観てきましたよ。
「彼女は秘密の女友達」
原題は「Une nouvelle amie」(新しい女友達)です。
若くして亡くなった妻の死出の旅支度を夫がしてるシーンから始まりました。
ウェディングドレスを着せ、ティアラも被せ、もちろんメイクもし
完全な花嫁の姿になって白い棺に収まりました。
その白い棺のふたに被さりました、映画のタイトルである「Une nouvelle amie」が。
亡くなった女性は、この映画の主人公クレールの小さいときからの大親友ローラです。
クレールはローラの葬儀で誓うのでした。
「あなたの生まれたばかりの娘と夫は私が守る」と。
しかし、故ローラの夫デイヴィッド(ロマン・デュリス)は、異性の装いをすることに喜びを見出す人だったのです。
偶然にそれを知ってしまったクレールは、当初は否定しつつも
だんだんとそれを受け入れ、やがて”彼女”との関係に、遠い日の自分と亡くなってしまった友人ローラとの
日々を重ね合わせるようになっていきます。
グッと胸に迫ったシーンは、クレールとデイヴィッドがこの曲を聴くシーンです。
Nicole Croisille Une femme avec toi
なんとなく雰囲気ですが、「あなたといて、初めて女としての幸せを感じたの」的な歌詞ですわ。
2人がこの曲を聴いたバーは同性愛者やトランスジェーンダーの方々が集う場所でした。
デイヴィッドとクレールが同性の友人として週末を過ごしている間に訪れた場所です。
この曲を聴いてデイヴィッドは涙を流しました。
その涙の説得力がありすぎて、こちらまでウルっとしてしまいました。
うまい具合には表現できませんが、幸福感・自己肯定感がとても伝わってきたのでした。
女性として生きる自分への。
いやいや、ロマン・デュリス、素晴らしい役者さんですわ。
とともに、フランソワ・オゾン監督もやはりいいなぁと改めて思いました。
よい映画でした。
観る前と観た後の評価が(って、偉そうですが)大きく変わった映画です。
「彼女は秘密の女友達」
原題は「Une nouvelle amie」(新しい女友達)です。
若くして亡くなった妻の死出の旅支度を夫がしてるシーンから始まりました。
ウェディングドレスを着せ、ティアラも被せ、もちろんメイクもし
完全な花嫁の姿になって白い棺に収まりました。
その白い棺のふたに被さりました、映画のタイトルである「Une nouvelle amie」が。
亡くなった女性は、この映画の主人公クレールの小さいときからの大親友ローラです。
クレールはローラの葬儀で誓うのでした。
「あなたの生まれたばかりの娘と夫は私が守る」と。
しかし、故ローラの夫デイヴィッド(ロマン・デュリス)は、異性の装いをすることに喜びを見出す人だったのです。
偶然にそれを知ってしまったクレールは、当初は否定しつつも
だんだんとそれを受け入れ、やがて”彼女”との関係に、遠い日の自分と亡くなってしまった友人ローラとの
日々を重ね合わせるようになっていきます。
グッと胸に迫ったシーンは、クレールとデイヴィッドがこの曲を聴くシーンです。
Nicole Croisille Une femme avec toi
なんとなく雰囲気ですが、「あなたといて、初めて女としての幸せを感じたの」的な歌詞ですわ。
2人がこの曲を聴いたバーは同性愛者やトランスジェーンダーの方々が集う場所でした。
デイヴィッドとクレールが同性の友人として週末を過ごしている間に訪れた場所です。
この曲を聴いてデイヴィッドは涙を流しました。
その涙の説得力がありすぎて、こちらまでウルっとしてしまいました。
うまい具合には表現できませんが、幸福感・自己肯定感がとても伝わってきたのでした。
女性として生きる自分への。
いやいや、ロマン・デュリス、素晴らしい役者さんですわ。
とともに、フランソワ・オゾン監督もやはりいいなぁと改めて思いました。
よい映画でした。
観る前と観た後の評価が(って、偉そうですが)大きく変わった映画です。