Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

エスカルゴVS牛

2005-11-29 23:38:00 | フランス語
今日テレビで知ったのです。
フランスは凱旋門の周りのロータリーで、のろのろ運転をする多くの車。
これは、フランス全土から集まったレストラン経営者によるデモです。
名づけて「エスカルゴ作戦
飲食にかかる付加価値税を現行の19.5%から5.5%へとひきさげてよ!という要求の元行われたデモでごわす。
(なんか、すごく税率に差があるんですけど・・・
ここで、おおお!と思ったのです。
日本なら「牛歩戦術」などと言われていますが、フランスでは「エスカルゴ作戦」なんですね。
動きがのろいものの象徴が、二つの国では違うのだ。



来年のカレンダー

2005-11-29 22:04:43 | Weblog
さてさて、そろそろ本気で来年のカレンダーを探す時期になりましたね。
書店でも、たくさんディスプレイされています。
でも、いくら来年が戌年だからと言っても、犬のカレンダーが半分以上を占めるというのはいかがなものかっ!!!
それに仔猫のカレンダーもずるいです。
どことなくぼや~~~っとした表情、まだ爪をしまえない前足、ごちゃごちゃと固まって眠るさま・・・仔猫は無条件にかわいいもの。

自分が今までどのようなカレンダーを架けてきたかを思い出せるだけ思い出してみると、パリの風景、プロヴァンスの風景、ワイン、絶滅危惧種、プロヴァンスの猫、ハーブ、野鳥などなど・・・。

で、このブログに遊びに来てくれているCoucouさんオススメのカレンダーがこちら!(クリッククリック♪)日めくりでフランス語の文法や行事などの説明があるらしいです。

さてさて、友人が開いたパン教室(パン作り体験記はこちらクリックしてください)には、やはりパンのカレンダーがふさわしい。

これは伊東屋へ行って探すっきゃないかな。



Les feuilles mortes<枯葉>

2005-11-29 20:11:20 | Weblog
今日は暑かった!
車に乗ってて、温度計を見たら21度もあってびっくり。もうあさっては12月だと言うのに...
気温も高かったけれど、真夜中から午前中にかけてずっと風が強かった。
街路樹のある通りは落ち葉で溢れていて、目に映る風景と肌に感じる温度の差に違和感を覚えたり・・・これも温暖化現象のひとつかと思ったり。

うちの庭にも落ち葉がたまっていたので、お掃除お掃除。
黄色や赤の葉を集めるうちに、「これをすぐにゴミ袋に入れてしまうのはもったいない。写真撮ろう」と思い立ち、箒で掃いては写真を撮って、今日のお題になってます。

小学生のときの掃除当番のことを思い出した。
3年生ぐらいになると、自分の教室だけではなく、理科室や音楽室などの特別教室や体育館、校庭や校舎裏など”みんなで使う部分"の掃除も割り当てられる。

私は外の掃除が好きだった。
竹箒で枯葉を集めるのが大好きだった。
掃除の時間になると、大急ぎで外掃除用具置き場へ行き、一番状態のよい竹箒を選んだ。道具置き場への到着が遅れれば遅れるほど、"状態の良い”竹箒をゲットできる確率が減り、最悪の場合、ちりとり担当になってしまう。
箒を持っている子が集めた枯葉の元へ行き、腰を落としてちりとりに枯葉が入るのを待ち、そして焼却炉に運ぶのだ。
ちりとりの仕事はハードで地味だ。

そんなことを思い出しながら、自分の庭に落ちた色づいた葉を集めて、今年一番強く秋を感じた。

ところで、枯葉と落ち葉を仏和辞書で調べたら、両方ともLa feuille morte。
日本語では「落ち葉」から受けるイメージと「枯葉」から受けるイメージは明らかに違うような気がする。
枯葉で思い出すのがイヴ・モンタンの歌っている「枯葉」で、落ち葉で思い出すのが「垣根の垣根の曲がり角焚き火だ焚き火だ落ち葉焚き♪」なのです・・・。
前者は別れの歌、後者は童謡ですものね。




これはどうなの?<Ecoutarium 1>

2005-11-28 23:44:21 | フランス語
どこをどう経由して、このサイトにたどり着いたのか、もう忘れてしまっているのですが、ちょっと触手の動く本(参考書っていうのかな?)を発見。

エクトゥリアム1です。

このCD付き参考書の解説に、次のようなくだりがありました。

「従って特に目立った単語やよく聞く言葉などを拾って、日本語で適当に解釈してしまうために、結果として何となく分かった感じになってしまうのです。」

全くもっておっしゃるとおりでございます。 

YahooFranceやLiberationから記事をピックアップして、音読していると一応読めてしまうし、知ってる単語もそこそこあるので、分かった感じになります。
でも、「なんて書いてあったの?」って訊かれたら「え~~と・・・」と言葉に詰まることは火 を見るより明らかです。

この本は「フランス語を理解する脳」を作るのを目標にしているとのこと。
シナプスのつながりをフレンチバージョンにしてくれるってわけですか?

