Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

昨日のシラクと今日のシラク

2007-03-25 09:49:36 | 白猫シラク

 

暑さ寒さも彼岸まで。今年は「うっ、さっぶ~~~い」という日が幾日もなかったし、3月初めなのに4月中旬の陽気なんてときもあって、イマイチ、この「暑さ寒さも・・・」がピンときませんね。

今日はザーザー雨ですよ。でも気温は高く、暖房器具はお休みです。

ところで、そろそろ本気でお花見の作戦を立てられているかたもたくさんいらっしゃるんでしょう。家の桜の老木(何せ、私が物心ついたときにはすでに大きな木になっていた!)は開花せず、「おまえさん、今年は花を咲かせない気かい?」と語りかけたくなるほどです。

 

しかし、牡丹ちゃんは健気に春を届けてくれそうです。

 

 

 

この牡丹ちゃんが今にこうなると思うと、心がウキウキしてきますよん。

 

さてさて、寒さも和らいだ3月下旬。うちの外猫シラクも絶好調。食べる。遊ぶ。跳ねる。駆ける。鳴く。昨日は家猫パスカルと縁側対決でした。

ここをクリックして、バトルをご鑑賞ください。 Cliquez et admirez leur bataille,s'il vous plaît

家猫たちと外猫シラクは仲がいいのか悪いのか・・・お互いの存在はとっくに認識しているし、ガラス越しに威嚇し合う仲ではないので、この縁側バトルもきっと遊びの一環なのだと思うのです。

 

 さてさて、今日のザーザー雨の中もシラクはやってきました。

 

というか、ずっとそこに居る!

 

 

 

すっかり濡れ鼠ならぬ、濡れ猫シラクとなってしまいました。ガラス越しにニャーニャーと鳴くけど、おなかが空いているわけじゃないことはわかるよ、シラク。中に入りたいんだよね。 てなことで、ちょこっと入れてやりました。すると、当たり前のように私の膝の上ですよ。やっぱりコイツは飼い猫だったのか・・・・。

 

 

嬉しそうに体をくねらせるので、写真がボケてます。

 

 

シラク、家猫にしたら、輝くばかりの白い毛と、やわらかくてピンク色の肉球になれるのにね。今は、白い毛が薄く茶色くなっているところもあり、肉球は薄茶色で硬くなっています。ま、食べることには不自由させないから安心してね。


ふらんす4月号

2007-03-24 21:57:27 | Weblog

1年なんてあっという間だ。

また月刊誌「ふらんす」の4月号を買う時期が来た。
別に4月号だけ買っているわけではないけど、
やはり「4月号」は区切りの号だ。

去年の「ふらんす」4月号の特集のタイトル名は「フランス語を始めましょう」だった。
今年のそれは「今年こそはフランス語」だ。
来年は「フランス語を諦めない」ぐらいに落ち着くのだろうか・・・。

去年は突然試験に目覚め、2つの試験を受けて、幸いにも合格した。
今年も試験は受けるつもり。
自分を追い込むためにもとにかく受検の手続きだけでも進めてしまうという方法で去年はやってきたけれど、今年も同じアプローチをするのが、きっといいんだろうなぁ。

準備ができたら受検しよう、じゃいつまでたっても受けられやしない。

ただ、どうがんばっても(って言うほど頑張れるかは別として)合格には程遠い試験を受けるのは、はやり考えてしまう。
受験料だってバカにならない。

漫画「ベルサイユのばら」を題材にフランス語のお勉強をされているclub_3様のブログの記事でも語られていたとおり、語学検定試験を受けるにはいろいろな余裕が必要です。語学の力に余裕がある、試験勉強をする時間の余裕がある、受験料を払う余裕がある、などなどなど。

検定試験を受けることが目的ではないけれど、大人の語学学習者にとって、語学検定試験はひとつの道しるべであることは、間違いない。

今年度も1つは受けますよん 



最終回でした

2007-03-18 23:14:45 | Weblog
「華麗なる一族」が。

90分間、テレビの前で体育座りして見入っていました。
CMのときもチャンネル変えずに。きっとそういう方、多いと思います。
スポンサー企業の皆さま、このドラマのスポンサーした甲斐、あると思いますよん。


