
東京スカイツリーからの展望の中でもハイライト区間である南西方向(JR東京駅方向)を眺めていきます。JR東京駅周辺の、現在も再開発工事によって高層オフィスビルの建設ラッシュが続いている都心部方向を撮影しました。

2000年代から始まったJR東京駅周辺の高層化を伴う再開発工事、現在では日本で最もオフィス供給面積が大きいエリアとなっていて、まさに「日本の中枢」に相応しい街並みが広がっています。

フロア350より西南西方向(JR秋葉原駅方向)です。江戸城(皇居)の北側の「城北地区」と呼ばれている秋葉原や神田、お茶の水地区ですが、ここ10年くらいで高層ビルが次々と建設されています。

JR東京駅周辺の巨大な高層ビル街から飛び火するように集積が進んでいるJR秋葉原駅やお茶の水駅周辺の高層ビル群をズームで撮影しました。

広大な関東平野の南西側に広がっている丹沢山地や関東山地の稜線群は、霞んでしまっていました。手前の高層ビル群の脇には皇居の広大な緑地帯が広がっているのが見えます。

1990年代までは、新宿副都心こそが東京最大の高層ビル街であると言われてきましたが、現在(2013年)では、東京都心部の追撃によってその地位が完全に逆転してしまった感があります。

世界最大規模の3500万人の人々が生活している広大な関東平野と、遙か西側にそびえ立っている冠雪の富士山を撮影しました。この日の天気は最高でしたが、若干霞みがかってしまっていました。

墨田川周辺(駒形橋や厩橋周辺)をズームで撮影してみました。中低層マンションやオフィスビル街の街並みが、どこまでも際限なく広がっています。

人目を引くような高層ビル街も大都市・東京のシンボルの一つですが、このように地面を覆い尽くすように広がる市街地の風景も、地味ではありますが「都市の集積度」をうまく表現していると思います。

緑色に塗られている「厩橋」の右岸側周辺は、台東区の「蔵前地区」と呼ばれている市街地です。観光地もオフィス街もない普通の市街地ですが、このような街並みこそ東京の真髄のような感じもします。


北十間川が墨田川に合流している箇所をズームで撮影してみました。周囲には「リバーピア吾妻橋」の高層ビル群や、隅田公園の緑地帯が広がっているのが見えます。

東武スカイツリーラインの線路や首都高速6号向島線の高架橋に囲まれている「隅田公園」の緑地帯を見下ろして撮影しました。緑地帯内では紅葉が見ごろを迎えているようです。

隅田川の右岸側に広がっている浅草の繁華街と、その奥(西側)にはJR上野駅周辺の繁華街と「上野恩賜公園」の広大な緑地帯が広がっているのが見えます。

隅田川を渡って急な左カーブを描きながら浅草駅ビル内へ入っていく東武スカイツリーラインの線路、東武浅草駅ビル周辺が浅草の繁華街の中心です。すぐ西側には「浅草寺」の緑地帯が広がっています。

JR上野駅周辺の繁華街(上野広小路や御徒町周辺も含む)のビル群と、綺麗な紅葉が始まっている「上野恩賜公園」の緑地帯です。
