緑には、東京しかない

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

厳冬のオーテモリ:大手町タワーの緑地帯を散策する PART2

2014年01月19日 20時00分00秒 | 東京駅周辺


緑地帯「大手町の森」入り口前から見上げて撮影した大手町タワーです。2009年11月から始まった再開発工事は、2013年10月の一次竣工によって商業施設や緑地帯が開業し、2014年4月30日にオフィス階や高層ホテルが全面開業予定となっています。




永代通りの歩道から撮影した緑地帯「大手町の森」の全景です。この緑地帯は、歩行空間と緑地空間を分ける形で設計されています。人通りが全くない大手町の森の中を散策していきます。




2013年10月の1次竣工時に訪れた時は、緑地帯内の木々は若木とはいえ緑に覆われていたのですが、年末年始の時期の散策だったので、全て枯れ木状態になっていました。




大手町タワーの敷地にはかつて、「みずほ銀行大手町本部ビル」と「大手町フィナンシャルセンター」の2つの高層オフィスビルが建っていたのですが、それらの跡地を一体的に再開発整備を行う「(仮称)大手町1-6計画」が持ち上がります。




大手町の森の緑地帯内を散策していきます。普段の平日は多くのビジネスマンの人たちで賑わっている緑地帯の中も、この日は閑散とした雰囲気でした。




みずほ銀行大手町本部ビル跡地には高さ200メートルの最新鋭オフィスビルを建設し、ビルの上層階には国際級外資系ホテルが計画されました。




2009年11月末、大手町タワーの設計・施工主である大成建設によって、上層階ホテル部分には世界有数のラグジュアリーホテルを擁する「アマンリゾーツグループ」が進出することが決定しました。




「アマンリゾーツグループ」とは、エイドリアン・ゼッカ氏が、1987年に設立した最高級ラグジュアリーホテルグループです。1988年にタイのプーケットにグループ最初のホテルである「アマンプリ」を開業したのが始まりです。




現在では、16ヶ国で24のリゾートホテルを展開するまでに成長しています。現在、アマンリゾーツグループは「アマン、ニューデリー」、「アマン・アット・サマーパレス、北京」という2つの都市型ホテルを展開しています。




アジアのリゾート地に展開するラグジュアリーホテルのイメージが強いアマンが、初めて日本の、ここ大手町に進出することになりました。「AMAN TOKYO」として、2014年4月末に開業する予定となっています。




大手町の森の緑地帯内から見上げて撮影した大手町タワーですが、高層オフィスビルの外壁そのものが、巨大な壁のように迫ってくる感じでした。




緑地帯「大手町の森」の面積は約3600平方メートル、敷地内には針葉樹や照葉樹の木々が多く植えられていて、散策道内には簡易的なベンチなどが設置されています。




これらの木々や植物は、別の敷地で地形や人工地盤、土壌などの条件を計画地に施行し、ある程度の期間の間に育成された「森」をそのまま計画地に移植する「プレフォレスト」という手法が採用されています。




千葉県君津市の山林(約1300平方メートル)の場所にその手法で木々や植物を育て、植物の生育状況や、適切な管理方法など約3年の検証を経て、大手町の森に移植されたのです。




再開発施設に本物の木々を植えるとなると、維持管理のために多大なコストがかかる印象が強いですが、実際には緑を増やすことによってそれ以上の「付加価値」を得ることが出来るのですね。



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厳冬のオーテモリ:大手町タワーの緑地帯を散策する PART1

2014年01月19日 08時00分00秒 | 東京駅周辺


次に2014年4月30日に全面開業する予定となっている「大手町タワー」周辺を散策していきます。大手町地区の高層ビル群の中では一番高い建物(高さ200メートル)であり、エースのような存在感のある高層オフィスビルです。




大手町タワーの全景を逓信ビル前から見上げて撮影しました。地上38階地下6階、高さ200メートルの高層オフィスビルであり、みずほ銀行大手町本部ビル(旧富士銀行本店)と大手町フィナンシャルセンター跡地の再開発事業です。




大名小路・大手町ビル前から見上げて撮影した大手町タワーです。約3ヶ月後の全面開業へ向けて、現在は内装工事などが実施されています(商業施設や緑地帯はすでに開業しています)。




去年の夏前後に散策した時は、大名小路に面した敷地は工事用フェンスに覆われていたのですが、現在は撤去されていて歩道や案内表示板などが綺麗に整備されていました。




南北方向に通っている大名小路と、東西方向に通っている永代通りが交差している「大手町駅前交差点」にやってきました。前回の記事の続きで年末年始の散策だったので、この日の永代通りは人通りが全くなくゴーストタウンみたいでした。




大手町タワーの敷地の、永代通りに面している側の全景を撮影しました。大手町タワーの再開発工事に合わせて、永代通りの歩道も新しく造り直されました。…歩道も若干、広く拡幅されたのではないでしょうか。




大手町駅前交差点前から見上げて撮影した大手町タワーです。この高層オフィスビルの壁面にも太陽光の室内への照射を抑制するため、カーテンウォール一枚ごとに垂直方向に庇(ひさし)が設置されていて、省エネルギー対策がなされています。




大手町タワー1階のオフィスエントランス内には巨大な柱が何本も設置されています。外から見ていても、オフィスエントランスの巨大さが実感できます。




永代通り歩道から見上げて撮影した大手町タワーです。真冬の淡い太陽の光がカーテンウォールに反射していました。午前中の時間帯の散策だったのですが、夕方のような雰囲気でした。




永代通りに面しているオフィスエントランス前にやってきました。この高層ビルの再開発プロジェクトは、長い間「(仮称)大手町1-6計画」と呼ばれていました。




2013年7月23日のプレス発表によって、高層ビルの施設名称が「大手町タワー」、商業ゾーンの名称を「OOTEMORI(オーテモリ)」となることが決定しました。




大手町タワーの建築主や事業主体は有限会社東京プライムステージ、東京建物、大成建設であり、設計と施行も大成建設が担当しています。




永代通りに面している高層ビル壁面側も工事用フェンスがほぼ完全に撤去されていますが、まだ一部でフェンスに囲まれている個所がありました。




大手町タワーの高層ビルの西側(皇居寄り)に整備されている緑地帯「大手町の森」の中を散策していきます。オフィス街の中も無人状態でしたが、緑地帯内も人の気配が全くなかったです…。




地下1階や2階に展開している商業施設「オーテモリ」内も、年末年始の時期だったので、コンビニエンスストアなどを除いて閉まっているみたいでした。



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