Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

お~い野田、大飯NOだ

2012-07-14 19:29:32 | 原発
今日はシラクを獣医さんに連れていった。
以前から左目がウルウルしてて、涙で目の下が汚れていた。
様子見・・・という放置プレーだったけれど、今朝になって、背中に500円玉大の赤い腫れが・・・
突然できた。
不具合が2か所あれば、もう放置はできないということで、朝一番で獣医さんへ。

目のウルウルは目がしらがただれているためだということが分かった。
眼球に傷などはないそうだ。
500円玉大の赤い腫れは「毛膿症」というもので、湿気などの影響で主に犬に出る症状らしい。

目と皮膚にそれぞれ1種類ずつの塗り薬、プラス、抗生物質とステロイドとかゆみどめ成分の注射をしてもらって帰ってきた。

シラクは6.2キロ。
注射の薬剤は体重に比例して増える。
つまり、大柄な猫ほど薬剤が多く必要。

会計のとき、先生が電卓たたきながら「あ、けっこう行っちゃうなぁ」とおっしゃる。
「3キロ4キロの猫ならこの半分で済むんだけど」と言われつつ7000円強のお支払。

注射の代わりに飲み薬となると、飲ませられたられなかったとロスが出るので、注射にしてもらって正解か!?

ま、放置しておおごとになるよりは・・・3連休どこ行くわけでもないし。



さて、シラクの話題でスタートしたけれど、本題は原発。

昨日(7月13日)のデモは実質参加はせず、デモ現場を車で通って様子を見てきた。
桜田門から国会議事堂正面、首相官邸前、財務省上交差点と車で通ってきた。

私が参加した2週間前のデモとは様子が違い、財務省上から官邸前に続く道は機動隊のバスや鉄柵が歩道と車道を完全に分けていた。
歩道にいる人々は息が詰まるのではないか・・・と思うほど。
国会議事堂正面前の道では白い風船が目に入った。

それぞれに、思い思いのプラカードを掲げて歩いている。
その中で見つけたのが、今日のタイトル。
「お~い野田、大飯NOだ」だ。
(おお!次回デモに参加するときの、プラカードづくりのハードルが高くなるではないか!!??)

このデモでは「継続は力なり」を実践していかなければならないと思う。
皆さん誰もがそう思って参加されていることだろうけれど。
「最初のころはたくさん集まってきたけど、結局尻すぼみで終わったよね」はダメなのだ。
”あきらめ病”に罹ってはいけない。

私は物心ついてから、ずっと原発の電気も使いながら発展してきた社会の中で育てられ暮らしてきた。
ジャブジャブと電気を使う社会がデフォルトだと思っていたから、ジャブジャブと電気を使っているとも思っていなかった。
しかし去年の事故で初めて、原発の矛盾に気づいた。
コンセント差し込めば、すべての電化製品が動き出すのが当たり前だけど、
コンセントの裏側まで電気を来させるために、何がどのようになっているかなんて、全く考えていなかった。


昨日のフランス語レッスンの時先生が「先々週、テレビでキミを見たよ」と冗談を仰って、原発デモのことを話し始めた。
国家事故調のレポートのこと、原発都民(や府民)投票が不発だったこと、スイス(先生の祖国)での住民投票のことやら、ドイツの再生エネルギーのことなどを、私:先生=4:6のボリュームで会話(汗)

私が「この年になって、原子力エネルギーの矛盾に気づき、これから今までのつけを払っていく生活になるのは大変だ」」と言ったら先生は「僕はあたなよりそれなりに年上だけれど、ここ日本にいて、脱原発が達成できるのをこの目で見届けたいと思っている」とおっしゃった。
なんてポジティブ。
このポジティブっぷりは、確かな情報と知識、それに覚悟があるのだろう。

「ああ、大変だぁ」と思うのではなく、「実現のために、何が必要で自分にはその中で何ができるのか」を真摯に考え取り組むことが、いいんじゃないの?と思う今日この頃。

デモも参加できる範囲で参加し、ツィッターも活用しながら情報を取捨選択し、署名やパグリックコメントを出すことを通して、1粒の意志を発信していきたい。1粒でも集まれば大きな塊となるはず。

猫たちも、この夏はなるべく扇風機の風のいきわたる範囲で過ごしてね。
体調崩さない程度に工夫して頑張りましょう。
シラクも毛膿症、注射してもらったし、塗り薬もあるから、おおごとにならずに済ませようね。
一致団結だよ。