Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

Sting live in Berlin

2011-11-30 23:11:43 | Weblog
スティングが2010年の9月21日にベルリンで行ったライブを観てる。

オーケストラをバックに歌ってる。

スティングやポリスのベストアルバムに入っている曲ばかりではなく、知らない曲も多いけれど、

彼の声が好きだ。

晩秋の、晴れの日以外の日にぴったりな声だと、思う。

27日にWOWOWで放送されたものを録画したのだ。

ダブルブッキングできずに(うちのDVDレコーダは同時2番組録画はできない)見逃したEテレでの「海のホットスポットを追う」はyurikoさんのコメントからdailymotionで視聴できることがわかってよかった。




高濃度放射性廃棄物埋設施設

2011-11-20 16:23:37 | 原発
午後からUstreamで政府の政策仕訳の中継を観ていた。
今日の仕分けは原子力関連のものだ。
いろいろなことをしながらの視聴だったので、一言一句漏らさずに聴いたわけではない。
経産省、文科省、環境省の官僚の方々が説明者として会議に出席され、質問に答えておられた。
そんな彼らを見ながら思った。
この人たちはきっと、個人としての意見と官僚としての意見が同じではないのだろうなぁ、そうあってほしいなぁ、と。
「今は、原発関連の部署にいるから言えないけど、本当はもう原発に将来はないと思ってますよ」という本音を隠して、仕分け会議に参加されているのだろうな、と。

私たちは、3.11以降、原発のことに関して大きな関心を持っている。
放射能汚染の問題への関心、原発に依らない再生可能エネルギーへの関心、そして原発の後始末の仕方への関心を持っている。
とにかく、今となっては政府の発表をきいて「国が言っているんだから」と信用することはできない。

仕分け会議を見ながらNUMO(原子力発電環境整備機構)という団体があることを知った。
原子力発電所から排出される高濃度放射性廃棄物の埋設施設を整備することを目的とした”天下り団体”だ。
運営資金は税金と各電力会社からの拠出金だそうだ、つまりは私たちが支払う電気代の一部がNUMOの予算資源になっている。
役員”さま”の報酬は年2000万だそうだ。
この団体の目的であるところの、埋設施設の整備など候補地さえ決まっていないのに。そしてこの先も決まるとは思えないのに。
この団体を退職するときには、退職金ももらうんだろうね。

さて、このNUMOのHPを是非ご覧いただきたい。
「地層処分場ってどんなとこ?」の動画(20分ほど)を観てください。
今となっては、悪い冗談としか思えない。
そして、こういうPRビデオ作製にも我々の税金や電気代の一部が遣われていたのだなぁ。

もちろん、もうすでにある高濃度(低濃度も)放射性廃棄物の処理をどこかでしなければならないのは厳然とした事実だ。
どうするんだろう。

私たちにできることは、これ以上原発から出る放射性廃棄物を増やさないこと、つまりは原子力による電気に頼らない方向に進むことだね。

読みたい本と行きたいところ<備忘録>

2011-11-13 16:53:31 | 原発
それは

プルトニウムの恐怖」と「原発事故なぜくりかえすのか
原発関連の本は10冊ほど読んできたけれど、高木仁三郎さんの本は読んだことがない。

3.11に続く原発事故後、私に原子力発電の仕組みと矛盾を教えてくれたのは、小出裕章さんの本だった。
その小出さんが尊敬していらっしゃるというのが、高木仁三郎さん。

Simone Veilの本を読む時間とは別な時間をとって読みたい本だ。
近いうちに、買いに行こうっと。

さて、行きたいところとは・・・
原発とは全く関係のないところ。
北鎌倉古民家ミュージアムで11月16日から12月11日まで行われる「猫まんだら」だ。
内容はよく把握していないのだけれど、Photomemoのお友達rooklover'sさんのPhotomemoから教えていただいた。
晩秋の北鎌、いいよね~~~。

お灸デビュー

2011-11-12 11:15:12 | 体メンテナンス
1か月ほど前から目の乾燥が気になるようになった。
目がショボショボするというか、目の奥が少し痛いような気がするとか、目をつぶると瞼が熱く感じるときがあるなど。
ドライアイかもしれないなぁ。
甥っ子曰く「10秒まばたきしないで目を開け続けることができないと、ダメなんだって」
この「ダメなんだって」とは何がどうだめなのかはよくわからないが、10代の甥っ子たちには楽勝で、私は10秒持たなかった。

