Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

パスカル王子の血液検査

2012-04-28 17:02:13 | パスカル王子
腎不全の診断を得て1ヶ月半以上経ちました。
その間、コバルジンを服用し、腎臓サポートのフードを食べてきました。

前回の血液検査は3月8日。
まずは体重5.7キロで前回と変化なし。
血液検査の3月8日の値と今日の値は
BUN(血液尿素窒素正常値12~41)50⇒32
クレアチニン(正常値0.7~2.5)2.3⇒2.1
両数値とも正常範囲の中に収まりました。
薬と療法食の効果が出たということで、ひとまずはよかった。

BUNとは血液中の尿素に含まれる窒素成分のことで、普通なら腎臓でろ過されて尿中に排出されるそうです。それが血液中に多く残っているということは腎臓のろ過機能が正常ではないという判断になるわけです。
クレアチニンは、蛋白の老廃物のことで、筋肉中で使われた物質が血液中に放出されたものです。これも、腎機能に障害があると血中に多く残ってしまうのです。
腎臓サポートフードが蛋白質を控えた成分になっているということは、ここから来ているのですね。


しかし、心配な数値も1つありました。
血清アミラーゼ(正常値630~1725)の数値が1877だったのです。
血清アミラーゼ数値は高いと膵炎、腎不全、腸炎を心配し、低いと肝炎を心配しなければならないものだそうです。

腎臓の働きを判断するBUNとクレアチニンはOKでも血清アミラーゼがNGなのです。
2勝1敗!!!

これからもコバルジン服用と腎臓サポートフードを食べ続け。7月ごろにまた血液検査をして見ようということになりました。


パスカル王子は診察台の上でもおとなしく、先生からも「いい子だね、かわいいね」とほめてもらいました。

王子は臆病なので、おとなしくしているというよりも、ビビって動けないのだと思います。

さ、これからもコバルジンをモンプチテリーヌに混ぜ込んで飲ませ、腎臓サポートフードを食べさせるのだ!

【訂正】ユニセフ外貨コイン募金

2012-04-28 07:19:41 | Weblog
昨晩アップした「ユニセフ外貨募金」ですが、募金できるのは現在流通している硬貨のみだそうです。
おともだちのぴちさんが、ユニセフのサイトをじっくり読んでくださって、コメントくださいました。
昔のお金はダメよ~~ということですね。
よく調べもせずに記事にしてしまって、すいませんでした。m(__)m
訂正させていただきます。



ユニセフ外貨コイン募金

2012-04-27 21:41:06 | Weblog
今、NHKの「News9」でやっていました。
海外旅行へ行って帰ってきて、余る外貨コインをユニセフに募金しましょう、というニュースを。
最近、海外へ行ってない私ですが、過去の渡欧時に得た、フランスフラン(ふるっ!)とベルギーフランを、引き出しからひっぱり出し、しばし思い出に浸ったあとに、募金へ!

こちらを参照しました。

捨てるに捨てられない外国コインをお持ちで、当分は使う予定のない皆さま、または、ユーロ統合前のヨーロッパ各国通貨をお持ちの皆さま、ユニセフに募金しましょう。


気力が続かぬ

2012-04-21 20:05:53 | Weblog
時候の挨拶やら、遠巻きなたとえ話などを綴る気力がないので、直球勝負でまいりますが、ズバリそうなんです。気力が続きません。
ブログの更新はもちろんのこと、コメントへのお返事も今日やっとできたのです。
原発事故発生をきっかけに本格的にスタートしたツイートもこの頃はぱっとせず、フォローさせていただいている方々のツイートも最後まで読み切れないていたらく・・・140文字未満なのに。
週刊誌の記事も1記事読み切る前に「もういいや」と閉じてしまうことがしょっちゅうで、パソコンの漢字変換がうまくいかないと、それだけで「やれやれ」と思ってしまいます。
どうしたことでしょう?
そんなわたしを誘惑する、サプリメントのバナー広告。
ついフラフラとサイトへ誘導され、「いつまでも前向きで聡明な毎日のため」のサプリを買いそうになりました。
買ってませんけど。
だって、そのサプリについてコメントを残している方々がわたしよりもずっとずっと上の方で、
「今からこのようなサプリを飲んではいけない」とハタと我に帰ったから。
今日、久しぶりに会った従姉に「それは更年期よ」と言われた次第です。

