草津温泉バスターミナルへ戻る前に、もう一度湯畑内を散策してみました。この日は雲一つない快晴の青空であり、帰宅して調べてみたら、南関東一帯も快晴の青空だったようです。
湯畑の周辺の木々もうっすらと紅葉が始まっていました。この記事が上がるころには紅葉最盛期は過ぎていて、もしくは雪が降って真っ白になっているかもしれません。
湯畑から草津温泉バスターミナルへ向かって伸びている上り坂を歩いていきます。
上り坂を上っていくと、草津温泉バスターミナル前の「バスターミナル前交差点」にやってきました。バスターミナルに着いたら、あらかじめ買っておいた特急列車に接続できる路線バスに乗車します。
草津温泉バスターミナルからバスで20分ほど乗車し、JR吾妻線の長野原草津口駅前にやってきました。路線バスはJRバス関東の高速専用車両でした。午後の時間帯だったので、路線バスは満員でした。
長野原草津口駅のバス停前から、吾妻川沿いの稜線群を見渡して撮影しました。吾妻川の下流側には「吾妻渓谷」という紅葉の名所が広がっていて、今が紅葉の最盛期かもしれません。
長野原草津口駅なのですが、しばらく見ない間に見違えるほど変わってしまいました。オンボロの駅舎が建っていたのですが、解体されてなくなっていました。帰りの電車まで少し時間があるので、少し駅の中を探検してみます。
長野原草津口の新駅舎は、以前の古い駅舎の西側に新設されていて、ヤフーで調べてみると2013年8月1日から供用開始されているのだそうです。民主党政権によって八ッ場ダムの建設が再開された2年後なのですね。
八ッ場ダムですが、長野原草津口駅の下流側に現在も建設工事中です。東京オリンピックが開催される1年前の2019年に完成予定となっていて、既に本体工事も始まっているそうです。
この長野原草津口駅と周辺は、ダムの底に沈むことはありませんが、ダムの工事に合わせて老朽化した駅舎を建て変えて、駅構内の線路配置も大胆に変更しています。
新築駅舎に併設されている「長野原・草津・六合ステーション」の建物を撮影しました。食堂と長野原地区の土産物店が入っていて、2015年8月2日に開業しています。
長野原草津口駅前の広大なロータリーを見渡してみました。草津温泉や北軽井沢への路線バス、東京方面への高速バスが頻繁に発着する大規模ターミナルであり、以前よりも広くなっていますね。
長野原草津口駅の新駅舎の全景を撮影しました。東京方面と、草津温泉という一大観光地との中継地点としての役割が大きく、乗客の多くは駅周辺には流れていきません。長野原町の観光名所、吾妻渓谷以外にあまり思いつかないですね。
改札口を通り、ホーム内から駅前ロータリーを見渡して撮影しました。
15時43分発の「特急草津4号 上野行き」の指定席に座って、東京へ向かいます。どこかで見た車両だなと思ったら、常磐線の特急列車でした。上野到着は通勤ラッシュ時の18時09分であり、通勤ラッシュの中電車に乗って千葉方面へ帰りました。