Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

こちらでどうぞ。ドイツのTV局ZDF「フロンタール21」シリーズが 8/26 放送した番組

2011-08-31 16:30:13 | 原発
一昨日エントリーした記事からYoutubeへのリンク。
リンク先が削除されていしまっているので、見られなくなってしまいました。

下↓のYoutubeなら見られます。


ドイツのTV局ZDF「フロンタール21」シリーズが 8/26 放送した番組

ドイツZDF-Frontal21 福島原発事故、その後(日本語字幕)

2011-08-29 23:30:06 | 原発
いつも、いろいろな気づきをくださる、えふさんのブログで紹介されていたyoutube動画です。


「これはもはや農作物ではなく放射性廃棄物です」
「文明国のすることとは思えない」
「福島大学では市民の被曝量は検査しない」

今更ながら、ショックな発言が飛び出します。


ドイツZDF-Frontal21 福島原発事故、その後(日本語字幕)


野田さんは大丈夫なのでしょうか?
野田さんだのなにさんだのと言ってないで、もう個人で対処するしかないのでしょうか。でも限界があるんですよね。

懐かしの画像

2011-08-28 21:22:36 | ねこねこ
うちの猫たちがお世話になった、ままにゃんさんの「湘南ねこの会」は毎年カレンダーを販売している。
利益はノラ猫の不妊去勢手術の資金など会の活動費になる。
カレンダーには、いろいろなおうちの猫さんや犬さんの写真が載っている。
来年のカレンダーには、うちの猫たちも載せてもらいたくて、パソコンに保存されている画像をいろいろと見直していた。
いやいや、懐かしいではありませんか!
そんななか、やはりこれもいいなぁと、シラクとテンくんのツーショットを今日はアップしてみた。
テンくんは、海老名市にもらわれて行って、そろそろ4年が経過する。
きっと立派な黒トラ猫になっているだろう。
里親さんに託した直後の帰り道では、一緒に行ってくれた友達に運転を任せ、車の中で涙ぐんでいたけれど、今となってはよい思い出。
「親権」が海老名に移ってもう4年。
もう私はとっくに、テンくんの「親」ではなくなっているのだ。

この写真も含めて何枚かをままにゃんさんに送って、カレンダーに載せてもらえたら嬉しい。

どうか皆さん、2012年版の「湘南ねこの会」のカレンダー、買ってください。
(まだ出てないけど・・・)

うちの猫たちの、カレンダー掲載希望写真が決定し、ままにゃんさんに送信したら、またブログでお知らせします!

湘南ねこの会

できることは何なんだろう?

2011-08-21 20:28:23 | 原発
今日は、衆議院議員河野太郎氏の講演会へ行ってきた。
地元選挙区の人々に向けた講演会だった。私は地元有権者ではないけれど、地元有権者である「ままにゃんさん」に誘ってもらって。

朝出かけるときに、母に「アンタどこいくの?」と言うので「河野太郎のこうえんかい」って言ったら「アンタ、後援会入ったの?」とトンチンカンなことを言うので、「こうえんは、サポートじゃなくて、レクチャーのほう」と言い捨てて、駅へと向かう。


さて、講演のタイトルは「日本のエネルギー政策」(うろ覚えだけど、こんな感じ)
河野太郎氏は日本の原発政策に異論を唱えてきた、自民党の中でも異色の代議士だ。
3.11の震災津波に伴う福島第一原子力発電所事故の前から、核燃料リサイクルシステムの破たんを訴えていらした、らしい。

河野氏の講演は、とても分かりやすかった。
原発事故の後に数冊の関連本を読んで得た知識が、河野氏の講演を聴くことによって、頭の中にしっかりと定着した。
ウラン、プルトニウム、プルサーマル発電、高速増殖炉もんじゅ、六ヶ所村、断片的なこれらの単語や固有名詞の関係図が頭の中にくっきりと描けた。

