
高さ450メートルに位置する第二展望台「フロア450」へやってきました。第一展望台であるフロア350よりも100m高い位置にある場所からの眺めであり、全く印象が違うように感じました。フロア350の時の記事と同じく、南西方向(JR東京駅方向)から時計回りに眺めていきたいと思います。

直線距離にして10キロ以上離れた場所に広がっているJR品川駅周辺の高層ビル群もはっきり見わたすことができました。高さ450メートルという高さの持つすごさが実感できます。

100メートル高い位置からだとここまで雰囲気が一変してしまうことに驚きました。隅田川の河口付近にある佃島・月島周辺のタワーマンション群も、ものすごく立体的に見下ろすことができました。タワーマンション軍の奥にあるレインボーブリッジもはっきりと見えました(フロア350からだと見えなかったのです)。

東京都心部の高層ビル群も、フロア350からの眺めとは全く印象が違います。丸の内や大手町に密集して建ち並んでいる高層ビル群の後ろの方に皇居や皇居外苑の緑地帯を見下ろすことができました。皇居周辺の高層ビル群の密集度は上空から見ても「凄まじい」の一言に尽きると思います。

皇居周辺の高層ビル街と隅田川に挟まれている中央区や台東区の市街地をズームで撮影してみました。オフィスビルや中低層マンションなどの建物が際限なく広がっている風景を見ていると、やはり東京は世界を代表する大都会なのだということを実感できます。

皇居周辺の高層ビル群と新宿副都心の高層ビル群の間をズームで撮影してみると、少しわかりにくいですが明治神宮・代々木公園や新宿御苑の緑地帯を見渡すことができました。皇居や皇居外苑の広大な緑地帯もはっきり見えます。そして正面の丹沢山地の稜線には富士山も見えます。

フロア450より西南西方向(JR新宿駅方向)。文京区や台東区の広大な人口密集地の奥に新宿副都心の高層ビル群が小さく見えます。JR秋葉原駅や御茶ノ水駅周辺等、近年高層化が著しいエリアも手前に見えます。

高さ450メートルから見下ろしてみると、皇居の緑地帯を取り囲むように高層ビル群が密集して建っていることが見て取れます。やはり東京都心部において皇居の緑地帯の存在感は大きいものであることがわかります。

東京都心部の高層ビル群の背後に見える市街地を横切るラインが見えますが、あれが多摩川なのではないでしょうか。直線距離にして20キロ以上も離れている多摩川さえも見わたすことができるのですね。

冬晴れの本当に最高の天候なので、丹沢山地や関東山地の稜線もくっきりと見渡すことができるのです。

JR水道橋駅前に建っている真っ白な東京ドーム、御茶ノ水駅周辺の大学や大学病院などの建物もはっきりと見えます。秋葉原や神田駅周辺も高層化されています。

墨田区の本所地区周辺を流れている隅田川をズームで撮影してみました。隅田川に沿って続いている首都高速6号深川線の高架橋、大型トラックなど交通量が多く渋滞が発生していました。

フロア450より西方向(JR上野駅方向)。まだ紅葉が一部残っている上野公園の緑地帯周辺を撮影してみました。緑地帯の手前にJR上野駅の駅舎やホームが設置されています。

フロア350からの眺望では公園高台の裏側の不忍池は見ることができなかったのですが、450メートルの高さからですとその水面を見下ろすことができました。不忍池の湖畔に建っているタワーマンションや東京大学医学部附属病院の建物などもはっきりと見えます。

東京スカイツリーの西側、本所吾妻橋周辺を見下ろして撮影してみました。・・・やはりフロア350から見下ろした時とは全く雰囲気が違って見えます。

東武スカイツリーライン(伊勢崎線)浅草駅周辺をズームで撮影してみました。隅田川に架橋されている吾妻橋から続いている雷門通りに沿って市街地が広がっているのが見えます。

浅草寺の境内をズームで撮影してみました。仲見世通り周辺に広がっている路地裏なども手に取るようにわかりますね。
