Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

Toutes mes condoleances

2016-07-11 23:00:02 | パスカル王子
パスカル王子のご生母のエルザ女王陛下が、本日ご逝去されたそうです。

飼い主の方のFacebookで知りました。

パスカル王子が18歳10カ月生きたのですが女王陛下は20歳を超す御世を生きられました。

最期は真っ赤なバラに囲まれて、女王陛下らしい旅立ちの装いでした。


愛猫の最期を看取るというのは辛いものです。

仕事を持っていると、最期の時を一緒にいてあげられないこともあります。

パスカル王子のときがそうでした。

仕事で外にいるときに、母に電話して「パスカルは?」と訊いたら

「死んじゃったよ」との答えが。

でも、それまでに私ができることはやった、という気持ちがあったので

「ずっと一緒にいてくれて、ありがとう」という気持ちがわき上がったことを覚えています。

パスカル王子は最高の猫でした。

あらためて、そんな王子を産んでくれたエルザ女王陛下に感謝です。

そして、お仕事しながらエルザ女王陛下に出来うることをされた飼い主の方にも

「お疲れ様でした」という気持ちです。

une rencontre fatale, un peu exagere

2016-05-20 21:51:48 | パスカル王子
日本橋三越で運命的出会いをしました。

クッション(カバー)です。

友人の「お帳場の会」に付き合いながら、買い物に行きました。

夏にはくスカートがなくなってしまい、その理由はまあ容易に想像できることですけど

買いに行きました。

なんか、日本橋三越全館が猫モード。

まずは映画「世界から猫が消えたなら」のプロモーション中であり、来週には岩合光昭さんの「ネコ&ライオン写真展」が

始まります。そして猫グッズ販売も。

今日、全館の売り場に何気なく「猫」がフィーチャーされていて、どの階へ行っても楽しかったのですが・・・

一番心ときめいたのは、このクッションに出会った時だったことは言うまでもなく。

モチーフは、もちろんベンガルですがバックは白・オレンジ・グレーと3種類ありました。

パスカル王子にも似ているではありませんか。

う~ん、ほしい。でもなかなかのお値段。

一度売り場を離れたものの、結局購入。

バックが白のものは、在庫が展示品しかないということで、取り寄せてもらうことになりました。

送ってもらうか、”迎えに”行くか。(笑)

