緑には、東京しかない

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

年明けの皇居:2014年1月2日、新年一般参賀と混雑 PART6

2014年01月09日 20時00分00秒 | 皇居周辺・城西


1935年(昭和10年)に宮内省本庁舎として建設された現在の「宮内庁本庁舎」と、退出門である桔梗門へ向かう人々の行列です。




宮内庁本庁舎の脇を通り過ぎて道なりに進むと、皇居東御苑の敷地内の南端部に建っている「富士見櫓」の建物の下に出てきました。




一般人がいつでも見学することが出来る皇居東御苑内を歩いて、この富士見櫓前にたどりつくことは出来ますが、こうして下から見上げることは普段はできません。




雲一つない真冬の快晴の青空の中にそびえ立っている富士見櫓を下から見上げて撮影しました。




普段は決して入ることが出来ない富士見櫓の真下周辺の散策道ですが、地形的には、この場所は「皇居東御苑」の敷地内に相当しています。




しばらく歩くと桔梗門の「桔梗渡り櫓」の巨大な第二門が見えてきました。皇居東御苑の大手門や、皇居前広場の桜田門と同じく「枡形」が形成されているのですね。




桔梗門の北側に広がっている「旧枢密院」や「皇宮警察本部」の建物群を撮影しました。この道路を北へ進むと、皇居東御苑の大手門までつながっているのです。




桔梗門の渡り櫓の手前で再び人の流れが止まって渋滞になってしまいました。どうやら人の数が多すぎて、枡形内の通路内が詰まってしまっているみたいですね。




帰宅した後の報道で知ったことですが、この日の新年一般参賀には8万5000人もの人が皇居を訪れたそうです。その中でも午前11時から正午の時間帯が一番混雑したのだそうです。




私「緑」も、その時間帯の真っただ中に皇居の中を訪れていたので、一番混雑が激しい時に当たってしまったのですね。




桔梗門の枡形の中では、制服警察官の方々が交通整理を行っていました。枡形の外側でも、もう一つの退出門である坂下門から出てくる人々と合流していることによって大混雑になっているそうです。制服警察官の方の指示に従って枡形の中を歩いていきます。第一の門である「桔梗高麗門」を通り抜けていきます。




桔梗高麗門の外側に掛かっている土橋「桔梗門橋」を歩いていきます。目の前には桔梗濠の広大な水面が広がっていました。正面奥には和田倉噴水公園の敷地が見えます。




桔梗濠の水面の奥に広がっている大手町の高層ビル群、普段見慣れている光景の場所に戻ってきました~。




桔梗高麗門や桔梗渡り櫓を振り返って撮影しました。この桔梗門も、普段は通ることが出来ない門の一つです。滅多に入ることが出来ない皇居内を散策することが出来、また陛下の御言葉も拝聴出来て、貴重な体験でした。




皇居東御苑の辰巳櫓と、パレスホテルが見えてきました。これで年明けの皇居の新年一般参賀は終わりです。

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年明けの皇居:2014年1月2日、新年一般参賀と混雑 PART5

2014年01月09日 08時00分00秒 | 皇居周辺・城西


新宮殿前の広場から新年一般参賀の退出門である坂下門や桔梗門へ向かいます。広場は武蔵野台地東端の高台にあり、ここから退出門へ向かって急な下り坂となっていきます。




退出門へ向かい大勢の人々の歩く流れに任せて道なりに下り坂を歩いていくと、前方の視界が開けてきました。散策道の周囲は木々に囲まれていますが、それが無ければ非常に見渡しのいい場所なのですね。




前方には皇居東御苑の「富士見櫓」の建物が見えてきました。さらに後ろ側には大手町の高層ビル群が見えます。




日本経済新聞本社ビルや経団連ビル、そして完成間際の読売新聞東京本社ビルなど、大手町の北側の高層ビル群を見渡すことが出来ました。




現在のJR東京駅や丸の内、大手町の高層ビル群のある場所は、江戸時代は江戸城の敷地内でした。「大名小路」と呼ばれていた日本全国の大名屋敷が密集しているエリアだったのです。




新宮殿前広場から宮内庁本庁舎前まで伸びている急な下り坂は左カーブを描いていきます。




パレスホテル東京や建設中の日本生命大手町ビル、みずほ銀行本店が入居している大手町タワーの高層ビル群が見えてきました。日本を代表する大企業の本社がこの界隈に集積しています。




2014年中に開業予定の「読売新聞東京本社ビル」をズームで撮影しました。大手町地区では最も高く200メートルの高層ビルです。




人の流れに沿って歩いていくと、平坦な地形となってきました。




退出門は坂下門(右側)と桔梗門(左側)の二つが存在し、桔梗門の方へ進むことにします。




大手町の高層ビル群を綺麗に撮影することが出来ました。




ちょうど真正面に丸の内ビルと新丸の内ビルのツインタワーが見えてきました。上野画像の右側隅に写っているのが坂下門です。




急な下り坂の坂下にあるのが「宮内庁本庁舎」です。戦前の宮内省本庁舎の建物を受け継いだもので、1935年(昭和10年)に建設されました。




建設されてからすでに80年近く建っている近代建築ですが、そんなに古い感じがしませんね。




宮内庁本庁舎の正門玄関を正面から撮影しました。

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