東京タワーと芝公園の間を通っている「祝田通り」を散策して、赤羽橋交差点へ向かいます。
しばらく歩いていると、増上寺境内の裏側に小さな公園が整備されているので寄ってみることにします。
芝公園と一体化されている小さな緑地帯の中には小さな池が整備されていて、そばの立て看板には「弁天池」と書いてありました。
真冬の時期の散策だったのですが、この辺りは日中でも太陽の光が当たりにくいらしく、ちょうど紅葉の見ごろを迎えていました。
緑地帯のすぐ脇には、交通量の多い「祝田通り」が通っています。
増上寺の裏側に、こんなひっそりとした公園があったとは、今まで気が付かなかったです。
東京タワーから南東に約300メートルほど離れた場所にこの庭園は広がっています。
この界隈は海にほど近い丘陵地帯であることから、古墳などが芝公園内に残されたりしています。
芝公園の緑地帯の南側の一角には「芝丸山古墳」という名前の墓が整備されていて、5世紀中頃過ぎに築造されたものといわれています。
この界隈も江戸時代は増上寺の境内の中に含まれていました。
しばらく緑地帯の中を道なりに歩くと、前方に「赤羽橋交差点」と首都高速都心環状線の高架橋が見えてきました。
桜田通り(国道1号線)と祝田通り、外苑東通りバイパスが交差している「赤羽橋交差点」は、一日を通して交通量が多い交差点です。
赤羽橋交差点の全景を撮影しました。交差点の真下には都営地下鉄大江戸線の赤羽橋駅が設置されていて、ここから新橋方面や六本木・新宿方面へ向かうことが出来ます。
赤羽橋交差点から撮影した東京タワーの全景です。赤羽橋交差点が渋谷川の低地にあることから、芝公園の丘陵地帯の上にそびえ立っている東京タワーを見上げる構図になっています。
ちょうど太陽が南側(背後)から照りつけてくる構図になっていたので、赤く塗装されている東京タワーの鉄塔が、真っ赤になっていました。