とにかく楽しみです。






あ~ベンガル飼いたい

2016-05-05 22:03:26 | パスカル王子
ネットのペットショップから

「パスカルちゃんのお誕生日に」と割引クーポンのお知らせメールが来ました。

そう言えば去年も来たので来年も来るでしょう。

パスカル王子は最高の猫でした。

晩年も晩年の時期は痩せてしまったけれど、生涯を通して「大型猫」でした。

体重は多い時で7キロ弱。

一緒に寝ると真冬でもすぐに王子の体温で暖かくなりました。

もちろん、体格だけでなく性格も温和で寛容で健気。

新入り猫にも神経質になることは全くなくて、

「あ、きみは新入りですか?ぼくはパスカル王子です。いつまでいるの?ずっといるの?」という態度でしたね。

見た目はゴージャスでしたが、会話できる猫でした。

母も「あんなに人懐っこい猫はいないね」と。

ベンガルという種の特徴なのかもしれません。

ワイルドな見た目でも性格はフレンドリーってことで。

あ~ベンガルとまた一緒に暮らしたいです。


パスカル王子

2015-03-06 00:01:45 | パスカル王子
血統書上では名前を Ulysses of Riverside Tama 1996年5月24日生まれ。

父はKanemasu, Amuse 母はDelicious,Elza。



うちのパスカル王子が3月5日の夕方、永遠の眠りにつきました。

2年前に慢性腎不全と診断されてから、血液検査、投薬、療法食と頑張ってきましたが

3月4日から突然始まった食欲廃絶からたったの2日でした。

あっという間でした。

最期のときを一緒にいてあげられなかったのが残念ですが、

18年と10カ月ずっと一緒にいてくれたパスカル王子です。



うちに来たばかりのとき、先住猫のエルメスとすぐに打ち解けました。

仔猫の割には耳の大きい、大人びた顏をしていました。

足元にじゃれついてきて、誤ってお腹をふんづけてしまったことがありました。

心配になって獣医さんにすぐに電話して質問したら

「普通に動けているのなら全然心配いらないから」と言われました。

王子は心が広かったので、一時的に保護した猫に威嚇することは一度もありませんでした。

「あ、新入りかい?僕はパスカル王子です、君はなんて言うの?」という風情でした。

台所の流しで作業している私の背中に王子が飛びつこうとしている瞬間に私が振り返り

空中に浮いてる王子と鉢合わせ!ということがありました。

王子は大柄だったので、発熱量も高く、夜一緒に寝ると暖かかったです。

王子自ら布団に入ってきました。

腎不全になり、年もとってきて体が小さくなっても、一緒に寝ていました。

「パスカル、やせちゃったよね」と実感する瞬間でした。

私の留守中に母が来ると、王子は母を台所に誘導し

「ご飯出して」と訴えたそうです。

母もとても寂しがっています。


今日から、「布団に入れてくれたまえ」私の顏をペタペタ叩くことはない王子です。

もうすぐエルメスと再会して、2匹で遊び始めるでしょう。














王子が

2015-03-04 19:58:54 | パスカル王子

今日、全く食べていません。

朝からです。

昨日までは普通に食べていましたのに。

流しの下に行って鳴くので流し台の上に乗せてぬるま湯を飲ませます。

いままでならビチャビチャと音をたてていつまでも飲んでいたのに、今朝から飲みません。

飲んだとしても一口二口。

そして食事はゼロです。

夕方獣医さんへ連れて行き、まずは体重測定。

なんと2.9キロまで落ちていました。

一番重かったときは6.4キロでしたので・・・・。

もうゴツゴツなのです。触るのもはばかられるほどです。

そうっと触っています。

血液検査の結果、白血球が正常値の倍あることが判明。

他に腎臓の値を示すBUNも41までが正常値のところ55になっていました。

消炎剤・ステロイド剤・ビタミン剤の注射をして帰ってきました。

まだ食べません。

エルメスが最後のときによく食べていた15歳用のドロドロのフードだけ少し舐めました。

あとは寝てばかり。ときどき大きな声で鳴くだけ。

その都度、パスカルのところへ行って声を掛け、トイレに連れていき

完全介護状態です。

30分ほど前にまた立ちあがったので、トイレに連れていきましたが

トイレの前で寝込んでしまい、息も荒くなり

「え?まさか」と思いつつなでながら見守りましたが

意識は戻ってきました。

今、たたんだ毛布の上にいます。


さて、持ち直してくれるのか。



パスカル王子の

2014-12-02 23:49:35 | パスカル王子
前左足がおかしい。

関節が曲がっているというか。

なので、歩き方もおかしい。

触っても騒がないので、骨が折れているのではないでしょう。

ああ、明日は動物病院でレントゲン決定だわ。

いろいろやることあるけど、まずは朝イチで行かねば。


パスカル、例えば1mの高さから落としたら、きっとうまく着地できないでしょうねぇ。

骨も関節も弱っているのは明らか。

人間と同じなんでしょうね。

骨粗鬆症、腰痛、ヘルニア、狭窄症・・・・。

体重もものすごく軽くなっている。


でも食欲がちゃんとあるのが、安心要素の1つ。

パスカル!しっかり食べて寝て、自分でおトイレに行って、シラクをからかって、

いつまでも王子でいてね。

ご生母のエルザ女王陛下はまだまだお元気なのですよ。




声がれ

2014-07-20 23:31:41 | パスカル王子
ヒトがではなくネコが。

パスカル王子が週末から声がれしている。

ハスキーを通り越して、音がほとんど出ていない。

ネットで調べたら、声がれは「猫風邪」「外的な刺激で喉に炎症」などが原因として挙げられていた。

風邪か?でも風邪の他の症状(食欲がない、瞼が腫れる、熱がある、口臭があるなど)は全くない。

1つ心当たりはピルガン。

結構喉の奥に突っ込んでいるような気がする。

そして喉を傷つけたのかも。

火曜日に獣医さんかな?

