Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

よい知らせ

2007-08-29 21:37:14 | 映画
いつも、仕事しながら聴いているのはJ-Wave

朝の5時から夜の10時までに放送される番組は番組名とナビゲーターの名前をそらで言えます。(そんなこと、自慢げに書いてどうする!!??)
テレビは目も釘付けにしていないと内容が100%把握できないけれど、ラジオなら耳だけそちらに向けていれば、体はどこにいようと自由なのがいいですね、やっぱり。


さて、今、J-Waveでは「ラジオBINGO」をやっています。
携帯にBINGOカードを取り込んでおいて、ナンバーは朝と昼間の番組中で発表されるのです。

今日、私は参加しましたよ、ラジオBINGOに。
朝の9時からの番組が始まったときにBINGOカードをゲット。そしてそれ以降の番組内で発表されるナンバーに一喜一憂、仕事中なのに。

お昼過ぎに外出したときは車のラジオでナンバーを確認していました。
すると、リーチになり、午後2時からの番組の中で出てきたナンバーで見事BINGO!!!!

「え~~~。初めて参加したのに、BINGOだよ!!」とけっこう興奮しつつ、BINGOカードをエントリー。
名前は住所を入れつつ、メッセージを書く欄もあったので、「初めて参加したのに、BINGOなんて。嬉しくてメール打つ指が震えてます」なんて携帯から打っちゃったよ。

でもね、結論から言うと、商品は当たらなかったの。
もっと早くBINGOになってた人がいたの。
特別賞の抽選にも外れたの。

ぬか喜びでした。 

何せ、ラジオ局の公称では2万人が参加しているらしいラジオBINGOだもの。
そうそう世の中甘くないよね。

さて、ここまで読んでくださった心の広い方がた、「何がよい知らせじゃい?!」と思っていられることでしょう。


ここまでは前振り。

ここから書くことの前座、引き立て役です。

真打はここから。

今年の3月に書いたブログ記事の中にこんなものがありました。

エディット・ピアフの生涯を描いた映画「La Mome」について書きました。
フランスでは2月に公開されてヒットしたとか。

ああ、「早くみたいな・・・」と思いつつも「きっと2008年お正月ロードショーぐらいがせいぜいだろうね」などと思っていたのです。

しかぁし!またまたJ-Waveが出てきてしまうのですが、9月中旬にJ-Wave主催で試写会をするらしい・・・リスナーをご招待らしい・・・・ってことは、一般公開も秋ぐらいになるの???と期待しつつ、日本語公式サイトの存在を確認するため検索したらありましたよ。


日本語公式ページはコチラから

これによりますと、9月29日、全国拡大ロードショー。
さすが、エディット・ピアフだ!「愛の賛歌」だ!フランス映画だと言うのに、全国くまなく公開される。

普通のフランス映画というと、大体が単館ロードショー。
銀座あたりの映画館でやってくれたらまだいいほうで、下手すりゃ渋谷の200人も入ればいっぱいになってしまうよな、小さいビルの1フロアでやっているような映画館(と言えるのか?)で2週間だけの上映なんてのもざら。
だから、観にいく機会を逸し、DVDがレンタルになるのを待つ。
でも、そんな小っちゃい劇場で短期間しか公開されない作品はDVDにもならず、なったとしても、うちのそばのレンタル店には入荷しないとか・・・。

そんな悲しい思いも幾度したことか。

でも、今度は、何てたってエディット・ピアフ。
フランスに興味がなくたって、100歩譲ってピアフを知らなくても、「愛の賛歌」は有名ですもんね。
越地吹雪さんのおかげで!?
♪あなた~~の燃える手で、わたし~~~をだきしめて~~~♪ですよ。(フランス語を勉強して初めて知りました、フランス語の歌詞の内容とは違うってことを)

とにかく、いつもお買い物に行くショッピングセンターの隣にあるシネコンでも上映されることを知り、私はとてもハッピーなのです。

レディースデーの昼間を狙って行くことは言うまでもありません。

へへへ!! 