「中級をめざす人のフランス語文法」もやっと1周目を終わり、2周目に突入したばかり。
しかし、電車での移動中に読みたい本は4冊あり、さらに2冊注文しました。

猫たちに5時台前半に起こされているのだから、朝の時間を上手に使えばいいものを、気付けば急いでお化粧して家を出る自分がいたりするのでした。
小学生の時みたいに、1日の行動を円グラフか帯グラフにして貼りだそうかしら。

こうやってぼやきながら、「気力をつける」をこのブログの新しいカテゴリーにするか考え中なのでした(汗)


コバルジン服用順調

2012-04-12 21:09:08 | パスカル王子
慢性腎不全の診断を受けて1ヶ月あまり。
パスカル王子は元気です。
毎日、コバルジン(摂取食物中のたんぱく質を吸着し、腎臓への負担を軽減する薬)の服用も順調です。

今週末か来週頭に腎不全の診断を受けて2度目の血液検査を受けます。
数値が落ち着いてくれているとよいですが。

かわいいかわいいパスカルには1日も長く生きていてもらいたいです。

もちろん、エルメスやシラクもね。



「内部被曝」読了

2012-04-08 14:40:15 | 原発
著者は肥田舜太郎氏。
広島原発投下時に直接ではないけれど被曝し、それ以来現在までずっと被曝医療に生涯をささげてこられたお医者様だ。

氏の著作は以前「内部被曝の脅威」(映画監督鎌仲ひとみ氏との共著)という本を読んでいて、今回読んだこの本の内容はそれを若干重なる部分もあるけれど、それでも読んでよかった、本当に。

よく、「子供を放射能から守れ」とか「妊婦さんと子供を避難させる必要がある」と言われている。
子供は大人よりも放射能の被害を受けやすいからだ。
年が小さくなればなるほど、ダメージが大きい。
一番被害が大きいのは胎児。
なぜなら活発な細胞分裂真っ最中だから。二重らせん構造DNAが分裂のために二重が一重になっているときに放射能の被害を受けると、傷ついた細胞のまま分裂し複製されてしまうので、身体的ダメージがゆくゆくは発症する(=晩発性障害)ということらしい。

また、内部被曝により、体内に放出されたα線やβ線が電離作用を起こし、普通なら電気を帯びていない体液内の酸素分子とぶつかって電子を帯びた活性酸素になり、さまざまな悪影響を生み出すそうだ。
そうそう、活性酸素=フリーラジカルって怖いのだ。

見えない、聞こえない、匂いもないし、熱くも冷たくもいたくもかゆくもない放射能。
福島原発から遠く離れているから関係ないなんて言えるはずもなく、多かれ少なかれ内部被曝している私たち。

(ああ!最近眩暈がするのもそのせいか?パスカル王子の腎臓の数値が上がったのもそのせいか?)

とにかく、体内に入り込んでしまった放射性物質を体外に出すことは難しいので、自分の体力や免疫力を高めて放射性物質と戦っていくしかないというのが肥田舜太郎氏の主張するところだ。
規則正しい生活、食事、運動、排泄・・・
自分の命には自分で責任を持てとのこと。
95歳の彼の言葉として説得力がある。

内部被曝だろうが外部被曝だろうが、放射性物質の存在を受け入れて対処する覚悟を決めよ!ということだけれど、だからと言って、原発事故の可能性が大いに残る原発の再稼働まで受け入れられるわけではない。
大飯原発どうなるんだろう。