でも、今日もビルガンで投薬しなければ。

慢性腎不全との戦いは続くよ、続く。






ピルガンなかなかです

2014-07-09 22:24:11 | パスカル王子
写真はピルガンの先端にネフガードを装着充填した様子を激写したものです。

このまま王子の口の中に先端を突っ込み、注射器のようにお尻を押せば、真黒ネフガードは

私の手を汚すこともなく、王子の口の奥にポトリと落ち、無条件反射的な嚥下作用で

王子の胃袋の中にまずは入っていくわけですわ。

ピルガン、なかなかのものではありませんか!

これで投薬も パ・ドゥ・プロブレムなのですわ。

ところで、王子のご生母であらせられるエルザ女王陛下が体調を崩していらっしゃる模様を

フェイスブックにて知りました。

親子でまだまだ頑張りたいものです。


ピルガンというものを買ってみた

2014-07-09 00:49:37 | パスカル王子
錠剤を猫の口の奥に放り込むのに使う器具です。
昨晩注文して、今日発送されたらしいので明日(正確にはすでに今日)届く予定です。

パスカル王子への毎日の投薬。
最初はこわごわやっていた私もだんだんと慣れてきて、王子の口を容赦なくこじ開けるのも余裕。

ポンポンと薬を放り込み、王子の血液の数値は改善に向かって行ったのでした。

が、最近の王子、私の指を本気で咬むのです。
一度など、血さえ出ました。
王子の抵抗が始まったのです。
レジスタンスです。

フォルテコール半錠、半錠と言っても1回は1回と、ネフガード3錠、つまり3回
王子の口の中に指を突っ込むわけですが、その都度咬まれます。

咬まれるから王子の喉の奥に入れきれず、結果王子は錠剤を「ペッ」と出す。
出されても、それを拾って再度挑戦。
また出す。
次第に薬はデロデロになり、私の指は真黒になるのです。

ネフガードは活性炭を固めたサプリメントです。なので色は黒いのです。
尿毒症になる成分を活性炭が腸管で吸収してくれてそのまま便にして出してくれます。
腎臓に負担をかけないようにするサプリです。

てなわけで、確実に投薬するのにさぞかし役に立つでしょうという期待を込めて
アマゾンに注文してみました。

しかし、このピルガン、他のものと組み合わせて2500円以上にならないと買えないシロモノでした。
なぜって、ピルガン自体は450円足らず。
いくら大手のアマゾンさんでも、この商品を送料タダで送ってくれるほどの太っ腹ではないということです。

というわけで、A4のプリンター用紙2束、ナカバヤシのロジカルノート5冊1組を4組を注文し
なんとか2500円越しました。

そうそう、ロジカルノートはよいですよ。
最近では「頭のよい人はなぜ方眼ノートを使うのか」という本が書店で平積みになっていますが、ロジカルノートはコテコテの方眼ノートではありません。
でも、グラフを描いたり表を描いたり、立体を描くのにも大変便利。
甥っ子にも使わせています。

明日からは無傷で王子に投薬できます。できるはずです。


今日は反抗的態度でした

2014-06-28 23:02:26 | パスカル王子
パスカル王子。

毎晩飲んでる薬(フォルテコール半錠とネフガード3錠)なのです。

腎臓が悪い・・・と飲み始めたころはネフガード4錠だったのですが、体重が減ったので3錠になったわけです。

今、王子の腎臓の数値が安定しているのは、薬とフードのおかげです。

「調子がいいから」と言ってそれらを止めるわけにはいきません。

一度壊れたら再生しない腎臓です。

数値が安定しているのは腎臓が再生したからではないのです。

血液中の薬の濃度を一定に保つ必要があるので、毎日決まった量を飲む必要があります。

が、今日はどうも反抗的な王子。

フォルテコールを半錠飲ませるのに、2度指を咬まれて穴があきましてじんわり血が滲んでまいりました。

それにめげずに、どうにかネフガードを1錠飲ませましたが、2錠目以降は指咬まれながらやっと口の中に入れても

「ペッ」と吐き出される始末。

とうとう観念してしまいました。

明日はガッツリ飲んでもらいますよ。




と、書いてその後、1錠飲ませるのに成功。

王子に「1錠飛ばしは許せても2錠飛ばしは許さないよ」と迫っていったら飲みやがりました。







劇的改善!

