
フロア450より北東方向(京成本線青砥駅方向)。東京都の葛飾区や、千葉県の東葛飾地方の人口密集地が目の前に広がっています。京成本線やJR常磐線の沿線に当たるエリアです。

東京東部の人口密集地の中で防火帯としての役割も持っている荒川放水路ですが、両岸の広場はそれ自体が広大な長さを持つ緑地帯としての性格を持っているとも言えます。

東武スカイツリーラインの曳舟駅や東向島駅周辺の市街地を見下ろして撮影しました。東向島駅の西側には「向島百花園」の緑地帯が見えます。

京成押上線と国道6号線(水戸街道)の四つ木橋周辺をズームで撮影してみました。

この方向に茨城県の筑波山が見えるはずなので探してみたのですが、残念ながら見つからなかったです・・・。

フロア450より東方向(JR新小岩駅方向)。荒川放水路の東側を蛇行しながら流れている中川を見下ろすことができます。荒川放水路が開削されたことによって、中川の流路は分断されることになりました。

荒川放水路や中川のさらに東側を流れている江戸川周辺には広大な緑地帯が広がっているのがここからでも確認できます。「篠崎緑地」や「小岩緑地」といった広大な緑地帯が江戸川の河岸には多いのです。

フロア450で眺望できる範囲はここまでです。なので下り方面エスカレーターに乗って三層構造になっている第一展望台の一番下の階層である「フロア340」に戻ってきました。ここでしか撮影できない箇所もあったのでご紹介します。

フロア450と比較すると100メートルも低い位置から眺めることになるのであまり迫力は感じられませんが、それでも遠くまで見わたすことができます。

南東方向ですが、江戸川区や千葉県市川市の市街地が広がっています。

ズームで撮影してみると、なんと千葉県千葉市の幕張新都心の高層ビル群を撮影することができました。その奥は下総台地・房総半島が広がっています。

東京湾に岬のように突出している半島状の低地には葛西臨海水族園や東京ディズニーリゾートの敷地が写っています。

房総半島・房総丘陵の長大な稜線と、東京湾沿岸部の京葉工業地域の煙突などもはっきりと見えます。

東京スカイツリーの南側を流れている北十軒川の様子です。

最後に荒川の河口部をズームで撮影してみました。

これで冬晴れの東京スカイツリーの眺望の記事は終わりです。12月の時期ですと空気が大変綺麗なので遥か遠くまで見わたすことができたのが良かったです。