この本に激しく引かれつつ、寝るとしますか。

この本(このCD)を既にフランス語学習の取り入れていらっしゃる方がいらしたら、ぜひぜひ感想をお聞かせください。

「生協の白石さん」と「きょうの猫村さん」

2005-11-27 21:44:35 | Weblog
両方とも本の名前です。

仕事仲間から「生協の白石さん」を貸してもらいました。
書店で平積みされている本だ、という認識はあったのですが、中身については知りませんでした。
東京農工大学の生協にお勤めの白石さんと、生協の会員である学生・教授たちとの”リクエストカード”を通してのやり取り集です。

東京農工大学生協のHPを見ると、白石さんと学生たちのやりとりの一部が読めますよ。

白石さんは、真面目でユーモアのセンスがあり、本当に頭のよい人なのだなぁ、と思います。白石さんの将来の夢が「トップブリーダー」というのも、何かいいです。この人動物好きなんだ・・・・

さてさて、「生協の白石さん」も、ほんわか癒し系ですが、「きょうの猫村さん」もいいですよ。
いいですよ、なんてオススメモードで書いていますが、私もまだ書店で立ち読みをしただけです。
以前、ビルの6階にある本屋さんへ行ったとき、エレベーターの扉が開いてすぐに目に入るように設置されたラックに、「きょうの猫村さん」がありました。
そのときから気にしてはいたのですが、漫画だし・・・・と思っていたのです。
でも、立ち読みを2回3回とするうちに、思わず「フフフ」と笑ってしまうえも言われない雰囲気があるんです。

この次、書店で立ち読みして、また「フフフ」と思ったら、買います!

お悩み相談

2005-11-26 20:12:30 | フランス語
今日は久しぶりに、白水社発行の雑誌「ふらんす」を買いました。
5年ぶりぐらいでしょうか。
この雑誌はB5版(むか~~しの学校の教科書の大きさね)で、80ページぐらいのボリュームです。
内容はフランス語やフランス語圏に関する情報(映画、演劇、文学、政治)、更に現在または近い将来公開されるフランス映画のシナリオの一部が掲載されていたりします。
書店で手にとって見たときに、ちょうど本のど真ん中のページが開きました。(製本の関係上)。そしてそこに出ていた記事が「ル・モンドでかじる経済フランス語」というタイトルで、そこに出ていたフランス語の文章にざっと目を通したときに、「昔、この雑誌を買っていたころは、こういうページはすっ飛ばしていたけれど、今読んでみると、ちょっとは歯が立つじゃん!」と思って買ってみることにしました。

いまどきは便利になって、インターネットを通して、フランスのラジオ番組も聴くことができます。
今も「ヨーロッパ1」のラジオ番組を聴きながら書いています。Caroline DUBLANCHE(キャロリーヌ・デュブランシュ)という女性のパーソナリティーの番組で、テレフォンお悩み相談です。(これも「ふらんす」の中で紹介されていました)

ネットで、ニュース番組やラジオ番組を聴き、映画でもフランス語を聴きしていると、フランス語のリズムだけはだんだんと頭や体の中にしみこんでいるような気がします。しかし、そのリズムに乗せて話すフランス語の力が、私には足りなくて、いつもジレンマストレスなのです。

文章を読んだり、話を聴いたりはなんとかできるけれど、話すことはなかなかハードルが高いです。
なんか、もっと、基礎的なしゃべりの練習をしなければならないのかもしれません。スポーツ選手が、本格的な練習前に、ストレッチやら腹筋やら50mダッシュやらをするように、簡単な文章でもいいから、フランス語を口から出すことがもっともっと必要なんでしょう。
と、毎回フランス語のレッスンの後に思います。