私は原作も読んでいなければ、映画も観ていないので、京マチ子と鈴木京香(高須相子役)を比べたり、佐分利信と北大路欣也(万俵大介役)を比べたりせず、何の先入観も持たずに観始め、観終わりました。

そして、このドラマを見つつ、改めて強くした思い。
それは、山本耕二(万俵銀平役)とフランス人俳優ブノワ・マジメルは似ているということ。

  と  

何か、似てないですか?
そう思うの、私だけでしょうか・・・・。





フランス映画祭

2007-03-17 21:39:25 | 映画
フランス映画祭、今やってますよ~~~ん。

結局チケットの手配せずで、映画自体は1本も観ないのですが、金曜日の夜にちょこっと、会場となっている六本木ヒルズのTOHO CINEMA へ行き、プログラムだけもらってきました。

今回チケット手配しなかった理由は、映画祭に参加する作品中、観たいと思う作品はすでに日本公開が決まっているからなのでした。
去年。フランス映画祭で公開された「オーケストラシート(Le fauteuille d'orchestre)」のような、観たいけど日本公開予定はなし、のような作品がなかったからです。

でも、せっかく近くまで来たのだから、と会場の雰囲気だけ味わってきました。
そして、やはり映画祭は参加することに意味があるのかなぁ・・・と思っていましたら、Yuppyさんのブログの中で、映画祭の様子をかいまみることのできる動画が紹介されていました。

うう、これを見ると、レッドカーペットに参加してブノワ・マジメル(Benoit Magimel)のサイン、もらったりしたかったなぁ・・・と思うのでした。




100円均一ショップ

2007-03-17 19:29:07 | Weblog

気づけば今週は1回も更新していません。それでも、覗いていただけた皆さま、本当にどうもありがとうございます。

さ、入魂の更新ですよ~~~~(大げさ!!)

 今時の100均ショップは充実していますね。今日は、更に更に充実の100円ショップをご紹介。正確に言うと「100円、300円、500円均一ショップ」です。 ときどき車で前を通るたびに、「入ってみたいなぁ~~~」と思っていたのですが、今日はとうとう日ごろの欲求を半ば満たすことができました。

Natural Zakka(西麻布店)へいざ突撃~~~~ 

 いや~~、普通の100均とは一線を画すね。「afternoon tea 」とか 「francfranc」 とか 「SonyPlaza」 風な雑貨が並んでいましたよ。

皮製(もちろん合皮のmade in Chinaですが)のフォトフレームやティッシュケース、バスグッズに和風食器や東南アジア風バスケット、アロマ関係のグッズやら、シンプルな白い食器などなどなどなど。多分made in Japan のものはないでしょうけど、この値段でこれが買えるならいいんじゃな~~~い、と思えるものが多数あります。

私が買ったのはこれ

 

 

ランチョンマット(105円)ピンクの豚貯金箱皮製(315円)お風呂上りに5本指スリッパ(525円)のトータル945円。どうです?いいでしょ?
豚君は背中からお金を入れて、おなかにあるチャックを開けてお金を出します。つぶらな瞳がかわいいよ。

ゆっくり時間をかけてみることができなかったのが非常に残念。この次は5000円予算で買いまくるぞ(笑)

 


Non,je ne regrette rien(私は何も後悔してない)

