上~尾曽~竜在峠~栢森へ 山もだいぶ春めいてきた。
ショウジョウバカマ(白)や トウゴクサバノオ ネコノメソウの
仲間など小さい草花も咲きだした。木も芽吹き、春を実感。
尾曽の古道で小型のショベルカーが山道を塞いでいた。
片方のキャタピラが谷の方に食い込んでいる。
まあこんな危なっかしいところで作業? と思ったら、そうではな
くて、細い山道に滑り落ちそうになっているのだった。
今から引き上げる、とのことでワイヤーなどを準備しているところ
だった。ここを通るにはちょっと無理があるわ。
手伝うこともできず、気をつけてと通り過ぎたがうまく脱出できた
かな? 尾曽からこの細い山道を下ってきたらしい。
尾曽から冬野へ。そして本居宣長も通ったという竜在峠を通り栢森
へ下りた。
途中の休憩所には菅笠日記の一文が掲げてある。
ここは昔の茶屋の跡らしい。「山道を登って着いた茶屋の辺りから
は国中が見渡せた・・」という意味の文が書かれていたが、
今は四方全く見晴らしはきかない。
前は途中で見晴らしのいいところもあったが、植えた木が大きくな
ってほとんど見晴らしのきくところはない。
昔と今とではずいぶん山道の感じも違っていたのだろうが、
高貴な方から庶民までどれだけの人がこの道を通ったことだろう。
今は人通りも絶えた山道だが、どなたがされているのか草刈りもさ
れ、さっきのショベルカーも道の補修に来られたようだし・・
ありがたいことだ。
オオチャルメルソウやアケビも咲きだした。
朝、栢森で山菜とりに来た2人の人を見た。
そして、地元の人が「かってにフキなどを採っていく」と嘆いて、
というより怒っておられた。「よその人はかないません」と・・
畑の方や柵を超えて入る人もいるらしい。
「入らないで」の看板も「効きません」と言われる。
確かに畑の斜面も畑の人のものだし、山もみんな持ち主がある。
「いいよ」という人もいるだろうけど、山菜を採るのを楽しみに
手入れをしているお家もある。
山菜採りは常識の範囲を超えないように気をつけよう。
山野草も家に持ち帰らず、山に来て楽しみましょう。
美しい山がいつまでも美しくあるために。
ショウジョウバカマ(白)や トウゴクサバノオ ネコノメソウの
仲間など小さい草花も咲きだした。木も芽吹き、春を実感。
尾曽の古道で小型のショベルカーが山道を塞いでいた。
片方のキャタピラが谷の方に食い込んでいる。
まあこんな危なっかしいところで作業? と思ったら、そうではな
くて、細い山道に滑り落ちそうになっているのだった。
今から引き上げる、とのことでワイヤーなどを準備しているところ
だった。ここを通るにはちょっと無理があるわ。
手伝うこともできず、気をつけてと通り過ぎたがうまく脱出できた
かな? 尾曽からこの細い山道を下ってきたらしい。
尾曽から冬野へ。そして本居宣長も通ったという竜在峠を通り栢森
へ下りた。
途中の休憩所には菅笠日記の一文が掲げてある。
ここは昔の茶屋の跡らしい。「山道を登って着いた茶屋の辺りから
は国中が見渡せた・・」という意味の文が書かれていたが、
今は四方全く見晴らしはきかない。
前は途中で見晴らしのいいところもあったが、植えた木が大きくな
ってほとんど見晴らしのきくところはない。
昔と今とではずいぶん山道の感じも違っていたのだろうが、
高貴な方から庶民までどれだけの人がこの道を通ったことだろう。
今は人通りも絶えた山道だが、どなたがされているのか草刈りもさ
れ、さっきのショベルカーも道の補修に来られたようだし・・
ありがたいことだ。
オオチャルメルソウやアケビも咲きだした。
朝、栢森で山菜とりに来た2人の人を見た。
そして、地元の人が「かってにフキなどを採っていく」と嘆いて、
というより怒っておられた。「よその人はかないません」と・・
畑の方や柵を超えて入る人もいるらしい。
「入らないで」の看板も「効きません」と言われる。
確かに畑の斜面も畑の人のものだし、山もみんな持ち主がある。
「いいよ」という人もいるだろうけど、山菜を採るのを楽しみに
手入れをしているお家もある。
山菜採りは常識の範囲を超えないように気をつけよう。
山野草も家に持ち帰らず、山に来て楽しみましょう。
美しい山がいつまでも美しくあるために。