高速増殖炉なんて、安定運用は無理だと分かっているのに、日本国内に蓄積されたプルトニウムの言い訳を他国にするために、毎年200億という税金をつぎ込んでいるのだそうだ。
高濃度核廃棄物の処理方法だって決まっていないのに、3.11の前は原発の増設計画もあったのだ。

本当に、人間っていい加減。

原子力発電は、出力を適宜調整することができない。
昼間は消費電力が多いから、原子力発電所でも多く発電し夜は発電量を減らす、ということができないのだ。
だから「オール電化」の推進をしたらしい。
煮る、炊く、お風呂にお湯を張るのにも電気を使えば、昼と夜の消費電力の差が縮むから、だそうだ。
なるほどね。

オール電化でクリーンな生活、なんてことを美人キャスターに言わせていたね。
でも、ひとたび事故が起きれば、「クリーンな生活」なんてブラックホールのかなたに吹き飛ぶような、深刻な放射能汚染が起きるのに。

日本の杜撰なエネルギー政策を知った今、わたしにできることは何だろう?と思う。
原発反対の本を読むだけではだめで、チマチマと家の節電するだけでもだめだということは分かる。
少なくとも、政府やマスコミの発表を鵜呑みにして動かされることはなしにしたい。
そのためには、やはり能動的に情報集めなきゃならないよね~~。

パブリックコメント提出完了

2011-08-17 21:25:47 | ねこねこ
環境省による動物愛護管理法改正に係わる「動物取扱業者適正化」に関するパブリックコメントの募集は27日閉め切りです。

ということは、前回のブログ記事に書きました。

そして「フランス語のエクスポゼの練習だと思って書くぞ」なんて言いましたが、なかなか実際にキーボードをたたくまでには至らなかったのですが、今日あるかたのツイートでとても有益なサイトを知ることができました。

ココです。

パブリックコメント作成支援ツールです。


自分が賛同できる箇所にチェックを入れ、さらに付け加えたい意見があれば用意されている記入欄に記入し、最後に提出者の住所氏名などを入力し、<文章を作成する>ボタンをクリックすると、環境省への提出フォーマットに則った文章に作成してくれます。

それをメールソフトにコピーペーストし、メールタイトルを「「動物取扱業の適正化について(案)」に関する意見」として環境省にメールるのみです。

支援ツールサイトには、もちろん提出先のアドレスも記載されています。

わたしも、いくつか自分の意見を付け加えて作成してみました。

このブログをいつもご覧頂いている皆さん、なにかの拍子に訪問してくださった方の中で、ペットショップの在り方に疑問を持っていらっしゃる方がいらしたら、どうぞ、作成支援ツールを使って、環境省にパブリックコメントを送付してください。


「自分独自の考えを盛り込まなければだめなんじゃないの?」なんてご心配は無用です。

賛同できるチェック項目にチェックをいれるだけでも、最後にはちゃんとパブリックコメントとして体裁整ったものが出来上がっています。


この支援ツールを教えてくださったツイートとは別のものなのですが、ペットショップでお仕事されている方のツイートで「社長に『今回のパブリックコメント、反対の内容で書くように』と指示されたけど、私は書かない」というものがありました。


前回の法改正のときには、動物取扱業者の組織票(?)で法改正がされなかったのだそうです。


5年に1度の機会です。

子犬子猫は「出荷」するものではなく、新しい里親さんとの相互の信頼関係のもとに「託す」ものです。

そこに金銭のやり取りがあってもです。

ドイツでは動物の殺処分はゼロだそうです。そういう国に日本もならなきゃ、です。

1つでも多くの「賛成」のコメントを環境省に届けましょう。







パブリックコメント

2011-08-14 21:00:15 | ねこねこ
環境省が動物愛護管理法改正に関するパブリックコメントを募集しています。

閉め切りは8月27日(郵便でもメールでもこの日必着)