2007-03-10 11:31:54 | 映画




以前にも書きましたが、フランス映画「La Mome」
インターネットで予告版を観るたびに「ああ、早く日本でも公開されないかな」と思うのです。

私の中で、エディット・ピアフといえば、イヴ・モンタンと付き合っていたフランスの国民的歌手、「愛の賛歌」や「ばら色の人生」を歌った人・・・ぐらいの認識しかなかったのですが、ウィキペディアなどで調べてみると(日本語ではこちらフランス語ではこちら!)彼女は実に波乱にとんだ47年間の人生を送ったことがわかります。
貧しい家に生まれたがために、母方の祖母や父方の祖母に預けられ、父方の祖母は売春宿を経営していたため、彼女は売春婦たちにかわいがられ育ちます。
18歳で女の子マルセルを出産しますが、2年後、髄膜炎で亡くしてしまいます。
路上歌手として活動していたときに、シャンゼリゼ大通でシックなクラブを経営していたルイ・ルプレーに見出され、キャバレーの歌手としてデビューし、あっと言う間に人気を博し、音楽専用ホールを満員にするほどになります。アメリカでも人気が出てあの「エド・サリヴァンショー」にも出演します。
彼女の生涯で一番の恋は、プロボクサーのマルセル・セルダンとのものでした。2歳でなくした娘と同じ名前なんですね、これも運命か・・・。
しかし、マルセルを飛行機事故で亡くし、そのときの気持ちを歌ったのが「愛の賛歌」です。
彼女の人生は1年単位でいろいろなことが起こっているような印象を受けます。47年という短い生涯でしたが、本当に密度濃く歌に恋に生きた人なんだなぁと思います。

さてさて、この映画「La Mome」のオフィシャルサイトへ行くと2曲目に流れてくる曲、それが「Non,je ne regrette rien(私はなにも後悔してない)」です。

日本語訳は私の拙訳意訳です(汗)
4つ目のパラグラフの1行目から2行目にかけてうまく訳せません。
どなたかお助けください。お願いします。 


Non ! Rien de rien            ええ、ちっとも
Non ! Je ne regrette rien       私はこれっぽちも後悔なんてしてない
Ni le bien qu'on m'a fait        よかったことも悪かったことも
Ni le mal tout ça m'est bien égal !  私にとっては同じこと

Non ! Rien de rien           ええ、ちっとも
Non ! Je ne regrette rien      わたしはこれっぽっちも後悔していない
C'est payé, balayé, oublié      償って、清算して、忘れた
Je me fous du passé !        過去なんてどうでもいい

Avec mes souvenirs         思い出とともに
J'ai allumé le feu           火をともす
Mes chagrins, mes plaisirs     憂いや喜び
Je n'ai plus besoin d'eux !     もう私には要らない

Balayées les amours        今までの恋を清算して
Et tous leurs trémolos     そして
Balayés pour toujours       永遠に忘れ去って
Je repars à zéro          またゼロからやり直す

Non ! Rien de rien         ええ、ちっとも
Non ! Je ne regrette rien      私は後悔なんてしない
Ni le bien, qu'on m'a fait      よかったこともわるかったことも
Ni le mal, tout ça m'est bien égal !  わたしにとっては同じこと
  
Non ! Rien de rien           ええちっとも
Non ! Je ne regrette rien       私は後悔なんてしない
Car ma vie, car mes joies        なぜなら、私の人生と喜びは
Aujourd'hui, ça commence avec toi !   今日、あなたとともに始まるから 


このサイトへ行くと「Je ne regrette rien(私は何も後悔してない、ジュ・ヌ・ルグレット・リヤン)」を最初から最後まで聴けます。(画面の左下に”再生”や”停止”の小さいボタンが現れるので分かります)


わたしも、わたしの生涯を閉じるときに「Non,je ne regrette rien」と言いたいな。

ところで、「ゼロからの再出発」の意味の repartir à zéroですが、repartir de zéroじゃあないんですね。~から、だとどうしてもdeにしがちですが・・・(汗)
 

シラクの友達 L'ami de Chirac

2007-03-07 21:11:43 | ねこねこ

 

シラクに友達ができたようです。

微妙な距離を保ちながらけっこう長い時間一緒にいました。

1メートルぐらいの距離から少しでもアメショーが近づこうものなら、シラクは唸って威嚇しながら距離を保ちます。

このアメショー男の子なのか女の子なのか、未確認ですが、面構えから察すると男の子のような気がするのです。
性別確認、至急必要か・・・・。

 

 


やっぱり年は関係ないのだ!

