遅ればせながら、明けましておめでとうございます。今年も1年間よろしくお願いします。正月三箇日、東京地下鉄東西線の九段下駅前にやってきました。靖国神社へ初詣参りをします。
交通量が少ないと思われていた靖国通りですが、意外と車の量が多かったです。
靖国神社の敷地脇にある「九段坂」です。靖国神社の敷地は武蔵野台地の高台の斜面上に形成されています。
午後1時過ぎに訪れたのですが、すっかり太陽が低くなってしまい、夕方のような雰囲気に包まれていました。
正面奥の本堂まで伸びている約400メートル程の参道内は、ものすごい人で混雑していました。一年の中で、8月15日の「終戦記念日」と合わせて最も混雑する日なのではないでしょうか。
参道の両脇には屋台の出店が奥まで並んでいました。
靖国神社といえば、昨年2013年12月26日に安倍首相が参拝したことで一躍有名になりました。日本や世界のニュースで大きく報道されたこともあり、例年よりも人が多いと感じました。
参道内のイチョウ並木やソメイヨシノの木々は、全てが枯れ木状態となっていました。
参道の中央に建っている大村益次郎の銅像の脇を通り抜けていきます。大村益次郎は、幕末の長州征討と戊辰戦争で長州藩兵を指揮し、勝利の立役者となった人物です。
靖国神社は江戸時代末期の幕末に天皇家の社として建立され、「東京招魂社」と呼ばれていました。明治時代になって「靖国神社」と改名された経緯があります。
九段下側から2番目の鳥居である「青銅大鳥居」付近から、本堂へ向かって約200メートル程の行列が出来ていました。並ぶことにしましょう。
午後の時間帯の参拝だったので逆光になってしまいましたが、「神門」が見えてきました。ここまで来ると、私「緑」の後ろまで行列が出来始めてきました。
靖国神社は「天皇家のために戦った英霊」を祭るための神社であり、明治維新の功労者の一人である西郷隆盛は西南戦争で薩長閥に反旗を翻したために祭られていないなど、批判も存在しています。
「中門鳥居」が見えてきました。拝殿まであと100メートル程です。
靖国神社の「拝殿」が見えてきました。一般の人々がお正月の参賀ではいることが出来るのはここまでで、さい銭スペースが設置されています。
列に並んでから参拝するまで約1時間かかりました。靖国神社の拝殿を脇から撮影してみました。これで靖国神社への初詣は終わりです。今年1年間もよろしくお願いします。