Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

甲状腺機能亢進症の可能性

2012-02-23 19:38:18 | パスカル王子
午後3時すぎから晴れてきたので、動物病院へ。

まずはパスカル王子の体重測定。5.7キロ。

以前は6.4キロあったので、かなりの減少と思われる。

多飲多尿の症状は、腎不全だけではなく、甲状腺機能亢進症でも現れることを聞く。

猫の医学書を広げて見せてくださった。

この病気は、自発的脱毛という症状も現すそうだ。

そして「ジルケーンを服用している(=被毛を舐めとってしまうことの緩和剤を服用している)猫が、この病気だったということもあるしね」と。

おお、ますます疑惑は深まる。

そして、さらに追い打ちが「よく鳴くようになる」という症状。

王子、よく鳴くのだ。

腎臓の数値は普通の血液検査でわかるけど、甲状腺の数値はラボに出して調べてもらわないとわからない。

とりあえず、採血。

王子暴れる。最後はネットに入れられて採血。


病院ですぐわかる血液検査結果から言うと、腎臓や肝臓の不具合を示す数値は現れなかった。

多飲多尿の原因は腎不全ではないだろうということで、ますます、甲状腺機能亢進症を疑わざるを得ない。

ということで、ラボに送って、血中のホルモン成分を調べてもらうことになった。

結果は週明け。

もし、甲状腺機能亢進症なら、食事療法だそうだ。

そして定期的にラボでの血液検査。



そして、飼い主は節約生活。(汗)


多飲多尿

2012-02-23 12:39:49 | パスカル王子
猫が多飲多尿の場合、必ず心配する病気が腎不全だ。

パスカル王子が心配だ。

王子は、以前はお風呂場に置いてある洗面器から飲んでいた。

喉が乾いたらお風呂場に行き、洗面器の水面を2~3回前足でかき回してから飲む。

ペチペチと飲む。

飲み終わるとクスン、クスンとくしゃみをし、お風呂場から出てくる。

最近の王子は違う。

台所の流しの下で、私の方を向いて「にゃぁ~」と一声。

お年を召した王子は流しの上に跳びあがれない、だから私を呼ぶ。

私に、体を持ち上げさせ、小さいボールにぬるま湯を入れさせ、

そのボールを王子の口ものとまで持ってこさせる。

王子は普通に座った状態で首を少し前に傾けるだけでピンクの舌でぬるま湯の表面を舐めとって

「ピチャピチャ」長い時間かけて飲む。

1分以上かけて飲む。

そして、首を元に戻し、じっとしている。

「まだ飲むの?」とボールを口元に持っていくが、

「もういいよ」と言わんばかり。

しばらく流し台の上でじっとしてから、おもむろにドスンと床に降りる。


王子、よく水分を摂るようになったと思うのだ。

私の考えすぎだろうか。

以前は、勝手に自分で水を飲んでいたが、今は私が飲ませているので、よく飲んでいるように思えるだけなのか。

しかし、トイレの時間も長いような気がする。

先ほどは水分だけ戻した。


慢性(急性)腎不全は年をとった猫にはよくある病気だ。

血液検査と尿検査でそうかどうかがわかる。

王子は確か、去年血液検査をし、その時は腎臓の数値に異常はなかった。

体重も減っているような気もするし、また検査してもらうしかないかな。


飼い主は全然検査してないのにね・・・(汗)






こんなに飲んだよ

2011-12-21 22:01:09 | パスカル王子
パスカル王子専用サプリ、ジルケーン。

乳成分から出来ているサプリメントで、精神的不安などを取り除く効果のある。
パスカル王子、何が不安なのか気に入らないのかよくわからないけれど、自分の被毛を執拗に舐め、ハゲを作ってしまう。

それを改善する目的のサプリジルケーン、もうこんなに飲みました。

飲み始めて4瓶ぐらい飲んだころ、被毛が戻ってきた。(=必要以上に被毛を舐めとるのをやめた)
「これなら1日1カプセルに減らして、様子見ながらいこうよ」と獣医さんがおっしゃるので
こちらも、ゆるりとしていたら、またまた舐めるのが激しくなって
80%ベンガル20%スフィンクス、になってしまった。

ということで、また1日2カプセルのサプリ生活に入りました。
パスカル王子にサプリを飲ませるには、ロイヤルカナンのパウチのフードがマスト。
カプセルの中身(粉末)をフードに混ぜて与えるのだ。

しかし、このロイヤルカナンのパウチのフード。
うちのそばのホームセンターでは147円、ネットショップでも147円。
メーカーからこれ以下では売るなと言われているのだろうか?

今年のうちに、もう1瓶サプリを買っておこう。

ああ、飼い主である私が飲むサプリを削っても、パスカル王子には飲ませないと・・・・

パスカル王子のヘルニア

2011-11-06 15:36:12 | パスカル王子
3週間ほど前だったか、パスカル王子がシラクと思い切り追いかけっこをし、その直後に左後ろ足を引きずる素振りを見せたので、その日のうちに獣医さんでレントゲン撮影してもらった。
撮影結果はどこにも異常はないし。
「レントゲン撮るときに抵抗したけど、左後ろ足も力強く抵抗してたから、折れてるとか絶対ないよ」とのこと。
翌日には何事もなかったのように普通に歩いていた。
驚かせないでくださいませ、パスカル王子。

さて、パスカル王子には背骨に3か所の突起(ヘルニア)がある。
「先生、四足の動物には腰痛はないと言われていますよね!」と言ったら
「加齢とともに、ヘルニアは出るよ。人間と一緒。それが痛みになるかならないかはそのコ次第だよ」とのこと。
ヘルニアが背骨を通る神経に触れると、うちの母のように痛みがでるのだなぁ。
猫にも脊柱管狭窄症ってのもあるのかな。

そうそう、も一つ先生に訴えてみた。
「先生、この猫、後ろ足の爪が引っ込まなくなってしまったんです。年だからですか?」
すると先生「ええ!??(そんなことありえない、というニュアンス)、ちょっと見せてみて」と。
先生、おもむろに爪切りをとり出し、パスカル王子の後ろ足の爪をガツンガツンと切り始めた。
「爪が伸びてるだけだよぉ。この伸びた爪が畳や絨毯に引っかかって、後ろ足を捻っちゃったとかなんかじゃないの?」と。

あらあら、ごめんねパスカル王子。

さて、この頃王子は不活発になりつつある。
まずは椅子の上に飛び乗るのに、「よいしょ!」という風情を醸し出す。
4本の脚で立ったまま右後ろ脚で右耳を掻く(左後ろ脚で左耳を掻く)ことができない。
耳を掻く気持ちは大ありでも、脚が耳に届かずに空振りしてしまう。
だから、代わりに掻いてあげる。
いや、掻かせていただいている。

トイレに行く前に大きな声で鳴く。
「オシッコしたいんだよ~~」と。
だから、王子を後ろから追い立てて、トイレまで誘導するか、お風呂まで連れていく。

ここだけの話・・・
王子はお風呂で用をたすことも多い。直後にシャワーで流すのでまるで水洗トイレのようだ(笑)

本当に”生き物”同士が共生するというのは、お互いの理解と協力体制があってこそだなぁと思う。
また、飼い主はいつまでも元気でいなきゃならないなぁと、強く思う。