ドラッグストアに目薬を買いに行くとか、手っ取り早く眼科へ行くのも考えられるけれど、
なぜか、私の思考(嗜好)のベクトルはお灸に向いてしまったのだった。

というわけで、ネットで検索してみたら、やっぱり「せんねん灸」のサイトが一番先に出てきてしまったので
フランス語レッスン前に「せんねん灸銀座サロン」へ。
すでに2名の女性がお試し中。
店員さんが「今、よい香りのするお灸をお試し頂いています。果物、花、緑茶、香木の4種類ございますが、どれがお好みですか?」と。
しかし、そのありがたいお誘いを打ち消すかのように私は言ってしまったのだ。
「以前、アロマテラピーでエッセンシャルオイルを室内で焚いたことがあるのですが、そのせいかどうか、飼い猫のうちの1匹が発作を起こしてしまったんです。なので無香のお灸がよいのです。」
すると店員さんの表情が少しこわばり、でも「それでしたら無香のものもございます」と勧めてくださった。
さらに「わんちゃんがいると、煙がでないほうがよいかもしれないですしね、これは無煙でもあります。」と。
今さっき私「飼い猫が」って言ったよね・・・

ま、そんな些細なことは置いておいて。

とりあえず、合谷(ごうこく)というツボにお灸をしてもらうことになった。
合谷は手の甲を上にして、親指と人さし指の付け根の間を指で押して、圧痛があるところ、だそうだ。
注意深く触ると、微妙にへこんでいるらしい。
お店の人にツボを探ってもらい、お灸を置いてもらった。
全然熱くない、無感状態。
お店のかた「ツボをはずしてお灸を置いてしまうと、かなり熱いと感じるはずです。じんわりと熱さを感じるぐらいが、ツボにちゃんと効いているということなのです」と。

そんなこんなで、煙の出ない無香のお灸とツボシールなるものを購入し、パンフレットやら他の商品のサンプルも頂いてサロンを出て、その脚でフランス語へ。

お灸ってフランス語で?le moxa(ル・モクサ、ほどんどそのまんま、シイタケと同じ扱い!(笑))男性名詞です)で、~にお灸を据えるはappliquer des moxas à~ で、灸療法は une moxabustion。

さて、moxabustionのドライアイの効果はいかに!

こうご期待。




フランス語読書の秋

2011-11-09 23:09:25 | フランス語
とりあえず、続いています。
Simone Veil自叙伝「Une Vie」をフランス語で読むことが。
読むというよりは、想像力でやり過ごす・・・ことが(汗)
前後の言葉から無理やり想像する、または、わからなくても気にしません。
分からない単語をいちいち辞書ひいてたら、読むの嫌になりますから。

今は彼女がユダヤ人収容所にいる部分を読んでいます。
なので、過去に見た映画(「愛と哀しみのボレロ」「シンドラーのリスト」「Shoah」など)の記憶を頼りにして、本に著されていることを想像・推測するのです。

それでも、たまに辞書を引きます。
例えばkaposとは?
kapo=ナチの収容所で他の囚人を監視する特権を与えられた者、だそうです。
「特権を与えられた」ということはkapo自身も囚人なのだなぁと、想像します。

しかし、辞書の中でkで始まる単語の少ないことを、改めて認識しました。(汗)

まだ75ページを読み進んできただけですが、ちょっとした変化を感じることができました。
それは、分からない単語だらけでも構文が複雑でも語数が多くても、とにかく読み進めようという「根性」が醸成されたような感触。
以前は、twitterで見る、たった2行ほどのフランス語も「あ、面倒くさい」と思ったのに。

いや~頭のフランス語脳筋肉が、ちょっと鍛えられてきたかも。

そういえば、最近腹筋してるので、おなか周りがちびっと減りました。
つまめる分量が微妙に減りました。

腹筋も頭蓋骨のなかのフランス語脳筋肉(笑)も日々少しずつ鍛える秋なのです。

パスカル王子のヘルニア

2011-11-06 15:36:12 | パスカル王子
3週間ほど前だったか、パスカル王子がシラクと思い切り追いかけっこをし、その直後に左後ろ足を引きずる素振りを見せたので、その日のうちに獣医さんでレントゲン撮影してもらった。
撮影結果はどこにも異常はないし。
「レントゲン撮るときに抵抗したけど、左後ろ足も力強く抵抗してたから、折れてるとか絶対ないよ」とのこと。
翌日には何事もなかったのように普通に歩いていた。
驚かせないでくださいませ、パスカル王子。

