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緑の、東京ブログ

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

初冬の晴海:東京港晴海客船ターミナルの散策(2)

2012年12月09日 22時32分58秒 | 中央区全域・銀座


東京港(とうきょうこう)は東京湾の中にある港の一つです。港湾管理者は東京都であり、港則法上では「京浜港東京区」といい、川崎港(京浜港川崎区)の北に隣接しています。日本の主要な国際貿易港(五大港)のひとつで、港湾法上の国際戦略港湾の指定を川崎港および横浜港と共に受け、国土交通省よりスーパー中枢港湾の指定を横浜港と共に受けています。




関税法上の開港で貿易額は名古屋港に次ぎ国内第2位。1960年代末から顕在化した世界的なコンテリゼーションの潮流に国内港湾としていち早く対応し、1998年から外貿コンテナ取扱個数で国内首位を維持しています。




東京港内には数多くの埠頭が存在していますが、ここ「晴海埠頭」では国内外の大型客船等が発着しています。大型コンテナなどを扱う大井埠頭や品川埠頭、水上バスなどが発着してる日の出・竹芝埠頭等の常に多くの船が入港している他所と比較すると、普段は閑散とした雰囲気です。




送迎デッキから客船ターミナルの建屋を見上げて撮影してみました。




送迎デッキの南端部から東京港全体を見渡すことができます。しばらく港湾全体を観察していると、たまに小型船舶などが高速で港内を航行していきます。正面には「レインボーブリッジ」の巨大な吊り橋が架かっています。




レインボーブリッジは東京都の港区芝浦地区とお台場地区(港区台場および江東区有明)を結ぶ吊り橋です。1987年(昭和62年)に着工、1993年(平成5年)竣工、同年8月26日に開通しました。橋長は798メートルを誇ります。「レインボーブリッジ」の名前は一般公募により決められたもので、正式名称は「東京港連絡橋」です。




芝浦・JR浜松町駅方向を撮影してみました。隅田川の河口と一体化されている東京港の海面の対岸に一直線に並んでいる埠頭が竹芝埠頭であり、伊豆諸島・小笠原諸島への人や物資の玄関口としての機能を有しています。三宅島や八丈島への客船が発着する竹芝旅客ターミナルが設置されています。




竹芝埠頭の岸壁の奥には「東芝本社ビル」「東京ガス本社ビル」が建っていて、その奥には東京タワーが綺麗に写っています。この日は空気が非常に綺麗で、モヤっていなかったのが良かったです。

 


震災時の帰宅困難者や救援物資の輸送拠点となる震災時水上輸送基地に指定されている「日の出桟橋」などが設置されている日出埠頭をズームで撮影してみました。背後には「NECスーパータワー(日本電気本社ビル)」などJR田町駅周辺のビル群が見えます。




JR田町駅より南側の「港南地区」も近年では高層タワーマンションが何棟も建設されています。




レインボーブリッジの東側に広がっている臨海副都心を撮影してみましたが、思い切り逆光になってしまいました(汗)。




ズームで撮影してみるとお台場の「フジテレビ本社ビル」の特徴的な建物がシルエットとなって写っていました。1990年代の後半から2000年代にかけて大規模な施設が次々と完成した臨海副都心ですが、まだ空き地の割合が多く開発の余地がある場所です。




大型客船などは東京港には滅多に来ないので、普段の晴海客船ターミナルはほとんど閑散としています。




晴海埠頭に隣接して「晴海埠頭公園」の緑地帯が広がっていますが、公園内も人の気配が感じられませんでした。夜になると昼間以上に寂しい場所になってしまうのではないでしょうか。




ズームで撮影すると隅田川の対岸、浜離宮庭園の西側に広がっている高層ビル群「汐留シオサイト」が見えました。地上に降りて見たいと思います。



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初冬の晴海:東京港晴海客船ターミナルの散策(1)

