメントでも「2030年原発比率0%」の意見が8割を超えたのだ。

なのに!今の政府はぐらぐらしている。

経済界のおじい様トリオ(経団連、商工会議所、あともう一つは忘れました、のトップ)の「原発なくしたら、日本経済は競争力をなくす。インドや中国に負ける」という発言にビビり、更にはアメリカのマダム・クリントンが「日本の原発政策には関心を持っている」なんておっしゃったものだから、日本政府は「アメリカは、『日本が脱原発するなどとんでもない』と思っている」と勝手に解釈してビビっている。

民主党にはさんざんがっかりしてきたけれど、「原発どうするの?」という問題に関しては、政府の諮問会議の模様をネットで公開し、パブリックコメントも討論型世論調査も行って、「2030年原発ゼロを目指す」という指針も決定した・・・
これに関しては、自民党にはできなかったことなのかも、と評価している。
にも関わらず、ふたを開けてみたら「2030年に原発の比率をできるだけ下げるために・・・ブラブラブラ・・・」と大いに後退している。

脱・原発をするということは、日本の今までの産業構造を変えることなのだ、だから経団連などの旧態依然の産業の代表者の方々はそれには後ろ向きなのだ、とよく言われている。
きっと多分そうなんだろう。

でも原発を続けていくことによって被る予測不可能なリスクを考えるときに、そして原発に代わるエネルギーの存在の可能性、それによ新しい展開の可能性に思いをめぐらすときに、とにかく一歩踏み出そうよ、とどうして思えないのだろう、政界財界のみなさん。

やっぱり、官邸前、更には自民党本部前のデモは続ける必要ありですね。





また脅しでしょうか?

2012-09-04 20:13:04 | 原発
原発ゼロで2030年には一般的家庭の光熱費は2010年の2倍にあたる32243円になるとの試算がでたそうだ。

東京新聞より)

光熱費ということは、電気代とガス代とあとなんですか?

ウィキペディアによりますと。

「光熱費(こうねつひ)とは、電気、ガス、灯油、熱供給といった、生産、生活のために必要なエネルギーを購入するためにかかる費用である。
会計上の勘定科目においては、水道料金を含めて水道光熱費(すいどうこうねつひ)と呼称するのが一般的である。」

だそうです。

なるほど、ファンヒーターやボイラーに使う灯油も含んでいるのね。

しかし、2030年までに原子力発電比率を0%と決まったわけでもなく、さらには、もしもそうなれば再エネにかかわる技術はどんどん進化するでしょう。

なのでこの「原発なしだと、光熱費2倍」というのは、政府の脅しではないですか?

ちょうど「大飯原発再稼働しないと、関西に突然停電のおそれあり」ということで野田首相が大飯原発再稼働を決定したときのように。

関電は、大飯原発が再稼働しなくても、自前の火力発電、他社からの融通、そして揚水発電で電力供給は間に合ったそうではないですか!!

もう、そういう脅しに国民はビビらないと思います。

国民は政府や経産省の官僚さんたちが思っている以上に、勉強してるんですよ。

切り替えて

2012-08-28 20:58:46 | 原発
電車に乗って外出するときは、いつも駅で東京新聞を買っている。

今日も買った。

一面のトップは「脱原発 国民は覚悟-負担増でも再生エネ」というものだった。

2030年時点での原発依存度をめぐる政府のパブリックコメント(私も書いて送りました)の集計結果によると、原発ゼロの意見が全体の87%を占めたそうだ。

パグリックコメントの1件1件は、そのほとんどがオリジナルなもので、件数を稼ごうと同一意見をコピーペーストして送付するような意見はごくわずかだったそうだ。

パブコメを送った方たちはご自分の言葉で脱・原発を訴えられたのだ。

もちろんご自分の言葉で原発維持を訴えた方もいらっしゃる。

東京新聞の見出し通り、再生エネルギー全量買い取り制度スタートに伴う電気料金の値上がりも、私たち国民は積極的消極的いろいろあるだろうけれど、とにかく受け入れる雰囲気は整っているのだ。

原発再稼働しなきゃ、停電だ!とさんざん言われたけれど、「停電して困るのは人工呼吸器をつかていらっしゃる方たちなのです」と脅かされたけれど、日本国中、どこも停電なんてしなかった。

原発稼働しなければ、即「原発=不良債権」となってしまうことをなんとしても避けたい電力会社と、そこに融資している金融機関、大株主様々のために一応は再稼働した大飯原発も、本当はいらなかったということが証明されてしまった。

もう原発のレゾンデートル(raison être)はなくなってしまったのだ。

民主党政権か他の政権かはわからないけれど、とにかく1日でも1時間でも1分でも1秒でも早く切り替えて、次に進みたいよね。

わたしはせいぜい節電して、電気代値上げにも応じてバックアップしますから。






2012年08月21日【火】 水野晶子・ソコトコ出演-たね蒔きジャーナル

2012-08-21 21:13:03 | 原発
原発事故以降、Youtube経由で視聴していました、大阪MBS放送の番組「たね蒔きジャーナル」
その番組のメインパーソナリティの水野晶子さんが、文化放送の番組に電話出演されました。

「たね蒔きジャーナル」は今年9月の番組改編に伴い、番組中断の可能性もあるとのこと。
私は、番組存続を願いネット署名をしました。

水野さんのお話を聞いていただいて、署名して頂けるかたは、どうぞよろしくお願いいたします。




2012年08月21日【火】 水野晶子・ソコトコ出演-たね蒔きジャーナル