2014-05-15 22:40:03 | パスカル王子
今日はそこそこやりました。

まず、朝いちで皮膚科受診を自分がしました。

帰ってきてガレージ整理の続きをし、そのままパスカル王子を車に乗せて動物病院へ。

血液検査のためですが、ついでにフォルテコール(腎臓の機能を助ける薬)とキドニーキープ(腎臓に負担をかけない食事)

更には、この時期のマストアイテム「フロントライン」(ノミ・ダニ予防滴下薬)を購入しに。

体重も計れる診察台の乗せたら4.1キロ(涙!)

どんどん減って行く。

63キロだった私が41キロになるって、どういうこと?と同じ意味かどうかは別として。

ところで実は王子の血液検査は5カ月ぶり。

最後にやったのは去年12月14日だった。

食べっぷりや飲みっぷり、出しっぷりが変わらないし、元気がなくなったわけでもなかったので

それほど焦りがなかったのだ。

でも、「そろそろやらなきゃ。結果数値が悪くなっていたからといって、新たに何をするのかはわからないけど

『ここまで数値が悪化する前に何かできたかもね』などと言われるのも後悔のモトですし」と

思いつつ、王子をバリケンネルに押しこんで動物病院へ。

結果は劇的改善!

Bravo!!

分析器から数値が印字された紙が出てくるのを見た獣医さん

「うわっ。すごいじゃん!」とまずは第一声。

それから「これじゃ、全然正常値だよ。クレアチニンもここまで下がるとは」と驚いている様子。

薬と食餌が王子の腎臓を大いに助けているのだ。

ちなみに、前回のクレアチニン数値2.6(猫的正常値範囲は0.7~2.5)。

でも、今回は1.9。(一時は3.0まで行っていた。)

フォルテコール、Bravo!

キドーニーキープ、Bravo!

そして、薬も処方食もきっちり摂取しているパスカル王子、Bravo mille fois!!

王子、24日に18歳のバースデー。




パスカル王子宛てにクーポンが来た!

2014-05-05 14:38:13 | パスカル王子
パスカル王子は1996年5月24日が誕生日。

エルザ女王陛下(現在も凛としてご健在)の王子として、この世に生を受けました。

血統書上の名前は「ユリシーズ・オブ・リヴァーサイドタマ」

ユリシーズとは、ギリシャ神話の英雄の名前?なはず。

何とも素晴らし名前をつけてもらっていたのだけれど、神話にはトンと知識がなく、フランスかぶれだった(今も)わたしは

フランスの哲学者数学者・・・であるBlaise Pascalから名前を頂き名づけました。

「人間は考える葦である」とおっしゃった方です。

本当は「われ思う故にわれあり」の風情を漂わせていた当時のパスカル王子。

そして、でも、それはデカルトのお言葉でした。

という、パスカル命名の経緯は以前にも書きました。

しつこいです、わたし。

さて、本日ペットヴィジョンというネットショップから

「5月お誕生日のパスカルちゃんへ、クーポンのお届け」とのメールがきました。

6000円以上の買い物をすると300円割り引いてくれるクーポンです。(笑)

