新しく開業した歌舞伎座の建物の5階フロアに設置されている屋上緑地帯の「歌舞伎座庭園」内を散策していきます。地下2階の木挽町広場から直通エレベーターで一気に地上5階まで上がります。
5階フロアの通路を「歌舞伎座ギャラリー」の展示室へ向かって歩いていくと、歌舞伎座庭園の入り口が見えてきました。
歌舞伎座ギャラリーへ伸びている渡り廊下からは、歌舞伎座の屋根や4階フロアへ降りることが出来る「五右衛門階段」などを眺めることが出来ます。
5階フロアのガラス張りの廊下から撮影した、歌舞伎座の建物の新しい瓦屋根です。
真っ赤に手すりなどが塗装されているのが5階フロアから4階へ降りることが出来る「五右衛門階段」です。後でこの階段を下っていきます。
正面に写っている瓦屋根は、蓮見通りから歌舞伎座の建物の正面を眺めた時に、左側にある大屋根の瓦屋根なのです。
真新しい瓦屋根の部分をズームで撮影しました。この外側には晴海通りの大通りが広がっています。
歌舞伎座の建物の西側(銀座側)は、普通の雑居ビルが隣接して建っています。
真新しい瓦屋根の対岸には、晴海通り沿いの雑居ビル群が密集して建っているのが見えます。
歌舞伎座の5階フロアの渡り廊下の全景です。5階フロアには歌舞伎座ギャラリーや庭園の他に、お土産物のお店や写真館などの設備があります。
歌舞伎座の屋上庭園の中を散策していきます。歌舞伎座の周囲は高いビル群で囲まれているので、庭園内は寒い風が吹き抜けていました。
歌舞伎座の屋上庭園の面積は約450平方メートルで、最近の都市再開発において、高層ビルの屋上を緑化してヒートアイランド対策の必要性から整備されています。
歌舞伎座屋上の庭園内には、歌舞伎の始祖といわれる 出雲阿国にあやかって「阿国桜」と名付けられた枝垂桜や、「先人の碑」などの歌舞伎ゆかりの展示物が設置されています。
この日は非常に寒かった事もあり、庭園内には人の姿はほとんどありませんでした。