どうしたらよいのか、マダム・デュブランシュに電話して相談してみたいくらいです。


VIRONのパン

2005-11-25 23:41:07 | フランス語
今日は「フランス語」のついでに、といってはなんですが、丸の内に新しくできたビル「TOKIA」の探検に行きました。
探検とはいえないね。だって「VIRON」というパン屋さんでバゲットとクロワッサンを買った後、1階部分をザッと見ただけでフランス語レッスンに向かってしまったから。
この「VIRON」はパリじゃあ有名なパン屋さんらしい。
過去10年間のうち7年、パリで一番おいしいバゲットを焼くお店に選ばれたそうです。つまりはChampion de la baguette(バゲットのチャンピオン)ってことですね。
なんでも「Retrodor(レトロドール)」という小麦粉を使って焼いているらしい。
フランスの粉で焼いたパンは、やはり日本の湿度にはなじまないらしく、買ってすぐに食べないなら、適当な長さに切って、ラップで包んで冷凍し、食べる前20分ほど前に冷凍室から出し、オーブンで2~3分”リベイク”してください、とのこと。

レトロドールのホームページはここをクリック♪
「All about Japan」 でのVIRONの説明はこちらでどうぞ☆ミ

クロワッサンは、フランスエシレ村で作られている「エシレバター」を使って作られたもので、ちょこっとかじってみたけど、確かにおいしい。バターの香りムンムンでした。
エシレバターの説明はここ◎

丸の内「TOKIA」に入っているVIRONTは、お店に入って左側がパン売り場、右側がブラッスリーになっています。
軽くお食事したり飲んだりできるところです。
働いている方たちは白シャツに黒いズボンとベスト、そして白い長い前掛け(タブリエっていうんでしたっけ?)の正統派ギャルソンのいでたちです。
そして、お店の人同士の会話はフランス語。
「ギャルソン!」
「ウイ、ムッシュー!!」
ただしこういう掛け声だけがフランス語で、細かい話は日本語で・・・だよね、絶対に。
ま、次回はランチでもしてみましょう。


パン作りを習ってきました

2005-11-23 22:06:16 | Weblog
昨日、友人のパン教室でパン作りを習ってきました。
11月1日のブログにも書きましたが、特筆すべきは白神こだま酵母です。白神山地から採取された腐葉土から分離選抜された野生の酵母(パン教室で頂いたプリントによります)です。ほかにも天然酵母はあるそうなのですが、比較的扱いやすい酵母なのだそうです。写真の緑の袋のものがそうです。
材料の中でもう一つ特にすごいと思ったのが、粉(強力粉)です。写真には写っていませんが・・・。国産のものを選りすぐっているそうですが、粉の中に手を入れた瞬間、もう、ミンクの肌触りという感じ。思わず「気持ちいいね」と言ってしまいました。

工程としては
計量→ニーディング(こねることをこう言うそうです)→一次発酵→ガス抜き→分割(昨日は10個分のテーブルロールの材料だったので10個に分割しました)→丸める(先生に「丸めるの上手ね」ってほめられたよ~~~ん)→ベンチタイム(生地を休ませることなんだって)→成型→仕上げ発酵→焼成と流れます。
 
(仕上げ発酵後、オーブン投入直前のパンたち)


丸いパンは11分、型に入ったパンは13分です。180度です。
3分5分と時間が経つにしたがって、白いパン生地がきつね色に変わっていくのを見るのは、ちょっとした感動でした。
チーンと音がして、オーブンから出てきたパンはツヤツヤで、アチチと言いながら割ったら、よい香りと湯気がホワ~~~っと立ち上りました。
これは、パンを自宅で焼く人だけが味わえる感動なのでしょうね。

 最後は試食タイムです。天然酵母独特のもっちりとした歯ざわり、濃い味でした。おいしかったよ。

パン作り、初めての体験でしたけど、すごく楽しかった。
パン生地は時間を追ってどんどん様子が変わっていきます。
酵母って神秘的と思うか、これは化学変化なのだ、と思うかは人それぞれ。
本当は、途中の写真をもっと撮りたかったのですが、手が離せなくて撮れませんでした。
定期的に通うことはできないけれど、また行きたいな、また行こう!

