緑の、東京ブログ

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!! ※ブログタイトルを変更しました。

厳冬の読売新聞東京本社ビル:開業直前の本社ビル周辺の散策 PART2

2014年01月21日 20時00分00秒 | 東京駅周辺


読売新聞ビルの高層タワー部分は、皇居や都心への眺望を最大限確保する水平基調の横連窓のガラスの外装とし、最大限の広さを持つ編集局やホールのある低層部は、大手町の風格ある街並みとの調和に配慮した縦基調の石張りボリュームとして、その二つのボリュームが相貫する構成として、新聞の「割り付け」を想起させるファサードとなっています。




本社ビル敷地の日比谷通り側に面した場所に整備されている花壇の裏側には、ベンチが置かれていました。読売新聞と言えば本社が大手町にあり、毎年のお正月に実施される「箱根駅伝」のスタート地点として全国的に有名ですね。




本社ビル敷地の南側を東西方向に通っている通りの歩道を散策していきます。この通り側にも、高層オフィス階や低層階のよみうり大手町ホール入り口が設置されていました。




今回の高層ビルは建設期間中は「(仮称)読売新聞東京本社ビル」と呼ばれていて、開業後も特に訂正がなかったのでそのままなのか?と何気なく思っていたのですが、正式名称は「読売新聞ビル」になったわけですね。




読売新聞ビル敷地の南側も、建物の敷地帯に広場を設ける形で通りの歩道が拡大されていました。通りを挟んだ大手町ビル側の歩道の狭さと比較すると、一目瞭然ですね。




読売新聞ビルの設計・監理は日建設計、施工は清水建設が担当した。多目的ホールやギャラリーを備えるとともに、屋上庭園なども整備されています。屋上庭園は一般人でも入ることが出来るのでしょうか?




ビルの敷地内の広場の一角には、読売新聞が主催している「箱根駅伝」の歴代優勝校のプレートが掲げてありました。




説明板を読んでみると、箱根駅伝のスタート地点は時代時代によって結構変わっているのですね。




オフィス入口や低層階施設入り口の車寄せと一体化されている広場全景を撮影しました。南東側に建っている大手町タワーの高層ビルの作りだす影の中に入ってしまっています。




読売新聞ビルの敷地の東側(日本橋側)の一角には、現在延伸工事が進められている「丸の内仲通り」のスペースが確保されています。南側に建っている、古い大手町ビルの再開発工事が始まるまでは、分断されたままの状態が続きます。




地上1階にはカフェやファストフード店等が入居し、3階には「よみうりギャラリー」や新聞社見学施設が入ります。4、5階には大小2つの多目的ホールとし、6階には診療所、7階は図書館、8階がメディア関連部門となっています。




読売新聞ビルと東京サンケイビルの間に新しく整備された「丸の内仲通り」の延伸部を撮影しました。現在は北側に建っている大手町フィナンシャルシティの敷地の裏側でも延伸工事が行われています。




9~11階に新聞の編集に関わる中枢機能が入り、12~33階はオフィスゾーンとして読売新聞グループ本社や読売巨人軍が入るほか、19~24階はテナントフロアとなります。




同クラスのビルより鉄骨を3割以上多く使って強度を上げたうえで、揺れを吸収する粘性体制振壁や筋交いを多用して柔軟性を持たせてあります。ビル上部には長周期地震動を抑える装置を4基設置しています。電動で重りを揺れと逆の方向へ振ることで揺れを抑える仕組みなのだとか。




また、洪水などへの対応として、すべての入り口に可動式の防潮板を設けてあるのだそうです。



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厳冬の読売新聞東京本社ビル:開業直前の本社ビル周辺の散策 PART1

2014年01月21日 08時00分00秒 | 東京駅周辺


大手町タワーの散策の次は、2014年1月6日に全面開業した「読売新聞東京本社ビル」へ向かいます。上の写真は、内堀通りの歩道から撮影した読売新聞東京本社ビルです。




真新しい読売新聞東京本社ビル、地上33階地下3階、高さ200メートルと大手町地区では最も高い高層オフィスビルです。2013年11月に2代目大手町社屋として竣工し、2014年1月6日に全面開業しました。




大手町のオフィスビル群の中を歩き、読売新聞東京本社ビルの巨大な建物が見えてきました。淡い水色を基調とした、軽快な印象が強い高層オフィスビルですね。




大手町地区の西側を南北方向に通っている日比谷通り側から散策していきます。大手町タワーの散策時と同じく、この日は年末年始の時期だったので閑散としていました。




読売新聞ビルの敷地の南側を通っている通りの歩道を撮影しました。正面に写っているオフィスビルは大手町ビルです。




日比谷通り側に面している読売新聞ビルのメインエントランス周辺をうろうろしていきます。エントランス前には花壇が綺麗に整備されていました。




新しい読売新聞ビルの延床面積は8万9650平方メートルです。大災害時でも新聞発行が続けられるように最高水準の耐震性能を備え、全館停電を防ぐために2系統の電気配線を張り巡らされています。




新社屋ビルの低層階には「よみうり大手町ホール」(約500人収容)と、「よみうり大手町小ホール」(約400人収容)の二つの多目的ホール等の文化施設が設けられています。




人の気配が全くない読売新聞ビルの正面エントランスの全景を撮影しました。




読売新聞東京本社ビルは、大手町の再開発工事の「玉突き方式」「ドミノ方式」の手法ではなく、旧社屋を解体している時期は中央区銀座の日産自動車旧本社ビルに仮移転し、新本社ビル開業時に再び移転してきました。




1971年に竣工した初代大手町社屋は2010年9月まで使用され、その後は本社機能の銀座への仮移転後に、すぐに取り壊し工事が始まりました。設計から完成まで約3年半という短期間で工事が終わっています。




日比谷通り前の正門エントランス前から見上げて撮影した読売新聞ビルです。




正門エントランスの左側には、東京地下鉄千代田線や半蔵門線の大手町駅入り口が設置されています。年末年始の時期の散策だったので、まだ使用前の状態でした。




読売新聞ビルの敷地の北側の通り周辺を撮影しました。読売本社ビルの敷地内にも歩道部分が整備されていて、以前よりも広々としていますね。街路樹なども綺麗に整備されていました。




敷地周辺だけでなく、屋上緑化などの環境対策も施されているそうです。



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