とにかく元気

2007-08-19 23:22:34 | 白猫シラク
はい、今回もシラクねたです。


彼は、5才より若いというのが私の見立て。
だって、絶好調と眠いときの差がありすぎ。
まるで子供のよう。

絶好調のときは、人間の足の動きやら、カーテンのすそにもじゃれつき、
私が、手を上げて下げるのにあわせて、ヤツも飛び上がり、着地する。
「オマエは江ノ島水族館の か!?」と尋ねたくなるほど。

でも、眠いとちょっとやそっとのちょっかいでは起きません。
ちょっとした爆睡状態。

まるで最初から、家の中にいたかのような振舞いです。
私が寝るときは、布団のしたの方に陣取り、昼間は出窓やら縁側やら、洗面台で眠り、あたかもそこが、ずっと前から自分の場所だったかのようです。

でも、アイツ、よく吐く。

きっと食べ物が前にあると「食べられるときに食べとこう」と思うのか・・。
とにかく食べる、そして、消化しきれずに吐く。

キミ、もう、いつでも食べるものはあるのだから、そんなにムキになって食べなくてもいいんだよ。





仲がいいやら・・・

2007-08-15 21:55:01 | 白猫シラク


こんな風景がよく見られます。

シラクはパスカルが好きなのか、よく同じ空間にいることがあります。
逆もありで、シラクがいるところに、パスカルが移動することもあるのです。

でも、時々、唸りあい、一触即発の場面もあるので、やはり猫の気持ちはわかりません。

ただ、同じ空間にいることが嫌ではないということは、根本的には認めあっているのではないかと思います、思いたい。


エルメスは傍観者に徹しています。
シラクが近づくと「シャー」と言いながら、真っ黒い顔にピンク色の舌を出して去っていきます。

取り込んだ洗濯物に埋まってまどろんでいるシラクを見たときに「家猫になったんだねぇ」としみじみ思いました。


笑った笑った!

2007-08-14 22:32:21 | 映画

アマゾンに注文していたDVDが届きました。

前回のブログに書いた、ミシェル・セロー主演の映画「ミスターレディ・ミスターマダム」の続編です。

続編はサスペンスタッチです。

面白いです、笑えます、1作目を見なくても続編だけでも十分いけます。

オカマのアルバン(ミシェル・セロー演じる)は1作目より、よりエレガントに美しくなっていますよん。

ミシェル・セロー特集

2007-08-12 22:19:46 | 映画
これはフランスの写真週刊誌「パリ・マッチ」
日本で言うと、フライデー?いえいえ、アエラぐらいか・・・。

この雑誌、フランス語を始めて2~3年経ったぐらいから、ちょこちょこ買っていました。フランス語はよくわからなくても写真を見て楽しんでいました。

この「パリ・マッチ」洋書を扱っている本屋さんでしか買えないので、うちの近所では買えません。
だから、そういう本屋さんへ行けるタイミングがずれると、ほしい号が買えなかったりします。

「ミシェル・セロー」の記事が24ページに渡って掲載されているこの号は、フランスのメル友が送ってくれました。

そうなんです、雑誌では追悼特集が組まれ、テレビニュース番組では放送全時間45分のうち25分を彼の死のニュースに割くほどのミシェル・セロー。

動画投稿サイト「You Tube」にも彼に関する動画がた~くさんありました。


まずは

Hommage à Michel Serrault


そして次は映画「Mr.レディ Mr.マダム(原題 La cage aux folles)」のワンシーン。
グリーンの衣装のオカマさんがミシェル・セローです。
もともと、この映画は、劇場でのお芝居が映画化されたものだそうです。
オカマさんであるところの、アルバン役はずっと舞台でも映画でもミシェル・セローが演じていますが、相棒のレナト役は舞台と映画では俳優さんが違うのです。

このシーンのバックグラウンドはこうです。

レナトの息子のフィアンセとその両親が、レナトとアルバンに会いにやってきます。
最初、レナトはアルバンの存在を隠そうとしますが、それは無理と気づき、それならば、とアルバンに男らしく振舞うように求めます。