 
 

ロングエンゲージメントを観ました

2005-11-21 20:11:21 | 映画
「ロングエンゲージメント<Un long dimanche de fiancailles>」を観ました。
わたしの、この映画に関する最大の関心は、ジョディー・フォスターのフランス語、でした。
彼女の役どころは夫を戦争で亡くした未亡人です。

今回はあらすじを「ユニフランス」のホームページから抜粋しました。

1919年、マチルドは19歳。その2年前、許婚のマネックはソンムの前線へと出征した。数百万の戦友と同様、マネックは"名誉の戦死”を遂げる。そのことは公用通知にはっきり書いてあった。ところがマチルドはこの明白な事実を受け入れようとしない。マネックが死んでいるなら、彼女にはそれが分かるはず。彼女は恋人と自分を未だ結びつける最後の糸にすがりつくように、直勘にすがるのであった。マネックはビンゴ・クレプスキュール塹壕の無人地帯で、他4名の故意に負傷を起こした死刑囚と共に死んだ、と元伍長が言っても無駄。マチルドは糸を決して離さない。彼女は素朴な信仰をもって希望を捨てず、真の裏付け調査を開始する。あらぬ期待、疑念を重ね、マチルドは少しずつマネックと4人の戦友の運命に関する真実を解明していく。
落とし穴だらけの道のりにもマチルダはたじろがない。運命に挑む者には全てが乗り越えることができるように思え…。


このマチルドというのが「アメリ」でおなじみのオドレイ・トトゥです。
ジョディ・フォスターは、マチルドの恋人とともに死んだとされる死刑囚のうちの一人の未亡人です。マチルドが真実を探るためにさまざまな場所へ赴き、たくさんの人々から証言を得るのです。

彼女のフランス語はすばらしいです。
英語訛りが全くといっていいほどありません。

でも、ほかの出演者が全てフランス映画界で活躍している俳優さんなのに、どうして彼女が出演しているのか本当に不思議でした。

DVDには本編のほかにメイキングや俳優さんへのインタビュー映像が入っています。このDVDには映画丸々1本を監督であるジャン・ピエール・ジュネさんが1シーン1シーン、俳優一人ひとりについてコメントしています。
「ジョディー・フォスターのところではなんとコメントするんだろう」と楽しみにしていました。

ジュネ監督いわく「これを撮影しているとき、彼女は『パニックルーム』の吹き替えのためにパリにいた。そして、映画に参加させてほしいと言って来た。キャスティングが殆ど決定した後だったので脇役しかあげられなかった。彼女のフランス語は完璧で、吹き替えなど必要ではなかった」

これじゃぁ理由になっていないよ。

映画解説の最後の部分で監督が「この映画がDVD化されるころには論争も静まっているだろうが、われわれは非常に傷ついた。これは、完全なるフランス映画だ」と言ってました。

はは~~ん、なんかこの辺にあるんだな、と思いました。
配給はワーナーブラザーズだし、映画予告編も最初から英語に吹き替えられていたのが不思議だったのですが、これはまずはアメリカ公開を先に考えて撮影された映画だったのですね。
だから、ジョディー・フォスターがいるんです。
100%フランス(フランス語圏)の俳優さんだったら、アメリカで公開したときに観客を呼べるかどうか不安だったのかもしれません。

ところで、この映画の中で特別に印象に残った女優さんがいます。
名前をマリオン・コティヤール <Marion Cotillard>といいます。
瞳の大きなとても魅力的な女優さんです。

戦場で殺された恋人の復讐をするため恋人の元上官を殺害し、最後彼女はギロチンにかけられてしまうのですが、刑が執り行われる前にたずねていったマチルドとの会話のシーンでの演技には引き込まれました。
怒りと悲しみの混ざった表情。恋人の形見として受け取った懐中時計の中に小さく折りたたまれて隠されいたメッセージを読んだときの、嬉くて悲しい表情。
このシーンに一番集中したかもしれない、わたくしです。

どこかで観たことのある女優さんだなぁ~~~と思っていたら、映画「TAXI」に出演していました。主人公(プジョーのタクシーをマルセイユの街中でぶっ飛ばすタクシー運転手)の恋人役でした。

マリオン・コティヤール、しっかり覚えたぞ!


仏検の日

2005-11-20 14:22:00 | フランス語
今日は秋季実用フランス語検定1次試験の日です。
秋季試験では、私が受験する級の試験がないのです。
今回受験された方、お疲れ様でした。
もう、試験終わっていますよね。
私は午前中から「ああ、今頃試験中なんだろうなぁ」と考えると妙に緊張したりして・・・。だからといって、真剣に勉強したわけではありませんが(汗)