2012年12月09日 09時25分20秒 | 中央区全域・銀座


11月下旬の快晴の天気の平日、東京駅から都営バスに乗って「東京港晴海客船ターミナル」へやってきました。この上ない快晴な天気と初冬の肌寒い空気に包まれていた晴海客船ターミナル、人の気配が全く感じられませんでした。散策を諦めて引き返そうかと感じたくらいです(汗)。




東京港の中で豪華な船旅を楽むことができる「クルーズ客船」が寄港する晴海客船ターミナル、東京港が開港50周辺を迎えた平成3年(1991年)に完成しました。最近では、首都圏に立ち寄る豪華客船は東京港よりも横浜港に停泊する割合が高いらしく、晴海埠頭で船を見かける機会は少ないそうです。




晴海客船ターミナルには都営バス乗り場が設置されていて、東京駅丸ノ内南口、有楽町、銀座四丁目、勝どきの各駅から、「都05系統」晴海埠頭行きでダイレクトにアクセスできます。また錦糸町駅や四ツ谷駅からも都営バスで向かうことができます。ですが、乗客の姿は全くと言っていいほど見えませんでした。




大階段を上ってターミナルの建屋周辺を散策していきます。この建屋は1階がエントランス、2階が休憩スペース・出入国審査スペース、3階が送迎デッキ、4階が多目的ホール、5階が展望台となっています。大型客船が停泊している最中は多くの人々で賑わうそうですが、普段は閑散としています。




振り返って晴海埠頭方向を撮影してみました。客船ターミナルは埋立地(中央区の晴海地区)の最南端に位置した場所にあります。周辺は特に住宅地もないので、普段から人通りも少なく閑散とした雰囲気です。




正面に見えるツインタワーは「晴海アイランドトリトンスクエア」のオフィスビルです。晴海・勝どき地区には近年はタワーマンションが何棟も建設されています。1990年代までは晴海団地と呼ばれていた高層アパートが並んでいる風景が圧巻だったことを覚えています。




客船ターミナルの北側は空き地となっていますが、かつてここには「東京国際見本市会場」の広大な展示場が広がっていたのですが、1996年(平成8年)に江東区有明の東京ビックサイトに移転しました。その後は再開発工事が行われると思ったのですが、まだ空き地のままです。




晴海埠頭や、埠頭に隣接した倉庫群を撮影してみました。遥か遠くには豊洲や越中島地区で建設中のタワーマンション群が見えます。




晴海埠頭と豊洲埠頭を結んでいる「晴海大橋」をズームで撮影してみました。東京の中心部とお台場・有明地区とを結ぶ新たな幹線道路として建設されている放射第34号線(晴海通り)支線1の一部です。豊洲埠頭と有明1丁目を結ぶ有明北橋とともに006年3月25日に開通しました。




全長580メートルを誇る晴海大橋の先は豊洲の埋立地が広がっています。豊洲はここ10年ほどでタワーマンションや商業施設が一気に増えてきました。1990年代は空き地だらけだった時代を思い出すと想像を絶するような都市開発が行われているのです。




客船ターミナル3階の送迎デッキにやってきました。豪華客船が停泊する埠頭に並行して設置されていて、ここから眺める風景も素晴らしかったです。




送迎デッキから東京港方向を撮影してみると、レインボーブリッジを綺麗に撮影できることが初めて知りました。大型客船がやってくると見送りの人たちで混雑するそうですが、この日はご覧のように無人でした。




送迎デッキから晴海の埋立地を見回すことができます。2016年夏季オリンピックの招致を目指した東京都が、東京五輪開催時のメインスタジアムとして中央区晴海に建設を計画した東京オリンピックスタジアムの予定地だった場所なのですが、この先どうなってしまうのでしょうか?




送迎デッキから見上げて撮影した客船ターミナルの建屋です。




南側(東京港側)を撮影するときは逆光になってしまうのではないかと心配していたのですが、何とかなりそうです。




ズームで撮影すると、広大な水面が広がっている東京港と「レインボーブリッジ」の巨大な吊り橋を綺麗に撮影することができました。レインボーブリッジの背後に写っているのはJR品川駅周辺の高層ビル群です。




晴海客船ターミナルは中央区晴海地区の埋立地の最南端にあります。

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