緑の、東京ブログ

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

11月の品川駅:品川インターシティ、品川グランドコモンズ内を散策する PART2

2013年12月02日 20時00分00秒 | 港南・品川


品川インターシティと品川グランドコモンズ、二つの高層ビル群に挟まれている南北方向に広がっている緑地帯「品川セントラルガーデン」を散策していきます。平坦な緑地帯のイメージが強かったこの緑地帯ですが、実際に歩いてみるとかなり起伏のある地形の上に造営されています。




高層オフィスビル街やタワーマンション群、駅前繁華街の中心に位置している緑地帯であり、都心の中に広がる緑豊かな空間を形成しています。




数多くの木々が整然と植えられている品川セントラルガーデンの緑地帯、11月初旬の散策だったので、まだ紅葉には程遠かったです。




緑地帯の西側(JR品川駅側)に壁のように林立している高層ビル群「品川グランドコモンズ」もインターシティと同じく、旧国鉄の貨物ヤードや車両基地の跡地に再開発工事によって誕生しました。




品川グランドコモンズは東海道新幹線の車両基地のあった品川駅東口地区再開発地区計画のB-1地区にあたり、隣接するA-1地区は1998年に先行開業した品川インターシテイです。




国鉄民営化に先立つ1984年(昭和59年)に興和不動産が旧国鉄品川駅東口貨物ヤード跡を取得(現在の品川インターシティの部分)します。その3年後の1987年(昭和62年)には民営化され、再開発計画が始まることになります。同じような計画は新橋駅西側の汐留貨物ヤード(現在の汐留シオサイト)でも始まっていました。




国鉄民営化後、それに伴い国鉄清算事業団に貨物ヤード跡地に隣接する新幹線基地の部分が移管され、(品川グランドコモンズなどの部分)ここも追加で開発されることになり、興和不動産の取得部分と一体なって大規模な再開発が検討されることになります。




品川グランドコモンズは2004年3月に竣工しました。約52770平方メートルの敷地に5棟の高層オフィスビル、2棟の高層マンションと、幅45メートル・長さ400メートルの品川セントラルガーデンの緑地帯から構成されています。




品川インターシティの2階部分に設置されている歩行者用ペデストリアンデッキ「スカイウェイ」を散策していきます。




緑地帯を上から見下ろしていきたいと思います。




緑地帯が造営されてから丁度今年で10年目になりますが、植えられている木々も程良く成長してきました。




品川グランドコモンズの高層ビル群を個別に見ていきます。どの高層オフィスビルにも日本を代表する大企業の本社機能が入居していて、東京駅周辺の高層ビル街にも挑めるくらいの集積が進んできています。左側がキャノンSタワー、中央が三菱重工ビルです。




「三菱重工ビル」。地上23階地下3階建て、高さ146.8メートルの高層ビルで、三菱重工業株式会社の本社機能が入居しています。以前の本社機能は東京駅の丸の内にあったのですが、2003年3月の品川グランドコモンズ開業時に、ここ品川へ移転してきました。




高層ビル群の南側の一角には2棟の高層タワーマンションの「品川Vタワー」「ストーリア品川」が林立しています。




スカイウェイのペデストリアンデッキから見下ろして撮影した緑地帯です。緑地帯の中には様々な形の植栽が植えられていて、丸で博物館の中庭を散策している雰囲気です。



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11月の品川駅:品川インターシティ、品川グランドコモンズ内を散策する PART1

2013年12月02日 08時00分00秒 | 港南・品川


JR品川駅界隈の東側を南北方向に通っている「元海岸通り」を散策していきます。品川インターシティの高層ビル群の手前側に広がっているのは「東京都中央卸売市場 食肉市場」の建物群です。




「品川インターシティ」の高層ビル群の全景を撮影しました。左側からC棟、B棟、そして楕円形の形状をしているA棟の高層ビルです。羽田空港に程近い立地条件であることから、どの高層ビルも高さは140~150メートル前後に抑えられています。




品川インターシティの再開発計画が始まるのは国鉄民営化時の1987年です。国鉄清算事業団に貨物ヤード跡地に隣接する新幹線基地の部分が移管され、(品川グランドコモンズなどの部分)ここも追加で開発されることになり、興和不動産の取得部分と一体なって大規模な再開発が検討されることになるのです。




「東京都中央卸売市場 食肉市場」の全景を撮影しました。東京都内に11か所ある中央卸売市場の中では唯一、お肉を取り扱う市場です。取扱高は食肉市場として全国一の規模を誇っています。




品川セントラルガーデンの緑地帯の南側へ向かうために、食肉市場の脇を散策していきます。食肉市場は、主に牛と豚の枝肉や内臓等を生産する「と場」と、これらの製品を取引する「市場」の二つの部門から成り立っています。




同じ東京都卸売市場でも、お魚などの水産物を扱う築地市場等と比べてみると、ここ品川の食肉市場は人々の活気のようなものは一切感じなく、何となく世の中から分断されている雰囲気を強く感じました。せっかくリニアの始発駅がすぐそばに将来完成するわけですし、築地市場のようにもっと有名地にでもなればいいのですが…。




敷地面積は約64000平方メートル、建物は大小さまざまあり、その延床面積は約94000平方メートルに及びます。牛や豚の枝肉を衛生的に保管する大型冷蔵庫や、と畜解体施設、水処理センターなどで構成されています。




食肉市場の広大な敷地に隣接して品川インターシティの高層ビル群が広がっています。前述の通り、1990年代の初めまではここは東海道新幹線の車両基地や、貨物ヤードが広がっていました。




3棟ある内の中央に建っているB棟内には日本のスーパーゼネコン5社の一つである大林組の東京本社が入居しています。長い間大林組の本社や本店機能は大阪の北浜に設置されていたのですが、2010年には本店を大阪本店に、東京本社を本社にそれぞれ改称しました。同時に東京本店を設置しています。




品川セントラルガーデンの緑地帯を南側から散策していきます。通勤ラッシュも一段落した時間帯なので、周囲は人通りはほとんどなく閑散としていました。




品川グランドコモンズの南端部に建っている高層タワーマンション「品川Vタワー」を見上げて撮影しました。品川グランドコモンズ開業時の2003年5月に竣工したタワーマンションで、港南界隈では初めて誕生したタワーマンションです。




品川セントラルガーデンの緑地帯の西側(JR品川駅側)に林立している品川グランドコモンズの高層ビル群です。この界隈の高層ビル群は、ビル同士の密接度がかなり高いのが特徴です。




品川セントラルガーデンの緑地帯を南側からその全景を撮影しました。平日の日中の時間帯は人通りもなく閑散としていますが、昼食時になると周辺のオフィスビル群から人々が出てくるそうです。




現在も続いている東京湾岸のタワーマンションの建設ラッシュの火付け役は、この品川Vタワーであると言われています。品川駅のすぐそばであり、ウォーターフロントに面していることから人気の高いマンションなのだそうです。




木々が多く植えられていて、散策道がしっかり整備されている品川セントラルガーデンの敷地内を散策していきます。



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