自分の誕生月にも、さまざまなネットショップからクーポンが送られてきますがほとんど使いません。

パスカル王子へのクーポンも使わないと思います。

なぜなら、王子のフードはこのショップでは売ってないからです。

主にほとんど獣医さんで買っているからです。

2年前に慢性腎不全の診断を受け、もうすぐ18歳になる王子がまだまだ元気なのは

フードや薬のおかげですから。

飼い主としては、できることは精いっぱいするだけです。

人工透析はやってあげられないけど、薬飲ませるのは頑張ってますわ。






新しい処方食

2013-12-15 23:25:05 | パスカル王子
14日土曜日に王子を血液検査に連れて行ったとき、獣医さんが処方食のサンプルを4袋くださった。

日清製粉が作っている「国産」の処方食「jP STYLE Dietetics」のキドニーキープだ。

そう言えば、王子が今まで食べてきた処方食の原産国はアメリカ、ドイツ、フランスで、国産のものはなかったわ。

さて、国産処方食であるこのjP STYLE Dietetics 王子もエルメスも良く食べる。

ま、物珍しさもあるのかもしれない。

ただ、ネコは習慣の動物なので、新しフードにすんなりなじむのはそうそうあることではない。

ということは、このjP STYLE がよほど気に入ったのだろうか。

動物病院でしか買えないフードなので、早速明日注文してみよう。

但し、500gパックで。

2,1キロパックを買って、途中で飽きられたら困る!


フードを変えて、王子の体重が少しでも増えてくれたら、嬉しいな。

パスカル王子、Bien Controlé

2013-12-14 10:46:38 | パスカル王子
2カ月以上ぶりに、王子の血液検査をしてきました。

前回が10月2日。前回も数値はまずまずで獣医さんが「次は少し時間をあけても大丈夫かもよ」と

おっしゃったため、「それなら11月はエルメスを血液検査に連れてきます」なんて言っておきながら

自分の忙しさにまぎれて、エルメスを連れて行っていません。(すまん!エルメス)

そして今日もエルメスではなく慢性腎不全持ちのパスカル王子を優先させました。

王子、前回の検査時の体重よりも300gも減っている!驚愕!!

今4.35キロしかありません。

絶頂期は6.4キロあったのに。

どんどん軽くなるのです。(ある意味、うらやましい)

でも、自分からゴハン食べに行くし小走りできるし、シラクと取っ組み合う気概もあります。

人間だって、年をとればだんだんちっちゃくなっていくのだから、老化現象としてとらえることもできるとのこと。

さて、血液検査の結果です。

王子がお世話になっている獣医さんのところにある分析器の正常範囲値を参考にすると

BUN31(前回38、正常値12~41)Cre2.6(前回2.7 正常値0.7~2.5)でした。

腎臓に関して言えば、薬と食餌でよくコントロールされている、と今回も言われました。

よかったよかった。

毎朝、フォルテコール1/2錠、ネフガード2錠、そして夜ネフガード1錠飲んでる甲斐があります。

ええ、飲ませるほうも結構うまくなりまして、もうペッと吐き出されることもなくなりました。

頑張れ王子!1日でも長く一緒にいようね。

さて、年内は28日土曜日までとのこと。

(「でも、年末も年始もずっといるけどね」とおっしゃる、何かあったら頼みます!)

それまでに、エルメスの血液検査とルルド君の抜糸に行かなければならない。







膝の上のパスカル王子

2013-10-07 21:55:12 | パスカル王子
このブログ書いてるとき、王子が膝の(正確には腿)の上にいます。

王子はこの頃、膝の上に乗ってきたがります。

王子は背骨の下の方、つまりは尾骨の近くの背骨部分にヘルニアがあります。

だから、高いところにヒョイっと飛び上がることができません。

飼い主としては、それを利用して王子に食べさせたくない普通のフードは流し台の上に置いています。

でも王子、デスクチェアに座っている私の膝の上に飛び乗るくらいならなんとかクリアできるので

仕事中の私の膝の上に乗ってきます。

膝の上に乗ってくるなんて、今まではあまりそういうことがなかったので、「ことさらに膝に乗りたがるにには何か理由があるのでは?」と

取り越し苦労的な心配もしないでもないのです。

最盛期6.4キロあったときのむっちりみっちりとした王子ではなくなりましたが

今でも(4.65キロ)存在感だけはむっちりみっちりです。

あ・うん、の呼吸の間柄です。

種を超えて分かりあえるのだと、動物を飼っている方、どなたも思うだろうことを

私も思っています。


パスカル王子もエルメスも、年をとってどんなに小さくなっても存在感は大きくなれこそすれ小さくはなりません。

20年近くを共に過ごした間柄です。

デブ猫シラク(すまん!)も同様です。