さて、パスカル王子には背骨に3か所の突起(ヘルニア)がある。
「先生、四足の動物には腰痛はないと言われていますよね!」と言ったら
「加齢とともに、ヘルニアは出るよ。人間と一緒。それが痛みになるかならないかはそのコ次第だよ」とのこと。
ヘルニアが背骨を通る神経に触れると、うちの母のように痛みがでるのだなぁ。
猫にも脊柱管狭窄症ってのもあるのかな。

そうそう、も一つ先生に訴えてみた。
「先生、この猫、後ろ足の爪が引っ込まなくなってしまったんです。年だからですか?」
すると先生「ええ!??(そんなことありえない、というニュアンス)、ちょっと見せてみて」と。
先生、おもむろに爪切りをとり出し、パスカル王子の後ろ足の爪をガツンガツンと切り始めた。
「爪が伸びてるだけだよぉ。この伸びた爪が畳や絨毯に引っかかって、後ろ足を捻っちゃったとかなんかじゃないの?」と。

あらあら、ごめんねパスカル王子。

さて、この頃王子は不活発になりつつある。
まずは椅子の上に飛び乗るのに、「よいしょ!」という風情を醸し出す。
4本の脚で立ったまま右後ろ脚で右耳を掻く(左後ろ脚で左耳を掻く)ことができない。
耳を掻く気持ちは大ありでも、脚が耳に届かずに空振りしてしまう。
だから、代わりに掻いてあげる。
いや、掻かせていただいている。

トイレに行く前に大きな声で鳴く。
「オシッコしたいんだよ~~」と。
だから、王子を後ろから追い立てて、トイレまで誘導するか、お風呂まで連れていく。

ここだけの話・・・
王子はお風呂で用をたすことも多い。直後にシャワーで流すのでまるで水洗トイレのようだ(笑)

本当に”生き物”同士が共生するというのは、お互いの理解と協力体制があってこそだなぁと思う。
また、飼い主はいつまでも元気でいなきゃならないなぁと、強く思う。


読書の秋、中間状況

2011-11-05 21:12:39 | フランス語
11月5日だというのに、夕方の気温は22度もありました。
今年は、いつまでも、暑くなったり寒くなったりを繰り返しています。
いつになったら、”寒い”で安定するのでしょうか?

読書の秋は続いています。
とくに、フランス語図書読書の秋が・・・。
たとえ2~3ページでもよいから、とにかく毎日読むということを自分に課した(やや大げさ)のですが、それがぼちぼち達成されています。
いつ頓挫するかは神のみぞ知るですが、今のところちょっと”調子づいてきた”感じがします。

ほとんど辞書を引かず、分からない語は前後の内容から、ひたすら想像推測しながら読み進めていますので、内容の理解度は5割未満・・・。
著者Simone Veilさんのバックグラウンドが前情報としてあるので、それが大きな助けになっています。
家で読むときはせいせいと音読し、電車の中ではモゾモゾゴモゴモと声にならない声で音読しています。

そんなことを続けながら、ふと思ったのです。
単語をそれを構成するアルファベット1文字1文字を追わなくても、ざっくりと全体の”見た眼”で判断することが少しずつできるようになった気がします。

日本語だって、ひらがなや漢字を1文字1文字追って、その単語を理解しているのではなく、ぱっと見て、自分の頭の中のキャッシュメモリーに照会し判断している場合がとてもとても多いです。

車の乗ってて、「江の島、鎌倉」とか「新橋、虎ノ門」という標識を見たときに、1文字1文字追わずに、”江の島”というブロックで頭の中に残っている情報そのものを呼び出して「ああ、江の島ね」と判断しているわけです。

それと同じようなことが、フランス語でも実現できたら・・・・。

読んでいて、漠然と日本語にして理解することはやっとの思いでできていても、日本語からフランス語にするのは、まだまだまだまだ。

シモーヌ・ヴェイユ回想録」を読むのが今から楽しみです。答え合わせの意味もこめて・・・。