動物愛護管理法は昭和48年に制定されたそうです。

そして平成11年と17年と2回改正されおり、今年はさらなる改正のチャンスなのだそうです。

今回は動物取扱業者の適正化に関しての意見募集です。

深夜の生体販売の禁止、無理な繁殖の抑制、親元から離す週齢の改正、飼養施設の適正化などをよりよく改定するために、ペットの命を1つの命として尊重できる私たちの意見を環境省に送りましょう。

環境省の報道発表資料はココです。

パブリックコメントを出すのを助けてくれるサイトはココです。


私は飼い猫のパスカル(ベンガル猫)に、今はもうない「ねこたま」というところで出会い、我が家に迎え入れました。

オブラートに包んだ言い方をしていますが、包まないで言えば「ねこたま」でパスカルを買いました。

でも唯一、免罪符と思っているのが、パスカルは生後12週までの期間をお母さんと一緒に過ごしていたということです。

「ねこたま」は子猫をすぐには母親から引き離さず、母親から十分な免疫力を与えてもらえ、なおかつ兄弟と多くの時間を過ごすことにより、社会性を身につけるまでは親兄弟を一緒にさせておきます。

そのせいかどうかはわかりませんが、パスカルは穏やかな性格で、エルメスともすぐに慣れたし、シラクが来た時も、里子に出したテンくんがいたときも、ルルド君が静養で家の中にいたときも、「あ、いるの、いいよ、いれば」って感じでした。

と、パスカル自慢はこのぐらいにしておきます。

年間で殺処分される犬猫の4匹に1匹は、ムリな繁殖で体がぼろぼろになった母犬、母猫だったり、大きくなりすぎて売れ残ってしまった犬猫なのだそうです。それだけでもパブリックコメントを書く気になるってもんですよね。

さ、フランス語の面接のエクスポゼのつもりで、パブリックコメントを書きます。

「私はこの意見に賛成です、なぜならば・・・・」と続けるのです。

日本語でできないことはフランス語でもできないのだから、日本語でパブリックコメントを書くことは、フランス語のエクスポゼの練習にもなって一石二鳥!











「朽ちていった命-被曝治療83日間の記録-」読みました

2011-08-09 20:00:40 | 原発
1999年9月30日、茨城県東海村で起きた臨界事故により、放射線の中でもエネルギーの大きい中性子線を至近距離で大量被曝した作業員の治療の記録です。

被曝して83日後に他界されるまでの治療の様子、壊れていく体の状態が克明に語られています。

この事故が起こった翌日、仕事先である人に「これって、大変なことですよね」と言われ、私は事の重大さも実感せず「そうですよね」などと、うす~い反応しかしていませんでした。

放射線が人体に与えるダメージの絶望的な大きさ、そして安全をないがしろにした企業の在り方、そして100%コントロールできるわけではない原子力を使用することの危険。

今になってみれば1つ1つ今の我々の生活に迫ってくる問題です。

被曝した作業員の方の体がどのように機能不全を起こして生命の灯を消していくのか、その過程は壮絶です。

そしてこの本の最後「解説」部分で柳田邦男さんが書かれていたことも、この時期だからこそ余計に響きました。

「広島・長崎で被爆して、被曝即死ではなくその後2週間ほどで亡くなった重症被爆者の方たちの死に至るまでのプロセスが、この本の中で語られている作業員の状態を知ることにより、ものすごいリアリティを持ってきた」と。

ええ、私は広島の原爆資料館にも1人でふらりと行きました。他の用件で広島へ行って、資料館へ行くのは”ついで”でした。

そして今の今まで、いい年になるまで原爆投下や放射線の恐ろしさを自分のこととしてこれっぽっちも感じてきませんでした。

福島第一原発事故は戦争を知らない現在の私たちに原爆を落とした、と言っても過言ではないのかもしれません。

原発+天災=被曝

今の日本では、これは定理となりそうな。


ところで、ブログのカテゴリー、「原発」も加えるべきかな・・・と考える今日この頃。