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緑地帯「大手町の森」入り口前から見上げて撮影した大手町タワーです。2009年11月から始まった再開発工事は、2013年10月の一次竣工によって商業施設や緑地帯が開業し、2014年4月30日にオフィス階や高層ホテルが全面開業予定となっています。
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永代通りの歩道から撮影した緑地帯「大手町の森」の全景です。この緑地帯は、歩行空間と緑地空間を分ける形で設計されています。人通りが全くない大手町の森の中を散策していきます。
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2013年10月の1次竣工時に訪れた時は、緑地帯内の木々は若木とはいえ緑に覆われていたのですが、年末年始の時期の散策だったので、全て枯れ木状態になっていました。
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大手町タワーの敷地にはかつて、「みずほ銀行大手町本部ビル」と「大手町フィナンシャルセンター」の2つの高層オフィスビルが建っていたのですが、それらの跡地を一体的に再開発整備を行う「(仮称)大手町1-6計画」が持ち上がります。
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大手町の森の緑地帯内を散策していきます。普段の平日は多くのビジネスマンの人たちで賑わっている緑地帯の中も、この日は閑散とした雰囲気でした。
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みずほ銀行大手町本部ビル跡地には高さ200メートルの最新鋭オフィスビルを建設し、ビルの上層階には国際級外資系ホテルが計画されました。
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2009年11月末、大手町タワーの設計・施工主である大成建設によって、上層階ホテル部分には世界有数のラグジュアリーホテルを擁する「アマンリゾーツグループ」が進出することが決定しました。
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「アマンリゾーツグループ」とは、エイドリアン・ゼッカ氏が、1987年に設立した最高級ラグジュアリーホテルグループです。1988年にタイのプーケットにグループ最初のホテルである「アマンプリ」を開業したのが始まりです。
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現在では、16ヶ国で24のリゾートホテルを展開するまでに成長しています。現在、アマンリゾーツグループは「アマン、ニューデリー」、「アマン・アット・サマーパレス、北京」という2つの都市型ホテルを展開しています。
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アジアのリゾート地に展開するラグジュアリーホテルのイメージが強いアマンが、初めて日本の、ここ大手町に進出することになりました。「AMAN TOKYO」として、2014年4月末に開業する予定となっています。
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大手町の森の緑地帯内から見上げて撮影した大手町タワーですが、高層オフィスビルの外壁そのものが、巨大な壁のように迫ってくる感じでした。
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緑地帯「大手町の森」の面積は約3600平方メートル、敷地内には針葉樹や照葉樹の木々が多く植えられていて、散策道内には簡易的なベンチなどが設置されています。
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これらの木々や植物は、別の敷地で地形や人工地盤、土壌などの条件を計画地に施行し、ある程度の期間の間に育成された「森」をそのまま計画地に移植する「プレフォレスト」という手法が採用されています。
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千葉県君津市の山林(約1300平方メートル)の場所にその手法で木々や植物を育て、植物の生育状況や、適切な管理方法など約3年の検証を経て、大手町の森に移植されたのです。
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再開発施設に本物の木々を植えるとなると、維持管理のために多大なコストがかかる印象が強いですが、実際には緑を増やすことによってそれ以上の「付加価値」を得ることが出来るのですね。
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