ちょうど午前11時00分、第2回目のお出ましで陛下がお言葉を述べられていました。新宮殿広場に集まっている人々が、陛下の御言葉が終わり、一斉に日章旗を振り始めました。
新年の一般参賀が行われる新宮殿、正式名称「長和殿」は南北の長さ約163メートルに及ぶ巨大な建物です。1879年(明治12年)に西の丸に新宮殿を造営することが決まり、1888年(明治21年)に明治宮殿が完成しました。
新年の一般参賀は両陛下や皇族の方々が、午前10時から午後2時20分までの間に全部で5階お出ましになられます。第2回目の午前11時のお出ましが終わり、次は午前11時50分となります。
…しばらく40分ほど待つことにします。
そして午前11時50分、両陛下や皇族の方々が再び広場前の人々の前に出てこられました。待っていた人々が一斉に旗を振り始めます。
これ以上近づくことが出来なかったです。影になってしまっていますが、背の高い男性は秋篠宮様でしょうか?参考までに、全国ニュースの映像と画像をどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=-Vt2I_I5zW8
産経新聞さんのネット記事から画像を拝借します。
陛下がお言葉を述べられた後、再び新宮殿の建物中へ入られてしまいました。
陛下の御言葉を聞くことが出来ただけでも良かったです。新宮殿の建物を少し観察してみます。
新宮殿、正式名称である「長和殿」は、南側から南車寄、南溜、波の間、松風の間、春秋の間、石橋の間、北の間、北溜、北車寄などの複数の建物群によって形成されています。
両陛下や皇族の方がお出ましになる中央部ベランダを真正面から撮影しました。
第4回(午後1時過ぎ)のお出ましに向けて、もう混雑が出来ていました。先へ進むことにします。
現在の新宮殿は、明治時代の新宮殿を取り壊して建て替えたもので、1969年(昭和44年)から使用されています。鉄骨鉄筋造で、地上2階地下1階、延べ面積22940平方メートルとなっています。
中央部ベランダ周辺は物凄い混雑となっていました。
国内の賓客が宮殿に参入される際の玄関である北車寄(きたくるまよせ)と松の塔へ向かって歩いていきます。
松の塔前から振り返って新宮殿を撮影しました。次回は宮内庁本庁舎や旧枢密院の建物などを観ていきます。