2007-03-04 22:19:32 | Weblog
参加させてもらっているフランス語関係のメーリングリストからメールが届いた。

「参加のご挨拶」といった内容のメールだったが、メールを出されたご本人は67歳男性、仏検準1級を目指してお勉強されているとのこと。

この内容だけで、その方のバックグラウンドがすべて分かるわけではもちろんなく、もしかしたら、ずっとお仕事でフランス語を使っていらして引退を機に「ま、仏検ってものに挑戦してみるか、本当は1級受けたいけど、まずは準1級で場慣れしておくか?」ぐらいの気持ちで受検されるのかもしれない。

でも、67歳でインターネットを自在に使い、語学の検定に限らず、何か資格試験を受検される人っていいなぁ。

やっぱり、何かを学ぶということに関して、年は関係ないのだ。

「試験を受けにいったら、周りはみんな若い子ばっかりで、何か嫌だった」なんて言ってた自分が恥ずかしい。

でも、仏検も上の級になってくると、年齢の幅がぐ~~んと広がるんですよ♪


それから、これは、お・ま・け!
フランス語の先生が仰っていました。

「日本の女性はすぐに『もう、いい年のオバサンだから』って言うけど、世の中には男と女しかいないのよ、オジサン、オバサンはいません」

さすがフランス!フランス万歳!!! VIVRE LA FRANCE!!


蕎麦屋の出汁巻き

2007-03-03 21:32:32 | おいしいもの

そうなんです。

頂きものの大根利用パート2として、出汁巻き玉子を作ったのです。

卵焼き自体に大根は使いませんが、出汁巻き玉子には大根おろしがつきもの、ってなことで、本日は蕎麦屋の出し巻きを目指して、クッキング、チ~~ン!

 

材料(二人分)

玉子3個
出汁80cc
砂糖大匙1
みりん小匙1/2
酒小匙1/2
しょう油小匙1/4
塩少々
混ぜて、焼いてできあがり。

で、写真撮らなかったのですが、味はバツグン!
ちょっとしたお蕎麦屋さんの出し巻きに負けてない。
この配合、ポストイットに書き留めて、冷蔵庫のドアに貼ります。


すらすら喋るためには・・・

2007-03-02 22:32:31 | フランス語
どうも口からフランス語がすらすら出てこない。

何て言っていいかが分からないのが半分、言うことが分かっているのにうまく口から出てこないのが半分。

日本語を話すとき、頭の中でその字面(じづら、でいいのかな?)をイメージして話すことはないですよね。

フランス語(というか母国語以外)ではどうなのでしょうか?

同時通訳ができるぐらいのレベルなら、いちいち頭の中の黒板に文章を板書しながら喋るということはないのでしょうね。

でも私は、板書しているみたい。

今日も「シラク大統領は大統領選には出ないのですか?」と言うときに頭の中で、出る(参加する)という意味のParticiperを3人称単数未来形に変化させたParticiperaという文字列が浮かんでいた。
さすがにシラク大統領(Le president Monsieur Chirac)は頭の中に板書しないけれど。

「東京に住んでいる外国人は」と話し始めたときは「Les étrangers qui habitent à Tokyo」と口に出しながら頭の中で板書していた。

ということは、すらすら板書できない言葉は、すらすら言えないのか。

いいや、つづりがあやふやな単語でも、口から出している気もする。
言えるけど書けない単語はたくさんある(はず)。

知らない単語は発音できない(口から出せない)、これは当然のこと。
完璧に綴れる単語は、よどみなく口からでて来るのだろうか・・・。

いいや!participera はつっかえた。

やはり、口や舌の動きの滑らかさが一番の問題なのか!

思うように喋れないジレンマと戦いながらレッスン中に考えたこと、でした。

ヘンな癖

2007-03-01 00:06:29 | おいしいもの

わたしには、ヘンな癖がある。

酔うとしたくなることが二つ。

一つは猫の爪きり。もう一つは料理。

猫の爪きりは、深爪しようものなら、血がぴゅーっと飛び出す危険もあるので「やってはいけない」というセーブが自分の中できくのですが、料理はそうでもないのです。
ワインを飲みながら、煮込み系の料理をすべく、野菜を刻んで炒めたり、お水をドバーっと入れたりしているわけです。

で、今宵の材料は立派な大根(私の脚には負けるけど)です。
本体も葉っぱもドカ~~ンと主張してるでしょ?

とりあえず、鶏の手羽先と一緒に煮込むことにしました。
にんにくしょう油ベースの煮汁の中に、素揚げした鶏手羽と、下茹でした大根を放り込みコトコトと煮るわけです。(で、今、煮てる最中)

適当に切り上げて寝ますけど。

せっかく髪の毛洗ったのに、揚げ油の匂いがついたよ・・・