カフェで、レナトはアルバンに男らしいラスクの食べ方や歩き方を教える・・・というシーン。

ラスクが砕けるシーン、スプーンですくったジャムが飛び散るシーンをよ~くご覧ください。衣装が汚れてないのが不思議なんです。

「Mr.レディ Mr.マダム」


そして私の大好きな映画「とまどい(原題 Nelly et M.Arnaud)」

財を成し引退した元判事と彼の回顧録の清書を頼まれた若い女性。この2人の結末は・・・映画の一番最初のシーン、アルノー氏(ミシェル・セロ演じる)がカフェでの昼食後支払いを済ませテーブルに座ってお釣りがくるのを待っています。
テーブルには飲みかけの赤ワインハーフボトルとミネラルウォーターの瓶が。
ワインのボトルにはまだ半分は残っています。そんなに飲まないのならグラスワインにすればいいのに・・・と考えてしまう自分が情けない(汗)
大人の男性は、そんなケチなまねはしないのね。
そんなことをかんがえながら、アルノー氏の優雅な身のこなしに釘付け、目が・・・。

「とまどい(Nelly et Monsieur Arnaud)」

ところで、大変オハズシながら、8月2日のブログ記事のタイトルには大きな誤りがありました。 
フランス語つながりでここに遊びに来てくださっている皆さんには、気づかぬ振りをさせてしまってごめんなさい。 

死亡する、逝去するという意味の動詞décéderの助動詞は êtreでございました。mourirと同じでございました。

あ~~~オハズカシイ。 

正しくはMichel Serrault est décédé. でございます。

3匹の関係

2007-08-03 22:44:03 | ねこねこ
シラクが家猫になってから1週間?

とうとう、エルメスやパスカルのトイレを使うようになりました。
シラクが使っても、残りの2匹は気にせずに使っています。

シラクはパスカルが好きなのかも。
いつも近くにいます。
近くにいすぎて、ときどき、パスカルの許容範囲を超え、唸られます。

パスカルがお風呂場の洗面器にためた水を飲んでいるのを見ていて、シラクも洗面器からお水を飲むようになりました。
お願いだから、パスカルが空の浴槽の中でオシッコするのを見習わないでね。

若いシラクは飛んだり跳ねたり。
だから、夜はお玄関で寝かせます。
明け方はやい時間からパタパタされると、エルメスやパスカルも、わたしもいい迷惑。

母はシラクに対して好意的。
「アンタ。かわいいね。でもアタシはパスカルのほうがすき」と。

まだ、猫が3匹いる、という状況に慣れていない私がいます。
これが「当たり前」と自然に受け入れられるようになりますように。




ミッシェル・セローの訃報(Michel Serrault a decede)

2007-08-02 21:43:30 | 映画
私の大好きな俳優さんが7月29日に亡くなりました。
ミッシェル・セロー氏、享年79歳。 
記事はコチラ(cliquez ici s'il vous plait)

彼の映画は「ミスターレディー、ミスターマダム」「とまどい」「クリクリのいた夏」「戦場のメリークリスマス」「検察官レイプ殺人事件」「パピヨン」の6本しか観ていません。なので彼の熱狂的なファンか、と問われても「はいそうです」とは言えませんが、彼の訃報を伝える記事を読みながら、泣けてきました。

ミッシェル・セローの映画で初めてみたのは「とまどい」です。
これは、私が今まで観てきた映画の中で一番好きな映画です。

「とまどい」の中で、セロー氏は老いを迎えつつも若い女性に惹かれながら、自分を抑えてその女性に接し、最後は別れていくという男性を演じました。
パリを舞台にした、一見して派手さはないものの、彼の一挙手一投足が本当にエレガントで「大人の男性はこうあるべき」というお手本を彼は体現していたような、そんな映画です。

2度目に彼に会ったのは「ミスターレディー・ミスターマダム」です。
サント・ロペのオカマ・バー「カージュ・オ・フォール」を舞台に繰り広げられるオカマさんの人情劇。
セロー氏は、もちろん、オカマさんを演じました。オカマさんの立ち居振る舞いをエレガント半分、おかしさ半分に演じていた彼、本当によかった。彼の演技の幅の広さを感じました。


本当に本当に、大切な人を亡くした気分です。


「とまどい(Nelly et Mr.Arnaud)」は激しくオススメの映画です