みどりの野原

野原の便り

10月11日 生駒駅から一分駅へ

2009年10月11日 | Weblog
フリーハイキングに1人で参加した。
電車で近くにいる女性。どこかで見たことがあるなあと思うが思い出せ
ず、生駒駅に到着して思い切って尋ねてみた。
やっぱり知っている人とわかり、すっきり。

おまけにもう一人よく知っている人なのに名前が出てこない。
名前を聞いて、そやそやFさんや・・・情けない。
Fさんとは前になり後ろになりご一緒させていただいた。

生駒駅から少し歩くともう渓谷の趣。
滝の行場のある清滝南陽院から谷沿いに登れば大乗滝寺。
名前は聞くが初めての所だ。


        大乗滝寺

この谷は竜田川の源流らしい。
渓谷の道は台風の風にちぎられた小枝がたくさん落ちていた。


落ちていたヌルデのムシコブ。5㎝位ある。虫の出た穴があった。
これが五倍子といい染料などにされたそうだ。


山の上の民家の前の駐車場はまるで展望台のよう。
向こうに低く矢田丘陵が見えた。若草山・大文字も見えた。

地図は貰っているが、人の流れにしたがって宝山寺へ。
 
  
右が本堂 堂内不動明王の前では火が焚かれ、炎が高く上がっていて
驚いた。

左の立派な重なりの屋根のお堂は聖天堂らしい。大聖歓喜自在天(聖天
さん)が祀られている。
後ろにそびえたつ岩山がより威厳を醸しているようだ。
岩山の上の方の穴には仏像でもお祀りしてあるのかと双眼鏡をのぞいたが、
それらしいものも見えない。・・がネットで般若窟と書いてあったので、
やっぱりお祀りしてあるのかも。

階段横の石柱に、金額の上に「永代浴油」と書いてある。どういう意味?
調べてみたら、聖天像に油を濯ぐ祈祷を受けた信者の寄進 ということか。

宝山寺を後に下り道。
途中のスリランカ料理店近くで知人に出会う。


生駒は生駒石の産地。ここは石切場らしい。石を切る機械が据え付けられ
ていた。

古墳のある竹林寺を経て、往馬大社(いこまたいしゃ)
へ。
今日は「火祭り」がある日らしい。屋台がたくさん並んでいた。

  
屋台には「キャラクタ-すくい」なんていうのもあった。

 
      往馬大社本殿          雷で焦げた神木のスギ

うろうろしていたら、伊古麻都彦神社で、知人に出会った。
15年ぶりぐらいかな?
ここは氏神様なんだとか。「娘が巫女さんやってるね」とのこと。

生駒・往馬・伊古麻 いこまのいろんな表記が出てきた。

  
左)火祭りに使われるゴゴウシと言われるススキの穂の束が出番を待って
いた。
境内広場では子供の神輿が出ていた。
神楽の奉納に続いて3時からは火祭りが行われるという。
う~ん3時ねえ。待ち時間が2時間もある・・・面白そうだけど・・・

結局心を残しながら火祭りは見ずに帰った。

1人で来たのに次々と知り合いに出会い、全く広いようで狭い世の中だ。
コメント
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