緑の、東京ブログ

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!! ※ブログタイトルを変更しました。

年明けの皇居:2014年1月2日、新年一般参賀と混雑 PART4

2014年01月08日 20時00分00秒 | 皇居周辺・城西


ちょうど午前11時00分、第2回目のお出ましで陛下がお言葉を述べられていました。新宮殿広場に集まっている人々が、陛下の御言葉が終わり、一斉に日章旗を振り始めました。




新年の一般参賀が行われる新宮殿、正式名称「長和殿」は南北の長さ約163メートルに及ぶ巨大な建物です。1879年(明治12年)に西の丸に新宮殿を造営することが決まり、1888年(明治21年)に明治宮殿が完成しました。




新年の一般参賀は両陛下や皇族の方々が、午前10時から午後2時20分までの間に全部で5階お出ましになられます。第2回目の午前11時のお出ましが終わり、次は午前11時50分となります。




…しばらく40分ほど待つことにします。




そして午前11時50分、両陛下や皇族の方々が再び広場前の人々の前に出てこられました。待っていた人々が一斉に旗を振り始めます。




これ以上近づくことが出来なかったです。影になってしまっていますが、背の高い男性は秋篠宮様でしょうか?参考までに、全国ニュースの映像と画像をどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=-Vt2I_I5zW8



産経新聞さんのネット記事から画像を拝借します。




陛下がお言葉を述べられた後、再び新宮殿の建物中へ入られてしまいました。




陛下の御言葉を聞くことが出来ただけでも良かったです。新宮殿の建物を少し観察してみます。




新宮殿、正式名称である「長和殿」は、南側から南車寄、南溜、波の間、松風の間、春秋の間、石橋の間、北の間、北溜、北車寄などの複数の建物群によって形成されています。




両陛下や皇族の方がお出ましになる中央部ベランダを真正面から撮影しました。




第4回(午後1時過ぎ)のお出ましに向けて、もう混雑が出来ていました。先へ進むことにします。




現在の新宮殿は、明治時代の新宮殿を取り壊して建て替えたもので、1969年(昭和44年)から使用されています。鉄骨鉄筋造で、地上2階地下1階、延べ面積22940平方メートルとなっています。




中央部ベランダ周辺は物凄い混雑となっていました。




国内の賓客が宮殿に参入される際の玄関である北車寄(きたくるまよせ)と松の塔へ向かって歩いていきます。




松の塔前から振り返って新宮殿を撮影しました。次回は宮内庁本庁舎や旧枢密院の建物などを観ていきます。

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年明けの皇居:2014年1月2日、新年一般参賀と混雑 PART3

2014年01月08日 08時00分00秒 | 皇居周辺・城西


二重橋の正門石橋と、西の丸大手門を通り抜けて、皇居の新宮殿前へ向かって歩いていきます。基本的に一本道なので、人々の歩く流れに沿って歩いていけば、新宮殿にたどりつくことが出来ます。




西の丸大手門の内側は、戦国時代以降の城郭の特徴である「枡形」が形成されていて、大きく右カーブを描きながら北へ向かいます。




二重橋のもう一つの橋である「正門鉄橋」へ向かって、更に緩やかな上り坂となっていきます。西の丸大手門の内側は「宮殿東庭」と呼ばれています。




普段は入ることが出来ない皇居の緑地帯の中を観察することが出来ます。緑地帯の中は芝生広場と木々が綺麗に整備されていて、意外とシンプルな感じでした。




二重橋のもう一つの橋である「正門鉄橋」の手前から急な上り坂となりました。この急坂が突然現れる構造も、戦国時代の築城理論に基ずいているのかもしれませんね。




正門鉄橋や新宮殿広場へ続く道から分岐している散策道を撮影しました。この散策道を通ると、宮中三殿や吹上御所方向へ向かうことが出来るのです(当然立ち入り禁止です)。




大勢の人々で埋め尽くされているので判りにくいですが、二重橋の「正門鉄橋」を渡っていきます。




新宮殿広場の南側に建っている「伏見櫓」が見えてきました。普段は正門石橋の手前から見渡すことしかできませんが、一般参賀ではすぐそばから見上げることが出来ます。




この「伏見櫓」は江戸城築城の第二期(三代将軍家光の時)の寛永5年(1628年)に京都伏見城から移築したものと伝えられています。




正門鉄橋を渡っていきます。この正門鉄橋自体も緩やかな上り坂と一体化されるように架橋されています。




正門鉄橋から見上げて撮影した伏見櫓です。江戸城時代の面影を残している貴重な建築物ですね。




緩やかな上り坂が終わり、巨大な石垣によって切り通しのようになっているスペースを超えていくと、新宮殿前の広場へ到着することが出来ます。




新宮殿広場前の門を通り抜けていきます。




新年の一般参賀で、両陛下や皇族の方々がお出ましになられる「新宮殿」前に到着しました。ちょうど2回目(11時00分)となるお出ましで、陛下がお言葉を述べられている最中でした。




新宮殿前の広場内はものすごい混雑で、近づくことすら難しかったです。仕方がないですが、遠くから陛下の御言葉を拝聴することにしましょう。

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