受かる受からないを別にして、試験場の緊張感は嫌いではありません。
年齢を重ね図々しくなったというのもありますし、仏検も4級からスタートして、2級は2度も受けてしまったので、試験の雰囲気にも慣れちゃいました。
2次試験も当時通っていたフランス語の学校が会場として使われたので、勝手知ったる場所でした。トイレがどこにあるとか、飲み物の自動販売機がどこにあるかということに迷わない、というのももちろんですが、試験で使われた教室を、以前授業で使っていたことがある、というのも何か安心できる要素でした。

もちろん、事前の試験勉強が大事なことは当たり前で、勝手知ったる場所で受験すれば合格するわけではありませんが、こういう小さな「慣れ」は意外と侮れないかもしれません。

慣れきってしまうほど、回数多く受験するのも困るけど、仏検のために準備している期間にフランス語力がアップするのも事実で、受験は勉強の動機付けという側面が大きいですね。
受験が目的で準備勉強が手段ではなく、逆かな?
でも受けるからにはいつか合格したいですよね。


サラ・ブライトマンに今更ながら脱帽

2005-11-20 00:53:40 | 映画
映画「オペラ座の怪人」のDVDを観終わりました。
わたしの「オペラ座の怪人」に関する予備知識というか基礎体力というか・・・ともかくそれは、劇団四季によっての上演を2回観たことと、オリジナルロンドンキャストのCDを、歌詞を覚えるぐらいまで聴き込んだということです。
その私が(っていうとえらそうですが・・・)思うに、映画のクリスティーヌはやはりイマイチ。
映画「オペラ座の怪人」は、劇団四季によって舞台上で繰り広げられたイメージとCDによって得た音的イメージでは埋め切れなかった部分を埋めてくれた、と言えるかもしれませんが、クリスティーヌはじめ、ほかのキャストの歌唱力表現力、ぐっとこさせる、感動のツボをグリグリ押してくる力は、オリジナルロンドンキャスト版にはかないません。
そのオリジナルロンドンキャスト版でクリスティーヌを担当している、サラ・ブライトマンの歌唱力には、今更ながら、改めて拍手です。
オリジナルロンドンキャストCDはこちら。試聴もできます。


プチ・エコリエ<Le petit ecolier>

2005-11-19 11:55:37 | フランス語
昨日、何気に買ってしまったビスケット。
衝動買い、というほど大げさなものではないけど、買わなくてもよいもの、いや!むしろ買ってはいけないものでした。
こういうものはカロリーが高い。
この「LU」」シリーズはフランスではかなりポピュラーらしい。
ビスケット半面にチョコレートがコーティングされていて、そこにプティエコリエ(オチビの小学生)の浮き彫りっていうかレリーフがある。
日本で言えば、森永アンジェリア、ブルボンアルフォート、マクビティミルクチョコレートビスケットみたいなやつ。
日本の商品の中で食べたことのあるのがマクビティ。
4枚ずつアルミの袋に小分けしてあって、箱を開けたら急いで食べなきゃ、ということはない。
しかし、「LU」は違う。
4つに仕切られたトレーの中に16枚(4×4)、それが一つの袋に入っていてそれが箱に入っている。(写真)
その袋はもちろんアルミではなく、普通のプラスチック(っていうの?透明なヤツです)に入っているので、防湿性も怪しい。
というわけで、私は、すぐにジッパー付きの袋に入れ替えた。

さて、この「LU」の箱にかかれていたURLにアクセスしてみたら、トップページは英語で書かれていた。
言語選択するために国を選ぶのにも、USAとCANADAしかない。
え~~~~えええ?「LU」ってフランスの会社じゃなかったの???
箱には「フランスナンバー1ビスケット」って書いてあるんですけど。

でも、「LU」の歴史、のようなところを読んで見ると1850年にフランスのナントでムッシュー・ルフェーブルさん(Monsieur Lefevre)さんとマドモワゼル・ユティル(Mademoiselle Utile)さんが結婚して始めたお店らしい。
フランスの会社だ、やっぱり。
LefevreのLとUtileのUを取ってLUなんだね。初めて知ったよ。

さらに調べると現在「LU」は「DANONE」のグループ企業らしい。
ダノンといえば、日本では「カルピス味の素ダノン株式会社」っていうのを作ってヨーグルトを売っている。ミネラルウォーターのエビアンもダノングループの会社だよん。

で、この「ダノン」の創始者、パスツール研究所からヨーグルトの元菌を取り寄せ研究して大量生産を可能にしたそうです。そして息子のダニエルがフランスにヨーグルト工場を建てたそうです。
ダニエルを文字って(文字って、という表現が適当かどうかは不安・・・)ダノンになったんだって。

今日も「へぇ~~」でした。